オフロードバイクってどんなバイク?
オフロードバイクを知ろう!
オフロードバイクは、その名の通りオフロード、整備されていない土がむき出しになっていたり、林などの舗装されていない道を走れるようにカスタムされたバイクを言います。
オフロードは舗装されていないためバイクにかかる負担、衝撃が整備されている道と比べてとても大きいのが特徴的です、そのため、オフロードバイクはサスペンションのストロークは長く設定しており、衝撃を逃がしやすい作りになっています。
オフロードを走ったりしても衝撃を逃がしやすいので、乗り手に衝撃が行くことはありません。
オフロード(英: Off-road)とは、舗装されていない道路や、公道ではない脇道のことである。
モトクロスとトライアルバイクの違いは?
モトクロスはモトクロス用にモトクロッサーと呼ばれるオフロード専用のバイクを用いて行うレースです。ウインカーやライトなどが付いていないため、基本的にはモトクロスで使われるバイクは公道を走ることが出来ない競技専用の仕様になっています。
モトクロスはモトクロッサーバイクで、未舗装のオフロードを走るレースで、とても派手なバイクによるジャンプアクションなどのショーを行っていたりすることで有名なバイクなのです。
トライアルってなに?
トライアルとはトライアルバイクやトライアラーと呼ばれる専用のバイクを使用して、セクションと呼ばれている障害物が置いてあるコースを走る採点型の競技です。
トライアラー、トライアルバイクはバイクの原型を最小限にして、一切の無駄を省いた競技専用のバイクです。このようにモトクロスとトライアルでは大きな違いがあるのがわかりますね。
原付二種って何?原付二種はどの免許で乗れる?
原付二種とは一体何か…今回紹介する125cc小型オフロードバイクは総て原付二種という区分に入るバイクになります。50ccの小型から124.9cc以下の小型バイクまでの区分が原付二種で、50ccを超える物は原付の免許では乗れないようになっています。
また50ccをボアアップしても区分が変わりますので、元が50ccだからボアアップして乗ってもいいや、ということにはなりませんので注意しましょう。
1原付二種は原付と付くくらいだから原付の免許で乗れるの?と思われがちですが、今回は原付二種はどの免許で乗れるようになるのかをご紹介したいと思います。
原付二種は小型二輪免許から!
原付二種、50ccから125cc未満のバイクを乗るのに最低限必要なバイクの免許はこちら:小型二輪免許です。普通自動車の免許では原付までしか乗れませんので、車の免許で原付に乗れるから二種でも乗れる!という間違いを結構聞くのですが、そこは注意してください。
小型二輪免許にも二つ種類がありまして、AT車とMT車ですね、今回紹介するオフロードバイクは総てMT車なので、これから免許を取る方はMTの方を取ってください。AT車を取るとオートマしか乗れないので注意しましょう。
おすすめの125ccオフロードバイクその1
今回紹介するDトラッカーは、今でこそオフロードやモタードバイクが流行っていますが、その人気の元となっている、モタードやオフロードの人気の火付け役となったのがDトラッカーXにはトラッカーと言われているほど人気のオフロードバイクです。
Dトラッカーに限らず、125ccオフロードバイクはとても軽いバイクです、110kgほどしか無いので、非常に操作しやすいバイクです、走りやすく操作しやすいので初心者にバイクとは何なのかを教えてくれるバイクとして有名で、おすすめです。
シート高 (mm) 805 車両重量 (kg) 113 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 124
原付二種オフロード:Dトラッカー125
世の中のオフロードバイクやモタードの火付け役となったDトラッカーですが、操作性を楽しむ、通勤で使う、オフロードを楽しむ、と、とても多くの用途で使うことが出来る125ccオフロードバイクです。オフロード特有のサスペンションだったりと、まさにオフロードバイク!というのがDトラッカーの目玉ですね。
新車の販売もお店によってはしていることもありますが、非常に球数が少ないので、新車が欲しい方は、ネットだけでは無く、地元のバイク屋さんに足繁く通ってみることをおすすめします。
上記の動画では250ccのDトラッカーを紹介していますが、Dトラッカー自体の説明をしているので、Dトラッカーを購入したいという方は参考にしてみてください。
