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日本&世界の廃墟となった昔の遊園地12選!幻想的な閉園跡地の画像とご紹介!

日本でも世界でも、かつて笑顔の人で溢れて栄華を極めた遊園地やテーマパークが、いつしか閉鎖され廃墟と化すことがあります。寂れた廃墟は、幽霊が出そうなドキドキ心霊スポット。日本や世界の遊園地・テーマパークの中で、鬼気迫る12か所をご紹介します。
2020年8月27日
はぐれ猫
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日本や世界の廃墟遊園地行ったことある?

廃墟の家は、時々ご近所でも目にすることがあります。しかし大規模な昔の遊園地やテーマパークの廃墟というのは、訪れる機会がありましたか?

日本や世界の文明崩壊的見どころ

昔の娯楽の中心地の面影を残したままに寂れた姿は、あまりに現実離れした文明崩壊的なロストワールド。錆びて原型を留めない機械、廃棄されて崩れてしまった建物、朽ち果てながら笑顔を見せるキャラクター。そんな変わり果てた姿のすべてが、廃墟マニアを歓喜に呼び込む見どころです。

何故遊園地が廃墟と化してしまうのか

経営状態が悪化すれば、たちまち倒産、放置されて廃墟と化すケースは珍しくもないことです。また、地震やハリケーンなどの大災害も、遊園地の施設を痛めつけて閉園に追い込むきっかけとなります。跡地は解体されないこともあり、潰れたまま寂れた姿で朽ち果てて行くのみです。

日本でも世界でも

日本でも寂れた廃墟の遊園地は目立ちますが、世界の各地にも廃棄されてしまった遊園地があります。英語ではAbandoned amusement parkと言うそうですが、どんな風景を見せてくれるのか気になります。

日本と世界の廃墟探索の注意点

廃墟に実際に行くとしたら、これだけは気をつけたいポイントが幾つかあります。全て抑えてから行動してください。

廃墟だから崩壊するかも

これは一番手に加えますが、廃棄されたテーマパークのオンボロさは半端じゃなく、天気予報は晴れ時々コンクリ片と言うほどに、天井からコンクリが落ちて来たり、床が抜けたりする可能性があります。潰れた遊園地で怪我をしてしまう危険性は、常に考えておくべきです。

廃墟は危険な人がたむろす世界かも

場所にもよりますが、都市部の廃棄された遊園地やテーマパークは、ある種の危険なチームのたまり場になっているかもしれません。実際に潰れた遊園地でひどい目に合う可能性があるだけに、1人で潜入するようなことは、おすすめしません。

立入禁止になってるかも

当然ながら閉園した昔の遊園地といっても、いまもどこかの企業の私有地だったりします。ゲートに立入禁止と書いてある場合、リスクを伴うことは覚えておくべきです。

解体工事してるかも

かつて廃墟として、心霊スポットとして有名だった遊園地は、解体工事が実行され、今は見る影もなくなってしまうことがあります。廃墟は常に解体工事と隣合わせであり、古い情報を元にして現地に行ったら、跡形もなくてガッカリしてしまうかもしれません。

廃墟だから幽霊が出るかも

心霊現象を信じるか信じないかは自由ですが、廃墟の特徴の1つが幽霊が出るからヤバイという噂です。実際に人間じゃない何かに出くわして、夜眠れなくなったり取り憑かれるなんていう怖い話も聞かれます。それでも潰れた遊園地の中に、潜入してみたいですか。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟①

化女沼レジャーランド

化女沼(けじょぬま)レジャーランドは、宮城県古川市で化女沼保養ランドとして1979年に開園した遊園地。化女沼に住む化け女さんに呪われてしまったとでもいうのか、化女沼レジャーランドは2001年に閉鎖されて、施設も廃棄されるがままになりました。

