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ミニメロン「ころたん」の栽培ガイド!家庭でできる、収穫までの簡単な育て方を紹介!

メロンは高級なイメージがあり家庭菜園で作るのは難しそうに思えますが、ミニメロンの「ころたん」なら栽培が簡単です。普通の畑でも栽培できますがころたんなら省スペースでプランターなどでも育てることができるのでその育て方を紹介します。
更新: 2021年6月21日
揚げ餅
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ミニメロン「ころたん」とは

プランターで植え付け可能な品種

ころたんはサカタのタネが開発した育て方が簡単な小さなメロンです。スイカやメロンは通常の育て方をするとつるがながくなりある程度のスペースが必要でしたがころたんは果実の大きさが400グラム前後と小さく軽いため空中栽培が可能でプランターや鉢植えで植え付けても育てることができます。空中栽培での育て方も簡単で支柱やネットを使ってつるを横方向ではなく上方向に伸ばしていくように育てます。

小さいけど味は遜色なし

果実は小型の品種ですがマクワウリ(ノーネットメロン)のような爽やかな甘味ではなく糖度が最高15度もいくほど本格的な味をするメロンです。果肉は夕張メロンのよなオレンジではなく同じサカタのタネが開発したアンデスメロンと同じ鮮やかな緑色で果皮は完熟すると黄色になります。果実は小さいですが可食部分が多く収穫後すぐに食べずに少し置いてから食べることで香りと風味がさらに良くなる可能性があり作りがいのある品種です。

ミニメロン「ころたん」の苗の選び方

栽培する前に元気な苗を選ぶ

過去に栽培したことがあり、ありその時の種を保存していた場合を除くところたんは苗しか売っていないので苗を買う必要があります。この時大事になるのが植え付けまえに元気な苗を選ぶことです。選び方は通常のメロンと同じなので参考にしてみてください。

植え付けに適した大きさ

ころたんのの植え付けに適した大きさは本葉が3~5枚になっているものが適していて多すぎても少なすぎても植え付けに適しません。葉の色も緑が濃く青々としたもので虫などの食害を受けていないものを選びます。植え付け時期が過ぎた場合は本葉が多くなったり色が変色しているもの多くなります。

ポリポットの底も注目

本葉が植え付け時期に4~5枚あってもポリポットの底を見ると根が見える個体と見えない個体があったりします。根が見える個体はそれだけ生育が良く元気に育っている証拠、もしくは店頭での育て方が良かった個体のなので根が見える個体を選ぶようにすると元気がよく育ちやすいです。

ミニメロン「ころたん」の植え付け時期

植え付け時期、植え方は大切

植え付け時期はメロンと同じで気温が暖かくなる4月中旬以降が適しています。ころたんの苗は地方によって多少異なりますが4月中旬ぐらいから店頭にならぶようになるので種から発芽させた場合東京では平均気温が18度、大阪では平均気温が20度ぐらいになったら植え付け可能です。また暖地や寒冷地で植え付け時期が異なってくるのでころたんのラベルを参照して植え付けましょう。植え方は順を追って後述します。

メロンの栽培歴

出典: http://www.komeri.com/howto/html/03480.html

この栽培歴はメロンのものですがころたんもメロンなのでそのまま使えます。正しい植え付け時期(種まき)、収穫時期このようになり収穫の目安となるので覚えておくと収穫までの管理がしやすいです。植え付けにいい場所は日が当たりやすく水はけの良い場所で、できれば雨の日は濡れないように対策できると育てやすくなります。

ミニメロン「ころたん」を畑で栽培する方法①

ころたんの育て方:土の準備①

ころたんを植える前に畑での土作りをします。プランターなどの容器栽培の場合は後述を参考にしてみてください。植え付け2週間前に1平方メートル対して完熟堆肥や腐葉土を2~3キロと苦土石灰を150グラムほどまいて深めにしっかりと耕します。ころたん(メロン)は接ぎ木ですが基本的にはウリ科の植物なのでウリ科との連作は避けます。完熟堆肥と通常の堆肥とは違うので間違わないように気をつけてください。

ころたんの育て方:土の準備②

植え付け1周間前には化成肥料を1平方メートルあたり150グラムほどまきできれば畝を作ってマルチで覆うと育てやすくなります。化成肥料は高度化成肥料ではなく通常のN(窒素)8:P(リン)8:K(カリ)8の肥料で大丈夫です。マルチで土を覆うことで雑草が生えにくくなり地温を高めるので育ちやすくなります。

ころたんの植え方

出典: http://www.sakataseed.co.jp/special/korotan/planting/

ころたんの上手な植え方としてはまず植える場所の水はけが良いかどうかも大切になります。急な立ち枯れを起こす原因にも繋がるので過湿栽培にならないような土地に植えます。植え方はポリポットからころたんの苗を取り出し株間を90センチあけて植え付けし、水をたっぷり与えて植え方完了です。植え付けた時深く植えずポリポットの土が畑の土より5ミリほど見えるぐらいの深さで植えます。

