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ディアウォールの使い方&使用例9選!賃貸でも安心な活用術を学ぼう!

ディアウォールは壁に穴を開ける必要なく手軽に部屋に収納スペースを増やすことができます。使い方も簡単で壁に穴を開けないことから賃貸でも使えるのが大きな特徴です。そんな便利で楽しいディアウォールの使い方と使用例を紹介します。
更新: 2020年6月7日
揚げ餅
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この記事で紹介しているアイテム

ディアウォールとは

建築関連会社のDIY用品

出典: https://www.wakaisangyo.co.jp/diawall/

ディアウォールは若井産業株式会社が発売した画期的な製品です。もともと若井産業株式会社は建築設計、工業の資材や各種工業用の機械や特殊ネジなどを扱っていてそこからDIY用品であるディアウォールに繋がりました。ディアウォールはバネの力で木材を柱のように固定しますが建築分野でのノウハウが詰まった製品です。

簡単にDIY

ディアウォールはバネの力で木材を固定するため壁に穴を開けること無く木材を立たせることができます。そのため女性やDIYが苦手な人でも簡単に棚、収納スペース、などを作ることができます。さらに壁に穴を開けないという利点があるため賃貸でも自由にDIYが可能です。柱を立たせられるだけでさまざまな活用方法があり使い方も難しくないのでまざまな所で利用されています。

ディアウォール本体のバリエーション

パーツの種類1:ディアウォール2×4

ディアウォール本体です。2×4の木材を使いバネの力で釘などを使わず2×4の木材を柱のように立てることができます。やや丸みを帯びた形をしているため壁に密着せず少し間隔ができるデザインです。展開している色はホワイト、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色で、底面がシートになっているた柱を立てた時に床、天井が傷つかないように配慮されています。また突っ張り棒のように横向きでの使用はできないので気をつけてください。

パーツの種類2:2×4ディアウォールS

基本的にはディアウォールと同じですが丸みを帯びたデザインから丸みを切り落としスッキリとしたデザインになったタイプでディアウォールSの場合、壁との間隔ができること無く使えます。色はディアウォールと同じ4色です。

1×4ディアウォール

2×4よりも薄い1×4のの木材が使用できるディアウォールです。1×4は薄くなるので強度が落ちることから高さに制限が設けられていて1100ミリまでとなっています。デザインは初期のディアウォールを継承した丸みのあるデザインなので壁との間に間隔ができます。

2×6ディアウォールS

厚めの2×6使うことができるディアウォールでデザインがフラットなタイプなので壁との間隔がなく利用できます。使用時に本体の狭い面が壁と平行になるように使うようになっています。

ディアウォールの本体以外のパーツ

ディアウォール専用棚受け

2×4、1×4兼用のディアウォール専用棚受けも発売されています。ディアウォールで柱を立てた後やあらかじめ棚受けを取り付けてることで棚が作れ本体とおなじ4色で展開されていますが色を好きなように組み合わせることでバリエーションがでます。また棚受けにはネジが付属しているのでわざわざネジを買わなくても大丈夫です。

ディアウォール専用中間ジョイント

柱に使うには長さ足りない木材、持ち運びやすいようにあえて短くした木材をつなぐことができる製品です。使い方は簡単で長さが足りない2本の木材をジョイントで包み込むようにしてセットし12本のネジで固定するだけで連結ができます。ジョイントを使用することで長さがととのいやすくなりますが柱の高さに3メートルまでという制限がありますが強度には問題なく棚としても利用可能です。展開されいる色は本体とおなじ4色です。

ディアウォールで必要な道具・材料

2×4、1×4、2×6の木材

ホームセンターで売られている手に入りやすい木材の規格です。長いものはホームセンターできるかあらかじめ欲しい高さを測っていくと持ち運びしやすかったり端材が出ないのでDIYしやすいくなります。1×4は厚さが薄くなり2×6は長さが変わります。

ドライバー


柱を立てるだけではドライバーは必要ないですが棚受けやジョイントを使う場合や柱になにか取り付けたりするのであれば必要になります。収納棚を作る場合棚受けが必須になるのでドライバーも揃えておくとディアウォールだけではなく他のDIYにも使えます。

プラス、マイナスの差

プラスとマイナスの違いは汚れやすい所のネジがマイナスで普通の所のネジがプラスというような使い分けをされていますが大きささえ合っていれば、マイナスドライバーならどちらのネジにも使えます。

メジャー・水準器(あれば)