廃墟の特徴

潰れた遊園地のシンボル的な観覧車やメリーゴーランドが、現役だった昔の面影を見せています。敷地は化女沼のほとりなだけあり、春からは草木がぼうぼうに生い茂ります。心霊スポットとして世界のメディアにも取り上げられ、廃墟ツアーの名所として意外なほど人気があります。

化女沼レジャーランドのアクセス

宮城県の東北自動車道の長者原スマートインターから、化女沼のほとりの市民ピクニックエリア公園に隣接している、化女沼レジャーランドまで10分。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟②

天華園


北海道登別市の登別温泉郷に近い天華園は、中国清王朝の宮廷庭園のテーマパーク。4万平方メートルの敷地に、清風の建築物の廃墟がいっぱいに見られます。1992年に開業しましたが、見どころが少なかったせいで来場者は数年で激減、わずか7年後の1999年に経営不振で閉鎖となりました。

廃墟の特徴

高さ40メートルの五重塔、中国風の華やかな色使いと装飾に満ちた豪華過ぎる建物、仏像などのモニュメントは、全てが朽ちて寂れた光景を見せてくれます。心霊現象も中国風に、キョンシーでも飛び出そうな雰囲気です。周囲の森林に埋もれた姿は、テーマパークより古代遺跡を思わせます。

天華園のアクセス

道央自動車道の登別東インターより、道道2号線を西へ。10分ほど走ると、新登別大橋の近くに寂れた天下園の廃墟の姿があります。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟③

新潟ロシア村

ロシア風建築の廃墟がどーんとそびえたっているのは、新潟県阿賀野市の森の中にたたずむ新潟ロシア村。1993年にロシアとの文化交流を目的にして開園したテーマパークでした。新潟中央銀行が破綻してより経営難となり、裁判沙汰も起こすなどすったもんだの末、2004年に閉園となりました。

廃墟の特徴

玉ねぎ(クーポラ)を4つ乗せた外観が特徴的な建物は、スーズダリ教会。マールイ美術館やロマノフ劇場、マンモスイリュージョンスタジオなど多数の建物があります。2009年にはホテル棟が不審火で全焼する出来事もあって、寂れた印象は加速。心霊現象の撮影スポットとしても存在感を見せています。

新潟ロシア村のアクセス

磐越自動車道新津インターから、国道460号線を阿賀野市街地へ。県道271号線で真光寺山の北山麓まで向かいます。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟④

ウェスタン村

日光市に1974年に開園したウェスタン村は、アメリカの昔の西部開拓時代を再現したテーマパーク。2006年から休園が宣言されていますが、資金難からそれ以降も休園状態が続き、もはや完全に閉園状態となっています。

廃墟の特徴

潰れた施設ながら、西部劇そのままに数々のアクションショーを見せた街並みは今も残ります。アメリカ歴代大統領の彫刻が有名な、ラシュモア山のコピーもそのまま。建物内の機械仕掛けの人形は今にも動き出しそうで、心霊スポットとして有名です。

ウェスタン村のアクセス

日光宇都宮道路の今市インターから、国道121号線を北進して15分。栗原交差点前の近くに、閉鎖されたウェスタン村のゲートがあります。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟⑤

グリュック王国

北海道東部の帯広市のグリュック王国は、中世のドイツをテーマにしたテーマパーク。1989年にぜんりんレジャーランドという会社が開園しました。ドイツの街並みやお城を再現したり、本格的な世界観を持っていましたが、来場者の減少による経営難で、2007年に閉園となりました。

廃墟の特徴

閉園してもなお、遠くからでも目立つ高さのあるお城は、中世の昔のドイツのビュッケブルク城を完全再現した建物。かつてはホテルとして営業していた建物もいまは跡地となり、潰れた施設内部に入ったら中世の幽霊でも出てきそうな印象があります。

グリュック王国のアクセス

帯広十勝空港からタクシーで10分程度で、グリュック王国跡地です。帯広市街地からは、国道236号線を南下し、帯広十勝空港近くまで30分です。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟⑥

