植物の天敵「アオバハゴロモ」の駆除・予防方法!白い綿を見つけたら注意?のイメージ

植物の天敵「アオバハゴロモ」の駆除・予防方法!白い綿を見つけたら注意?

アオバハゴロモという虫は名前は知らなくても多くの人が一度は見たことがある虫でしょう。どこでも見かけるありふれた虫ですが、実は害虫として植物に被害を与える虫でもあります。今日はその被害や対策、その予防法なども含めてアオバハゴロモの特徴生態などを見ていきましょう。

2019年06月24日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. アオバハゴロモってどんな害虫なの?
  2. アオバハゴロモ/科・属
  3. アオバハゴロモ/生態
  4. アオバハゴロモ/幼虫
  5. アオバハゴロモ/特徴
  6. アオバハゴロモ/別名
  7. アオバハゴロモ/被害
  8. アオバハゴロモ/駆除対策
  9. アオバハゴロモ/予防対策
  10. まとめ

アオバハゴロモってどんな害虫なの?

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アオバハゴロモという名前とその姿だけを見ると、とてもかわいくて綺麗な名前がついているので「まさかこれが害虫被害を与える虫だなんて」と思う人も多いでしょう。アオバハゴロモとはいったいどんな虫なのでしょうか。また、その害虫被害はどんな風に植物におよぶのか見ていきましょう。

アオバハゴロモ/科・属

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アオバハゴロモは、カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の虫です。同じハゴロモと名前のついている仲間に「ベッコウハゴロモ」がいますが、枝などに止まっている姿を見るとアオバハゴロモは羽根を閉じてとまっており、ベッコウハゴロモは羽根を開いてとまっています。この違いでアオバハゴロモとベッコウハゴロモを見分けることができます。

アオバハゴロモ/生態

アオバハゴロモはどのようなところに住み、どんな見た目をしている虫なのでしょうか。まずはアオバハゴロモの生態から見ていきます。

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見た目

アオバハゴロモは後翅と前翅の2枚羽根を持つ虫です。止まっているときは後翅は前翅に隠すようにしてたたまれているので2枚羽根であると気づかないことも多いです。また、羽根が綺麗に折り畳まれたその姿は、綺麗な三角形を作ります。成虫はグリーン、幼虫は白い体をしています。

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分布

日本では本州から南のどこでも見ることができます。いる場所は住宅地の庭から公園、緑地、低地、山地などどこにでも生息しています。

アオバハゴロモ/幼虫

アオバハゴロモは成虫の他幼虫も害虫とされています。その幼虫の姿、いる場所、アオバハゴロモの孵化時期や成虫になる時期などをご紹介していきます。

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幼虫のいるところ

アオバハゴロモは大人の個体が植物の茎に数体かたまってとまっているところをよく見かけることがあります。その近くには同じくらいの大きさで白い体をした虫がいることも珍しくありません。アオバハゴロモの成虫とよく似た白いこの虫が幼虫の姿です。

成虫と幼虫の違い

色が白いというだけで、幼虫の形は親とほとんど違いがありません。羽根があるのが成虫。羽根がないのが幼虫となります。ただ、幼虫は体に白い粉をまとっているので、ひと目で見分けがつきます。幼虫の白い粉は体から落ちて、枝にも白い粉が付着しているのもよく見かけます。そのために、アオバハゴロモの幼虫のことをその白い見た目から「しらこばば」と呼ぶ地域もあります。

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成長

アオバハゴロモの一生は冬は卵で過ごし、5月ころに幼虫として孵化します。そのあと、夏の後半に幼虫から成虫になり、秋ころまで生きて卵を生み一生を終えます。

アオバハゴロモ/特徴

幼虫から成虫になったアオバハゴロモ。その大きさや体の特徴を見ていきます。自分の庭木にいる虫がアオバハゴロモかどうか判断するのにご利用ください。

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大きさ

体の大きさは6ミリから7ミリ程度。幼虫から成虫になり、羽根が生えると体長は代わりがありませんが羽根の分だけ大きくなり、11ミリ程度の大きさになります。

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姿

頭は丸みを帯びた形をしており、尖らないのが特徴です。頭から続く体は同じ太さでくびれがなく、胸のあたりはやや太くなり、そこからだんだんと尻すぼみの形になります。おしりの先だけほんのりと赤みを帯びた色がついています。

アオバハゴロモ/別名

アオバハゴロモには別名がいくつかあります。あなたの地方ではこの害虫のことを別の名前で呼んでいるかも知れません。ここでは、アオバハゴロモの別名を3つご紹介します。

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ハトポッポなど

アオバハゴロモは日本全国あちこちでよく見られる虫で、その地方によって別名で呼ばれることもあります。前述の「しらこばば」の他にも「ハトポッポ」や縮めて「ポッポ」と呼ばれています。姿がハトに似ていることからこの名前がついたのでしょう。

アオバハゴロモ/被害

アオバハゴロモがどのような虫であるかおわかりいただけたと思います。ここからは、実際にアオバハゴロモはどんな害虫であるのか、実際にアオバハゴロモがついた植物にはどのような被害があるのか見ていきます。

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どんな害虫?

アオバハゴロモは植物に付き被害をもたらす害虫のひとつとされています。成虫でも幼虫でも、植物の樹液を吸う「吸汁性害虫」です。またその排泄物も植物にとって病気を引き起こすという被害がでる原因となります。

実際の被害は?

