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「ガガイモ」とは?その花や実の特徴や種類をご紹介!毒性があるの?

ガガイモをご存知でしょうか?ガガイモとは、花や実に特徴がある、誰しも見かけたことがある可能性の高い雑草です。ガガイモ科は沢山の種類がありますが、日本に自生しているのは6種類だけ。今回はそんなガガイモの特徴や、毒性に関してもまとめていきます!
更新: 2021年2月25日
T・S
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ガガイモとは?

日当たりのよい草原や道端に生える雑草

ガガイモは珍しい花ではなく、日当たりの良い草原や道端なら何処に生えていてもおかしくはない、雑草です。ガガイモは画像のように花を咲かせますが、かなり繫殖力も強いので勝手に自生し繫殖していきます。

都会育ちの方だと見たことがない方も多いかもしれませんが、自然が溢れる田舎で育った方であれば、このヒトデのような花を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

切ると乳液が出るが悪臭は無い

ガガイモはガガイモ科に分類される植物ですが、ガガイモ科は色々な特徴を持った花が多く、中には悪臭を放つものもあります。しかし、ガガイモは特に悪臭はなく、切ると乳液のようなものが出るだけです。

後述しますが、ガガイモは毒性などもありませんので、安心して触ることが出来る植物です。今回はそんなガガイモについてまとめていきます。

ガガイモの種類

ガガイモ科には沢山の種類がある

ガガイモと単純に調べると、様々なガガイモ科植物が出てきてしまいます。実はガガイモ科は様々な花があり、全てが雑草のようなものという訳でもありません。

例えば画像のような多肉植物もガガイモ科ですし、サクラランのような植物もガガイモ科。ガガイモ科に共通する部分としては、熱帯、亜熱帯に多く分布することや、花が5裂することなどがありますね。

日本にはガガイモをはじめ6種類が生息

日本に自生して生息しているガガイモ科植物は6種類あります。その多くがつる性のガガイモで、つるを伸ばしてどんどん広範囲に広がっていきます。画像のガガイモの花はピンク色をしていますが、真ん中が白色ですよね。

花冠が白色のものはシロバナガガイモという種類で、かなり多く見かけることが出来るガガイモです。他にも全体が真っ白なガガイモなどもあります。

ガガイモの花

ガガイモの花は5深裂

ガガイモの花の大きな特徴は、やはりこのヒトデのような外観ですよね。くるっと曲がった花びらに、ヒトデの足の如く生えた毛のようなものが特徴的です。また、ガガイモ科植物の花はこのように5深裂をしているのも特徴です。

5つに分かれて大きく避けているものは、ガガイモ科植物なのかな?と考えることが出来ますね。

ヘクソカズラとは花で見分けられる

ガガイモによく似ている植物として挙げられるのが、画像のヘクソカズラです。ヘクソカズラとは色々な点で似ているのですが、ヘクソカズラは切っても乳液が出ません。また、ガガイモの方がヘクソカズラより葉が長いのも特徴です。

そして最大の違いは、花の見た目が全然違うことですね。花が咲いていれば容易に見分けられますが、花が咲いていない時期は、多少知識がある方じゃないと見分けるのが難しいかもしれません。

ガガイモの実


ガガイモの実は紡錘形の袋果

ガガイモの大きな特徴の一つが、画像のような実です。ガガイモの実は紡錘形の袋果の形をしており、中には毛の生えた種子が入っています。後述しますが、この特徴的な形をした実は日本神話にも出てくるのです。

この実をみて季節を感じ、実の中の種子が無くなっている姿を見て寂しく、感傷的な気持ちになる方もいますね。

毛の生えた種子を持つ

ガガイモの実の中には、画像のような綿毛の生えた種子が入っています。タンポポの綿毛感とは違い、ガガイモの実の綿毛はもっと大きさがありますね。田舎育ちの方であれば、子供の頃にガガイモの綿毛を見たことがある方も多いかもしれません。

ガガイモの種子

ガガイモの種子はふわふわ

先述したように、ガガイモの種子は綿毛でふわふわととなっています。この綿毛のついた種子がガガイモの実の中につまっており、時期がくると実が避けて種子が出てくるのです。種子はかなり軽く、大きな綿毛がついていますので、ほんの少しの風でも大きく飛んでいくことが出来ます。

風に乗って散布される

画像が、種子が全て出ていってしまったガガイモの実です。なんだか凄く寂しい気持ちになりますよね。ガガイモの種子は大きな綿毛を使って、風に乗り遠くまで飛んでいきます。

実際にガガイモの種子を持ったことがある方は分かるかと思いますが、本当に軽いですよね。ガガイモは繫殖力が強いのですが、こうして範囲を広げているのですね。また、ガガイモの綿毛は大変強いので、釣り糸に使われたりもします。

ガガイモは毒性がある?

ガガイモ科は毒をもつものが多い

ガガイモはただの雑草というイメージがありますが、その裏では毒があるとも言われています。実はガガイモ科植物は毒性を持つものが多いんです。アルカロイドを含むことが多く、アルカロイドは多くの生き物に対しては有毒なんです。

しかし、例えばアルカロイドはケシにも入っており、モルヒネとして使われたこともありますね。アルカロイドは麻薬としても使われることがあるものです。

ガガイモ自体は解毒になる?