植え方のポイント①

数本の太い根からたくさんの細い根が深さ10~15センチぐらいの浅い所にあるので互いの根が干渉しないように株間を畑なら大きくとることが大切です。植え方が悪いと根がうまく広がらず生育不良につながります。

植え方のポイント②

畑では寒い日に屋内などに苗を移動することができないので冷える日には保温のためにホットキャップなどで温度が10度以下にならないように気をつけます。また苗が小さいうちに害虫が来ると成長がとまるほどの深刻なダメージを負う可能性があるので防虫ネットを被せたりすることも大切です。

ミニメロン「ころたん」を畑で栽培する方法②

ころたんの育て方:つるの管理①

本葉が5枚あれば摘芯をして成長が止まるようにします。摘芯で成長が止まるのは今伸びているつるが止まるだけで、本葉の根本から1週間~2週間で元気な脇芽がでてくるので安心してください。この脇芽を子づると言い今度は元気な子づるを3本だけ残して他は切り取り子づるがある程度大きくなるまで育てます。

ころたんの育て方:つるの管理②

子づるの葉の8枚目より下にできた脇芽を全て取り除き9枚目以降に出てきた脇芽に実をならします。この実をならすつるを孫づるといいその後地面に這わせていき管理していきます。最初はできるだけ葉同士が重ならないように這わして光合成の邪魔にならないように気をつけることが大切です。

ころたんの育て方:水の与え方

基本的に畑での栽培は定期的な水やりはしなくても大丈夫です。植え方の時に説明したようにころたん(メロン)は過度な水分を嫌うので水やりをする時は雨がしばらく降らず、地面が乾いている時や葉が萎れた時にたっぷりと与えます。それ以外に与えると枯れる原因になる他、スイカも同じですが水が多くなると果実の味が薄くなりやすいです。

ミニメロン「ころたん」の畑で栽培する方法③

ころたんの育て方:肥料を与えるタイミング

美味しいメロンを作るには適切に肥料を与えるようにします。肥料を与えるタイミングは3回あり、1回目は植え付から1週間~2週間に1株につき10グラムの化成肥料を与えます。 2回目の肥料は1回目から2週間後に化学肥料を与えて生育の様子を見ます。 3回目は受粉し果実が卵ぐらいの大きさになった時に化学肥料を10グラム与えて美味しいメロンを収穫するには生育状況をを見ながら追肥することが大切です。受粉から収穫については後述します。

ミニメロン「ころたん」をプランターで栽培する方法①

省スペースの空中栽培

プランターでの植え方は畑と違い支柱やネットを使って省スペースになるように空中栽培します。この植え方の特徴は支柱やネットで本来なら長く這わすつるを誘引し果実を空中でならす栽培方法で果実の重さでつるが折れてしまわないようにネットなどでハンモックのように果実を支えるのが特徴です。畑との栽培方法と比べると難しそうですが慣れればそんなに難しい作業は無いので省スペースでメロンを作ることができます。余談ですが小玉スイカも同じように空中栽培可能です。

プランターでの植え方

基本的には畑の時と同じように浅く植えるのですが、プランターの底が排水用の穴が多いなど過湿にならないようなプランターを選びます。プランターの深さは25センチ以上で複数株植えるのであれば株間を最低でも40センチ取ります。使用する土は市販されている野菜用培養土などを使用しプランターの置き場は太陽のよく当たる場所でなおかつ雨よけがある場所が最適です。大きくなると支柱がいるのでこの段階で用意しておきます。

植え付けた時は水を

じょうろの先端のはすろを外して直接ころたんに水がかからないように注意しながら水をたっぷりと与えます。

ミニメロン「ころたん」をプランターで栽培する方法②

支柱の立て方は何でも大丈夫


支柱の立て方にはあんどん仕立て、W型、合掌型なのどがあります。ころたんはどんな支柱の立て方でも問題は無いのですが初心者でも立てやすいあんどん仕立てがおすすめです。あんどん仕立ては株数が少ない方が仕立てやすく株数が多かったりプランターが大きい場合は支柱とネットを使ってカーテンのように仕立てます。

あんどん仕立て

プランターでする場合四隅や中央に支柱ようにします。

あんどん仕立てのしかたはプランターを取り囲むように4本~6本ぐらい支柱を立て、支柱の間に紐を張りそこにつるを誘引していく方法です。

カーテンのような仕立て

緑のカーテンのようにすることであんどん仕立てより使う支柱の数を減らすことができます。両端に支柱をたてネットをくくりつけるだけなので簡単です。ネットを使うことで緑のカーテンになるので一階の日除けなどに利用できます。園芸用のネットはホームセンターや100均でも取り扱われているので手に入りやすいです。

ミニメロン「ころたん」をプランターで栽培する方法③

空中栽培での育て方:つるの管理

基本は畑での育て方と同じですがプランターは狭いので残しておく子づるの数を減らします。プランターでは最初のつるを摘心した後残しておくつるを1本か2本に厳選し、畑よりも少なく作ることであまり苗に負担をかけないようにし、孫づるも1本か2本に厳選して伸びたつるは全て支柱やネットなどに誘引して雌花や雄花が咲くまで育てていきます。

