ドライブレコーダーを取り付けよう!
ドライブレコーダーは欲しいけど、そんなに安いものでもないし、取り付けるとすると工賃もかかるから「そんなにお金を出してまで取り付けなくていいかな。」と思っている人もいるのではないでしょうか。確かにドライブレコーダーの取り付け工賃は決して安いものではありません。でも、自分で取り付けるならその工賃は0円。材料費だけで済んでしまいます。ドライブレコーダーの取り付けは簡単ですから、自分で取り付けた方がお得です!
ドライブレコーダーの取り付け:簡単な方法1
最初にご紹介するのは、はじめて車にこのようなアクセサリーを付けるという人でもわかりやすい、シガーソケットに差して電源を取る取り付け方です。ドライブレコーダーの電源コードはすでにシガープラグになっているので、全面のガラス丈夫にドライブレコーダーを差し込んだらコードを伸ばしてきてシガーソケットに差し込むだけで完了です。いざやってみると驚くほど簡単で、拍子抜けしてしまうかも知れませんね。
ドライブレコーダー取付けに必要なもの
まずは、ドライブレコーダーの箱を開け付属品の確認です。入っているものは ①本体 ②シガープラグ ③マウントホルダー ④ケーブルクランプ メーカーによってはこの他 ⑤GPSレシーバー が、入っていることもあります。
用意する工具
シガーソケットから電源を取る簡単な取付け方法では、特に工具を必要としません。ドライブレコーダーを買った箱の中に入っているもので、作業は済んでしまいます。もし、あえて用意するのであれば、配線の結束バンドを用意しておくと、余ったコードを束ねて影に隠しておくのに便利です。
ドライブレコーダーの取り付け:簡単な方法2
ここでは、ドライブレコーダーを実際に取り付けていくのですがこの位置については法律で決まりがあります。それについては備考として最後の方に記述していますのでそちらを参考にしてください。ここでは、失敗するとするとここである場合が多い、ドライブレコーダーのガラスへの設置についてご紹介します。
設置位置を決める
次におこなうことは、ドライブレコーダーの設置位置を決めます。この設置位置ですが、バックミラーを中心としてそれより運転席側にあると視界の邪魔になることがあります。助手席側につけるのが良いとする意見が多いです。また、ミラーに近すぎるとバックミラーの調整の妨げになるので邪魔にならない助手席側のどこにつけるか、シールを剥がさずドライブレコーダーの設置位置を確認して決めましょう。(一応、ミラーの裏に設置するという決まりはありますので、どこに設置しても良いというわけではないようですので、念の為。)
本体の設置と設置位置の補足
位置決めの補足ですが、ドライブレコーダー本体と、バックモニターなどがあまりにも近すぎると干渉してしまうことがあるそうです。他の機器からある程度離れた場所に付けるようにしましょう。ドライブレコーダーを取り付ける場所決めしたらシールを剥がして一気に貼ってしまいましょう。貼り直しはできないものと思いましょう。(厳密に言うとできますが部品の取り寄せが必要となります。)
ドライブレコーダーの取り付け:簡単な取り付け3
ドライブレコーダーがガラスにしっかりと取り付けられたら、あとはコードを下のシガーソケットのところまで引っ張ってきて差し込み、キーを回せばドライブレコーダーまで電源がきます。配線を奥の方に隠しながら付けようとすると、手が入らないのでちょっと苦労するかも知れません。その場合は、配線ガイドというものも売っています。どうしてもドライブレコーダーの電源コードをうまくダッシュボードの奥に通せないという場合はこのようなアイテムを使ってみてください。
コードを隠しながら電源を引く
ドライブレコーダーを取り付けたら電源コードをシガーソケットまで引っ張ってきます。この時、できるだけ目立たないところ、できれば内装の隙間などに棒状のもので押し込みながら引っ張ってくると、運転しながらドライブレコーダーの配線がブラブラして目障りということが防げます。
配線の隠しかた・ダッシュボード奥
もともとドライブレコーダーについている電源コードは、足りないことを避けるため長めに作られていることがおおく、余ることになるでしょう。その余ったドライブレコーダーの配線をスマートに隠すには配線コードをダッシュボードの小物入れの奥などに隠してしまうのがおすすめです。車によっては、このあたりにヒューズボックスがある場合もあります。配線がまとまっているところに一緒にドライブレコーダーの電源コードも配線バンドでとめておくとよいでしょう。
シガーソケットに電源を差し込む
最後にシガーソケットにドライブレコーダーのシガープラグを差し込んで電源も無事取れました。これでドライブレコーダーが動き出すでしょう。これが一番簡単なドライブレコーダーを付ける方法です。初心者でも簡単にできる設置方法で難しいことは何もなくスムーズに設置できたことと思います。
ドライブレコーダーの取り付け:配線隠し編1
次はドライブレコーダーの配線隠しをしながら、シガーソケットからではなくヒューズボックスから電源をとる方法です。ドライブレコーダー取り付けの作業工程は増えますが、ひとつひとつ丁寧に行えば難しい作業ではありません。
配線隠しの方法に必要なもの
ドライブレコーダーの配線を隠しながら電源ソケットから電源を取るように配線するには ①電源ソケット ②ギボシ端子 ③ヒューズ電源 最低でもこの3つが必要です。この他、工具として電工ペンチ、レンチ、あれば検電テスターも用意しましょう。
配線隠しのためにかかる費用
配線を隠してシガーソケットではなく車のヒューズボックスから電源をとるには材料費として費用がだいたい1,500円程度かかります。この費用には工具代金は含まれていませんので、工具を新たに用意する人はその費用も掛かりますのでご注意ください。
費用:頼んだら工賃はいくらかかる?
