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ベトナム「ホイアン」の10の魅力&旅行でおすすめの観光スポット10!

ベトナム中部の観光地ホイアンのおすすめスポットを紹介します。ホイアンは世界遺産の町。そして夜のランタンが美しいだけでなく、中心部の外はのどかで、名物の食べ物も数多くあるので、何度でも訪れたい街。そのベトナムホイアンの観光スポットを10のテーマでお伝えします。
2020年8月27日
麦食くま
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はじめに

南北に長いベトナム。この中部に位置する「ホイアン」の魅力についてご案内します。世界遺産がある歴史的な町でありながら、毎晩がお祭り気分になれるような気がする、ランタンの明かりが漂う町ホイアン。これからのツアー先には最適です。実は個人的に2018年の1月に旅行で現地を訪問しました。一人旅ではありませんが、一人旅に行くのにも非常に良く、カップやグループでも楽しめるホイアンのおすすめ観光スポットです。

ベトナム中部の観光の町「ホイアン」について

ホイアンの町は、大航海時代より、タイの「アユタヤ」や、マレーシアの「マラッカ」同様に栄えた港町で、江戸時代の鎖国前までは、現地に日本人も多く住んでしました。やがて、ホイアンから少し北にあるダナンに貿易港としての地位が変わり、しばらく忘れられていました。しかし近年、古い歴史ある町並みが再評価され、世界遺産に登録。多彩なグルメ、アートの町でもある事からも観光地としての魅力が増す一方です。

ベトナム・ホイアンへの行き方

一番近い空港があるダナンを目指す

世界遺産の町「ホイアン」に行くには、最初に空港があるベトナム中部最大の町「ダナン」を目指します。ダナン空港へは、以前は日本からの直行便がなく、北のハノイか、南のホーチミンを経由する必要がありました。ところが2017年秋に、ジェットスター航空が日本とダナンの直行便を開設。非常に便利になりました。今後、他の航空会社も追随する見込みで、目が離せません。

ダナンからホイアンまではタクシーかバスで移動

ダナンからホイアンまでは、車で1時間弱の距離です。ダナン空港からタクシー利用が一番早いですが、少し割高ですし、一人だともったいないので、バスという手があります。一番安い方法は、一旦ダナン市内に出て、そこからホイアン行きの路線バスに乗る方法です。この方法だと、ダナンからホイアン一人1万VND(約50円)で行くことが可能です。ただ荷物が多いと別途料金が必要です。その中間として、ダナン空港からホイアン行きのシャトルバスも出ています。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ① 世界遺産

かつての日本人町の名残「日本橋」

ホイアンで観光ツアーで一番のおすすめは、旧市街に点在する世界遺産の建物群です。中でも「日本橋(Lai Viễn Kiều / 來遠橋)」は一番有名で、屋根つきの小さな橋で日本人街と中国人街に分かれていたそうで、かつてこの町に日本人が住んでいた事を彷彿(ほうふつ)とさせます。そしてこの近くに観光案内所があり、無料のWifiが使える場所なので、一人旅でも安心ですね。

ホイアンには日本橋のほか、広東会館、福建会館など「世界遺産」登録されている古い建物があります。日本橋の中も含め建物の中に入るのは有料で、共通のチケットが必要。料金は2018年現在5枚つづり12万ドン(600円)です。ちなみにチケットは、「旧市街に入る時にも必要」という情報もありますが、個人的な実体験ではそのような事がありませんでした。情報が錯そうしているようです。最新情報をご確認ください。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ② 古い町並み

町並み自体が世界遺産


ホイアンは町並み自体が「世界遺産」なので、建物に入らず、町並みを散歩するだけでも非常に楽しいです。町自体そんなに大きいわけではなく、端から端まで歩いて楽しめます。トゥボン川沿いには、古い建物を利用したカフェやレストランも並んでいて、昼も夜も観光客でにぎわっています。昼間は暑いので、歩き疲れたらカフェで休憩も良いでしょう。

建物に似合うアートなショップの数々

トゥボン川から奥に1本目と2本目の通りにも、古い建物が残っていて、様々なお店が並んでいます。民族衣装「アオザイ」などを1・2日で仕立ててくれるお店や、名物のランタンや絵画を販売している店もあり、どこか文化的なアートな空気が流れています。ふと横を見ると非常に細い路地もあるので、一人で探索するのも楽しいですし、時間をかけて旧市街を行き来するにも飽きることはないでしょう。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ③ ランタン

ホイアンに欠かせない「ランタン」

ホイアンが、世界遺産の建物以上に魅力的にしている存在は、「ランタン」です。ホイアンのランタンは独特の形をしているものがあります。基本的なランタンは、日本の提灯同様「赤色」ですが、その他、「白」「青」「緑」といった様々な色をしたランタンがあります。もちろんランタンを販売しているお土産屋さんは数多くあります。ホイアンの買い物ツアーでのお土産としては、ランタンは最適に違いありません。ちなみに毎月旧暦14日に「ランタン祭り」が開催されます。

