IKEAベストーについて
おしゃれな壁面収納
北欧テイストの家具を販売しているIKEAは、壁面収納ができる家具も取り扱っています。中でも高い人気があるのはベストーです。壁面はお部屋の中で大きなスペースを占めます。
そこへ取り付ける壁面収納はインテリアのよし悪しを左右するため、おしゃれなものを選ばないといけません。IKEAのベストーはシンプルなデザインで、どんなテイストのインテリアにもマッチします。
特徴的な収納家具
IKEAのベストーは、特徴的な構造をしています。詳細は次項で解説しますが、おしゃれなデザインに加えてこの特徴がベストーの魅力でもあります。
また、壁掛けする壁面収納だけでなく、普通の収納棚のようにも使うことが可能です。自分好みの使い勝手のよい収納を作り出せるベストーを詳しく知って、今後加える家具の候補にあげてみてください。
IKEAベストーの特徴
ユニットを組み合わせる
IKEAベストーはひとつの壁面収納家具というわけではなく、棚や扉など各ユニットの総称になります。これらのユニットを組み合わせて、自分好みの壁面収納が作れるのです。
サイズと色が豊富
ユニットはサイズや色などのバリエーションがあるため、こだわりのオリジナル家具に仕上げられます。細かいところに手が届く使い勝手のよさを実現することが可能です。
IKEAベストーの魅力
お部屋にあわせた収納家具にできる
IKEAベストーの魅力のひとつは、前項で説明したユニット式という特徴にあります。自由に組み合わせて作り上げるベストーだからこそ、どんな場所でも柔軟に対応させられるのです。
完成品の収納家具では、大きすぎたり小さすぎたりする場合も、ベストーならちょうどよくおさめられることでしょう。用途にあわせた使い勝手のよさを形にできるので、収納家具選びに苦労する必要がなくります。
壁掛け収納を作れる
IKEAベストーの最大の魅力ともいえるのが、壁掛けできることです。最初に説明した通り壁面収納なので当然ではありますが、壁面スペースを有効活用できる収納家具はなかなかありません。
完成品の多くは床に置くタイプです。ディアウォールなどを使ったDIYで自作も可能ですが、壁掛けを想定して作られたIKEAベストーの使い勝手のよさと、おしゃれさには敵わないことでしょう。
壁掛けにすることの利点
IKEAベストーによる壁掛けの利点は、お部屋のスペースを広く使えることにあります。床に置くタイプだと単純にその分の面積はなくなってしまいますが、壁掛けをして高く浮かせれば床は空いたままになり、床面積からみたお部屋のスペースを減らしません。
ちょっと浮かせるだけでも掃除がしやすくなったり、おしゃれに見えたりなどの利点があります。
IKEAベストーのユニット
多様なユニット
IKEAベストーのユニットはたくさんあります。壁掛けをするシェルフ型ユニットや、テレビ台ユニット、食器棚に最適な扉付きユニット、引き出しのついたユニットなど、用途にあわせて選ぶことが可能です。
サイズやカラーの種類もバラエティー豊かにあるため、希望にぴったりはまるユニットが見つかることでしょう。種類が多くてちょっと大変ですが、ラインナップに一通り目を通しておくことをおすすめします。
パーツも豊富
IKEAベストーは取っ手やノブ、脚などのパーツ類も多くそろっています。使いやすい自分好みのデザインを組み合わせることが可能です。ユニットがシンプルなため、取り付けるパーツ類によって印象が大きく変わります。よりインテリアにマッチさせられるパーツを探してみてください。
IKEAベストーの組み合わせシミュレーション
まずはシミュレーションする
これまで解説してきた通り、IKEAベストーはユニットとパーツを組み合わせて作り上げます。そのユニットとパーツは多くの種類があるため、まずはシミュレーションすることが重要です。
シミュレーションせずに買いそろえると、いまいちインテリアにあわないデザインとなったり、置き場所に対してサイズが中途半端になったりしてしまいます。
シミュレーションシステムを活用する
ベストーのシミュレーションシステムが、IKEAの公式サイトで公開されています。頭の中だけでシミュレーションしても、実際に組み合わせてみるとイメージ通りにいかない場合がほとんどです。サイズ感や色合いなど、視覚化して組み合わせをシミュレーションすることをおすすめします。