寸法や水平を測る時につかいます。スマホのアプリでも代用可能です。

ディアウォールの基本的な使い方:柱を立てる

木材の長さは45ミリ短く

柱のに使う木材の長さは設置する場所の高さより45ミリ短くして使います。ホームセンターではサービスとして木材を切ってくれる場合があるのでノコギリが苦手だったりDIY初心者はサービスを利用しましょう。長すぎて持ち運べない時は短く切りジョイントで連結する方法もあるので設置する場所の高さより45ミリ短くというのを間違いえなければ長さはそんなに難しく考えなくて大丈夫です。

ディアウォールの使い方①

45ミリ短くした木材にディアウォールを使います。バネがある方のディアウォール(上パッド)が天井側になるように注意しながら木材の天井側と床面にディアウォールをかぶせます。バネが下だと強度が下がったり天井の壁紙が傷つく可能性あり危険です。またバネの力で支えるので、でこぼこした天井や床、斜めになっている天井や床での使用はできません。

ディアウォールの使い方②

天井にディアウォール(上パッド)を押し付けながら木材の床面を壁面に寄せていき立てた柱が真っ直ぐになるように調整して完了です。多少の長さ不足などでグラつきがあるようなら付属のスペーサーをディアウォール(下パッド)に入れて調節することで安定します。

柱があるだけでも活用法いろいろ

例えばフックつけてハンガー吊るせばコートなどかけておくこともできますし時計をかけることもできます。このように柱だけでもいろいろ活用法があり間隔を開けて2本柱を立て棚受けを使うと棚ができます。横向きに使えるのは棚受けを使用した木材だけです。

ディアウォールの基本的な使い方:棚受けを使って棚を作る

間隔をあけてもう1本柱の立てる

柱が1本立てることができたら棚の長さだけ間隔をあけてもう1本柱をたてます。スペースがあれば棚受けなど全ての作業が終わった後まとめて柱を立てても大丈夫です。また棚の長さで柱の間隔を決めないで直感的に柱を立てあとからお好みの長さに切ったした棚板を使うほうがDIYしやすいです。

棚受けの使い方

棚受けの支柱面と書かれている方を付属のネジで固定します。片方も同じように棚受けを固定しますが高さが揃ってないと棚が斜めになってしまうので気をつけてください。好きな長さの棚板を固定した棚受けの上に載せ棚受けの下から付属のネジで固定して棚の完成です。

水準器の使い方

 

出典:Amazon
出典:Amazon
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金具や棚受けなどパーツを付ける時は水準器を使って真っ直ぐになっているか確認しながら取り付けます。効果な水準器は必要なく縦方向と横方向のが確認できるものが使いやすく初心者でも水平が取りやすいです。使い方は水平を測りたいものに水平器を置きガラス管の中の気泡が真ん中にあれば水平が取れています。スマホのアプリでも水準器の代わりをするものがあるので代用可能です。

棚の活用法がたくさん

一番シンプルな棚として柱が2本のタイプですがこれだけでも棚板の長さによっていろいろな活用方法があります。また棚板の長さで部屋の印象もガラリと変わるので長い棚板つかい柱の間隔をあけたり、あえて柱の間隔を短くしてたくさんの棚板で作るなどバリエーションがさまざまです。


ディアウォールの基本的な使い方:ジョイントでつなぐ

ジョイントの使い方①

2本の2×4が真っ直ぐになるように揃えジョイントを1つだけ接合部分にかぶせます。「~」のようになっている窓から接合部分が見えるように調節し木材とジョイントがズレないように押さえながら付属のネジで固定していきます。半面固定できたら床面のほうになる木材にディアウォールを両端にはめ込みますがバネのついている方を床面に使用しないように注意しましょう。

ジョイントの使い方②

同じように固定していない半面にジョイントをかぶせ付属のネジで固定していきます。裏表が固定できたら側面を2本ずつ固定していきます。ネジは全部で12本あるので締め忘れないように気をつけてください。

ジョイントの活用法

棚を作ったときの余った2×4などを利用して柱にできます。写真では柱の中央より上部にジョイントがありそこで木材が継がれています。活用できるのは柱としてつなぐ時だけなので横向きにはつかえません。ジョイントがありスッキリしないと思うのであればクローゼットや押入れでの使用をおすすめします。

ディアウォールの使用例①

落下防止バーを活用

落下防止バーとディアウォールを組み合わせることで収納棚の活用方法が一気に増えます。そのまま落下防止バーを使うのではなく逆に使うことで衣服を吊るしたりするハンガーポールのようになりますがハンガーポールより強度は無いのであまり多くものを吊るすことはできません。しかし写真のようにS字フックなどで小物を吊る時はハンガーポールより転落防止バーが吊るしやすいです。