毎日が「祭り」の様なランタンだらけの夜。

ホイアンの夜は、通りの中が、ランタンの光で非常に賑やかになります。通りを見上げると、ランタンが連続して取り付けられていて、通りを横断しています。一つ一つの明かりは小さいものの、これがあまりにも多いのでまるで 「ホタルの光」のように優しい光に包まれます、それにお土産のランタンも加わり、まさしく「ランタンだらけ」。一人で旅をしても寂しくありません。毎日がお祭り気分です。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ④ 毎晩祭り

夜になれば、トゥボン川の小さなクルーズ船が数多く出てきていて、油断するとすぐに「船に乗らないか?」と営業に来ます。そのため川には多くの観光客と船が浮かんでおり、お祭り気分を盛り上げてくれます。そして月一度行われるホイアンの「ランタン祭り」は、現地のベトナム人によるカラオケ大会やベトナムの子供達の武術が披露されるなど、この日はちょっとローカルな雰囲気をも味わえます。

ホイアンで毎月行われる「ランタン祭り」の日が一番楽しいのは間違いないのですが、実はその日ではなくてもこの町の夜は町中がランタンであふれています、あたかも毎日が「祭り」をしているような雰囲気があります。旧市街とトゥボン川を渡った対岸の地域は、ここ十数年で新しく開発されたところ。そこにはホテルやバーが並んでいますが、ここでは、「ナイトマーケット:が毎晩行われ、一人で来ても屋台を回りながら買い物を楽しんでいたら、思わず時間を忘れてしまうでしょう。そう、ここはいつでも祭り気分が味わえます。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑤ 現地散策

さて、ツアー先として非常に魅力的なホイアンに、もしリピートすることがあれば、少し変わった楽しみ方があります。それは旧市街の観光エリアの外の散策です。旧市街が観光地として開発されるまでは、実はこのあたりは普通の田舎町で、今でも旧市街の観光エリアの外側に立つ大型ホテルから、少し散歩するだけで、現地の人が飼っている水牛がのんびり昼寝している風景に出会えます。

トゥボン川の反対側は、「アンホイ島」とう小さな島でです。この島は小さいので、歩いて1週できます。旧市街側は、「ゲストハウス」、「ホテル」といった宿が立ち並ぶ「ツアー」向けのエリアですが、島の反対側に行けば、まだ開発されていない昔ながらの風景に出会えます。もし、気軽な一人旅でスケジュールに余裕があるならば、「観光地」ではない、現地のベトナムの人たちの日常・生活風景を見るのも、ツアーとしては非常に新鮮です。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑥ 買い物


ホイアンは、世界遺産観光などの「見る」だけでなく、「買い物」のも楽しい町です。旧市街のお店にあるランタンや絵画のお土産としての「買い物」。あるいは、服の仕立てといった定番の「買い物」は、もちろんの事です。しかし、もっと楽しいのは、市場の「買い物」です。ここホイアンには旧市街のすぐ隣に、「ホイアン市場」があり、現地の人たちが買い物に来ます。

ホイアン市場には、トゥボン川で水揚げされた魚をはじめとする生鮮食料品や、日用品など生活必需品が販売されていて、ツアーとして市場を見学するのも一人でいることが忘れるくらい楽しいです。でも、観光客のお土産品を買うための「買い物」も十分楽しめます。ホイアンの名物「カウラウ麺」も販売しています。市場で珍しい「買い物」をすれば、帰国後にみんなを驚かせる「お土産」が見つかるかもしれません。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑦ 大理石山

ホイアン観光ツアーのセットとして、ぜひ行っておきたい場所があります。空港のあるダナンからの途中にある「マーブル山(五行山)」です。ここに並んでいるいくつかの岩山は、大理石でできており、この大理石を使って掘られている石像の販売店が周りにあります。興味があれば、「お土産」として買い物もできます。そしてこの岩山は、上まで登れます。今は、エレベーターも設置されおり、岩山の上まで簡単に上がれます。

岩山の中には、宗教施設としての寺院があります。現地の人たちの信仰の場所でもあります。また複数の洞くつがあり、その中には大きな仏像が安置してあります。ただ洞窟内は足場が非常に悪いので、助けのない、一人で来たときなどは、特にハイキングに行くような服装や運動靴を用意しましょう。それから、岩場は非常に「ゴツゴツ」してますので、軍手があると非常に便利です。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑧ 名物麺

