ローゼルとは?育て方と食べ方をご紹介!上手に育てて美味しく食べよう!

ローゼルとは?育て方と食べ方をご紹介!上手に育てて美味しく食べよう!

ローゼルは、花模様も美しく食用としても美味しい一石二鳥の植物。ローゼルは育て方も食べ方も簡単で、豊富な栄養成分から女性に嬉しい効能も。ローゼルは、ハイビスカスと似ていますが実は違います。ローゼルの育て方のコツや食べ方、おすすめレシピをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.ローゼルってどんな花?
  2. 2.ローゼルの花言葉
  3. 3.ローゼルの基本データ
  4. 4.ローゼルの成分と効能
  5. 5.ローゼルの育て方・土づくりと肥料
  6. 6.ローゼルの育て方・水やりと場所
  7. 7.ローゼルの育て方・植えつけと植え替え
  8. 8.ローゼルの育て方・剪定
  9. 9.ローゼルの育て方・病気と害虫
  10. 10.ローゼルの増やし方・種まき
  11. 11.ローゼルの食べ方・おすすめレシピ
  12. 12.食べ方いろいろ!ローゼルを育てて自家製ジャムを作ろう

ローゼルってどんな花?

ローゼルは本来多年草に属する植物で、原産国の暖かい国などでは、まるで木のようにグングン育ちます。ただし、日本の寒い冬の時期を越すことができないため、日本では一年草扱いになっています。ローゼルの草丈はだいたい2~3メートルです。ローゼルには多くの栄養成分が含まれていて、古くより食用として栽培されてきた歴史を持ちます。ローゼルから作ったハイビスカスティーは、かつて世界三大美女のクレオパトラが愛した飲みものだと言われています。

ローゼルとハイビスカスの違い

ローゼルとハイビスカスは花の形が似ていて、またローゼルから作ったお茶を一般的にハイビスカスティーと呼んでいることから、両者を混同することが多々あるようです。ですが、ローゼルとハイビスカスは違い、別の植物です。ローゼルとハイビスカスの違いの大きなものは、両者の分類です。ローゼルは多年草もしくは一年草に分類されますが、ハイビスカスは低木に分類される植物です。

ローゼルの花の特徴

ローゼルは秋から冬の時期に、美しく大きな花を咲かせます。ローゼルの花びらの色は、ピンクやクリーム色で、中心は真っ赤です。ローゼルは、短日植物で、日が短くなるにつれ花芽が作られる特質を持っています。

ローゼルの葉の特徴

ローゼルの葉っぱの形は、手のひらをぱーにしたような3~5つに裂けた形状をしています。ローゼルの葉っぱは、茎に互い違いに映えています。ローゼルの葉っぱは、世界中で古くより食用とされてきました。例えば東南アジアでは、ローゼルの葉っぱの炒め物やスープが今もなお人々に愛されていて、ローゼルを野菜として育てているそうです。

ローゼルの実の特徴

ローゼルは、花を咲かせたあと、果実の部分をなかに包むような雰囲気で、濃い紅色のガクを形成します。ローゼルの食用になる部分は、厳密には、なかの果実というよりは、このガクの部分です。一般的にローゼルの実と呼んでいる部分は、実は果実とは違いガクなのです。ローゼルのガクは、美しい赤い色をしていて、料理にしても美しい色を保ちます。ローゼルのガクは、栄養成分にも富んでおり、ハイビスカスティーやジャム、塩漬けなどに利用されます。

ローゼルの花言葉

花言葉1・「常に新しい美」

ローゼルは、毎朝新しく花を咲かせます。その特質から常に新しい美という花言葉が生まれました。

花言葉2・「新しい恋」

新しい恋は、ローゼルの華やかな花姿とそのあとにつく赤くて大きなガクと実の姿から、恋をイメージしてつけられました。

ローゼルの基本データ

科名属名

アオイ科フヨウ属

学名

Hibiscus sabdariffa

和名

ローゼル

別名

レモネードブッシュ、ロゼリ草、ローゼリ草

英名

Roselle

原産国

インド、マレーシア

ローゼルの成分と効能

花やガクが大変華やかで、鑑賞するのにも楽しいローゼルですが、実は、栄養成分が豊富に含まれていて身体やお肌への効能が期待される植物です。古くよりローゼルの効能を期待して、さまざまに加工され食されてきたローゼル。なかでもハイビスカスティーは、色の美しさと効能を兼ね備え、女性に人気のハーブティーです。また、漢方の世界では、ローゼルを「洛神花」という名前で呼んで、重宝しています。