車のパーツなどを販売しているオートバックスやイエローハットでドライブレコーダーを取り付けてもらう工賃は以下の通りです。 オートバックス:5,400円(工賃のみの費用。本体購入時のみ) イエローハット:4,320円(工賃のみの費用。本体購入時のみ) どちらのお店も本体を購入すると取り付けてくれるというサービスになっています。「よそから持ち込みは基本的に受け付けない」ということになっていますが、店舗によって、またはお店の混雑具合で"割高で"やってもらえることもあるようです。もちろん、そのときの取り付け工賃はあくまでも工賃で材料費は別ですから、自分でつけた方が費用は材料費だけで済んで、ずいぶんお得となります。
ドライブレコーダーの取り付け:配線隠し編2
ギボシ端子などを付けるのがちょっと面倒だなと感じる人もいるでしょう。皮膜を剥がしたりかしめたりするのに電工ペンチがあると便利ですが、手持ちのラジオペンチなどのようなものでも十分可能です。
電源ソケットの取り付け
電源をシガーソケットではなくヒューズボックスから分岐させて取るのなら、シガーソケットを増設しても良いですが、ずっと電気を引きっぱなしになるので電源ソケットを取り付けてしまいましょう。電源ソケットを取り付けるには、まず車のヒューズボックスを探す必要があります。これは車によって場所が違うので取扱説明書で場所を確認、その中のアクセサリー用のヒューズを使用します。
電源ヒューズからの配線
ドライブレコーダーの電源としてとるのはACCの15Aと書いてあるところを使います。ACCと書いていない場合は、検電テスターを使って車のキーをアクセサリーの位置にしたときに電気がきているかどうか確認してそのヒューズを使います。ペンチなどで外して、ヒューズ電源にがっしりと合わせてからヒューズ電源を15Aのヒューズを外した部分に挿します。
電源ソケットの加工と取り付け
ヒューズ電源の付きは電源ソケットの加工と取り付けをしていきます。電源ソケットのコードも長過ぎないように適度な長さでカットします。プラスとマイナスがありますので(色分けされているのでパッケージで確認)、プラスにオスのギボシ端子をつけ、ヒューズ電源のメスに挿し、電源ソケットから出ているマイナスにはアースを付けて車の金属部分に接続しておきます。この部分は言葉ではわかりにくいと思いますので、動画で確認してください。
ドライブレコーダーの取り付け:配線隠し編3
配線を隠して、ドライブレコーダー専用の電源をヒューズボックスからとって付ける方法もいよいよ終盤です。完成まであと一息。
配線・配線隠し
ここまでできたら、あとはドライブレコーダーから伸びた電源コードを先ほどの電源ソケットに挿し、ドア部分のゴムパーツやAピラーを剥がしてその中にコードを隠し、ドライブレコーダーまで伸ばします。ドライブレコーダーに差して、車のキーをアクセサリーに回すと電源が入ればドライブレコーダーの取り付け・設置は完了です。
ドライブレコーダーの取り付け:検電テスター
検電テスターでのヒューズの確認の仕方
車の取扱説明書には、ヒューズの種類が書かれていますが検電テスターで確認することをすすめています。その時の検電テスターの使いたかた。アクセサリーのヒューズがどのように反応するのかというのは、動画で見てもらった方がわかりやすいでしょう。こちらを参考に、検電テスターで使用するヒューズの確認をしてください。
ドライブレコーダーの取り付け:位置
最後になりましたが、ドライブレコーダーを取り付ける位置は「道路運送車両の保安基準(第29条)」という法律に基づき取り付ける場所がだいたい決められています。この「道路運送車両の保安基準(第29条)」によると ①「ガラス開口部の実長の20%以内の範囲」 ②「車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲」 ということが決められています。
具体的な位置
これがどういうことかというと、車のバックミラーの影になるような場所、または、上の方に付けてくださいといっています。どちらか満たせば良いようなので、だいたいバックミラーの位置までの高さを目安に助手席側につけておけば違反になることはないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドライブレコーダーを自分で付けるための取り付け方をご紹介してきました。一番簡単にドライブレコーダーを取り付けるには、もともとついているシガープラグを利用してシガーソケットに差し込むことです。その場合も、配線はゴムパーツやAピラーなどをいったん剥がしてその中に隠すとスッキリとした取り付け方となります。実はこのようなパーツは手で簡単に取り外しも元に戻すのも出来てしまうので、ぜひ配線を隠して綺麗にドライブレコーダーを取り付けてくださいね。
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