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プランターで簡単に育てられる季節別野菜9選&育て方!家庭菜園初心者必見!

プランターでも家庭菜園を始められますよ。この記事では初心者でも育てやすい野菜を選びました、それぞれの野菜の育てる時期と育て方についてガイドしています。プランターでの注意点についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
2020年8月27日
ロッキー
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プランターでも野菜は作れる!

家庭菜園をやってみたいけど土地がないためにあきらめていませんか?野菜作りはなにも庭がないとできないわけではありません、プランターでも十分野菜作りはできます!むしろ土が簡単に作れることや雑草の処理などが狭い範囲だけでいいプランターの方が初心者向きかもしれませんね。

プランターでベランダ菜園ができる

マンション住まいの方でもプランターをベランダに出して家庭菜園を始めることができますよ。自分の家庭菜園で採れた野菜を食べるのは本当においしいですし、農薬など使っていない自分で管理した野菜は安心して食べることができます。初心者や野菜を作ったことがなくても大丈夫です。初めてでも作れるようにガイドしていきますね。

プランター栽培に準備するもの

プランター

プランターはあなたにとって家庭菜園になります。大きさは育てる野菜によって変えられたらいいですが、どんな野菜でも作れるように大きめのものを用意することをおすすめします。四角形のプランターでなくても植木鉢で代用できる野菜もありますよ。

用土

土は1から自分で土づくりするよりも家庭菜園用の土を買ってくることが初心者にはおすすめです。家庭菜園用の土は最初から必要な養分や腐葉土が入っていて、野菜が簡単に作れるようになっています。初心者の方であれば「今日始めよう!」と思った時に必要な土と苗を買ってくればあとは植えるだけなので簡単ですね。

スコップ

プランターには小さいハンドスコップで十分です。苗を植える穴を掘ったり、土を寄せたりするのに使います。家庭菜園に限らずガーデニングには必須ですね。移植ゴテとも呼びます。

はさみ

トマトなどの実を収穫したり、分かれた枝を切るのに使います。これも園芸用のものがいいでしょう。普通の事務作業ようのはさみでもできなくはないですが、太い枝を切るためには刃の短い園芸用のものを選びましょう。

必要な道具

他には作る野菜により違います。枝を誘引する支柱をひもや虫を予防する防虫ネットなどは作る野菜によって都度準備していけばいいですね。農道具かさばるものが多いです、はベランダ家庭菜園の場合は道具を置けるスペースも限られているのでよく吟味して選んでくださいね。

プランターにおすすめの野菜 春から夏

春から夏にかけての栽培にはトマト・ナス・ピーマン・キュウリ・シソ・オクラなどが初心者にも育てやすいのでおすすめです。大体の野菜は春先が植える時期で本格的に暑くなる前に収穫します。どれもポピュラーな野菜なのでどこでも苗が売っていて手に入りやすいですね。トマトなどの実を付ける野菜は成長が見て取れて、収穫の喜びが感じやすく初心者の方に特におすすめです。

プランターにおすすめの野菜 秋から冬

秋から冬におすすめなのはホウレンソウ・ジャガイモ・ブロッコリーなどです。早いもので夏の終わりの時期に植えると冬の霜が降りる前に収穫できます。まだ厚い時期に植えるので根腐れしたり水不足になったりしないように気をつけましょう。

プランターにおすすめの野菜.1 トマト

夏野菜の代表トマトは初心者にも育てやすく、プランター栽培にもおすすめです。大玉トマトでもミニトマトでも基本は同じです、初心者には実の付きやすいミニトマトをおすすめします。どんどん実がなるので採れたてのトマトを楽しめますよ。

トマトの植える時期

トマトの植える時期は4月中旬から5月下旬までです。だんだんと気温が上がってくる時期ですが、トマトは寒さに弱いので最低気温が15℃を下回りそうな時期だとまだ植え付けには早いです、もう少し待ちましょう。トマトの株間はできれば50cmほど空けたいですが、そこまで大きいプランターを用意できなければあまり株間を詰めすぎないようにしましょう。