IKEAベストーの作り方
IKEAベストーは組み立て式
IKEAの家具は自分で組み立てますがベストーも同様です。家具のため基本的に大きなサイズで重いことから、一人で組み立てるのは大変な作業になります。
無理をして一人で作業すると時間がかかりますし、思わぬケガを負ってしまう恐れがあり、さらに作り方を間違えてしまうかもしれません。できれば複数人でおこなうようにしましょう。
シミュレーションで失敗を防ぐ
組み立てが大変なことから、失敗は避けないといけません。失敗を防ぐ方法は、先項で解説したシミュレーションが最適です。
壁掛けの壁面収納、テレビ台、食器棚など、利用シーンを想像しながらシミュレーションシステムを確認して、ユニットやパーツ選びを間違えないようにしましょう。具体的な絵がイメージできていれば、組み立てもスムーズにおこなえます。
組み立てに必要な道具
IKEAのベストーを組み立てるのに必要な道具は、ネジをとめるためのドライバーです。距離を測るメジャー、印を付ける鉛筆、きちんと水平を保てているかの確認用に水平器も用意してください。
それとうっかりしがちなのが作業スペースの確保です。十分な広さのない場所で組み立て始めると、途中で身動きがとれなくなってしまうこともありますので気をつけましょう。
IKEAベストーの活用例①ウォールキャビネット
壁一面に設置する
IKEAベストーを壁一面へ設置してしまう活用例です。たっぷりの収納量ですが、壁面に接して高さを活かした配置のため、お部屋の面積を多くとりません。
シンプルなデザインなので圧迫感がなくすっきりとしています。扉を付けない、またはガラスの扉にしてディスプレイスペースを作ることが可能です。
IKEAベストーの奥行きを活かす
IKEAベストーは奥行きサイズにも種類があります。奥行きサイズの深いユニットを、壁面に沿ってアーチ状に設置すると、中に空いた空間を作れるのです。ベッドまわりの壁面は無駄なスペースにしてしまいがちですが、この活用例のように使うとスペースを有効活用できます。
テレビボードとウォールキャビネット
床にはテレビボードのユニットを置き、上部の空いた空間へシェルフのユニットを設置した活用例です。テレビ上の壁面には何も手を加えられない場合がほとんどですが、IKEAベストーを設置すれば収納スペース作り出せます。
IKEAベストーの活用例②子供用グッズ収納棚
簡単な片付けができる収納棚
IKEAベストーを床に置くだけでも、収納スペースができあがります。
子供が簡単に片付けをおこなえるように、あえて扉は付けていません。それに子供部屋のグッズ類は隠す必要がないので、扉がなくても問題ないのです。おもちゃなどの取り出しや片付けをしやすくするために、収納ボックスを組み合わせるのがよいでしょう。
ボックスの種類を分けると、高度な片付けの練習になります。
子供部屋でもおしゃれに
子供がある程度の年齢にまで成長すると、扉の開け閉めも問題なくおこなえるようになります。その時がきたら扉を取り付けて、おしゃれなインテリア作りを意識し始めてみましょう。
子供も部屋をきれいに使うという意識が身に付くはずです。自主的にお友達を部屋に呼んで遊ぶ頃になれば、IKEAベストーに収納した物を目隠しする必要もでてきます。
IKEAベストーの活用例③床置き収納棚
普通の収納棚として使う
上項と同様にIKEAベストーは床置きして、普通の収納棚としても使えます。IKEAベストーの魅力を壁掛けよりもデザインに感じた時は床置きで十分です。
移動させることがある時は、床置きの方が都合のよいケースもあることでしょう。壁掛けが難しい部屋の場合でも、床置きにすればIKEAベストーを利用できます。食器棚など買い替えを考えているなら、IKEAベストーがおすすめです。
おしゃれな脚がそろっている
そもそもIKEAベストーは床置き収納にする使い方も想定されていて、脚のパーツも販売しています。この脚パーツの種類はたくさんあり、どれもおしゃれなデザインでIKEAベストーの外観をグレードアップしてくれるものです。
用途によって形状が異なるため、適した脚を選んでください。取っ手とあうデザインにすると統一感がでます。高さのサイズを調節する目的にも最適です。
IKEAベストーの活用例④浮かす収納棚
おしゃれな空間作り
IKEAベストーを少しだけでも浮かせるように壁掛けで設置すると、近未来感のあるおしゃれさを演出できます。
