ハイロジック クローム折畳脚 6×240mm
ING STYLE F型 クランプ
UNIFLAME ファイアグリル 683040
スノーピーク 焚火台
LOGOS the ピラミッドTAKIBI
囲炉裏テーブルを自作しよう!
アウトドアでキャンプをするとき、焚き火台の周りにテーブルがあったら多人数で食事をしたり、火を囲んで談笑するのにも便利だなと感じることはありませんか。
メーカーごとに焚き火台の大きさに合わせた市販品も売られていますが、ちょっと良いお値段がしてしまうことも・・・。
自作でできる簡単で安い囲炉裏テーブルの作り方をレクチャーします。
自作囲炉裏テーブルの魅力
囲炉裏テーブルを自作するなら、まず持ち運びに便利なように「折りたたみ式であること」「軽いこと」。そして何よりも「材料費だけで安く手に入れること」でしょう。
何かと物を置きたい火のまわり
ソロキャンプでは小さなテーブルとそれに乗るくらいのバーナーでの調理で済むこともありますが、多人数でキャンプを楽しむなら調理しながら食べるバーベキュースタイルが人気です。
個々に手に皿を持ち箸を持ちなんてしているとバーベキューをひっくり返すのに困ることも。ちょっとした物を置いておくテーブルがあると便利です。
愛着がわく
お金をかければ、焚き火台と同じメーカーのジャストサイズな見栄えのよい囲炉裏テーブルを買うこともできます。しかし、自分で作ったものという愛着は買った囲炉裏テーブルでは味わえないものです。
自作囲炉裏テーブルに大事な事
自作囲炉裏テーブルでも、こだわる人は本格的なDIY道具を駆使して売り物のようなテーブルを作る人もいるでしょう。そういった自作囲炉裏テーブルももちろん良いのですが、今回のコンセプトはキャンプに持っていけるように「簡単に」「安く」「折りたたみできる」物にこだわってご紹介していきます。
自作の良さ
今回なぜ、「簡単」「安い」「折りたたみ」の3点にこだわっているかというと少しでも多くの人の参考にして欲しいからです。せっかくご紹介するのですから限られた人だけ試せるものでは、あまり意味がないでしょう。
そして、その3点こそが自作囲炉裏テーブルに求められていることではないでしょうか。
自作囲炉裏テーブル用の木材の選び方
自作で囲炉裏テーブルを作るとなると、何を使って作るかが問題ですが、これは2つ候補をあげていきます。その中のひとつが、木製のテーブルです。
最近ではホームセンターで1×4や2×4などのSPF材が売られています。このような物は日本中どこに住んでいる人でも簡単に近所で手に入るでしょう。
耐久
アウトドアでバーベキューを囲むテーブルですので、あまり重さは必要としないでしょう。しかし、大きな囲炉裏テーブルとなると脚と脚の間の板のたわみ(強度)が気になります。
2×4とまではいいませんが、1×4材でも厚みは19ミリあります。作ろうとするテーブルの大きさにもよりますがこれだけの厚みのある板材なら耐久も十分でしょう。
合板は?
持ち運びしやすいという点を考えると重さも気になってきます。合板に角材で補強するという手もあります。実際安いテーブルなどはこのような形で作られているものも見られます。軽量化に重点を置くならば、この組み合わせもおすすめです。
自作囲炉裏テーブルの費用
キャンプや庭でのバーベキューに自作囲炉裏テーブルを作るなら、どのくらい費用がかかるのか。市販品よりも高いものになっては自作する意味が半減してしまいます。
目安として、実際に作られている人たちの材料費を計算してみたところだいたい2,000円~4,000円程度の予算で作る人が多いようです。このくらいの費用で作れると考えておくとよいでしょう。
自作囲炉裏テーブルの作り方1:設計図
さて、それでは実際に自作囲炉裏テーブルを作っていく作業に入りましょう。まず材料の木材をカットしてもらうためには簡単で良いので設計図が必要です。
手持ちの焚き火台から寸法を決める
もし、すでに自分が持っている焚き火台やファイヤーグリルの周りに置きたいというのであれば、それを囲むようにするにはどのくらいの長さにカットしてもらえばよいのか、その数字が知りたいための設計図です。
焚き火台とあまり近すぎると燃焼が怖いので焚き火台よりも大きめなテーブルを考えておきましょう。
自作囲炉裏テーブルの作り方2:天板の材料
簡単に囲炉裏テーブルを自作する材料としてホームセンターなどで買える安いSPF材とキッチンラックをご紹介します。どちらも手に入りやすい材料なので材料が揃わず自作できない、ということはないでしょう。
SPF材
今回天板用材料としておすすめしたいSPF材が1×8材です。これは天板に欲しい幅と木材の幅を目安にしています。1×8材は幅が184ミリあります。バーベキューを囲み、皿とコップを置く天板の幅としては十分です。自作囲炉裏テーブルの材料案のひとつとしておすすめします。
SPF材の節約
バーベキューコンロとしてロゴスのピラミッドグリルを持っている人も多いでしょう。1×8材をちょうど半分にカットしてもらった場合、このロゴスのピラミッドグリルを真ん中に置いて少し隙間があくくらいの囲炉裏テーブルの天板が作れます。