苗の選び方~植え付け


トマトの苗は葉の緑が濃く、双葉が残っていれば強い苗の証しです。花のつぼみが付いているものがいいでしょう、植えつけた後に安定しやすくなります。トマトはわりと乾燥を好む野菜です、前日に雨が降って土が濡れている日は植え付けを避けた方が無難です。新たに土を買ってきた場合はいつでも大丈夫ですよ。トマトは同じ向きに実がなるので、日のあたる側に花を向けて植えつけましょう。

トマトの育て方

トマトを植えつけたら支柱を立てて枝を誘引してやります、ひもで軽く結べばオーケーです。幹が1本だけ伸びるようにわき芽が出てきたら都度とってやります、手で倒せば簡単に取れますよ。トマト用の着花促進剤がスプレーであるので、花に吹きつけておくと実付きが良くなります。実が大きくなるころに追肥をして、水やりは毎日1回で管理してやります。花が咲いてから40日から50日で収穫できるようになりますよ。

プランターにおすすめの野菜.2 ナス

これも夏野菜の代表ナスです、いろいろな料理に合ういつも家に置いておきたい野菜ですね。間引いた小さい実を漬物にすることもできます。高温多湿の日本の夏に良く育つので初心者でも簡単に作れる野菜です。

ナスの植える時期

気温の上がってくる5月の連休前後が植え付けの時期です。ナスは高温多湿が大好きなので、寒の戻りのある時期は避けましょう。苗は7枚から9枚ぐらい葉が付いていて双葉が元気に残っているものがおすすめです。連作障害を防ぐには接ぎ木された苗を選ぶといいですよ。

ナスの植え方

プランターでも株間は60cm程空けたいですね。植える穴を掘ったら水を入れ、水が引いたら苗を植えます。苗の隣に支柱を立てて置きますが、長さはベランダに合わせたものにしましょう。支柱の高さが最終的なナスの高さになります。

ナスの育て方

ナスはわき芽を2本残して育てる3本仕立てで育てていきます。植えつけから1ヶ月ほどで少し追肥してやります。最初につく一番果は小さいうちにとってしまうと、あとの実付きがよくなります。収穫は品種に適した大きさで、皮にツヤと張りがある内に収穫しましょう。

秋ナスの作り方

7月ごろまで収穫できるナスですが、7月後半から夏の暑さに負けて元気がなくなってきます。そこで更新剪定をすることで株をリフレッシュさせましょう。株の高さが半分ぐらいになるように枝を切り、ぐるりと根切りを一周してやり、根切りしたところには肥料を少し入れておきます。この剪定から1ヶ月ほどで秋ナスを収穫できますよ。

プランターにおすすめの野菜.3 ピーマン

ピーマンも夏場に簡単に育てやすい初心者向きの野菜ですね。ピーマンもししとうもトウガラシの仲間で、辛さの違いで種類が違っています。ちなみにピーマンとパプリカに明確な違いはありません。ピーマンはフランス語、パプリカはハンガリー語でどちらもトウガラシの意味です。

ピーマンの植える時期

ピーマンも暑くなる5月の連休前後が植える時期です。苗は葉が7枚から8枚付いている元気のよいものを選びましょう。植え付けたら隣に支柱をたて麻ひもなどで誘引しておきます。

ピーマンの育て方

ピーマンもナスと同じく3本仕立てで育てていきます。植え付けから2~3週間で追肥してやります、適度に追肥することでたくさん収穫できますよ。一番果はやはり早めに取りましょう。それからは適度な大きさでどんどん収穫できますよ。

プランターにおすすめの野菜.4 キュウリ

キュウリの特徴は生育期間が短いことです、植え付けから約40日で収穫できます。そのため放おっておくとすぐに収穫時期を逃してしまいます。短い期間ですがベランダで緑のカーテンとしても使えますね。

ベランダには節なり品種がおすすめ

キュウリには節なり品種と飛び節なり品種があります。キュウリの実がなる場所が違いますが、ベランダには節なり品種がおすすめです。節なり品種はメインのつるの近くにだけ実がなるのでつるの管理がしやすく、初心者にも育てやすいです。