中古車の価格帯:142,100円~376,900円 新車の価格帯:319,000円~369,300円
中古車は125ccのオフロードバイクの相場である14万円~ですので、特別安いことはありませんが、新車価格は31万円~ですので、新車もまだまだ購入できます。
おすすめの125ccオフロードバイクその2
今回紹介するオフロードバイクはこちら:KSR110です。KSR110は、現在に至るまで人気を持ち続けるモタードバイクです。現在のKSR110は4サイクルですが、モデルチェンジされる前のKSR110は2stでした、2stのモタードに乗りたい方は昔の年式の、2003年以前のモデルをおすすめいたします。
原付二種オフロード:KSR110
現行のKSR110は4stでキック始動でエンジンをかけるバイクになります。オフロードバイクでキックスタートなので、まるでモトクロスバイクやトライアルバイクみたいで、KSRに乗ればまるでモトクロスやトライアルのレーサーのような感覚を楽しめるバイクです。
また、昔の2stタイプは新車はありませんが、中古車では少ないですが出回っているので、購入したい方は地元のバイク屋さんを巡って探してみてはいかがでしょうか。
シート高 (mm) 750 車両重量 (kg) 95 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 111
新車価格帯(実勢価格) 22万9000円〜33万9100円 中古車価格帯 12万8000円〜35万円
中古車価格は12万円ほどからで、他の125ccオフロードと比較すると中古相場はやや安いですね。新車の相場も比較しても安い設定になっています。
おすすめの125ccオフロードバイクその3
今回紹介するのはKAWASAKIのKLX125です。KLX125は本来のオフロードバイクのフルサイズモデルより少しサイズダウンされたモデルですが、シートもフラットで非常に乗りやすい125オフロードとして人気の車種です。
現行車両で最新式のモデルは2016年物で、すでに2016年で生産が終わってしまったので、新車が欲しい方は探すのに少し苦労するかと思います。
原付二種オフロード:KLX125
車両の重量も112kgと125ccにしてはとても軽く、オフロードの操作性を楽しめるバイクです。軽いバイクで、また単気筒エンジンを搭載しているため燃費も良く、4stのオフロードの中でも非常に乗りやすいモデルです。手軽に乗れて維持費も安いので通勤や通学におすすめのバイクです。
シート高 (mm) 830 車両重量 (kg) 112 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 124
中古車両の相場は19万ほどからで、新車は34万~です。中古は安い物価格帯ではありませんが、人気車両のため扱っている店舗も多いです。
新車価格帯(実勢価格) 34万8800円〜36万9000円 中古車価格帯 19万9000円〜37万6900円
おすすめの125ccオフロードバイクその4
2stを楽しみたい方におすすめのkawasakiオフロードバイクをご紹介いたします。その名もKDX125です。1991年にはモトクロス仕様のKDX125SRなども販売されています。
125ccの2stバイクは排ガス規制などで、現在は中古車でしか見なくなりました(一部2st仕様のバイクもあります)。フルサイズに近いモデルと2stならではのパワフルな加速を味わえるのでとてもおすすめなモトクロス仕様のバイクです。
原付二種オフロード: KDX125
KDX125の重量は104㎏で、他の125ccオフロードバイクと比べると、若干ですが軽めになっています。2stバイクは、一昔前は流行っていました、現在もそのパワフルな走行性能と、エンジンの構造が簡単なことから、ベテランのバイク乗りから好かれています。
そんなパワフルな2stのオフロード仕様のバイクに乗りたいならKDX125がおすすめです。新車は残念ながら無いので、購入するときは中古車を探すようにしてみてください。
中古車両の相場は15万ほどからで、新車は見かけないため記載なしです。中古は安い物から高い物までピンキリですが、車両の年式や状態によって変わってきます。
おすすめの125ccオフロードバイクその5
これまではkawasakiオフロードバイクをご紹介してきました。今回から三つほどはHONDAのオフロードバイクのご紹介になります。では、HONDAのオフロード仕様バイク1発目は、こちら:XR100です。