手持ちの焚き火台との兼ね合いですが、費用を節約するのであればま半分にカットしてもらうのが一番安くあがります。
ニトリのキッチンラック
ここまで材料として木材の話ばかりをしてきましたが、2案ある内のひとつはニトリのキッチンラックを天板の材料として使用するものです。こちらは、すでに脚もついていますので天板と脚が両方手に入ります。
木材の天板ではないので、近すぎて燃えてしまう心配もありません。
水の入った大鍋を乗せようとすると心配になる作りではありますが、皿やコップを置いておく程度であれば天板としての耐荷重も問題ないでしょう。
ラックの結束材
ラックを天板として使用するなら結束した方が安定感が増します。ラックを結束する部品は100均でも売っていることがあります。
見つからない場合は、使い捨てにはなりますが、結束バンドを使用するという方法もあります。これらの材料も用意しておきましょう。
自作囲炉裏テーブルの脚はどうする?
ハイロジック:クローム折畳脚
ハイロジック クローム折畳脚 6×240mm
この他にも折りたたみ用の脚だけは色々なものがあります。これらを利用すれば簡単に折りたたみできる囲炉裏テーブルを自作することが可能でしょう。
ING STYLE/F型 クランプ
ING STYLE F型 クランプ
自作囲炉裏テーブルを作っている人の中には、脚としてクランプを使っている人も多く見かけました。
クランプを使うのは価格的に少し高くなってしまいますがテーブルを使わなくなったときでもクランプとして活躍してくれるということで、組み立ての簡単さと多少脚がでてもいいと思う人にはおすすめです。
自作囲炉裏テーブルの作り方3:組み立て方
材料が集まったら、いよいよ組み立て作業に入りましょう。カットしたSPF材の角の面取りや塗装を行う場合は、この前の段階で行っておきます。
クランプでの作り方
クランプで作るなら、木ねじも釘も必要ありません。カットしてもらって塗装などを済ませた木材を重ねて4つ角をクランプではさみます。クランプがテーブルの脚代わりになる便利な方法です。
使い終わったらクランプを外せばバラすのも簡単。100均などでベロクロを購入して、天板用板をひとまとめにしておくバンドを作っておくと更によいでしょう。
キッチンラックでの作り方
キッチンラックでの作り方は、さきほどのとおり、結束しないと少しグラつきます。グラつきは気にしないという人ならそのまま広く使ってもよいですが、よりしっかりした天板として使いたい場合は四角くくんで結合する部分を結束パーツで留めておきましょう。
自作囲炉裏テーブルを折りたたみにする方法
木材でつくる場合
持ち運ぶには折りたたみできる囲炉裏テーブルが欲しいですね。折りたたみできる脚はさきほど材料としてご紹介しましたが、それを使って脚は折り畳めても天板はどうしたらいいのか。折りたたみ脚を買って付けた場合は天板の折りたたみも考えることが必要です。
蝶板
そんな時に役立つのが蝶板です。付ける位置によって耐荷重が下がることも考えられますが、折りたたみテーブルには蝶板が役にたってくれるでしょう。
自作囲炉裏テーブルの作り方動画紹介
ここまで、文字で説明してきましたが具体的にどういう形になるのか掴めないという人は囲炉裏テーブルを自作している人の動画を参考にすると良いでしょう。木材の加工のしかた、折りたたみの工夫などその人なりの素晴らしい方法があります。
木材での作り方例1
木材に対してクランプをどのような位置に留めていくと良いのかが参考になる動画です。おまけで棚として同じ木材を利用する例も動画に収められています。
木材での作り方例2
こちらの動画は囲炉裏テーブルではありませんが、木材で作る折りたたみテーブルの蝶板の使い方が参考になります。脚も折りたたみできるものを木材で作っているので、角材で折りたたみできる脚も作りたいという人はこちらの動画が役に立つでしょう。
自作囲炉裏テーブルの必需品:焚き火台選び
キャンプでのバーベキューに必要な焚き火台。囲炉裏テーブルを作るにあたって買おうと思っている人にどのような焚き火台を選んだらよいのか、その選び方をご紹介します。
ユニフレーム ファイアグリル
UNIFLAME ファイアグリル 683040
使用している人も多く、Amazonでもそのレビューの数の桁が違うという人気商品です。錆に強いステンレスとがっしりしたスチールパイプ製の脚で安定感があります。
スノーピーク 焚火台 M
スノーピーク 焚火台
ダッチオーブンを使用する人から人気が高いのが、ジャストサイズのスノーピークの焚き火台です。重い鉄製のダッチオーブンを乗せて使用しても安定しているのはさすが有名ブランドの商品と感じるでしょう。
ロゴス/バーベキューコンロ
LOGOS the ピラミッドTAKIBI
折りたたみがコンパクトでスピーディーに出来るのが人気のロゴスのバーベキューコンロです。キャンプなどコンパクトさが求められる人には特におすすめできるバーベキューコンロです。
人気の焚き火台の口コミは?
