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ディープリムホイールおすすめ10選!比較でわかる選び方や効果もご紹介!

近年ますます人気が高まっているディープリムホイールですが、具体的にどんな効果があるのでしょうか?人気というからには、外見だけでなく性能面でもかっこいいはずです。そこで、ディープリムホイールの選び方や効果、目的別におすすめのものをご紹介してゆきます。
2020年8月27日
kashuyu10386
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この記事で紹介しているアイテム

BONTRAGER(ボントレガー) Aura(オーラ)5 TLR

シマノ デュラエース WH-R9100-C60-CL クリンチャー 前後セット(EWHR9100C60FRCC) ホイールバック付属 EWHR9100C60FRCC

FULCRUM フルクラム レーシング クアトロ RACING QUATTRO ロードバイクホイール 前後セット (クリンチャー)

【特急】シマノ デュラエース WH-R9100-C40-CL クリンチャー 前後セット(EWHR9100C40FRCC) ホイールバック付属

BONTRAGER(ボントレガー) Aeolus(アイオロス)5 TLR D3 CL

【CAMPAGNOLO】(カンパニョーロ)ボーラ ウルトラ 50 カーボンチューブラーホイール 前後セット(カンパ) (2018)

【MAVIC】(マビック)Cosmic Ultimate(コスミックアルチメイト)チューブラーホイール フロント用

Lightweight(ライトウェイト) MEILENSTEIN(マイレンシュタイン) ホイール

Campagnolo カンパニョーロ BULLET ULTRA 50 CULT WO バレットウルトラ 50クリンチャー(ダークラベル) シマノ(9-10-11S) 前後セット(8056734282412)

ディープリムホイールの特徴

ディープリムホイールの第一印象といえば、ロードバイク用に位置していながら、「たくましい」、「重厚感」、「かっこいい」などの、シャープさとは逆の言葉が思いつかれたと思います。実際、速さなどの性能はどうでしょうか?おすすめホイールをご紹介する前に、効果と選び方をこれから解説していきます。

特徴1:リム高

真にディープリムと言えるのはリムハイト50mm以降で、35mm~50mm未満はセミディープとされています。それ以下のリム高はロープロファイルになります。

特徴2: 素材

ディープリムホイールに使用される素材は主にカーボンです。アルミとカーボン両方使用したホイールもあれば、フルカーボンのものもあります。カーボンを積極的に使用する理由は、リムハイトと大きく関係があります。

特徴3:エアロ効果とスポーク

ホイールを構成する主なパーツの一つである、スポークは「剛性」の高さと、自転車乗りの強敵「空気抵抗」に深い関わりがあります。これらはホイールの走行性能のうち、重要な要素の一つです。

特徴4:重量

自転車全体の重量はペダリングや速度、軽快さなど、走行性能を決める大きな要因になります。ロードバイクやクロスバイクに乗っている以上、多くのユーザーが求めるものは「軽さ」です。ホイールはフレームの次に重量があります。そのため、ホイールがどれだけ軽量であるかが選び方において大変重要な項目です。

ディープリムホイールの素材と性質

カーボンとアルミの違いは、「軽さ」や「剛性」、「制動性」、「乗り心地」などさまざまです。自分のレベルや好み次第という選び方や、ただ走行性能のよさのみを追求する選び方もできます。素材ごとの特性を見てみましょう。

カーボンの特性:1

ディープリムは主にカーボン製ですが、カーボンはアルミと比較するとブレーキ面で弱さがあり、特に雨の日の走行はおすすめできません。また、摩擦熱に弱く、ブレーキをかけ続けると変形することがあります。

カーボンの特性:2

カーボンはアルミよりも軽く、重くなりがちなディープリムを大幅に軽量化しています。ディープリムホイールがロードバイク用と言われるのは、カーボンの軽さありきでしょう。エアロ効果や巡航の楽さ加減を実感するには、ある程度の速度が必要です。そのためには、カーボンの軽さをおおいに利用するに限りますし、相性が合えばクロスバイクもその恩恵にあずかれるでしょう。また、衝撃吸収性と衝撃減衰性が高い効果もあります。

