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サンビタリアとは?気になる花言葉や育て方をご紹介!寄せ植えのコツは?

サンビタリアをご存知でしょうか?サンビタリアとはとても可愛らしい黄色い花。這うように広がっていくので、花壇を鮮やかに彩ってくれます。今回はそんなサンビタリアの特徴・育て方から花言葉、寄せ植えのコツまでまとめましたので是非参考にして下さい。
2020年8月27日
T・S
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サンビタリアとは?

サンビタリアとはキク科の花で、学名を「Sanbitalia procumbens」、別名はジャノメギクと言います。画像のように見た目がとても可愛らしいので、ガーデニングでもとても有名ですね。育てやすさは中級者向け。多少気を使ってお手入れをしてあげないと状態が悪くなってしまうお花ですが、そこまで難しいという訳ではありませんので、是非チャレンジしてみて下さい。

サンビタリアの特徴

這うように広がるサンビタリア

サンビタリアの特徴は、やはり這うようにして広がっていく様です。枝垂れるように育って大きくなっていくサンビタリアは花壇のボリュームアップにも最適ですし、寄せ植えにも大活躍してくれますね。花壇が寂しいけど何を植えればいいのか分からないという時は、是非サンビタリアも検討しましょう。ただし、耐寒性があまりありませんのでかなり寒い地域だと育てるのが難しいです。

サンビタリアの花は夏から秋に咲く

サンビタリアの花は夏から秋にかけて咲きます。早くて5月頃から11月頃にかけて花が咲きますので、開花期は長めですね。長い期間花壇を幅広く彩ってくれますので、華やかな花壇を作りたい方におすすめです。ここからは育て方をまとめさせて頂きますが、気温条件や日光などが整えられれば普通に育てられるかと思いますので、是非参考にチャレンジしてみて下さい。

サンビタリアの育て方①環境

日当たりの良い場所で

サンビタリアは日当たりが悪いと徒長してしまいます。徒長とは茎の部分が無駄に伸びてしまうことです。せっかくボリューム感のあるサンビタリアを育てているのに、徒長してしまっては良さが半減してしまいますので、日当たりの良い場所で育てましょう。高温多湿には弱いので西日が当たらない場所を選びたいですね。

雨は当たらない方がいい

サンビタリアは高温多湿に弱いというのもあり、長く雨があたり続ける環境はあまり良くありません。ですので、出来れば軒下の花壇などがベストな場所ですね。また水はけも気にしてあげたいところですので、盛り土をして植え付けをするのも良い植え方です。

サンビタリアの育て方②土づくり

水はけの良い弱アルカリ性で

サンビタリアの特徴として、弱アルカリ性の土を好みます。ですので、弱アルカリ性になるように土作りをしてあげましょう。水はけも大切ですので、赤玉土を半分くらいに、腐葉土とピートモスを混ぜ、苦土石灰を僅かに加えて弱アルカリ性に調整します。用土をしっかり整えてあげられればすくすくと育ってくれますので、土作りは適当にしないようにしましょう。

庭植えでも若干の調整を


庭植えをする場合も土の調整を少ししてあげましょう。植え付けをする二週間前くらいに腐葉土と苦土石灰を土に混ぜることで、植え付けをする頃には馴染みます。庭植えの場合は用土よりも環境が心配ですので、植え付けをする場所をよく吟味したいですね。また、とても暑い地域や寒い地域だと庭植えは難しいので、そういう場合は鉢植えがおすすめです。

サンビタリアの育て方③植え付け

サンビタリアの植え付けは春か秋に

サンビタリアを植え付ける季節は春か秋に行いましょう。サンビタリアは暑い季節を嫌いますので、春か秋のような心地よい季節に植え付けをすることで上手く育てることが出来ます。具体的には4~6月、または9月頃の季節が適していますね。6月を超えて梅雨に入ってしまうと上手くいかないことが多いので、早めに植え付けは終わらせるようにしましょう。

高温時期の植え付けは避ける

9月の植え付けも可能だと先述しましたが、もしもまだ気温が高い場合は植え付けを避けましょう。サンビタリアは高温多湿を嫌う特徴がありますので、9月に入っているからと言って、適さない環境で植え付けを行ってしまえば枯れる可能性があります。住んでいる地域にもよる部分がありますので、ご自分の環境に合わせて植え付けを行いましょう。

サンビタリアの育て方④水やりと肥料

土の表面が乾いたら水やりを

サンビタリアの水やりは、土の表面が乾いてから行いましょう。かなり強い植物であれば連続して水やりをしても大丈夫な場合がありますが、ガーデニングの基本は土の表面が乾いてから水やりをすることです。また、高温になる季節に渇きすぎてしまうと危険ですので、暑い季節は渇きすぎていないか、お手入れとセットでチェックしてあげましょう。

庭植えなら様子を見ながら

庭植えの場合は雨の水分と地下からの水分がありますので、頻繫に水やりをする必要はありません。とはいえ、真夏の時期にはやはり乾燥してしまいがちですので、様子を見ては水やりをしましょう。少ししおれがちになっている時は水が必要です。

サンビタリアの育て方⑤植え替えと増やし方

植え替えはしない方が良い

実はサンビタリアは植え替えをしない方が良い植物です。サンビタリアは根を傷つけると成長不良となる可能性がありますので、一旦植え付けをしたら植え替えをせず、そのままにしてあげましょう。ただし、どうしても植え替えをしなければならない場合は、春か秋などの穏やかな季節に、細心の注意を払って植え替えを行います。基本的には植え替えをしない方が良いということを覚えておいて下さい。