ガガイモ科には毒性があると書きましたが、全てのガガイモ科に毒性があるわけではありません。それどころか、今回まとめているガガイモは解毒作用があると言われているほどです。ガガイモは蛇の毒や毒虫の毒などの解毒に使うことが出来るんですね。

使い方は、ガガイモの茎から出る乳液を、刺されたり噛まれたりした幹部に直接塗布するだけ。また、毒だけではなくイボとりにも使うことが出来ます。

滋養強壮にも使えるガガイモ

ガガイモは解毒に使えるだけではなく、滋養強壮にも使うことが出来ます。滋養強壮に使う部分は種子と葉茎。乾燥させた種子と葉茎を粉末状になるまですりつぶして、一日二回、2~3gほど飲むと良いとされています。

ガガイモ科は毒性があって少し危険性があるのに対し、ガガイモは人間にとってとても有益な部分があります。

食べることも出来るガガイモ


解毒、滋養強壮がが出来るくらいガガイモは安全ですので、食べることも出来てしまいます。ガガイモを食べる部分は、若い芽と熟していない果実の部分です。若い芽は炒めものや煮物に。熟していない果実は天ぷらにして食べるのがおすすめです。

雑草ではありますが、実は食べられる雑草は多く、山菜なども雑草にあたりますので、興味がある方は食べてみましょう!

ガガイモがケセランパセランの正体!?

ガガイモの種子がケセランパセランの正体だと言われている

都市伝説や怖い話しに混ざって聞いたことがある方もいるかもしれない、ケセランパセランの話し。実はそのケセランパセランの正体は、ガガイモの種子だと言われています。確かに、画像のガガイモの種子を見ていると納得出来ますよね。都市伝説や不思議な話しは、実は意外なところに真実が隠されているものなのかもしれません。

ケセランパセランとは?

ケセランパセランを知らない方もいるかもしれません。ケセランパセランとは、江戸時代以降に出てきた、謎の生物のことです。ふわふわの綿毛を持った白い毛玉で、1970年代以降に大ブームとなりました。

海外ではゴッサマーと呼ばれており、捕まえると幸せになると言われていたのです。また、ケセランパセランの飼い方は桐の箱の中で、おしろいを餌にあげて育てると言われていました。そんなケサランパサランの正体は、実はガガイモだと言われているのです。

ガガイモは日本神話にも出てくる

ガガイモの実の船が日本神話に

ガガイモはケセランパセランのみならず、日本神話にも登場します。日本神話・古事記では、種子が出ていった後の空になった実の部分が船となって使われます。

その際には「アメノカガミ」と呼ばれて出てくるのですが、このカガミというのがガガイモの古語にあたります。そのお話しはアメノカガミに乗った神のお話しなのですが、相当小さな神様だったのでしょうね。

乗ってたのは誰?

アメノカガミに乗っていたのは少名毘古那(スクナヒコ)神です。スクナヒコ神は日本全国の神社で祀られており、有名なところであれば北海道神宮がありますね。

そんな大昔から愛されているガガイモですが、現代では名前も知られていない雑草として扱われています。実は神の乗り物だったのですから、驚きですね。

ガガイモに関してのTwitter

雑草だけど愛されるガガイモ

田舎道をよく散歩する方ならよく見かけることが出来るガガイモ。こちらのツイートでは、ガガイモの花を見つけた喜びが画像と共に書かれています。ガガイモの花は画像の通り、とても小さい星型をしています。

花が咲けばヘクソカズラとも見分けがつきやすいですね。散歩で見つけたら是非皆さんにガガイモのことを教えてあげましょう。

サクラランもガガイモ科

ガガイモといえば、あのヒトデみたいな花!と思う方も多いかもしれませんが、ガガイモ科はとても広く、ツイートにあるサクラランもガガイモ科の植物・花です。

サクラランはとても美しい花をしていますが、よく見るとガガイモのような星型をしていますよね。ガガイモ科はこのように5つに分かれた花を持っているのが特徴です。

サボテンのようなガガイモ科


ガガイモはつるを持った雑草というイメージも強いかと思いますが、実はサボテンのようなガガイモ科の植物もあるんです。乾燥地に生息する多肉植物に進化したガガイモ科は多く、サボテンのように葉が退化したパターンもありますね。

サボテン自体はサボテン科ですので、混同しないよう注意しましょう!

ガガイモはケセランパセラン

こちらのツイートでは、ケセランパセランを見つけた喜びが書かれています。こちらのツイートをされた方はケセランパセランの正体がガガイモの綿毛だということを知っていたのですね。

ガガイモが近くに生えていればケセランパセランが大量発生しても不思議ではありません。また、ケセランパセランを食べさせようとしている画像がありますが、食べるなら他の部分にしましょう。

強烈なガガイモ科植物もある!

こちらのツイートでは、死肉のような腐臭を発するガガイモ科植物を紹介しています。下にはそのスペタリアの一種の画像を用意しました。かなり大きな花で、ガガイモ科植物特有の5つに分かれた形状をしています。

近づくと本当に臭いのですが、この独特なえぐみのある外見が好きで育てている方も多いですね。魔界の花みたいとつぶやく方も少なくありません。

まとめ~ガガイモの魅力~

今回の「「ガガイモ」とは?その花や実の特徴や種類をご紹介!毒性があるの?」はいかがでしたでしょうか? ガガイモと合わせてガガイモ科の植物も合わせて色々と紹介させて頂きましたが、凄く興味深い植物ですよね!

都市伝説化したり、神話に出てきたりと、私たちの歴史にかなり影響を及ぼした植物です。ケセランパセランは1970年代のブームでしたが、今でもガガイモの綿毛は飛んでいますので、捕まえたら誰かに教えてあげましょう!

植物が気になる方はこちらもチェック!

今回はガガイモについてまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも沢山の植物、ガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。