アルミ+カーボンの特性

この素材の強みは、カーボンの制動性の弱さをアルミを使用して改善していることです。これは言うなればそれぞれの特性のいいとこ取りであり、カーボンの軽さも利用しています。フルカーボンと比較すると重いですが、まだ扱いが楽です。ブレーキの関係上、クロスバイクとの相性はこちらの方が合っています。

ホイールの主なメーカー紹介

ホイールを扱うメーカーは多いですが、その中でも有名なメーカーを取り上げます。では、どの国のメーカーがどんな特徴をもっているのでしょうか。

日本:Simano(シマノ)

ロードコンポ業界において非常に評判がよいメーカーです。ホイールもコストパフォーマンスに優れていること、日本製というブランド力の強さから大変人気があります。

イタリア:Campagnolo(カンパニョーロ)

自転車の本場、イタリアの老舗メーカーです。カンパニョーロのホイールは独特なデザインのスポークで有名です。そのため、剛性のバランスが優れており、デザイン面の美しさやかっこよさも相まって好評です。

イタリア:Fulcrum(フルクラム)

フルクラムのホイールは、スポークの張り方以外はほぼカンパニョーロと同じものを取り扱っています。というのは、フルクラムはカンパニョーロの姉妹ブランドで、部品も共有しているためです。ただ、ホイールの性格としては、バランスを取ったカンパニョーロとは違い、フルクラムのホイールは力の伝わり方や反応が鋭くレース向き、という違いがあります。

フランス:Mavic(マビック)

マビックの造るホイールは、どのメーカーよりも特殊です。商法もホイールの部品もそこに込められた主張もすべて独特で、まさにオンリーワンの個性を持ったメーカーと言えます。性能は申し分なく高評価ですが、個性の強さゆえにユーザーの好みが分かれるところです。

ディープリムホイール比較と効果:リム高

リムハイトの違いは走行性能にも表れます。高さごとの性能を比較して、ディープリムホイールの効果を見てみましょう。


ローハイトリム:1

リム高30mm未満のホイールで、その多くがアルミ素材を使用しています。スポークが長くて剛性は低い、たわみやすく前に進む力と衝撃吸収性はディープリムより小さい、という性質を持ちます。ペダルは軽いので回しすぎて脚が売り切れがちであることも気を付けるべきポイントです。

ローハイトリム:2

ローハイトは軽いので、ディープリムホイールと比較すると登りが楽であり、速度が出るので簡単に高速域に到達できます。速度維持は難しいため長距離平地向きではありませんが、短距離とヒルクライムで活躍できるのがローハイトの特質です。クロスバイクにはリム高30mmくらいのホイールがよくおすすめされています。

セミディープリム

リム高35~50mmを指し、全体的にバランスがとれた、オールラウンダーな性能です。脚にまだ自信を持てない人やヒルクライムもロングライドも両方楽しみたい人におすすめのホイールになっています。このプロファイルでは、アルミにカーボンコーティングが施されたものが多いので、(リアエンド幅次第ですが)クロスバイクとも合っています。

ディープリム

本来一番重量があり、剛性が高いホイールです。ローハイトとは真逆、セミディープよりも偏った性質であり、そのリムハイトの高さから横風の脅威がついてきます。平地向きで、ヒルクライムはよほどの剛脚でないと厳しいですが、その高い剛性ゆえ登りでもたわみにくく、前に進む力は強いです。

ディープリムホイール比較と効果:エアロ効果

自転車で走っていると必ずぶつかる壁が空気抵抗です。ホイールには全体の約10%の空気抵抗がかかりますが、リム高による揚力やスポークの本数や長さ、形状で抵抗も変えられます。

ローハイトリム

他のリム高よりもスポークにかかる空気抵抗は大きいです。その空気抵抗を打ち消すものが揚力でありエアロ効果なのですが、揚力はリムハイトが高いほど効果があるため、ローハイトにはあまり発生しません。しかし、リムハイトが低いからこそ横風に煽られる心配が減るため、風の強いステージであるヒルクライムに耐性を持ちます。