ユニフレーム ファイアグリル
アウトドア用品は雑に使ってこそ真価を発揮すると思うが、ユニフレームの製品は無茶な使用にも耐えてくれるので素晴らしい。
実際に過酷に使用している人からの口コミはとても役に立ちます。この他にも壊れたらまた同じものを買いたいと思っているが壊れないという口コミをしている人もいました。
オプションが豊富で値段もリーズナブルだし、焚き火の時に見映えが良く、ずーっと火を眺めていられました。
人気ブランドの焚き火台にはどれもいえることですが、オプションが揃っていて自分好みの使い方が選べる点が良いといっている人も多々見られました。ユニフレームのファイアグリルもオプションの豊富さが魅力です。
スノーピーク 焚火台 M
別売のロストルと専用炭火台をセットすればロータイプのBBQコンロに早変わり。
焚き火台でもオプションでバーベキューコンロ用のパーツが揃っているので2通りの使い方がスマートにできるのが魅力です。
ほぼ一生ものの焚き火台と言えば、スノーピークしかないと思います。
スノーピークの焚き火台の丈夫さ、頑丈さは買い替え必要なし、一生使えるといっている人もいるほどです。
ロゴス/バーベキューコンロ
各パーツに分かれているためメンテナンスもし易いと思います。
ロゴスのバーベキューコンロの良さはパーツごとに分けてコンパクトに持ち運べるというところですが、メンテナンスにもその便利さが活かされていました。
3年間使用。かなりの回数を使用していますが、今の所問題無く使用しています。
有名ブランド品はどうしても高くなりがちですが、その分耐久が良い商品ならコスパ的にもそれほど高い買い物ではないでしょう。良い品を長く使いたい人にはロゴスのバーベキューコンロはおすすめです。
自作囲炉裏テーブルの作りの注意点
今回は「安く」「折りたたみができる」「簡単」ということをポイントにして自作囲炉裏テーブル作りをご紹介したので、耐久や見栄えは二の次になっているところがあります。
市販品のような完成されたデザインを求めている人は同じような自作囲炉裏テーブルでも、凝った作りをする必要がでてくるでしょう。
焦げ
焚き火台からある程度離して置ける大きさを考慮して作れば、直接引火という危険性はある程度避けられますが、火の粉が飛んだり熱い鍋を置くことによって付く焦げは仕方ないものとなってきます。
特に木製の場合は目立つこともあるでしょう。どうしても焦げが気になる人は、スチールラックの囲炉裏テーブル作りをおすすめします。
耐久
SPF材をクランプで挟んで組み立てるようなものなら、焦げを気にしなければ長く使うことができるでしょう。しかし、キッチンラックの囲炉裏テーブルは屋外で長く使用するように考えて作られているものではないので、それなりの耐久となるでしょう。
1つ数百円のものなので使い潰して買い換えるという前提で使っていくとよいでしょう。
まとめ
キャンプなどで活躍してくれる囲炉裏テーブルを自作する方法をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
誰にでも簡単に作れそうな囲炉裏テーブルは、自作ならではの夢が詰まっていました。
お金を出せば買うことができるものですが、自作するというところにもその品に対する愛着が湧いてくるのではないでしょうか。次のキャンプには自作の囲炉裏テーブルを持ってでかけてみてはいかがでしょうか。
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