成分1・ビタミンC

ローゼルには、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは、風邪やのどの痛みに良いとされる成分です。また、ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑制しシミやそばかすを防ぐ、お肌のターンオーバーを促進する、など美肌効果が期待され、女性に嬉しい効能を持っている成分です。

成分2・ペクチン

ペクチンは、腸内環境を整える効能が期待される成分です。腸の善玉菌の働きを活性化させ、便秘などに効果があると言われています。

成分3・クエン酸

クエン酸は、体内の新陳代謝を促し、乳酸の生成を抑制する成分です。クエン酸の働きにより、肩こりや冷え性の緩和が期待できます。

成分4・カリウム

カリウムは、体内の老廃物の排出を促し、デトックス効果があると言われる成分です。体内の余分な水分を排出し、むくみを解消させる効能が期待できます。

ローゼルの育て方・土づくりと肥料

育て方1・土づくり

ローゼルは、水はけのよい土壌を好む植物です。小粒の赤玉土に腐葉土を混ぜたものを準備しましょう。市販の草花用培養土を利用するのもおすすめです。ローゼルは肥沃な土を好むので、はじめの土づくりの際に肥料成分を少し混ぜ込んでおくとよいでしょう。

育て方2・肥料

ローゼルは、肥料成分を好む植物です。この特性を知ることがローゼル栽培を成功に導くポイントのひとつでしょう。ローゼルを植えつける際には、まずはじめに元肥を施しておくとよいでしょう。そのあと、冬の時期にローゼルが枯れるまで、ローゼルを管理しながら、肥料を定期的に与えましょう。だいたい1カ月に1回くらいの目安で、緩効性の化成肥料を与えます。またそれ以外にも2週間に1度くらいのペースで、水やりの際に液体肥料を加えてあげるとよいでしょう。

ローゼルの育て方・水やりと場所

育て方3・水やり

ローゼルは水分を好む植物です。ローゼルを植えている土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えましょう。ローゼルは水不足になると、葉っぱが黄色く変色して枯れ落ちるサインを出しますので、栽培の目安にしましょう。

育て方4・場所

ローゼルは、日当たりの良い環境を好む植物です。日中の日当たりが不足していると、花芽がつきにくくなります。特に果実を収穫したいと考えてローゼルを栽培する場合には、日当たりに注意しましょう。

ローゼルの育て方・植えつけと植え替え

育て方5・植えつけ

ローゼルの植えつけに適した時期は、5~6月。ローゼルは寒さに弱い植物なので、外気温がしっかり暖かくなった時期に植えつけましょう。また、ローゼルは、ハイビスカスと似ているので、意外なのですが真夏などあまり暑すぎる時期も苦手です。できれば地植えするより鉢植えにして、場所を移動させるのが栽培のコツです。ローゼルの苗よりひとまわり大きな鉢を準備して、ローゼルを植えつけます。その際、苗の根っこについた土を崩さないように注意しましょう。

育て方6・植え替え

ローゼルは、日本では一年草扱いのため、植え替えの必要はありません。毎年春に、種まきや市販の苗を利用して、新しく更新しましょう。

ローゼルの育て方・剪定

育て方7・剪定

ローゼルは、ぐんぐん成長すると2~3メートルにもなる植物です。剪定により草姿を整えてあげましょう。ハサミなどでローゼルの茎や葉を剪定します。ただし果実を収穫したい場合には、剪定は必要最小限にとどめます。剪定により花芽を切り取ってしまうと果実の収穫量が減ってしまいます。ローゼルは、葉っぱの枯れた部分や、不要に伸びた枝先などを少し剪定するとよいでしょう。なお、剪定では草姿を整えにくい場合には、支柱を立ててローゼルの草姿を整えます。

ローゼルの育て方・病気と害虫

育て方8・病気

ローゼルは、病気の心配はあまりありません。葉が枯れてくるといった症状が確認された場合には、まず水不足、肥料不足を疑いましょう。

育て方9・害虫

ローゼルには、アブラムシやハダニなどがつきます。どちらも春から初夏にかけての暖かくなる時期や、じめじめした梅雨時期に発生しやすいものです。栽培しながらチェックして、見つけ次第駆除しましょう。