セミディープリム

ローハイトほどではありませんが、ディープリムホイールと比較するとエアロ効果と巡航性能に関しては一歩及びません。ただし、横風に関してはセミディープの方が少ない抵抗で済んでいます。ヒルクライムではどうしても横風がつきまといますから、全体的に軽量なロードバイクでハンドルが取られる恐怖を避けたいなら、こちらのプロファイルの方がよいでしょう。

ディープリム

リムハイトがもっとも高いので、スポーク本数が少ないうえに短いです。それゆえ、揚力もより強く発生し、前方の空気抵抗を打ち消す力も強いものになります。上記二つのプロファイルと比較しても明らかに、一番エアロ効果があり、高速の維持に役立ちます。

ディープリムホイール比較と効果:軽さ

ロードバイク界隈において、非常に重要なスペックが重量です。軽さは正義という言葉が生まれるほど、自転車乗りもメーカーも軽量化のために血まなこになっています。軽量であるほど価格が上がりますが、走行性能もそれに伴いますから、選び方の一つとして肝心の項目です。

ローハイトリム

ロープロファイルの軽さは誰から見ても非常に好ましく思うほどです。ぺダリングの軽さ回しやすさが強みで、実際、短距離における速さはリムハイトの高いホイールと比較しても断然上です。ただし長距離と速度維持には向きません。

セミディープリム

セミディープはフルカーボンの上位ホイールに比べれば重めですが、実は重いことは悪い事ではなく、巡航においてはメリットとなります。高速域に達するとほぼ慣性で進めるので、その時になってようやく重さが強みになれるのです。その点で言えばディープリムと比較すると速度維持では劣りますが、高速域の達成は容易、という特性を持ちます。

ディープリム

重さと巡航という点で先ほど述べたように、より重めのディープリムホイールの方が巡航性は上です。ただ、ペダルの重さが難儀で、その重さに耐えながら35km/h以上出せる剛脚が必要となります。リム高ごとの結論としては、巡航ではディープリム、登板ではローハイトリムというふうに、重さだけで見ても向いている局面が全然違うことがわかりました。

ディープリムホイール比較と効果:まとめ

ここまで各パーツの違いなどを含め、ローハイトリム、セミディープリム、ディープリムの性能と効果を比較してきましたが、改めてその比較結果をまとめると下記のようになります。

高速域で強いホイール

自転車走行においてメリットとなる効果は主に4点ありました。「巡航性能」、「エアロ効果」、「剛性が高い」、「乗り心地がよい」といった効果です。高速域での速さはどのプロファイルよりも勝ります(※ディスクホイールは別です)。ただ、どの効果も真逆に位置するローハイトリム比較すると一長一短であり、結局は乗り手の目的や技量次第、ということもおわかりいただけたのではないでしょうか?


ディープリムホイール比較と選び方:目的

ホイールの選び方としておおいに重要なポイントである目的について取り上げます。この目的次第で、どんなディープリムホイールを選ぶかが決まりますから、残念な買い物をしないようにしっかりと目的と予算を定めておきましょう。

1:登りか平地か

もちろん、基本的には平地向きですが、ヒルクライムの競技においてはディープリムであるメリットもあります。登りでは全体的にバランスのとれたホイールを選びましょう。平地では平地なりに、リム高のみならず他のパーツを工夫することで、ホイールの走行性能を引き上げています。

2:オールラウンド

ヒルクライムでもロングライドでも活躍できて初心者でも扱いやすいホイールです。セミディープが多く、汎用性に富むため人気があります。この字面だけ見ればかなり万能な趣ですが、ロードバイクに履かせていても、平地や登りどちらかを極めるにはいま一つ足りない性質です。

3:決戦用

ロードバイクのレース用ホイールをご紹介します。順位やタイムを競うレースにおいて、どれだけ速度が出せるのかは、ホイールにかかってくる部分が大きいだけに選ぶのにも慎重になります。ダンシングなどの、ホイールがたわむような負担のかかる乗り方なら、なおさら頑丈さが必要です。

