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DIYで畳からフローリングに替える簡単な方法をご紹介!和室を自力で洋室にしよう!

自宅の古い畳をDIYでフローリングに替える方法があります。DIYで誰でも簡単にリフォームできます。今回は、畳に飽きた和室の部屋を自分でフローリングに替える方法をご紹介しています。この機会に畳を新しいフローリングに変えてみませんか?
更新: 2021年5月29日
Hobby Life
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DIYで和室の畳は簡単に外せるの?

和室の畳は一畳ごとに敷き詰められています。そのため、一畳ずつ簡単に外すことができます。一枚の重さも軽いですので、女性でも作業できます。フローリングにしたい場合、誰でもできる簡単な作業ですので、快適に作業できます。ぜひ、費用を抑えたDIYを実践してみましょう

道具を使えば簡単に畳を外せる

木材を敷く前に畳を道具を使って外すことで、作業がスムーズになります。千枚通しという針状の道具がありますので、そちらを隙間に差し込んで外しましょう。畳は床に接着されていませんので、誰でも簡単に外すことができます。

畳を外すのにかかる時間は?

フローリング材を敷く前にすべての畳を外す目安の時間は、1畳あたり1~2分です。道具を使うことで、とても簡単に外せますので、慣れてくれば1分かかりません。和室であれば4畳以上の畳が敷かれている部屋が多いですので、この場合であればトータルでも10分かかりません。

DIYで部屋の畳をフローリングに張替える方法①

DIYで畳をフローリングに替えるリフォーム術があります。どのような部屋でもやり方次第で簡単にフローリングの部屋へリフォームすることができます。まずは、畳が何枚敷かれている和室であるかチェックしておきましょう。

床の畳を外す

張替えて間もない和室の畳ですと各隙間がしっかりと詰めて敷かれていますので、外すのに少しコツが必要になってきます。ですが、張り替えて数年以上経過している古い畳の場合、畳同士に隙間があるので隙間を使ってすべての畳を外します。

DIYで部屋の畳をフローリングに張替える方法②

DIYで和室をリフォームしますので、フローリングに使う木材が必要です。部屋の雰囲気にあった材木を自分で選んでおきましょう。簡単にできるように小さくカットされている、フローリングに適した簡易的な木材もありますので、スムーズなDIYリフォームを楽しめることでしょう。

床に合う材木を購入

木材とひとくちに言っても、その種類はたくさんありますので、自分の部屋の雰囲気に合った木材を購入しましょう。木肌や木目は木の種類によって豊富にありますので、好みの材料を見付けたら、ぜひ材料として購入しておきましょう。

DIYで部屋の畳をフローリングに張替える方法③

木材を使うと作業が大変になる傾向もあります。重たい木材をたくさん用意しますので、不便を感じることもあるでしょう。そのため、もっと簡単でスピーディーにリフォームできる方法があります。忙しい合間や手短に部屋を変えたい場合にはおすすめの方法です。

フローリングシートを使って張替える

シートを敷くだけで簡単にリフォームできる方法があります。畳の上から木材柄のシートを敷く方法です。畳を外す必要や、サイズの合った木材を用意する必要もないため、とても手軽にDIYできます。

敷いたシートの上におしゃれなカーペットなどで彩ることで、本物のフローリングの雰囲気も醸し出せます。また、飽きてしまった時でも再び畳に替えることも簡単です。

張り替える木材を購入する前におさえるべきポイント

畳を張り替えるための木材購入の前に、購入のポイントを抑えておきましょう。何も考えずにホームセンターに行ってしまうと、結果として全く使えない木材を購入してしまうかも知れません。

ポイント①:部屋の間取りを測る

部屋を自分の手作業でリフォームするには、まず部屋の間取りを測ることからはじめしょう。それから必要なサイズと両の木材を購入しましょう。これにより、無駄な材料を購入する費用が省けますので、とても安く作業をすることができます。

ポイント②:天井や戸口の高さを測る


部屋の間取りだけではなく、天井や戸口の高さも計測しておきましょう。購入した木材を部屋に入れる時に天井や戸口のサイズより大きいものを選んでしまうと、ぶつけて家を傷つけたり、そもそも部屋に入れることができない可能性もあります。

フローリングに張替えるのに適した部屋

フローリングとは木材をメインとした雰囲気の部屋となります。そのため、和室ですと合わないケースもあります。どちらかと言えば、洋風な部屋や間取りの空間に適したリフォームです。部屋の基本的な雰囲気を把握してからフローリングへ変えましょう。

簡単にDIYしやすい部屋

短時間で簡単にできるDIYですと、やはり狭い間取りの部屋です。三畳や四畳半程度の部屋ですととても簡単にフローリングへ替えることができます。十畳以上ある大きな部屋ですと、やはり材木の量がかなり増えますので、DIYのみで1日の中で作業を終えることは難しいでしょう。

簡単にDIYしにくい部屋

正方形や長方形のシンプルな形の部屋であれば、直角が多いのでDIYでの作業がしやすいです。ただ、三角形や多角形の部屋ですと、各形状に合うように木材を1つずつカットしなければいけません。少しでも、木工経験と知識がないとリフォームが複雑化してしまう傾向があります。

簡単にDIYしてはいけない部屋

畳を外してみて床板が腐っていたり歪んでいる場合、DIYでリフォームすることは控えましょう。かなり経年数がある場合ですと、やはり専門的な作業が必要となります。そのため、古いお家などのリフォームは専門業者へ依頼することが望ましいです。