ディアウォールの使用例②

ハンガーポールを活用

ハンガーポールを活用することでクローゼットを使わなくても衣服をたくさん整理できます。ディアウォールがしっかりと固定されているのでハンガーポールを写真のように使っても問題ありません。この使用例の他にもステンレスパイプをハンガーポールのように横向きに固定しハンガーラックのように使う方法もあります。

ディアウォールの使用例③

クローゼットでの活用法①

クローゼットなどある程度広いスペースがあると奥行きがある棚を作ることが可能です。作り方は間隔をあまり開けすぎないようにしつつ柱を複数使い棚を作るだけですが奥行きがあるため、ハンガーポールも2本取り付けることできクローゼットの中がより効率的に使用できます。写真は違いますが棚板をすのこにすることで通気性がよくなり扉を締めていることが多いクローゼット向けの収納棚ができます。

ディアウォールの使用例④

クローゼットでの活用法②

専用の棚受けを使わずこちらの使用例では棚柱を使っていてハンガーを吊る場所が無いので衣服の整理は使えませんが、小物などの収納にはこちらのほうが使いやすく間に柱を挟まないのでスペースを無駄にすること無く使えます。クローゼットは衣服を収納することが多いですがハンガーポールなどが備え付けられていない場合この様な棚をDIYすることでクローゼットの使い方が広がります。

棚柱について

棚柱はチャンネルサポート・ガチャ柱ともよばれ最大の特徴は棚同士の間隔を変えることができます。クローゼットや押入れに限らずスペースがある場合は棚柱を使って間隔を調整できるようにしたほうが収納しやすいです。

ディアウォールの使用例⑤

横向きにした板の使い方①

ディアウォール自体は横向きでの使用はできないので代わりに柱に木の板を横向きに固定するだけで変わった使い方ができます。横向きに板を打ち付けてフックを付ける、板と板との隙間に差し込んだりして使えます。収納だけではなくおしゃれに見えるように板を横向きに使うことも大事です。

ディアウォールの使用例⑥


横向きにした板の使い方②

柱に板を横向きに貼っているだけですがおしゃれな壁面収納とテレビを壁にかけることができます。横向きに板を貼る使用はクローゼットや押入れではあまり役立ちませんがリビングなどおしゃれな空間を作る時に役立ちます。

ディアウォールの使用例⑦

押入れでの活用法

和室はクローゼットではなく押入れが多くクローゼットと比べる収納スペースが小さめです。そんな押入れでもディアウォールやステンレスパイプなどをうまく使うことでデッドスペースがなくなり押入れでも服の収納がしやすくなります。押入れの特徴としては上下2段になっているので押入れをそのまま利用する場合短い木材も使いやすいのがクローゼットにはない利点です。

ディアウォールの使用例⑧

有孔ボードを活用する

有孔ボード(ペグボード)という一定の間隔で穴の空いているボードを使うことで変わった収納が簡単にできます。あなにフックを差し込み画像のように工具を吊ったりフックで小さな棚を固定するなどアイデア次第でいろいろ使えます。工具だけではなく部屋では帽子、カバンなどカジュアルなものも効率よく整理できるので収納としても有効です。

ディアウォールの使用例⑨

柱を使った収納

写真は室内ですがガレージでも同じようにディアウォールを使って自転車を柱に掛けるように収納できます。しっかりと柱が固定できるので柱が1本あるだけもいろいろ収納やインテリアを作ることができますがあまり荷重が一定の方向にかかる場合は注意が必要です。

ディアウォールのまとめ

アイデア次第で使い方自由

ディアウォールはさまざまな種類のパーツを組み合わせて低ぷの違う棚や収納スペースを作ることができます。押入れでも収納が作れるし押入れの仕切りを取り除いて(壊す)クローゼットのように使うことでディアウォールの柱の長さを活かした収納もできます。しかもDIY初心者でも難しい作業がないので気軽にチャレンジできるのもディアウォールならではです。

紹介した使用例は一部

今回紹介したディアウォールの使用例はほんの一部にしか過ぎません。特に押入れの使い方はディアウォールの使い方と押入れの独特の上下2段の仕切りをどう使うかによってさまざまなバリエーションがあります。収納だけではなくインテリアの一部とし使ったり猫を買っている方はキャットタワー、猫の寝場所に利用する人もいるぐらい自由度がありますがあまり重いもの載せると危ないので気をつけてください。

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