4:クロスバイクに

ディープリムホイールは基本ロードバイク用です。ですが、リアエンド幅があっていればクロスバイクでも装着可能です。ただ、ホイールに伴って他の自転車パーツを取り替える必要があります。自力でクロスバイクに取り付けるなら、知識と技術が必要です。

平地おすすめディープリムホイール3選

ディープリムホイールが効果を最大限発揮できる、独壇場の平地であるおすすめホイールを紹介します。どれも数値だけでは測れない、メーカーのこだわりが現れていて個性的です。

BONTRAGER(ボントレガー) Aura(オーラ)5 TLR

BONTRAGER(ボントレガー) Aura(オーラ)5 TLR

■商品情報 【商品種類】:ホイール メーカー:BONTRAGER(ボントレガー)◆モデル・型番:AURA5 TLR(オーラ5 TLR)◆参考価格:189,000円◆重量:フロント 0.82kg リア 1.03kg◆商品説明:ボントレガーのホイールセットAURA5 TLRです。カーボンリムにアルミブレーキ面を備えたホイールとなっています。約50ミリのディープリムもエアロ効果が高そうです。◆対応速数:11速、年式:-、ホイールサイズ:700c、素材:カーボン、フリーボディ:シマノ、リムタイプ:クリンチャー、ディスクブレーキ:非対応となっております。

重量は重めですが、高速域においては制止に必要なエネルギーが大きくなることから、速度維持の点で有効でもあります。ただ、やはり軽さは正義と言うべきか、ペダルが重いので35km/h以上出すのはロードバイク初心者には厳しいでしょう。アルミ+カーボンとワイドリムによる乗り心地と扱いやすさ、制動性の確保は健在です。チューブレス対応ですから、チューブラーよりも扱いやすくなっています。

シマノ デュラエース WH-R9100-C60-CL

シマノ デュラエース WH-R9100-C60-CL クリンチャー 前後セット(EWHR9100C60FRCC) ホイールバック付属 EWHR9100C60FRCC

出典:Amazon

◆重量:1789g(F/R)◆材質:カーボン/アルミコンポジット◆リム高:50mm◆リム幅:22.4mm◆スポーク本数 F:16 / R:21◆OLD F:100mm / R:130mm◆D2リム(前後) オプトバル

先述のオーラとは、リム高や素材が同じでもD2リムによる抵抗の削減、オプトバルスポークシステムからなる剛性の高さという違いがあります。通常、空気抵抗はフロントよりもリアの方が絡みやすく、風には多方向から来る、という厄介さがありますが、その抵抗を抑える効果があるのです。オプトバルスポークは、剛性のバランスと耐久性を高める働きを持ち、踏み込みの反応も引き上げています。

FULCRUM フルクラム レーシング クアトロ RACING QUATTRO

FULCRUM フルクラム レーシング クアトロ RACING QUATTRO ロードバイクホイール 前後セット (クリンチャー)

◆重量: 1725g◆材質:アルミ◆リムの高さ: 35mm◆リムの幅: 23.2mm (外側)◆スポーク:F:16/R:21

重量が重めなのが気になりますが、リムハイト35mmにあるまじきコストパフォーマンスのよさで補っています。剛性が高く、フルクラムの特徴である反応の鋭さもよいので登りも可能です。ただ、やはり重いので、剛性の高さで登れても、脚と体力は売り切れてしまいます。しかし、その重さを巡航やトレーニングで生かすこともできる、一長一短な性質を持つホイールです。

登りおすすめディープリムホイール2選

ヒルクライムのレースでディープリムを使用する方もいるように、登りにおいてその強みを発揮することもできます。ディープリムの性質上、平地向きであることに変わりありませんが、比較的登りでも活躍できるホイールを選びました。