この活用例のようにインテリアをモノトーンで統一すれば、IKEAベストーのシンプルなデザインもあいまってスタイリッシュな印象を与えられることでしょう。浮かせたIKEAベストーの下へ物を置くこともできます。
その色合いにも気を配るようにしてください。
余裕を感じる視覚効果
IKEAベストーを壁掛けによって浮かせると、床置きに比べて空間に余裕を感じる視覚効果を得られます。狭い廊下に収納を作りたいなら、少しでも広く見せるためにIKEAベストーの壁掛け設置がおすすめです。
扉を取り付けている場合は、開け閉めが問題なくおこなえる広さのスペースかを先に確認しておきましょう。
IKEAベストーの活用例⑤収納できる机
IKEAベストーを作業机にする
IKEAベストーは丈夫なため、天板部分を机のようにして使えます。もちろん本来の収納棚としての機能も持ちあわせているので、作業道具すべてを収納しておくことが可能です。
また、浮かせて設置することで下に椅子を仕舞えます。椅子のサイズより少し高めの位置にするのがポイントです。キッチンカウンターにした場合は、よく使う食器を入れておくのもよいでしょう。扉を取り付ければホコリを避けられます。
天板を組み合わせる
IKEAベストーの天板部分をそのまま活用できない場合でも机を作れます。IKEAベストーのユニットを脚にして、その上へ別に用意した天板をのせるだけです。
IKEAベストーを複数並べるとどうしてもすき間が生まれてしまいますが、別の天板をのせることでシームレスかつフラットな机にできます。さらにIKEAベストーに脚のパーツを取り付けて、高さのサイズ調整が可能です。
IKEAベストーの活用例⑥収納付きベッド
IKEAベストーをベッドフレームにする
IKEAベストーを密着させて並べ、その上へマットレスをしけばベットが完成します。ポイントはIKEAベストーの扉を外側にすることです。このベッドフレームすべてが収納棚として使えるので、寝室にある物の多くを仕舞えます。
ただし壁沿いに設置すると、壁側のIKEAベストーには物が収納できません。先項で紹介したIKEAベストーの奥行きサイズを活かす使い方と、組み合わせるのがおすすめです。
IKEAベストーの活用例⑦テレビ台収納
テレビ台ユニットにのせるだけ
IKEAベストーはテレビ台ユニットの種類もたくさんあります。これらはそのままテレビ台として使えるので便利です。テレビ台ユニットは他と違って、配線口が付いているためケーブル類をきれいにまとめて目隠しできます。
IKEAベストーを最初からテレビ台として利用しようと考えているなら、テレビ台ユニットを選べば間違いありません。扉タイプ以外にも、引き出しタイプなどがあります。関連機器の収納に最適です。
壁掛けユニットもテレビ台になる
ちょっと変わったテレビ台にしたいなら、壁掛けユニットの上にのせてみてはいかがでしょうか。この活用例のように、天板を挟んで台の広さをおしゃれに拡張できます。
浮遊感がでて今までとは違うインテリアを楽しめることでしょう。壁掛けタイプをテレビ台にするメリットは、高さを自由に決められることです。台に厚みのある物をのせても調節できますが、それだとスマートではありません。
IKEAベストーの活用例⑧食器棚
食器棚に最適な扉
透明な扉は食器棚に向いています。中の食器が外から確認でき、迷わず目的の食器を手にできるからです。IKEAベストーに付けられる扉はガラスタイプのものもあります。
なので使い勝手のよい食器棚を作ることが可能です。こだわった食器をきれいに並べておけば、食器のディスプレイにもなります。扉がないとホコリがたまってしまいますが、ガラス扉ならホコリを避けつつ食器を見せられるのです。
IKEAベストーのまとめ
IKEAベストーの特徴と魅力、作り方と活用例を解説してきました。さまざまな種類のユニットとパーツを組み合わせ、他にはない自分にベストな収納家具を作り出せます。
おしゃれな壁面収納として人気ですが、脚パーツを取り付けたりテレビ台ユニットを選んだりと、床置きにも最適です。無駄にしている壁面スペースがあるなら、IKEAベストーの設置を検討してみましょう。多くの物が収納でき、お部屋をすっきりさせられます。
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