平和観音寺

明石海峡大橋を渡った先の淡路島。大阪湾をのぞむ海沿いの高台に、高さ100メートルというとんでもなく巨大な、真っ白い観音像が立っています。1977年、不動産業のオクウチグループの創業者が建立した寺院と観音像でしたが、2006年に閉鎖されています。

廃墟の特徴


巨大観音像のテーマパークとも言うべきこの施設、かつては観音像の首まで登れて、景色の良いところでした。高さ40メートルの十重の塔や、自由の女神のレプリカなどもあり、開園時は博物館として機能していました。巨大な観音像は、潰れた今でも淡路島と海を見つめてたたずんでいます。

平和観音寺のアクセス

淡路島に通る神戸淡路鳴門自動車道の東浦インターで降り、県道28号を海沿いに南下。遠くからでも閉鎖している観音像の姿が目撃できます。

日本の遊園地・テーマパークの廃墟⑦

行川アイランド

行川(なめかわ)アイランドは、千葉県勝浦市にあった、動物園と植物園をメインにするテーマパーク。1964年に開園し、いちばん賑わった時には年間117万人を動員しました。しかし近隣に鴨川シーワールドが開園したため入場者が激減。2001年に閉園となりました。

廃墟の特徴

太平洋を臨む房総半島南部に、JR外房線の行川アイランド駅がいまも現役の無人駅として、廃棄されず名前も変わらず使われています。浜行川岬の広い敷地には、潰れた現在でも施設の跡地が残されています。

敷地へと続いているトンネルは、心霊写真が撮れそうな場所。この場所は昔の日本軍の軍事基地だったという、いわく有りげな場所なのです。普段ゲートは閉ざされて、内部に入ることはできません。

行川アイランドのアクセス

JR外房線の行川アイランド駅から徒歩2分で、行川アイランド跡地に到着します。圏央道の市原鶴舞インターから、国道297号を南下、国道128号を海沿いに走って、行川アイランド駅前まで向かいます。

世界の遊園地・テーマパークの廃墟①

シックス・フラッグス(アメリカ)

アメリカ南部ルイジアナ州、ニューオーリンズのシックス・フラッグス(Six flags)は、全米各地のシックス・フラッグス遊園地のひとつでした。しかし2005年の超大型ハリケーン・カトリーナの上陸により、街全体が冠水。遊園地も水がたまり施設が破壊されたため、閉鎖を余儀なくされました。

世界最大規模のハリケーンで廃墟化

カトリーナが押し寄せて時間を止めてしまったかのように、潰れた遊園地はあの時のままの姿を見せています。海水面の高さは2メートルを越え、水は1ヶ月以上も留まって、遊園地を痛め付けました。そんな破壊の様子がわかる場所であると同時に、心霊スポットとしても注目を集めています。

シックス・フラッグスのアクセス

ニューオーリンズの中心街から、当方のバイユー・ソーベージ国立野生動物保護区に隣接する遊園地の跡地まで、車で30分。

世界の遊園地・テーマパークの廃墟②

ホーリーランドUSA(アメリカ)

アメリカ北東部のコネチカット州、ウォーターベリーに位置するホーリーランドUSA跡地。ここはカトリックの宗教的なテーマパークとして、1960年代から人気を博しました。しかし拡張工事を前にして創設者のグレコ氏がなくなったことで、そのまま閉鎖されて施設は廃棄状態となりました。

廃墟の特徴

敷地内には巨大な十字架が立っていたり、キリストのモニュメントがあったり、昔の聖書に書かれたイスラエルの町並みをミニチュアで再現した区画があったり。キリスト教的な寂れたモニュメントは、潰れたまま廃棄されたと言っても、人々を引きつけているようで、訪れる人々が絶えません。

ホーリーランドUSAのアクセス

ウォーターベリー中心街のショッピングモール、ブラッス・ミル・センターの西側、ヤンキーエクスプレスウェイに接した場所にあります。

世界の遊園地・テーマパークの廃墟③

ドッグパッチUSA(アメリカ)