シマノ デュラエース WH-R9100-C40-CL

【特急】シマノ デュラエース WH-R9100-C40-CL クリンチャー 前後セット(EWHR9100C40FRCC) ホイールバック付属

◆重量:1501g(F/R) ◆リム高:37mm◆リム幅:24mm ◆材質:アルミ/カーボンラミネート ◆スポーク本数 F:16 / R:21 ◆OLD F:100mm / R:130mm◆OPTBAL(オプトバル)スポークシステム

シマノのリム高35mmのセミディープホイールです。シマノはロードコンポメーカーとしての評価が高く、その自社の部品を使ったホイールも同様に好評です。エアロ効果が発揮される程度のリムの深さと巡航の楽さ加減は残しつつ、軽量化によってヒルクライムも可能なオールラウンダーとなりました。

BONTRAGER(ボントレガー) Aeolus(アイオロス)5 TLR D3 CL

BONTRAGER(ボントレガー) Aeolus(アイオロス)5 TLR D3 CL

◆重量:1440g◆リム高50mm◆D3 Dual Directional Design 形状が、タイヤとリムが風を切り裂く箇所で、空気抵抗を削減◆OCLV カーボンリム(外幅27mm、内幅19.5mm)とDT Swiss ハブ

こちらもTLRを用いてチューブレスタイヤが履けるようになっています。そのため、チューブレスを履いた時の重さが、クリンチャーやチューブラーよりも軽くなるのは大きな長所です。フルカーボンによるホイール重量は1440gと軽めで、ディープリムということを忘れてしまいそうです。リム高50mmとフルカーボンの性能に上乗せするように、D3と呼ばれる少し丸めの形をしたリムによって空気抵抗を抑える効果が付加されています。

オールラウンドおすすめディープリムホイール2選

オールラウンド、というからにはロングライドもヒルクライムも両方可能なホイールがメインです。特別ヒルクライムに強い、というものではありませんが、登りにおいては可もなく不可もなくといったホイールになっています。

CAMPAGNOLO(カンパニョーロ)ボーラ ウルトラ 50

【CAMPAGNOLO】(カンパニョーロ)ボーラ ウルトラ 50 カーボンチューブラーホイール 前後セット(カンパ) (2018)

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

◆重量1215g◆リム高50mm◆リム幅24.2mm◆材質:カーボン ◆スポーク:本数18/21 G3パターン◆ベアリングCULT

デザイン性あふれるG3スポークとラチェット音でおなじみのカンパホイールです。特筆すべきはその重量でしょう。フルカーボンによる軽量化は、アルミを使用したホイールに勝るということを物語っています。ボーラウルトラはベアリングにCULTを採用しており、ベアリングの扱いやすさや回転性能、剛性を高めているのが特徴です。また、2018年モデルからAC3加工がされており、制動性の弱さが改善されています。


シマノ デュラエース WH-R9100-C40-CL

【特急】シマノ デュラエース WH-R9100-C40-CL クリンチャー 前後セット(EWHR9100C40FRCC) ホイールバック付属

◆重量:1508g◆リム高35mm◆材質:カーボンラミネート/アルミ◆リアエンド幅130mm◆万能で最高のホイールセット・低慣性と空気力学特性を両立・優れた加速レスポンス。◆向上したドライブ剛性 OPTBALスポークシステム・高剛性ながら軽量◆デジタルコーンベアリングアジャストメントシステム

登りの項目ですでに述べた通り、リムハイト以外の要素による性能はほぼ同じでしょう。デュラエース WH-R9100-C60のようなD2リムではありませんが、セミディープというバランスのよさが強みです。オールラウンダーな性質に加え、カーボンラミネート/アルミによる軽量化と制動性を確保しています。

決戦用おすすめディープリムホイール2選

ロードバイクのレース用もとい決戦用として、その性能が確かなホイールを選びました。どれも群を抜く性能を持った、万能型のホイールです。

MAVIC(マビック)Cosmic Ultimate(コスミックアルチメイト)

【MAVIC】(マビック)Cosmic Ultimate(コスミックアルチメイト)チューブラーホイール フロント用

◆重量:F/R合計1250g◆リム高40mm◆材質:カーボン◆チューブラー◆調整可能な密封式カートリッジベアリング(QRM +)