XRシリーズと言えばHONDAのオフロードバイクの中でも人気が高いバイクで、250ccのXRは仮面ライダーなどでもよく登場するバイクとして有名ですね。
シート高 (mm) 750 車両重量 (kg) 86 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷
原付二種オフロード:XR100
シートの高さは他の125ccオフロードバイクに比べると少し低めになっています。
フルサイズのオフロードバイクってシートの高さが高くて乗りこなせない、と心配になる方もいらっしゃることでしょう、ですが、シートの高さがそこまで高くなく、125ccとしての操作性と、乗りやすさを併せ持っているので、小型のオフロードバイクが始めてという方にもおすすめです。
バイクブロス調べ~中古車両の相場は16万ほどで、新車は見かけないため記載なしです。中古は安い物から高い物までありますね
中古16万8000円〜39万8100円
おすすめの125ccオフロードバイクその6
HONDAがお送りする、完全レーサータイプのバイクをご紹介いたします。今回紹介するオフロードバイクは、ライトなどの公道を走るためのオフロードバイクです、私有地などでしか乗れないバイクなので、購入される場合は注意してください。
シート高 (mm) 785 車両重量 (kg) 88 乗車定員(名) 1 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 124.9
原付二種オフロード: CRF125F
CRF125Fは台数限定で販売されたフルサイズのレーサー仕様、私有地で走る用途のバイクです。125ccとしての操作性から、オフロードとしての軽い操作感、そしてパワフルなふけ上がりを楽しめるバイクです。
中古車、新車共に、オフロードバイクとしては安い!とまでは行きませんが、高い過ぎるほどでもないため、私有地があって、モトクロスやトライアルのように練習したいと考えてる方におすすめです。
新車価格帯(実勢価格) 30万7000円〜41万8000円
CRF125Fは中古車や新車の数が圧倒的に少ないので、今回は新車の相場になります。新車の相場は上記の通りです。安い~高いの中間くらいですね。
おすすめの125ccオフロードバイクその7
今回紹介するオフロードバイクはなんといっても、125ccでありながら、250cc並の馬力を持っていることです。レーサータイプのため、公道を走れない、モトクロスやトライアルバイクのような用途で使うバイクになります。サーキットで走るか、私有地をお持ちの方におすすめです。
原動機種類 2ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒
原付二種オフロード:CR125R
HONDAが販売するCR125Rの車体重量は90kg以下と、とんでもない軽さになっています。またパワフルな2stのため、フルサイズのオフロードレーサーバイクとしてはとんでもない馬力を持っているので、サーキットや私有地で乗り回す楽しみがあるバイクとして人気を持っています。
中古車の価格帯:216,000円~577,500円
年式が古いため、新車は出回っておらず、またレーサー仕様なので取り扱っている店舗が少なく、中古相場を載せておきます。安い物から高い物まであります。
おすすめの125ccオフロードバイクその8
これまではKAWASAKI、HONDAとオフロードレーサー仕様バイクをご紹介してきました。今回からはYAMAHAのオフロードレーサーバイクをご紹介していきたいと思います。まず最初にご紹介するオフロードレーサー仕様バイクはこちら:XTZ125です。
原付二種オフロード:XTZ125
XTZ125はオフロードレーサー仕様として公道を走ることが出来るバイクです。そのため、フルサイズのレーサー専用のオフロードバイクに比べるとパワー不足を感じてしまいがちですが、125ccとしては、比較的に軽く、公道をスムーズに操作し、走ることが出来るので普段の街乗りにおすすめなオフロードバイクです。
新車価格帯(実勢価格) 18万9700円〜35万9000円 中古車価格帯 17万8000円〜28万3500円
中古車も新車も比較的安い値段相場になっています。
おすすめの125ccオフロードバイクその9