アメリカンコミック「「Li'l Abner」をテーマにして、1968年にアーカンソー州ハリソンの山間部に開園したのが、ドッグパッチUSA(Dogpatch USA)です。1993年に閉園したので、廃棄され寂れた施設は、かなり老朽化が進んでいるのがわかります。

すでに昔の数多くの遊具は売却され、この場所に残っていません。しかし当時の建物は廃棄されたまま残されています。今にも幽霊が出そうな施設は、アメリカでも有名な心霊スポットになっています。

ドッグパッチUSAのアクセス

ハリソンの市街地からタクシーに乗り、7号線で南の山間部へ。観光名所の鍾乳洞(Mystic Caverns)の少し先です。


世界の遊園地・テーマパークの廃墟④

ファンタジーワールド(フィリピン)

フィリピンのマニラ近郊で、2001年から建設がスタートしたファンタジーワールドは、今では世界の観光客が訪れる廃墟として有名になりました。かつて日本人がオーナーとして建設を進めていたのに、計画が頓挫して閉鎖してしまったとのことです。

廃墟の特徴

ディズニーのおとぎの国をイメージしているような場所で、カラフルな凝った作りのお城や、機械仕掛けの大型遊具もある、大規模な遊園地でした。今でも使えそうな施設ばかりですが、物悲しい寂れた施設は心霊写真も撮れそうな印象。しかし閉園している廃墟なのに、入場料を取られるとか。

ファンタジーワールドのアクセス

フィリピンのマニラからタクシーなどに乗り、ハイウェイで南のタアル湖方面に向かいます。マニラからは車で4時間です。

世界の遊園地・テーマパークの廃墟⑤

エンコアガーデン(亞哥花園・台湾)

台湾で最も有名な、遊園地の廃墟がここ。エンコアガーデンこと亞哥花園の跡地です。台湾中央部の台中市に1981年に開園、年間来場者は100万人を超えるほどの人気を見せました。しかし1999年、死者2415人を出した921地震で被害が出てから来場者は減り、2008年にに閉園となってしまいました。

廃墟の特徴

寂れた状態のメリーゴーランドや回転遊具など、よくある遊園地の施設が廃棄されています。しかし潰れた遊園地の跡地には、狂気を感じさせるお面のモニュメントが妙に生き生きしている様子。薄暗い時間になると、台湾でも有名な心霊スポットになります。

エンコアガーデンのアクセス

台中市の中心街から、タクシーで東の山間部へと行きます。15分ほどでエンコアガーデンに到着です。

取り壊され続ける日本の有名廃墟遊園地

廃墟の遊園地は価値ある観光資源ともなっていますが、廃棄され寂れた姿に眉をひそめる人もいる様子。だからなのか貴重な廃墟の遊園地は、すぐに解体されてしまう悲しい運命が待ち受けています。

奈良ドリームランド

この遊園地は、長らく関西を代表する廃墟、心霊スポットとして有名なところでした。一度は行ってみたいと憧れる人も続出するほどです。しかし閉鎖して長い年月が過ぎた2016年から、残念ながら取り壊し工事が進み、昔の巨大廃墟はもう跡形もありません。

高子沼グリーンランド

謎の死が相次いだことで、閉園を繰り返したのではないかと噂の、いわくあり過ぎ遊園地の跡地。ここも閉鎖後に心霊スポットとして有名でしたが、近年になり跡地は完全に解体工事が完了して、残念なことこの上ありません。

日本や世界の廃墟に行ってみたい

人々を楽しませてくれる遊園地は、閉鎖されてもなお、人々を誘惑し続ける不思議な場所。近くに昔の廃墟の遊園地はないというなら、旅行先に有名所を加えてみる手もあります。しかし中に入れるかどうかは定かではないし、危険な要素にも満ちています。行くならばくれぐれもご注意を。

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