キュウリの植える時期

キュウリは4月末から5月上旬に植え付けます。難しそうなつるの誘引ですが、支柱を3本使えば簡単ですよ。支柱は苗の上にピラミッド状に組みます、そこへ伸びてきたつるを螺旋状に誘引していきましょう。そうすれば実が取りやすく、つるが隣のベランダにいかにように管理しやすいです。


キュウリの育て方

株の下の方のわき芽はすべて取り、上の方は子づるの先端を切ります。つるは支柱の高さまで伸びたら先端を切ってしまえばそれ以上伸びません。一番果は小さうちに摘み取りましょう。キュウリはいい時期を取り逃すとおいしくありません、適度な大きさでどんどん収穫していきましょう。

プランターにおすすめの野菜.5 シソ

シソも日本の夏に欠かせない野菜ですね!ちょっと薬味が欲しい時にベランダから摘んで来れたら便利ですよ。シソは生命力が強く、ベランダでも育てやすいのでおすすめです。1株だけ育てる場合は植木鉢でもいいですね。

シノの植える時期

シソの苗は5月に入ってから、中旬に植え付けます。薬味に使用するのであれば青じそを選びましょう。株間は20cmは空けたいので広いプランターなら2株植えられます。植え付けたらたっぷり水やりしてやります。

シソの育て方

植え付けから2週間ほどの株が大きくなってきた時期に追肥します、40日ほどで葉を収穫していけますよ。収穫が始まったら2週間に1回少しずつ追肥していきます。シソは葉を収穫するので失敗がすくなく育てやすいので、初心者にも簡単に作れる野菜ですね。

プランターにおすすめの野菜.6 ホウレンソウ

葉野菜のホウレンソウは春と秋に栽培できますが、秋栽培の方がとう立ちがしにくくおすすめです。家庭菜園でもプランターでも種から育てます。おいしく食べるコツは収穫したらすぐ使うことです、これはホウレンソウは鮮度が落ちやすいのためです。食べきれない場合はサッと茹でて冷凍しておきましょう。

ホウレンソウの植える時期

秋まきのホウレンソウは9月に入ってから種まきします、9月と言ってもまだまだ暑いですから暑さが引いた時期を待ちましょう。種まきは土に支柱などで1cmほどの深さの溝を掘ります。そこへ1cm間隔ぐらいで1粒づつ種をまきます。土を被せたら手で軽く押さえて、たっぷり水やりしておきましょう。

間引きと追肥

芽が出たホウレンソウは本葉が2枚のころに間引きします。株間が3cmから4cmぐらいになるように間引きしたら、根本に土を寄せておきます。株の高さが7cmから8cmぐらいになったら根本に少し追肥します、追肥したらまた土を寄せます。

ホウレンソウの収穫

株の高さが25cmから30cmになったら収穫時期です。株ごと引き抜くか、根本をはさみで切って収穫します。収穫したら早めに調理しておいしいホウレンソウを食べましょう。ホウレンソウも葉野菜なので失敗が少なく初心者でも育てやすいですね。

ベランダで育てる場合の注意点

ホウレンソウはとう立ちといって、成長しすぎて茎が硬くなるとおいしくありません。ホウレンソウは夜間に光が当たるととう立ちしやすくなります。特にベランダのプランターで栽培する場合は室内の光が当たってとう立ちしやすくなりますので、カーテンを閉めるなどして夜間に光が当たらないように注意しましょう。

プランターにおすすめの野菜.7 ジャガイモ

プランターでも根菜は作れるんです!特にじゃがいもは巨大なプランターが必要なく育てやすいので初心者におすすめです。春じゃがいもと秋じゃがいもがありどちらでも育てられますが、初心者には春じゃがいもの方が育てやすいでしょう。春じゃがいもの育て方について解説していきますね。

ジャガイモの植える時期

春じゃがいもは2月から4月終わりごろまでが植える時期です。必ず買ってきた種イモを使いましょう、食用のじゃがいもだと病気にかかりやすく種イモに向きません。種イモは何日か室内で日光に当てて、芽を出します。出ている芽が均等になるように2か3等分して、切り口に専用の灰をつけておきます。プランターは幅広のものがおすすめです、長さは種イモ同士を20cmから30cmは離したいので作りたい量にあったものを選びましょう。