決戦用と認知されるだけあって、非常に高価なホイールです。しかし、コスミックアルチメイトは、年に数度レースのためだけに乗るには惜しい性能を持っています。高級品でありながら耐久性があることも理由の一つです。性能の方はというと、値段以外の不満が聞こえないほどにどのスペックも高いものとなっています。スポークまでをもカーボンを使って軽量化を図り、劣化を防いでいます。どこをとっても高性能なので、ロングライドもヒルクライムも楽しめる、まさに万能なディープリムホイールです。

Lightweight(ライトウェイト) MEILENSTEIN(マイレンシュタイン)

Lightweight(ライトウェイト) MEILENSTEIN(マイレンシュタイン) ホイール

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

◆重量:935g◆リム高:47,5mm◆リム幅:20mm◆スポーク数:F:16/R:20

生粋のロードバイク用高品質高価格ホイールであり、自転車乗りの憧れの的となっているのがMEILENSTEIN OVERMAYERです。上記スペックの通り、重量が飛びぬけて軽いにもかかわらず、リム高は47.5mmのセミディープですから、その性能の高さと可能性の広さが伝わります。そして現に、プロのレーサーがこのホイールをまさに「決戦用」として使用していることからも、その性能は保障されていると言っていいでしょう。

クロスバイクおすすめディープリムホイール

ここで紹介するディープリムホイールのリアエンド幅は130mmになっています。やはり、ロードバイクもクロスバイクもこちらのリアエンド幅の方が多いようです。もちろん、失敗しない買い物をするためにも、ホイールを換える際はクロスバイクのエンド幅を計測することが必要です。下記のバレットウルトラ以外なら、既出ですがシマノのデュラエースWH-9100-C40-CLもおすすめです。

Campagnolo カンパニョーロ BULLET ULTRA 50 CULT WO

Campagnolo カンパニョーロ BULLET ULTRA 50 CULT WO バレットウルトラ 50クリンチャー(ダークラベル) シマノ(9-10-11S) 前後セット(8056734282412)

出典:Amazon

◆重量:1590g◆リム高50mm◆材質:アルミ+カーボン◆ベアリングUSB/CULT ◆スポーク:本数18/21、G3パターン◆リアエンド幅130mm

クロスバイクの外見をガラッと変える存在感を放つ、リムハイト50mmのディープリムホイールです。バレットはカンパニョーロの中でも上位グレードに位置しています。こちらも、カンパ独特のスポークパターン、USB/CULTベアリングを採用することによって剛性と回転性能を上げていることが特徴です。素材にはアルミとカーボンを使用したことで、同じリムハイトのフルカーボンホイールよりも制動性の点で勝っています。

ディープリムの効果と選び方まとめ

ここまで、ディープリムをさまざまな要素と比較してきましたが、一言でディープリムといっても、リム高の違いや、素材やパーツによっても重さや性能に違いが出ていました。

購入の目的ははっきりと

「リム高」だけなら基本的な性能は変わりませんが、そこに素材やパーツの数値、メーカーごとの特徴やこだわりなどが加われば、実に個性豊かなホイールがラインナップされます。まず間違いなくどれを購入しようか悩むでしょう。しかし、それらはすべて乗り手の目的と技量、感性、身体的特徴次第です。基本的な効果を抑えつつ、目的を定めていれば後悔しない選び方ができるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今まで取り上げませんでしたが、ディープリムホイールの魅力はその性能と効果のみではありません。モチベーション維持に欠かせない効果、「かっこよさ」もあります。では、みなさま各々に適した性能かつかっこいいホイールが見つかりますように。

ホイール周りが気になる方はこちらもチェック!

他にもホイール周りの情報記事が、当サイト「暮らし~の」にて掲載中です。ホイールのおすすめ、交換、それに関わる情報がまとめられていますので、よければ参考の一つとしてご覧ください。購入を検討なさっている方の助けになれれば幸いです。