ミニメロン「ころたん」をプランターで栽培する方法④

空中栽培での水やり

畑と違いプランターなどの容器栽培は水やりが定期的に必要です。特に夏場はプラスチック製のプランターは温まり土の水分が蒸発しやすくなるので乾き過ぎには注意してください。水をやるタイミングは土の表面がサラサラで手のひらで押しても土がくっつかない程度に乾いていたら水を与えます。植え付けた時と同じようにたっぷり与えると水分過多になりやすいので植え付けた時より少なめに与えます。

肥料の与え方

肥料は株元に蒔くのではなくプランターの隅のほうに株を取り囲むようにまきます。畑での栽培と同じタイミングで植え付けから2~3週間で1株あたり化成肥料を10グラム、それから更に2週間後に化成肥料10グラム、以後受粉し果実が大きくなった10グラム与え様子見ながら、さらに10グラムを与えていきます。

ミニメロン「ころたん」の人工授粉のしかた

雄花と雌花の違い

虫が多い環境なら必要ではありませんが、より確実に収穫を目指す場合やマンションなどの高層で虫が少ない場合は人工的な受粉が必要です。人工授粉のしかたは朝(9時まで)に雄花のを切り取り花びらを落として雄しべだけにして雌花にある雌しべに直接こすりつけることで受粉を人工的にさせます。雄花と雌花の違いは花の根元に丸い膨らみがあるのが雌花で何も膨らみのない花が雄花です。雄花は子づるにや親ずるに付きやすい特徴もあります。

着果の目安

着果させる目安は畑での栽培なら1株に多くても10個程度にし、プランターなどの容器栽培の場合多くても4個までにします。開花日や受粉日をメモしておくと分かりやすいです。

ミニメロン「ころたん」の実の管理

プランター栽培はネットが必要

プランターでは空中栽培なので実を受けるようにネットをする必要があります。卵ぐらいの大きさになったらハンモックのようにネットを果実の下から通し支えます。あるいはネットの中に入れて吊る方法もありどちらでも良いので実を支えることが重要です。

収穫時期、収穫の目安

ころたんの収穫時期は開花後45~50日ぐらいです。収穫時期になると緑だった果皮は黄色になり果皮表面の網目がよりはっきりと見えてきます。また離層というひび割れがつるの付け根にできるのでそれも目安にして収穫します。離層ができた状態で放置してしまうと自然と落下しやすくなるのでネットを受けておくことで落下も防ぐので確実な収穫が可能です。なおネットの代わりにマスクを使用する方法もありますが、マスクの場合水が溜まりやすいので注意してください。


水の制限

収穫1週間ぐらい前にはあまり水を与えないほうが美味しくなりやすいです。

ミニメロン「ころたん」の害虫

植え付け前から対処できる

ウリハムシ

ウリハムシが最大の天敵で、ウリハムシは成虫は葉を特徴的な食べ方で食害し、幼虫は土の中で根や茎を食害します。ウリハムシの特徴は体長7ミリぐらいで飛行している時の姿はてんとう虫とよく似ていますがてんとう虫と比べると細長く模様のない褐色の甲虫で対象となるウリ類の周りでよく飛行しています。防除するにはまだ苗が小さい時は防虫ネットを使用したりシルバーのマルチを使用することで飛来しにくくなります。

農薬を使う場合

殺虫目的でも病気の予防や治療が目的でも農薬のラベルを良く見てメロンでも使えるようになっている農薬を使います。ベニカ水溶剤やダイアジノン粒剤が登録されていますが、ウリハムシ以外にもアブラムシやヨトウムシなどさまざまな害虫が来ます。

ミニメロン「ころたん」の病気

栽培中に異変があれば早めに対処

出典: http://www.sakataseed.co.jp/special/korotan/pest_control/

メロンがかかる病気はさくさんあります。例えば葉がモザイク状の模様みたいになる、長雨が続いた後つるに灰褐色のざらざらしたへこみなどができる場合は病気です。ころたんの葉や茎などを見てどこか様子が変な場合は早めにしらべたり農薬をうまく使うことで治せる病気もあるので注意して観察することも大切です。

農薬で予防・治せる病気

うどんこ病、菌核病、炭そ病、つる枯れ病、苗立枯病、灰色カビ病など

ミニメロン「ころたん」栽培方法まとめ

育て方や植え付け時期がわかると作れる

出典: http://www.sakataseed.co.jp/special/korotan/

高級メロンは作るのが難しそうですがころたんは家庭でも簡単です。植え付け時期や育て方を知ってその通りにやれば収穫することができます。注意点は5月後半6月半ばまである梅雨の時期で長雨は病気になったり味が悪くなったりするので可能であれば雨の日は軒下など濡れない位置に移動することが大切です。畑の場合雨の日は雨よけトンネル型の支柱にビニールで雨よけをするなどできると心配は減ります。

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