笑's フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱G-neo
キャプテンスタッグ 煙突ストーブUG-11
スノーピーク グローストーブ KH-100BK
ちびストーブIII 小川テント
トヨトミ RR-GE25(G)
LAMB 一酸化炭素チェッカー
だるま型のストーブ
鋳鉄製の暖房器具で、昔は駅や学校で使われた寸胴型のだるまストーブ。その頑丈さと使いやすさは、キャンプ・アウトドアの世界でも効果を発揮します!
ここでは持ち運びが簡単で、大人数でも暖をとれるおすすめのストーブを厳選して、使い方から設置のコツまで紹介していきます。おしゃれで愛らしいだるまストーブのあるサイトは、周りのキャンパーから見ても憧れの的間違いなし!
だるまストーブのメリット
数ある暖房器具の中でも、扇風機のように熱を一方向に伝える「石油ファンヒーター」に比べ、対流型の熱を放出するだるまストーブは、効率よく空間を温めてくれます。
冷気を吸い上げ放射状に熱を出すため、タープやシェルター内で、みんなで温まるにはおすすめの暖房器具です。また石油ストーブの場合は、ガスストーブに比べて燃料が安く、燃費がいい製品が多いです。
上方向にも熱が放射するため、設置する時にはタープの下など、天井のある場所を選びましょうね。
だるまストーブのデメリット
だるまストーブは、いいとこばかりではありません。最大のデメリットはサイズです。薪ストーブは、細かく分解できるものが多いですが、それでも他のキャンプ道具に比べて幅を取ります。
対流型石油ストーブの場合、分解できないものが多く、横にもできないため、車載時の優先順位がどうしても上がってしまいます。とは言え、使い方が簡単で大勢であたたまるためには、仕方のない犠牲かもしれません。
ストーブはどうやって車載するの?
最大のデメリットであるサイズですが、車にしっかり積載可能でしょうか?ミニバンでキャンプする分には問題なさそうですが、セダンや小型車で出かけるキャンパーも多いのではないでしょうか。
特に対流型石油ストーブは分解ができないため、車に乗るのかのチェックは事前に必要になりますね。ストーブ本体やガラス面を傷つけないためにも、専用カバーや毛布で包むなど工夫が必要です!車にパンパンに詰め込んで後ろが見えなくなり、思わぬ事故を起こさないよう無理ない荷造りをしましょう。
だるまストーブの種類と燃料
アウトドアで使う暖房器具の燃料は、ガス・石油・薪・電気などたくさんあります。市販されているだるまストーブは、薪や石油を燃料にすることが多く、薪と石油では設置から使い方まで異なる点が多々あります。どちらが向いているかチェックしてみて下さい!
薪ストーブ:火力の高さと暖かい炎
その名の通り、薪をくべて燃焼させるタイプです。暖房器具の中ではダントツの火力を持ちますが、設置後の移動が困難で、小型のタイプは市販の薪が入らないため、現地で薪割りが必要です。
ほとんどの製品に煙突が付いているものが多く、モノポールテントと組み合わせれば、それだけでおしゃれに見えますね。海外製のものも多く、ころりと丸い、まさに達磨のような、だるまストーブを追求するなら薪ストーブがおすすめです!
薪ストーブのメリット
・火力が高く、火が安定する ・天板部で調理やお湯を沸かせる ・比較的単純構造で安価なものが多い ・薪を使い、本格的なキャンプ感を楽しめる
薪ストーブのデメリット
・重くて設置から点火に時間がかかる ・薪割りが必要 ・薪を買う場合燃費が高くつく ・撤去時に炭の回収などの手間がかかる
石油燃料:設置後の移動も簡単
キャンプ場でもよく見かける石油ストーブタイプは、電源はもちろん煙突もなく、重量も10kg程度のため、移動が簡単です。女性でも持てる重さは嬉しいですね!
薪ストーブに比べて、燃費がいいのも特徴です。石油ストーブの主な燃料は灯油です。薪ストーブに比べ扱いやすく、電池着火のものが多いため点火も簡単です。だるま型のストーブデビューには、燃料も点火も簡単な、対流型石油ストーブをおすすめします。
石油ストーブのメリット
・特に天井のある空間では効率のよい熱対流を起こせる ・女性でも運べるものが多く、点火までの時間が短い ・シェルター内では照明の代わりにもなる ・冬場は自宅でも使用可能 ・シールなどおしゃれにデコレーションできる
石油ストーブのデメリット
・部品数が多く、高価なものが多い ・風の強い屋外では炎が飛ぶ可能性があり危険 ・灯油の抜き差しが必要 ・車載時横にできないため、奥スペースが限られてしまう
だるまストーブの点火方法
ここからはストーブを使うために、必要な点火方法を紹介します。薪ストーブと石油ストーブ、どちらが向いているかをチェックしてみましょう
設置から点火まで(薪ストーブ)
<設置前の準備> ・設置場所を決める ・本体を組み立てる ・薪を割る 薪ストーブは煙突、足、釜部分など細かく分解できるものが多く、設置場所も最初に決める必要があります。
着火剤やバーナーがあると、簡単に火つけができます。
1.薪をくべる(この時、空気の流れができるように) 2.煙突がある場合、空気の流れを作るため、釜内上部にバーナーをあてる 3.燃料or薪に点火(30秒〜1分) 4.火が落ち着くまで待つ
焚き火と同じノウハウですが、不慣れな方だと時間がかかるところです。余裕をもって準備しておくことをおすすめします。
設置から点火まで(石油ストーブ)
薪ストーブに比べ、石油ストーブは初心者でも簡単に点火できます。 簡単に言えば、コンロの火を点けるのと同じ要領です!