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実際にアオバハゴロモの成虫・幼虫が引き起こす被害はそれほど深刻なものではありません。しかし、付いている植物が人が作っている作物であったり、果樹であったりすると発育が悪くなったり実につくと実が落ちてしまうなどの被害に発展します。また、アオバハゴロモの排泄物は「すす病」を引き起こす原因として嫌われています。

見た目も損なう

アオバハゴロモの被害は植物の病気や元気がなくなるということだけでなく、幼虫の体液は白くベトベトとして見た目も大きく損ないます。見つけてティッシュなどで拭おうとして、不快な思いをすることもあるでしょう。見た目が悪い枝を切ってしまうのは惜しいという人は、卵から孵化する前に、あらかじめ農薬散布をしておくとよいでしょう。後述でこの予防方法についても詳しくご説明します。

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被害を受けやすい植物

人が作物としている植物では「ミカン」「クワ」「お茶」などが被害を受けやすいといわれています。アオバハゴロモが付くのはこのほかにも、「アジサイ」や「バラ」「ツバキ」「藤」などの花。「マサキ」といった、よく個人宅の生け垣にされる植物。「栗」「桃」「柿」など果樹園にもアオバハゴロモの害虫被害がみられます。

アオバハゴロモ/駆除対策

アオバハゴロモがついてしまったら、駆除しないと植物が元気がなくなったり実が落ちてしまったり、すす病の病気になってしまったりします。アオバハゴロモが植物についてしまったときの駆除方法・対策をご紹介していきます。農薬は駆除の他にも予防としても使用することができますので、害虫予防をお考えの方にも参考にしていただければ幸いです。

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駆除対策1/農薬

ここではアオバハゴロモ駆除に効果のある薬剤をご紹介します。アオバハゴロモがついた植物に農薬を使うならベニカXファインスプレーやスミチオン乳剤、オルトラン水和剤などの薬剤が良いでしょう。

農薬・薬剤①ベニカXファインスプレー

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アオバハゴロモだけでなく、ハダニやコガネムシ、クロウリハムシなどにも効果がある殺虫剤です。逆さにしてもスプレーできますので、葉の裏側にも薬剤を塗布しやすいタイプで便利です。

農薬・薬剤②スミチオン乳剤

ベニカXファインスプレーが庭の花などの害虫駆除対策用の薬剤として好まれますが、それよりももっと広い範囲の垣根や樹木に使用するのにはこのスミチオン乳剤を薄めて塗布する方法が好まれているようです。アオバハゴロモがついているのが垣根や樹木である場合はこちらの薬剤がおすすめです。

農薬・薬剤③オルトラン水和剤

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10回分の小分けになっているので使いやすくておすすめのオルトラン水和剤です。農薬噴霧の範囲がそれほど広くないご家庭でのご使用にはピッタリ。害虫駆除の効果も高く、多くの人から良い評価を受けている確かな薬剤となっています。

駆除対策2/薬剤・農薬以外

農薬や薬剤散布はできれば最後の手段としたいという人もいるでしょう。薬剤・農薬散布以外の駆除対策方法として、見つけ次第手で落とす。ティッシュで拭き取るという方法もあります。しかし、ただ落としただけではすぐに元に戻ってきてしまうので潰してしまう必要があります。またこの方法では成虫は飛んで逃げてしまうので、目の細かい網などで捕獲してから処分しましょう。

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駆除対策時期

発生してしまったアオバハゴロモを駆除するには幼虫が成虫になる前が効果的です。農薬を散布する時期は成虫になる夏の終わりころより前、幼虫になる5月から8月ころを目安に行いましょう。

アオバハゴロモ/予防対策

毎年アオバハゴロモがついていて植物の見た目が良くない、元気がないなどの被害がある時は、あらかじめ予防しておくこともできます。予防方法を2種類ご紹介します。農薬を使う予防方法、付きそうな枝を切って卵から駆除してしまう方法があります。

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予防対策1

アオバハゴロモは付く場所がだいたい決まっています。去年ついた場所には今年もまた付くと思ってよいでしょう。そのため予防すべき場所というのが予測できます。あらかじめアオバハゴロモの付きそうな枝葉は切り取って、風通しを良くしておきます。切り取った枝葉は裏に卵がついている場合もありますので、予防のためにはそのまま放置せず燃やして処分してしまいましょう。これなら、農薬を使わなくても被害を少なく食い止め予防することができます。

予防対策2

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少なくではなく一切つかないように予防したいというのであれば、やはり農薬の力を借りるのが良いでしょう。先ほどおすすめした農薬を卵から孵化する前の季節から散布しておきましょう。予防対策方法の1と併用すれば、更に予防効果がアップして、もし卵が駆除できていなかった場合でも効果を発揮します。

予防対策時期

アオバハゴロモの予防対策の時期は、幼虫が孵化する5月より前におこないましょう。たまごのうちにそのたまごがある枝を切ってしまう。発生した後にも農薬の効果があれば、その樹液を吸って死ぬので被害が起こる前に駆除することができるでしょう。

まとめ

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アオバハゴロモは白い姿をした幼虫から、羽根が生えた成虫まで植物の樹液を吸う害虫とされています。被害はそれほどでもないですが、日本全国どこにでもいて付く植物が多いことから煩わしい害虫と感じられているのでしょう。アオバハゴロモの駆除方法は簡単な方法から農薬などを使う対策方法があります。アオバハゴロモに悩まされているかたは、ぜひご紹介した駆除方法を試してみてくださいね。アオバハゴロモに樹液を吸われて元気がなかった植物も新しい元気な芽がでてくることでしょう。

害虫が気になる人はこちらをチェック!

アオバハゴロモの他にも害虫駆除対策に困っている方は次の記事もぜひチェックしてみてください。効果のある農薬情報など、害虫駆除対策のお役にたてることがあるかもしれません。この他にもガーデニングに関する記事もたくさんありますので「ガーデニング」タグをご活用いただければ幸いです。

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