植え付けから芽かき

種イモの植え付けは土を15cmから20cm掘って、芽が上になるように置きます。20cmほど離した種イモの間に少しだけ肥料を入れておくといいでしょう。2週間ほどで芽がでて10cmぐらいの高さに伸びます、この時に元気な芽を2本だけ残して後は根本から切ってしまいます。これでじゃかいもだけに栄養が回るようになりますよ。

ジャガイモの育て方

芽かきをした後と、花が咲いたころに追肥してやります。花が枯れて株が黄色くなってきて倒れてきたら収穫の時期です。短く切っておいた茎を持って引き抜いてもいいですし、プランターごとひっくり返して収穫することもできます。収穫したじゃがいもは腐らないように土が付いたまま風に何日か当てておきます。

プランターにおすすめの野菜.8 レタス


サラダによく使うレタスはベランダ家庭菜園で栽培すればいつでも新鮮なものが手に入ります。プランターでは結球しないリーフレタスが育てやすいのでおすすめです。レタスは初心者でも失敗が少なく簡単に作れる野菜の一つですね。

レタスの植える時期

レタスは寒すぎず涼しいくらいの気候を好みます、4月中旬から5月中旬ぐらいが苗を植える時期です。土は市販の腐葉土でいいですが、水はけがよくなるようにそこに赤玉土を敷き詰めましょう。苗はポットぐらいの穴を掘って軽く土をかけて植えつければオーケーです。

レタスの育て方

レタスは乾いた環境の方を好むので、水やりは土が乾いてきたら都度するようにします。レタスは短い期間で作れるのでどんどん伸びてきます、あまり追肥は必要ないですが株に元気がなくなってきたら少しだけ追肥するといいでしょう。食べごろの葉からどんどん収穫していけますよ。

プランターにおすすめの野菜.8 オクラ

オクラは暑さに強く、1株から30個ほどの実が取れるので初心者にも育てやすい野菜です。実をたくさん取る育て方は肥料を適量与えることです。成長が早く夏場に一気に伸びて、そこから収穫が始まるので簡単に作れる野菜ですが育てるのが楽しい野菜でもあります。

オクラの植える時期

オクラは暑さに強い分寒さに弱いです、よって熱くなってくる5月に入ってから植え付けます。オクラは植えてから定着しにくい特徴があるので、葉が3枚から4枚ぐらいの苗を選んで根を崩さないように植え付けましょう。株間は25cmは空けたいのでそれ以上の幅のプランターで深めの物を準備しましょう。

オクラの育て方

オクラの葉が5枚から6枚になった頃から一気に背丈が伸びてきます、このころに支柱で倒れないようにしてやりましょう。またこの時に追肥もしてやります、あとの追肥のタイミングは2週間に1回が目安です。オクラの収穫のタイミングは花が咲いてから1週間です、あまり遅いと実が固くなってしまいます。実を収穫したらそこより下の葉を取ってやれば実に栄養が周り、どんどん収穫できますよ。

ベランダ栽培の注意点

近所に迷惑を掛けない

マンションやアパートのベランダには隣や上下に住んでいる方がいますね、ご近所さんに迷惑がかからないように注意しましょう。つるが伸びて越境したり、虫が増えて隣へ行ってしまったりしないように管理してくださいね。

エアコンの室外機に注意

プランターを置く場所はエアコンの室外機の前は絶対に避けてください。室外機から出る風で野菜がうまく育ちません。特に夏場は冷房を入れるので、室外機から暑い風がどんどん出てきます。そこへ野菜が置いてあると熱い風を受けて弱ってしまいますので注意してください。

まとめ

プランターでも十分に家庭菜園を始めることはできますよ。むしろプランターの方が面積が狭い分雑草の管理など楽で育てやすい面もあります。初心者でも簡単に作れる野菜から育てていけばいろいろコツも分かってきて、他の野菜に挑戦したくなりますね!プランターと土と苗があれば家庭菜園は始められます、ぜひ育てやすい野菜からプランター栽培を初めてみましょう!

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