1.安全で平らな場所に設置 2.燃料(灯油など)を注ぐ 3.つまみを回し、点火バー(電池着火)を下げる
たったこれだけの工程で点火完了です!多くの製品は同様の方法で点火します。燃費を意識して火力を弱くすると、不完全燃焼を起こすため、火床から1cmは炎が出るよう調整しましょう。
おしゃれなだるまストーブ紹介!
ここからは、数ある暖房器具の中から厳選して、おしゃれで使い方も簡単なだるまストーブを紹介していきます!おすすめのものばかりなので、ぜひチェックして下さいね!
1.snowpeakグローストーブ
人気ブランドの定番ストーブ
スノーピーク グローストーブ KH-100BK
重量 | 5.9kg |
---|---|
燃料 | 灯油 |
人気アウトドアブランド「スノーピーク」製のストーブ。コンパクトなサイズ感でキャンプでも使いやすいです。燃焼時間も20時間と、燃費は抜群!1dayキャンプには余裕すぎるスペックになります。
遠赤外線効果
グローストーブ最大のポイントは、遠赤外線効果で小さいサイズながらも、効率よく暖めてくれること。360度全方向から、じんわりとした暖かさを感じられるため、寒い時期でも快適に過ごせます。
安全装置装備
耐震自動消火装置も備わっているため、いざというときにも安心。細かな気配りもさすがスノーピークですね!キャンプにはもちろんですが、自宅に1つ置いておくのもおすすめのストーブです。
2.トヨトミ 対流形石油ストーブ
家庭用だが野外でも活躍
トヨトミ RR-GE25(G)
重量 | 6.2kg |
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燃料 | 灯油 |
レインボーで美しい見た目が魅力の製品です。家庭向けに作られているため、多少の不便さはあるものの、キャンプでの使用でも十分活躍します!
シンプルな外観を活かして、シールなどでアレンジしたオリジナルのストーブを作れば、愛着が増すこと間違いなし!炎だけでなく、デザインがおしゃれであることも魅力といえます。
3.ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ ちびストーブ3
薪だるまストーブの定番
ちびストーブIII 小川テント
重量 | 約5.2kg |
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燃料 | 薪、炭 |
肌寒い時期のキャンプでは、必ずと言っていいほど見かける「ちびストーブ」。長い煙突を備えているため、モノポールテントや煙突対応シェルターでも使用可能です。ただし自己責任になるので、とにかく注意して扱うようにしてください。
小型のわりに奥行きがあるため、薪をくべやすい点もオススメです!
収納も”ちび”
細かく分解でき、付属のキャリーバックに入れれば、車内でも比較的コンパクトに収納できます。設置の際も組み立ては簡単なので、初心者には特におすすめです!
4.キャプテンスタッグ KAMADOかまど
BBQも焚火もダッチオーブンもできる万能選手
キャプテンスタッグ 煙突ストーブUG-11
重量 | 6.3kg |
---|---|
燃料 | 薪、炭 |
天板には、やかんを置くもよし、BBQ網で肉を焼くもよし、マルチに活躍できる薪ストーブです。ドラム缶のような本体は蓋を外せば、焚き火もできるため、一風変わったおしゃれな焚き火台としても使えます
5.笑's フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱
リュックにも入るコンパクトさ
笑's フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱G-neo
重量 | 約5.3kg |
---|---|
燃料 | 薪 |
最後に紹介するのは、笑’sが手がける「焚き火の箱」です。こちらは、機能的で独特なアウトドア総合ブランド・笑’sならではの商品となっています。
ガラス面が大きく作られているので、焚き火を楽しみながら安全に暖を取れる画期的な商品です。だるま型ではないですが、リュックからストーブが出てきたらおしゃれでしょう!
ツーリングキャンプやソロキャンプには欠かせない収納力はお見事です!
念のため一酸化炭素チェッカーを用意
一酸化炭素中毒に注意
LAMB 一酸化炭素チェッカー
サイズ | 高さ : 3.50 cm 横幅 : 10cm 奥行 : 10cm |
---|---|
重量 | 81g |
空気を燃焼させる上で気をつけなければならない、一酸化炭素中毒対策は必ず行いましょう。ネットではよく「苦しくなったら逃げればよい」という意見がありますが、気付いた時には身体は自由に動かなくなっています。
使用後の燃料も、絶対にテント内には持ち込まないよう気をつけましょう。
自分の身は自分で守る
一酸化炭素チェッカーは、安価なものから高価なものまであるため、どれを用意するかは悩みます。しかし、最も大切なことは、一酸化炭素中毒を引き起こすような状況を作らないことです。
使い方を守り、安全で楽しいキャンプライフを送りましょう!
だるまストーブを使ってみよう!
いかがでしたか?だるまストーブは、一見ハードルの高いアイテムのように思うかもしれませんが、使い方は簡単で、車載することさえできれば、秋〜春に活躍すること間違いなしです。
2人以上でのキャンプには、必須アイテムとも言えるでしょう。なにより、まんまるとしたかわいいフォルムを見ているだけで、心から暖かくなりますね。この機会にぜひ、次のキャンプに持ち出して使ってみてくださいね!
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