サンビタリアの増やし方は種まきがおすすめ

植物の増やし方は様々ありますが、サンビタリアの増やし方は種まきがおすすめです。種まきをするなら3~4月、または9~10月の季節に行いましょう。バーミキュライトという土に種をまき、少しだけ覆土をすることで芽が出てきます。ある程度大きくなったら鉢に植え替えをしてあげて大きく育てていきましょう。覆土をするときは種が見えるか見えないか程度の薄さにしてください。

サンビタリアの手入れ


手入れ①うどんこ病対策

サンビタリアはうどんこ病や立ち枯れ病などにかかりやすいと言われています。そういった病気を避けるためには、サンビタリアが苦手とする高温多湿を避けてあげる必要がありますね。水はけの良い土を使い、水をあげすぎないことで予防出来ますので、高温多湿に気を付けてお手入れしてあげましょう。

手入れ②害虫対策

サンビタリアを襲う害虫はアブラムシとナメクジです。アブラムシが発生しはじめてからの対策も色々とあるのですが、簡単なのはやはり薬剤散布ですね。また、雨の多い季節になってくるとナメクジが増えてきます。ナメクジは夜に活発に活動しますので、夜間に見回って駆除したり、鉢植えであれば鉢底をチェックして駆除してあげましょう。

サンビタリアの花言葉

サンビタリアの花言葉は愛に関するものが多いです。「私を見つめて・愛の始まり・切なる喜び」の三つの花言葉が知られていますね。このような花言葉ですので、誰かを好きになった時にサンビタリアを贈ると良いとされています。花言葉の印象的には、女性から贈ると良さそうな内容となっていますね。誰かにサンビタリアを贈る際には、花言葉の意味も考えて贈りましょう。

サンビタリアの寄せ植え

サンビタリアとユーフォルビアの寄せ植え

サンビタリアは寄せ植えによく使われている花で、画像のような洋風な雰囲気にとても合います。とはいえ、実は鉢植えをする時は単独で育てた方が環境としては良いので悩ましいところですね。もし鉢の中で寄せ植えをする場合は、高温多湿にならないような環境作りを心がけましょう。

手前を彩るサンビタリア

サンビタリアは小さなお花が特徴的ですので、その小さな花を活かすような植え方をするのがおすすめです。こちらの画像では大きなお花を背に植えて、小さなサンビタリアを手前に配置することでバランスのとれた植え方になっていますね。とても参考になる、真似のしやすい植え方です。

サンビタリアを全面に出さなくても良い

サンビタリアは全面に押し出していくよりも、少し彩る程度で使うのがおすすめです。メインのお花の引き立て役ということですね。小さいお花の特徴を活かして、可愛らしく植えましょう。メインのお花の存在をかき消すほどサンビタリアを植えてしまうとバランスが崩れてしまいますので注意して下さい。

壮大な寄せ植え

サンビタリアをグランドカバーにして壮大に寄せ植えをした好例です。とても色鮮やかで美しく植えられていますね。サンビタリアは地面が見えないように広がってくれますので、こういった使い方はとてもおすすめです。お庭が少し寂しいと感じた時には、是非隙間にサンビタリアを植えてみましょう。

サンビタリアに関してのTwitter


種まきが心配?

こちらのツイートでは種まきを心配している様子が書かれています。サンビタリアの種まきはそこまで難易度は高くありませんが、種まきは確かに心配になるものかもしれませんね。種まきをする際は覆土を薄めにして、出来れば気温条件なども整えてあげたいところ。ちゃんと環境を整えてあげられれば、問題なく芽が出てくるはずですので環境作りを頑張ってみて下さい。

サンビタリアとルドベキア

こちらのツイートでは、お花屋さんを30年間やっている方による忠告が書いてあります。ルドベキアとはサンビタリアと同じくキク科のお花で、ヒマワリのような見た目の花を持っているのもサンビタリアと同じ。ですので、サンビタリアと間違えてしまう方が沢山いるのです。どちらも素敵な花ですが、間違えたままだと恥ずかしい想いをしてしまうかもしれませんので注意しましょう。

植え方の参考に

こちらのツイートでは、サンビタリアを円の中心にして、とても壮大に植えられています。植物園だからこそ出来る植え方ですが、大きめのお庭を持っている方であれば参考に出来るかもしれません。こうした形を考えるのも、植え方の楽しみ方の一つですね。是非、画像を参考にして楽しい植え方を考えてみましょう!

まとめ~サンビタリアの育て方~

今回の「サンビタリアとは?気になる花言葉や育て方をご紹介!寄せ植えのコツは?」はいかがでしたでしょうか? サンビタリアはとても素敵な花ですが、育て方にはちょっとコツがありましたね。高温多湿を嫌う特徴をちゃんと考えて、環境を作ってあげる必要があります。また、病害虫の被害を受けることもありますので、お手入れも大切。お手入れさえちゃんとしてあげられれば問題なく育てられるかと思いますので、是非チャレンジしてみて下さい!

ガーデニングが気になる方はこちらもチェック!

今回はサンビタリアについてまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」では他にも様々なガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。