今回紹介するのはYAMAHAのオフロードレーサー仕様バイク:YZ125Xです。YZ125をベースとしているオフロードバイクで、レーサーバイクとして現役のレーサーからも人気の高いバイクで、公道を走ることは出来ませんが、まさにオフロードの楽しさを最大限楽しむことが出来るフルサイズバイクとしておすすめです。
シート高 (mm) 955 車両重量 (kg) 95 原動機種類 2ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 124
原付二種オフロード:YZ125X
“The Real Light Enduro”のコンセプトに基づき新開発したクロスカントリーエンデューロ用モデル。「YZ125」をベースに、エンジンを扱い易い特性に仕様を変更、実戦で役立つ諸装備を追加し、エンデューロ用とした。
エンデューロで走ることを目的として作られたYZ125をさらに乗りやすく、レースで勝つことを意識して作られているバイクのため、操作性はもちろんのこと、パワフルなエンジンや、加速を楽しめるバイクです。こちらもサーキットや私有地で楽しむバイクなので、そういった目的の方におすすめのレーサーバイクです。
新車価格帯(実勢価格) 56万4000円〜62万6400円
レーサーバイクのため、中古車の数が少なく、新車では高めになっています。
おすすめの125ccオフロードバイクその10
YAMAHAが販売するオフロード仕様の125cc小型バイク、WR125Rをご紹介いたします。4サイクルのフューエルインジェクションを持つ、バイクで、林道を走ったりするなどの悪路、オフロードを走ることを楽しむことが出来るフルサイズの小型バイクです。
原付二種オフロード:WR125R
最高出力 15ps(11.0 kw)/9000rpm 動力方式 - 最大トルク 1.24kg・m(12.2N・m)/8000rpm 型式 - 車体重量(乾燥重量) 133kg 排気量 124cc 車体重量(装備重量) 133kg 発売開始年 2014年 パワーウエイトレシオ 8.9kg/PS 燃料消費率 - 全長・全高・全幅 2180mm × 1220mm × 835mm 燃料タンク容量 8.5リットル シート高 930mm
125ccという小型でありながらも、パワフルな走行性能を持っており、またFI車と言うことで、キャブ車と比較しても比較的に新しい装備を積んでいるので、比較的新しめのオフロード仕様の小型バイクが欲しいという方にとてもおすすめなオフロードバイクです。WR125Rの中古車、新車共に数が少なく相場は記載なしです。
おすすめの125ccオフロードバイクその11
最後にご紹介するフルサイズのオフロードバイクはSUZUKIのバイクになります。今回紹介するSUZUKIのオフロードバイクはこちら:SX125Rです。
SUZUKIが販売する4サイクルオフロードバイクで、非常に操作がしやすく、加速も楽しめるので、街乗りから、林道などを走るツーリングなどなど、楽しみ方が多いバイクになります。
原付二種オフロード:SX125R
車重量が114kgと一般的なカウル付きの小型スポーツバイクやクルーザータイプの小型バイクからすると、とても軽い数値で、さすがオフロード仕様だ、と感じさせてくれます。操作のしやすさもオフロードバイクとして楽しめる物で、小型二輪免許しか持っていない方にもおすすめのバイクです。
車両重量 (kg) 114 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 124
SX125Rは年式が古いものが多く、中古の相場は10万円ほどからと、物の状態によってピンキリでした。新車の数は少ないため記載なしです。
乗りやすい原付二種オフロード総まとめ
新車や中古車のおすすめ125ccオフロード
モトクロスやトライアル用のバイクを意識して作られたオフロードバイクが多く出回っていますが、そんな中でもオフロードバイクに乗ると、レーサーになったような気分になれるのが嬉しいポイントですね。
また、125ccという区分だけあって保険が安かったりと維持費の負担もそこそこ安いので手軽に乗れるバイクとして125ccオフロードバイクはおすすめです。高速道路には乗れませんが、普段の街乗りから、ちょっとオフロードを走ったり出来るので、是非とも皆様も125ccオフロードバイクを購入してみてはいかがでしょうか。
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