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パンパスグラスとは?その特徴から育て方や増やし方について詳しく解説!

パンパスグラスをご存知でしょうか?パンパスグラスとは、ススキのような花穂をつけるとても大きなイネ科の植物です。とても可愛らしいピンク色のパンパスグラスもあり、多くの方に愛されています。今回はそんなパンパスグラスについてまとめていきます!
更新: 2023年8月31日
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パンパスグラスとは?

シロガネヨシ

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パンパスグラスとは、日本ではシロガネヨシと呼ばれているイネ科シロガネヨシ属の多年生植物のことです。パンパスグラスは開花するとふわふわふさふさな花穂をつけます。パンパスグラスは高さが2~3mほどにもなるとても大きな植物で、密生して育ちますので「ススキのお化け」などと表現する方もいます。花穂の大きさもとても大きいので、とても見応えのある植物ですね。

ススキに似ているけどススキではない

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パンパスグラスはススキに似ていますので、パンパスグラスを知らない方はススキだと勘違いしてしまいます。ススキもイネ科ではありますが、パンパスグラス属ではなくススキ属ススキですので別なのです。ススキの方が花穂が細くてふわふわ感が少ないですね。また、パンパスグラスの方がサイズ感があるのと、パンパスグラスはピンクや紫色の花穂をつけるものがあります。

パンパスグラスの特徴

羽毛のような花穂

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パンパスグラスの最大の特徴は、その大きなサイズと、ふわふわな花穂です。この花穂はまるで羽毛のようだと言われるほどにふかふかしています。垂直に伸びた茎から開花する花穂の大きさは、なんと50~70㎝にもなります。パンパスグラスの大きさが2~3mで、花穂が50~70㎝もあることを想像して頂ければ、その迫力感もなんとなく伝わるのではないでしょうか。

雄株と雌株が分かれている

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パンパスグラスの面白い特徴として、雄株と雌株が分かれているところがあります。パンパスグラスは株ごとにオスメスが分かれていますので、ちゃんとオスメスが揃わないと増えていくことが出来ないのです。雄株の方が花穂は柔らかいのですが弱い傾向があり、お店に流通しているのは雌株が多いですね。増やし方は後述しますので、育てる際はオスメス両方欲しいですね。

パンパスグラスの育て方①日当たり・環境

庭植えで日なたに

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パンパスグラスはとても大きなイネ科植物。ですので、鉢植えはおすすめしません。庭植えをしましょう。庭植えをする際は水はけがよく日当たりがよい場所を選びます。他には特に条件はありませんので、とても簡単ですね。パンパスグラスはとても強い植物ですので、気軽に庭植えをするだけですくすくと成長してくれます。庭植えで大きな植物を置きたい方にピッタリです。

冬越しは防寒を

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パンパスグラスは夏の暑さ、冬の寒さにもある程度耐えることが出来ます。とはいえ、本当に極寒地域となるとパンパスグラスでも辛いもの。寒い地域で冬越しをさせる際には、何かで覆ってあげたり、画像のようなマルチシートを株本にしてあげましょう。マルチシートをするだけで地面の温度はかなり変わり、パンパスグラスの冬越しを助けてくれます。

パンパスグラスの育て方②用土・苗植え・時期

用土は特に気にせず、水はけだけ

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パンパスグラスは自然に自生して増えていくほど丈夫なイネ科植物。ですので、庭植えする際の用土は特に気にすることはありません。水はけがしっかりしていれば、そのまま植えてしまいましょう。ただし、本当に大きくなりますので、ある程度庭のサイズはあった方がいいですね。高さ2~3mで密生しているパンパスグラスを見られる公園などもありますので、一度見ておくことをおすすめします。

春に苗植えを

パンパスグラスを庭植えする際のおすすめ苗植え時期は、春です。ただし、パンパスグラスはとても強い植物ですので、それ以外の時期に苗植えしてもちゃんと育つことが多いですね。大体3~7月の真夏前時期まで、また冬時期になる前の9月~10月あたりであれば問題ありません。パンパスグラスは丈夫ですが、真夏と真冬だけは避けてあげましょう。

パンパスグラスの育て方③水やり・肥料

水やり不要なパンパスグラス

出典: https://pixabay.com/ja/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9-%E8%A3%85%E9%A3%BE%E7%94%A8%E3%81%AE-%E8%A6%B3%E8%B3%9E%E7%94%A8%E3%81%AE%E8%8D%89-%E8%83%8C%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%81%84%E8%8D%89-%E8%8D%89-%E9%87%8E%E7%94%9F-78088/

いざパンパスグラスを苗植えしたら、水やり!と思う方も多いかとは思いますが、パンパスグラスはそこまでデリケートな植物ではありません。苗植えした直後だけはたっぷりと水をあげ、根が活着する助けをしてあげ、その後は放っておいても大きく育ってくれます。庭植えであれば雨水だけですくすくと育ってくれますので、とても簡単ですね。

肥料も不要で簡単!

