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シルバー(銀ヒラス)ってどんな魚?その栄養や美味しい食べ方をご紹介!

シルバー(銀ヒラス)をご存知でしょうか?シルバーはイボダイ科の魚ですが、あまりその存在を知られてはいません。とはいえ実は食べたことがある魚だったりもします。今回はそんなシルバーの特徴や生態、栄養や食べ方までまとめていきます!
更新: 2023年12月1日
T・S
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シルバー(銀ヒラス)とは?

60~70㎝の海水魚

シルバーはスズキ目イボダイ亜目イボダイ科の青魚です。あまりその存在が知られていないため、初めて名前を聞く方も多いかもしれません。シルバーは銀ヒラスとも呼ばれており、シルバーと呼ぶ方もいれば銀ヒラスと呼ぶ方もいます。

どちらが正解ということもなく、スーパーなどで売られる際もシルバーと書かれていたり銀ヒラスと書かれていたりします。

万人向けの味わい

あまり知られていないシルバーですが、実は普通にスーパーでも売っていますし、学校の給食にも出ていたりします。ですので、実は食べたことがある方は多いんです。

シルバーはとても味が良いのですが、味にあまり特徴の無い万人向けな青魚。近しいのはブリやタラで、味や食感が似ています。ですので、ブリの照り焼きとしてシルバーの照り焼きが売られていたこともあるほどです。

シルバー(銀ヒラス)の生態

生息域

シルバーがあまり知られていないのは日本で漁獲されていないからかもしれません。シルバーの生息域はオーストラリアやニュージーランド、チリ、アルゼンチンなど。ですので、日本から遠い海で獲れる青魚なのです。

ここまで遠い海の魚であれば、知られていないのも無理はありませんね。また、スーパーに出回る時は加工済みのことも多いので、どんな魚か想像がつきにくいのです。

深海500mに生息

シルバーは水深500mの深海を泳ぐ青魚。深海は水深200m以上を指しますので、結構深い海を泳いでいますよね。ですので、個人で釣るような魚ではなく船で漁獲する魚です。

オーストラリアやニュージーランドではよく見かける青魚であり、そこから輸入されて日本に入ってきます。オーストラリアの深海から日本にやってくるなんて、中々長旅ですね。

シルバー(銀ヒラス)の旬

旬はやっぱり冬

シルバーの旬は冬です。深海に住んでいますが、冬の寒い時期になると水温が下がるため、脂の乗りが良くなります。

冬に限らず日本には輸入されていますが、やはり旬の時期に食べると美味しいので、冬時期にシルバーを見かけたら是非食べてみて下さい。スーパーなどで売られる際は加工済みのことが多いので、よくよく魚の名前をチェックしてみましょう。

現地では高級魚

冬が旬のシルバーですが、旬の時期に関係なく、現地では高級魚として扱われています。

シルバーはとても味が良い魚ですので納得ですね。しかし、日本に輸入された際には味の割に安価で販売されており、遠い深海からやってきた青魚を気軽に食べることが出来ます。ブリの代用としても使えるシルバーはとてもありがたい魚だと言えますね。


シルバー(銀ヒラス)の食べ方

シルバーの食べ方は難しくありません。食べ方を問うほどの強い個性がある訳ではないので、気軽に料理をしてみましょう。通常の魚の食べ方と同じく、ウロコやぬめりをとり、胸びれから頭を落とし、三枚おろしにしていきましょう。

とはいえ頭つき・尾つきで販売されていることはありませんので、大抵はすぐに調理出来る状態です。あとは好みの食べ方で頂くだけですね。

シルバー(銀ヒラス)の料理レシピ

料理レシピ①魚と言えばフライ

シルバーはどんな種類の料理にも合う、万能な味をしています。ですのでフライにしてみるのもいいですね。特に強い特徴がある訳ではありませんが、旬の時期であればより脂が乗って美味しくなります。

シルバーのフライはよく絶品だと言われますので、是非作ってみて下さい。加工済みで販売されていることが多いので、すぐにフライに出来るのもいいですね。

料理レシピ②煮つけもおすすめ

画像はシルバーの親戚であるイボダイです。イボダイもよく煮つけにされていますよね。シルバーもよく定食屋さんなどで煮つけにされており、とても美味しく頂けます。

とても淡白であっさりとした味ですので、しっかり味付けをする煮つけはおすすめの料理ですね。シルバーが手に入ったら是非煮つけ料理もやってみて下さい。

料理レシピ③西京焼き

シルバーの食べ方で一番代表的なのが「西京焼き」です。シルバーはよくスーパーで西京焼きにされて販売されています。シルバーをよく食べる方のほとんどは西京焼きで食べていると言っても過言ではありません。

上記ツイートの方もシルバー(銀ヒラス)はよく知らないけどとても美味しく味わっていますね。給食などでも出ますので、実はシルバーの西京焼きを食べたことがある方は沢山います。

料理レシピ④照り焼き

シルバーの料理レシピで西京焼きの次に多いのが照り焼きです。ブリの照り焼きが有名ですが、ブリの代用品となることの多いシルバーはよく照り焼きレシピで食べられています。

スーパーで西京焼きか照り焼きに加工されて並んでいることが多いので、見かけたら是非食べてみて下さい。上記ツイートにもあるように、隠れたファンは沢山います。

シルバー(銀ヒラス)の栄養

タンパク質とビタミンが豊富な魚

味だけではなく栄養も気になりますよね。シルバーはタンパク質が沢山含まれている青魚です。

タンパク質は健康維持のためにとても大切な栄養素ですが、現代の食事はどうしても炭水化物に偏りがち。その原因は肉や魚よりも炭水化物の方がお腹が膨れやすく安価だからです。

シルバーはお手頃な価格ですし、タンパク質摂取の観点でも食べることがおすすめ出来る青魚です。

カロリーは魚界では普通

シルバーは旬になるととても脂が乗ってくる種類の魚。そうなると気になるのがカロリーですよね。いくら美味しくても、カロリーが高すぎると食事を楽しみきれなくなってしまいます。

シルバーのカロリーは100グラムあたり150キロカロリーほど。これは他の種類の魚と比べると平均的カロリーと言えます。脂が乗って美味しいシルバーですが、あまりカロリーは気にしなくても大丈夫ですね。


シルバー(銀ヒラス)でアレルギー緩和が出来る?