実のところホイアンは、グルメも多彩で、「グルメツアー」としてでも十分楽しめます。そして「ホイアン五大名物」と呼ばれる食べ物があるのです。その中でも、このホイアンでしか作れない麺を使った麺料理「カオラウ」麺は、ぜひ食べておくべき食べ物です。これはスープ麺ではなく、濃厚なタレがかかっている「和え麺」の一種で、レタスなどの生野菜やアジアンのハーブ類を豚肉などと一緒に食べます。

この料理で使われる「カオラウ」麺を作るには、このホイアンの町中にある「バーレー井戸」の水を使う必要があるとされています。科学的な根拠は不明ですが、むしろ現地の人たちの「信仰」という側面が強いようです。ベトナムは、フォーなどの米麺が中心なのに、この麺は小麦を使っていることから、一説には日本の「伊勢うどん」を、この町に400年ほど前に持ち込んだ日本人により、広まったともいわれています。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑨ 郷土料理

ホワイトローズ

ホイアンには、カオラウ以外にも、ここでしか食べることができない、「郷土料理」があります。そのうちの一つは「ホワイトローズ」と呼ばれる美しい名前が付いた料理です。これは海老などが入った「蒸しワンタン(米粉で作られている)」です。この料理を開発した「専門店」がホイアンの旧市街の近くにあります。この料理、一人前の量が少ないので、注意してください。専門店以外でも、ホイアンのレストランのメニューにあります。

コム・ガー

その他ホイアンの「郷土料理」には、ターメリックを使って黄色く炊いたご飯の上に鶏肉を載せている「コムガー」、それから揚げたワンタンの上にさまざまな具材をトッピングとして載せている「揚げワンタン」。あと、これは、「ホイアン」だけでなく、ダナンなどのベトナム中部でも広く食べられている、いろんな具材のバリエーションがある麺料理、「ミークアン」です。

バインセオ


そして、いわゆる「ホイアン五大料理」には入っていませんが、個性的な料理がまだまだあります。ベトナムのお好み焼きといわれている「バインセオ」。それがホイアンを含めた中部地方では、小型化した「ミニサイズ」として食べられます。あと、レモングラスに刺したつくね料理。これをレタスやハーブ、ライスペーパーと一緒に食べるものがあり、現地の人が食べるローカル料理として人気があります。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ⑩ グルメ

バインミー

ホイアンには、ベトナム中で食べられる料理の中で、非常に美味しいと評判のため、行列ができるほどの、食べ物のお店があります。それは「バインミー」という、フランスパンの「バゲットの中に、アジアンハーブや、たまご、チャーシューなどのいろんな具材が入れた、べトナムのサンドイッチ。ホイアンにあるこのお店は、最もおいしいバインミーの店として、現在ネットで注目を集めています。ベトナムで最もおいしい・・・これはつまり「世界一美味しいバインミー」と言う事で、それがここホイアンで食べられるのです。

ベトナミューズフレンチ

ベトナム料理は、中国料理とフランス料理両方の影響を受けていますが、特にフランス統治時代の影響を色濃く残しているようです。そのベトナムホイアンで、ベトナム人が経営しているフレンチのお店は隠れた穴場ともいえる場所。ミシュランの「星」を持つ店で修業を積んだというシェフによる、創作フレンチの美味しいディナーが、ベトナムの物価水準(一人約2000円程度)で、食べられます。これはもう、フレンチを食べるためにホイアンツアーを企画しても良いのではと思う程です。

ベトナムホイアン観光旅行のおすすめ 番外

最後にホイアンの郊外のおすすめです。空港のある「ダナン」の町の後ろにある山。「ハイヴァン峠」もおすすめツアースポットです。ここは十数年前にできた、「ハイヴァントンネル」ができるまではこ高いの山の上を越えないとその先に進めない程の要衝でした。そして歴史的にも重要な関所だった場所で、その遺跡も残っています。そして峠からの眺めは絶景です。

さらに、観光ツアーのスケジュールに余裕があれば、ホイアンと同じベトナム中部にある世界遺産の古都フエにも足を延ばしたいところ。ここでの移動方法に、ベトナムの鉄道を使う手があります。ダナンからフエまで片道3時間で、現地の人たちとも触れあう事が出来ます。そして車窓からは、様々な自然の風景が見られます。車内ではチケットに含まれている「車内食」と呼ぶべき弁当が配られます。その場で「ホカホカ」のご飯を入れてくれます。

まとめ

以上が、ベトナムホイアンの観光案内です。世界遺産の見学をはじめ、毎日が祭りの様な楽しい風景。買い物やグルメでも楽しめるツアースポット。さら近くには、古都「フエ」など、さまざまなツアーがアレンジできます。そのほかホイアンの海側に行けば、最近開発が進んだビーチリゾートも広がり、またチャンパ王国の遺跡「ミーソン」もちかくにあります。ホイアンの近くへは日本からの直行便もできました。より行きやすくなった「ホイアン」に、ぜひ足を運んでみてください。