出典: https://pixabay.com/ja/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9-%E7%A9%BA-%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9-%E8%8D%89-%E6%A4%8D%E7%89%A9-920827/

パンパスグラスは庭植えであれば水やりも不要な上に、肥料も不要です。他の観葉植物が上手く育てられなかった方も、パンパスグラスなら安心ですね!パンパスグラスはどこでもちゃんと増えていけるほど丈夫なのに、とても大きく育って見応えは抜群。更に、パンパスグラスの花穂はとても可愛らしく、切り花にも使えます。とても嬉しい植物ですね。

パンパスグラスの育て方④病気・害虫対策

病気対策も不要

パンパスグラスはとても強い植物ですので、病気の心配もほぼありません。自然に自生出来る植物ですので、何も気にせず、大きくなっていく姿を眺めていましょう。ただし、冬時期に枯れた葉は春になったら取り除いてあげましょう。新芽が出てくる前に枯れ葉と古い花穂を取り除いてあげることで、その年も元気に育ってくれます。

害虫対策も不要


パンパスグラスの強さは十分に伝わったのではないかと思いますが、パンパスグラスは害虫対策も不要です。ですので、パンパスグラスは庭植えしてしまったあとはほぼ何もしなくていいのです。本当に大きく育ちますので、ある程度余裕のあるお庭に苗植えをし、あとは見守っていましょう。春になった時の枯れ葉・古い花穂を取り除く作業だけしてあげるといいですね。

パンパスグラスの増やし方

増やし方①種まき

育て方が分かったら、次は増やし方です。増やし方も難しくありません。種まきをして増やす場合は、春時期に種まき用土に撒いて発芽させましょう。発芽するまでは乾燥しないように、ある程度の湿り気をキープします。発芽してそれなりの苗になったら、お庭に苗植えをします。その後はすくすくと育ってくれることが多いのであまり心配はいりません。

増やし方②株分け

パンパスグラスを株分けで増やす際は、春か秋に行いましょう。パンパスグラスはとてもサイズが大きいので、スコップなどを使って株を分けていきます。根が傷ついてしまいますが、パンパスグラスはかなり強いので、ある程度気を使ってあげれば問題ありません。大きくなったら欲しい人に株分けしてあげるのもいいですね。

パンパスグラスの切り花

秋に出回るパンパスグラスの切り花

パンパスグラスは植えて眺めるだけではなく、切り花としても活躍しています。雑草のように強い植物なのに切り花としても重宝するなんてコスパの良い植物ですよね。パンパスグラスは基本的に白色・銀色のふわふわした花穂をしていますので、他の植物と混ぜてブーケにするのも人気です。秋頃になるとお店にパンパスグラスの切り花が出回るようになります。

切り花にするなら花穂が出る前に

お庭で育てたパンパスグラスを切り花にする際は、花穂が出てしまってからではなく、花穂が出る前のさや状態の時にナイフなどで削ります。削ってさやの中にある花穂を出してあげると、とても美しい花穂が出てきますので試してみて下さい。パンパスグラスはイネ科植物ですので、葉で手を切る危険性があります。気をつけて作業しましょう!

パンパスグラスに関するTwitter

パンパスグラスの美しさ

こちらのツイートでは、パンパスグラスが生えた公園で美しいパンパスグラスを見た感動が書かれています。パンパスグラスを知らない方はススキだと勘違いしている場合が多いのですが、先述したように別の植物です。もし公園などでふわふわの花穂を見つけたら、パンパスグラスという別の植物であることを教えてあげましょう!

パンパスグラスにも花言葉が

パンパスグラスにもちゃんと花言葉があります。ツイートにもあるように、人気や強気、愛に関する花言葉がつけられています。パンパスグラスを眺めれば、なんとなく納得がいく花言葉ばかりですよね。その大きなサイズ感、そして美しい花穂、逞しい生命力にピッタリの花言葉です。パンパスグラスを贈る際には、パンパスグラスの花言葉も添えて贈ってあげたいですね。

苦手な方もいる


パンパスグラスはあまり嫌われることのない植物ですが、あまりにも特徴的なサイズ感を嫌う方もいます。上記ツイートの方はパンパスグラスを見ると蕁麻疹が出るほどだそうですね。誰かが良いと思ったものも、誰かにとっては嫌なものかもしれません。パンパスグラスはとても雄大で美しい植物ですが、苦手な方に見せるのはやめておきましょう。

ススキのお化け?

パンパスグラスは特徴的に、ススキによく似ていますよね。同じイネ科植物ですので、ツイートにあるように「ススキのお化け!」と言われることもよくあります。ススキと比べると本当に大きいですので、特徴をしっかり掴んだ表現なのかもしれません。増やし方を知ったら、庭中をパンパスグラスで埋め尽くして驚かせるのも楽しいかもしれませんね。ピンク色のパンパスグラスの苗も販売されていますので、開花時期には一面をピンク色にすることも出来ます。

ピンクを切り花に

パンパスグラスは基本的に白色や銀色なのですが、中にはピンクや紫色の花穂をつけるものもあります。こちらのツイートでは、とても愛らしいピンクのパンパスグラスが切り花として飾られていますね。薄いピンク色のものもあれば、ツイートのようにしっかりとピンク色の花穂をつけたものもあります。可愛らしいお庭を作りたい方は、ピンクフェザーと呼ばれる種をおすすめします。お近くで見つからない場合は、楽天市場やアマゾンなどのネットショップでも販売されていますのでチェックしてみましょう!

まとめ~パンパスグラスの育て方~

今回の「パンパスグラスとは?その特徴から育て方や増やし方について詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか? パンパスグラスは語りどころの多い、とても驚かされる植物でしたね。その大きなサイズ感、ススキのお化けなどと呼ばれることがあること、またピンク色の可愛らしいパンパスグラスがあることなど、知っておけば誰かに話せる知識ばかりです。庭植えが出来る時期も広めですので、興味が沸いた方は是非育ててみて下さい。管理もとても簡単ですので、ガーデニング初心者にもおすすめです。

ガーデニングが気になる方はこちらもチェック!

今回はパンパスグラスについてまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも沢山のガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。