アレルギー緩和が出来る魚

シルバーには色々な栄養素が入っていますが、実はその栄養素がアレルギー緩和効果があると言われています。現代では子供から大人まで2人に1人がアレルギーを持っていますので、アレルギー問題はとても気になりますよね。

様々なアレルギーがありますが、その原因が食生活にあるのではないかという説が有力です。

EPA、DHA、ビタミンB12、ナイアシンが含まれる魚

シルバーの栄養素の中でアレルギー緩和の効果が期待できるのが、EPAとDHAです。この二つはオメガ3系脂肪酸と言われており、近年とても注目を浴びていますよね。

オメガ3系脂肪酸を摂取すると気管支ぜんそくや各種食物アレルギー、花粉症などに効果があるという実験データが出ています。アレルギーに困っている方はシルバーを積極的に食べると良くなるかもしれません。

シルバー(銀ヒラス)の別名

シルバー以外にも名前が沢山ある魚

シルバーは銀ヒラスとも呼ばれていることを先述しましたが、実は他にも色々な呼び方があります。シルバーフィッシュやナガシズ、ハンテンオキメダイとも呼ばれたりしますね。

一般的なのは銀ヒラスですが、パッケージにシルバーと書かれていることもありますので両方合わせて覚えておきましょう。銀ヒラスとシルバーが合体したような「銀シルバー」と呼ぶこともあります。

海外では呼び方が少し変わる魚

シルバーは日本では銀ヒラスと呼ばれたりしていますが、海外ではSilver warehou(シルバーワレフー)と呼ばれています。

他にも同じスズキ目種類の魚でBlue warehou(ブルーワレフー)もいますので、ワレフー呼びをすればオーストラリアやニュージーランドでも通じるかもしれません。現地では高級魚扱いですので、知っている方も多いです。

シルバー(銀ヒラス)に関してのTwitter

あまり知られていない魚?

こちらのツイートでは、銀ヒラス(シルバー)の存在を知らず、銀ムツと似た種類か考えている様子が書かれています。

銀ムツ(マジェランアイナメ)もスズキ目で南半球の深海に生息する種類の魚ではありますが、銀ムツはノトテニア亜目に属しますので別の魚です。シルバーの認知度がどれくらいなのかがよくわかるツイートですね。

なんでもござれな魚


こちらのツイートではシルバー(銀ヒラス)をおすすめする内容が書かれています。シルバーは淡白でクセの無い味をしていますので、ツイートにもあるように、干物でも西京焼きでも照り焼きでも、色んな料理レシピで楽しめる魚です。

あまり味をつけない料理レシピよりも、しっかり味をつけて食べる料理レシピがおすすめですね。西京焼きは是非一度食べてみて下さい。

実は食べたことがある?

こちらのツイートでは、元給食担当の方がシルバー(銀ヒラス)をなつかしむ様子が書かれています。シルバーの存在を知らない方は多いのですが、ツイートにありますように実は給食で出ることも珍しくない魚です。

もしかしたら、給食で出ていた西京焼きはシルバーだったのかもしれませんね。有名な魚と比べると名は知られていないものの、実は皆食べた可能性がある魚です。

どっちで呼ぶ?

こちらのツイートでは、シルバーか銀ヒラスと呼ぶかを考えさせられる内容が書かれています。どちらの呼び方をしてももちろん構わないのですが、シルバーで検索をするとシルバーアクセサリーが沢山出てきてしまいます。

会話をしていても紛らわしいので、銀ヒラスと呼んだ方がスムーズかもしれませんね。しかし、ツイートの方はシルバーの方で覚えています。色んな認識がありますので、両方覚えておきたいですね。

株主優待でシルバーを

こちらのツイートでは、株主優待でシルバー(銀ヒラス)の味噌漬けをもらった様子が書かれています。株主優待とは、株を所有しているとその株を発行している会社が自社取り扱い製品などを贈呈してくれることを指します。

例えば牛丼の吉野家では、吉野家で使えるお食事券を配ったりしていますね。

こちらのツイートは6月にツイートされていますが、同時期に色々な方がシルバーの株主優待を受けた様子が見受けられました。株主優待でもらいたい方は是非チェックしてみましょう。

まとめ~シルバーの栄養~

今回の「シルバー(銀ヒラス)ってどんな魚?その栄養や美味しい食べ方をご紹介!」はいかがでしたでしょうか? シルバーの生態から呼び方の種類、栄養などまで様々な点でご紹介させて頂きましたが、とても魅力的な魚でしたよね!

スズキ目には色々な種類がいますが、実は食べたことがあるのにここまで知られていない魚というのも珍しいかもしれません。

遠い国の深海からはるばるやってきたシルバーをスーパーで見かけた際は是非食べてみましょう!

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