ローゼルの増やし方・種まき

増やし方1・種まき

ローゼルは、種まきにより比較的簡単に増やすことのできる植物です。ローゼルの種まきには、市販の種を利用するか、冬に採取しておいたものを使いましょう。ローゼルの種まきの適期は、春4~5月。種まき用の土を入れた育苗ポットに種をばらまきします。種まきしたあとに被せる土は薄めにしましょう。種まきしたポットを日当たりのよい風通しのよい場所で管理しながら、水やりを続けます。だいたい数週間で種まきしたものから発芽します。発芽苗が15センチくらいの長さになったら、苗の完成です。好きな場所に植えつけましょう。ただし、ローゼルは直根性の植物なので、植え替えの際は、根っこの土を落とさないように速やかにおこないましょう。

ローゼルの食べ方・おすすめレシピ

ローゼルを栽培して、花が咲いた後に果実を収穫します。果実の収穫の適期は、だいたい10~12月。ローゼルのレシピとしては、ローゼルティー(ハイビスカスティー)、ジャムなどがあります。

食べ方レシピ1・塩漬け

ローゼルのレシピとしておすすめなのが塩漬け。塩漬けしたローゼルは、刻んでおにぎりなどに加えると色も美しく栄養も豊富です。まずローゼルのガクをきれいに水洗いします。ガクの水気を拭き取り、ガクに対して1.5割くらいの塩をまぶします。煮沸消毒した密閉容器に塩をまぶしたローゼルのガクを入れ、2~3日置きます。ローゼルのガクがしんなりしたら塩漬けの完成です。

食べ方レシピ2・ローゼルジャム

ローゼルのガクを水洗いしてみじん切りにします。ローゼルと同じ割合の水とローゼルを鍋にいれて火にかけます。沸騰してきたらあくを取ります。ローゼルと同量か少し少なめの砂糖を加えて弱火でことこと煮詰めます。ペースト状になったら完成。粗熱をとり、煮沸消毒した密閉容器で保存しましょう。

食べ方レシピ3・ローゼルティ

ローゼルのガクがひっついているお尻の部分を切り落とし、ガクをばらばらにします。きれいに水洗いして軽く水気を拭き取ります。ざるに並べて天日で2日くらい乾燥させればできあがりです。ナイロン袋やガラス瓶など、清潔で密閉できるものに入れて保存します。できあがったローゼルティーは急須で8~10分くらい蒸らすと良いでしょう。砂糖やハチミツなど少し甘みを加えても美味しいです。

食べ方レシピ4・ローゼル酒

煮沸消毒した瓶にローゼルとローゼルの半量の氷砂糖を入れます。だいたいローゼルの5倍くらいのホワイトリカーを注ぎ入れ、1カ月以上寝かせたらローゼル酒の完成です。

食べ方レシピ5・葉っぱの炒め物

ローゼルの葉っぱをきれいに水洗いして、お好みの油でさっと炒めるだけです。ローゼルの葉っぱは少し粘り気があり甘酸っぱくてそれだけでもよいのですが、油揚げやエビ、豚肉などを加えるとさらに美味しいです。

食べ方レシピ6・葉っぱの天ぷら

ローゼルの葉っぱを水洗いして余分な水気を取ります。てんぷら粉をつけて180度くらいの油でさっと揚げればローゼルの葉っぱの天ぷらのできあがりです。

食べ方いろいろ!ローゼルを育てて自家製ジャムを作ろう

ローゼルから作られるハイビスカスティーは女性に嬉しい美肌効果が期待される美しい飲み物です。ローゼルとハイビスカスは似ていますが、実はちょっと違う植物です。また、ローゼルの食用に使われるのは、果実とは違いガクの部分。美味しくて、そのうえ美容にもよい栄養満点のローゼル。比較的育てやすい植物なので、自分で栽培したローゼルを収穫して、自家製ジャムやお料理を作りましょう。

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Yukari.S
ライター

Yukari.S

おもちゃではなくいつも花の苗をねだっていた子供時代。大人になってからも植物愛は冷めず、珍しい野菜や薔薇を育てています。広い畑も魅力的ですがマンションの一部屋で小さなミニバラの鉢を眺めるのも素敵。植物の楽しみ方はさまざま。土に触れることが始めての方にも分かりやすい情報をお届けいたします。


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