フローリングに張替えしやすい季節

各季節によっても、DIYでリフォームするのにしやすい時期とそうではない時期があります。やはり作業がはかどる時期にリフォームすることにより、格段に作業効率が上がります。適さない時期に自分で作業を行うと、どうしてもミスが目立ったり、粗雑な作業となりかねません。

春にDIYで和室の畳を替える

春になり立ての頃はDIYに最適と言えます。なぜなら適度な春風もあり、自宅の窓やドアを全開にしながらの作業は、とても心地よくはかどります。ただ春雨だけに気を付ければ、フローリングに替えるには最適シーズンです。ぜひ、春先にリフォームを行う計画を立ててみましょう。

夏にDIYで和室の畳を替える

夏場の暑い季節は自分で行うフローリングへのリフォームはあまり適しません。気温が35度を超える日も多くなってきた昨今の夏です。慣れない作業では重労働ともなりかねず、危険もあり、とても疲れやすい季節です。大きな木材を運んだり、加工することには向かない季節です。

秋にDIYで和室の畳を替える

秋に和室のリフォームをする場合、できれば深まった秋頃がおすすめのシーズンです。涼しい気候の中で大掛かりな作業をすることが最善です。簡単に済ませるためには、秋風が吹く頃に作業しましょう。これにより格段に作業がはかどりますのでおすすめの季節です。

冬にDIYで和室の畳を替える

寒い時期ですと、窓やドアを開けたままの作業がしにくい地域があります。豪雪地帯であれば、この時期はなおさら控えることがよいでしょう。作業中にはどうしてもホコリやゴミが散漫しますので、窓とドアを開けたまま作業をします。そのため、あまりにも寒い時期の作業はおすすめしません。

フローリングに張替えしやすい建物

自分で和室をリフォームするには、やりやすい建物があります。当日は大きな材木を多数運んだり、道具も使いますので、車を使うこともあります。駐車スペースが家の前にあれば作業がはかどりますが、密集した住宅街では作業がしにくい状況があります。

階段があると簡単にリフォームできる?

マンションやアパートの和室をフローリングへリフォームする場合、大きな材料を何度も運びます。そのため、狭い階段のみしかない住宅の場合、作業がしにくいことがあります。この場合は、事前に材料をカットしておくなどの準備をして対策しておきましょう。

エレベーターがあると簡単にリフォームできる

エレベーターがある住宅であれば、とてもスムーズな行程で作業がはかどります。大きな機材も難なく運べますので、疲れにくい中で集中した作業ができます。そのため、階段のみの建物よりは快適なリフォーム作業を完了させることができます。

畳をDIYでフローリングに替える道具①

メジャー
Photo byThomasWolter

和室の部屋をフローリングに替えるには、さまざまな道具を使います。DIYでも簡単に使える道具がありますので、そちらを使うことをおすすめします。これから自分でリフォームをする場合、ぜひ各道具を揃えておきましょう。これにより格段と作業がはかどります。

張り替える木材のサイズ計測に必要なもの

畳を外して床が出た箇所に木材を敷くので、床の大きさを把握しておくことが重要です。そのため、曲尺、メジャー、物差し、スコヤ、分度器、三角定規といった道具があれば、いろいろな箇所を適切に計測することができます。これによりサイズ間違いを起こすことがなくなります。

張り替える木材のカットに必要なもの

床に敷く木材を自分でカットする場合、必要な道具はノコギリ、定規、鉛筆です。電動で木材をカットできる機械もありますが、費用を抑えるのであれば手作業で行いましょう。計測したサイズに沿って木材を切り分けます。DIYで行うリフォームは費用を抑えることができるのでおすすめです。

畳をDIYでフローリングに替える道具②

DIYで行う際の費用を抑えるには、まだ必要な道具があります。切った材木の仕上げ作業をすることにより、一層と仕上がりがきれいになります。すべてを手作業で行う醍醐味もありますし、何よりも費用がかからないという大きなメリットがあります。

やすりを使って敷くとリフォームがきれい

切った木材にはトゲがあります。このまま組み込んでしまうと後々ケガをする可能性があります。そのため、材料の端をやすりを使って磨きましょう。粗いものや細かいものがありますので、適宜使用して磨きましょう。やすりの費用も1枚当たり五十円程です。

接着剤を使って敷くとリフォームが確実

きれいになった木材を床にはめ込んでいきますが、その前に各木材に割れ止めの作業をしておきましょう。経年で木が割れてしまうことがあります。リフォーム完成後に割れてしまうと、せっかくの作業が台無しです。そのため、切った材料の端に接着剤を塗っておきましょう。

畳をDIYでフローリングに替える道具③

費用を抑えてDIYすることも醍醐味の1つです。ですが、なるべく1度で完成したい作業でもあります。完璧なリフォームをする前には必ずしておくべき工程があります。やり直すことは重労働となりますので、ぜひ留意して行いましょう。

木材を敷く前にメジャーで床のサイズを測る

カットした木材をはめ込む前に、床の正確なサイズをメジャーで計測しておきましょう。1度計測しても、少しのミスで狂っている場合があります。この場合、せっかくカットした木材が台無しになってしまいます。不必要な手間がかかってしまう前に、きっちりとメジャーで床の寸法を測りましょう。

軍手を使うと敷く最中に床が汚れない

リフォーム中に素手で作業を行うことは控えましょう。木材でケガをしたり、刃物で手を切ってしまうことがあります。大きなケガをしてしまうケースもありますので、作業中は常に軍手をはめておきましょう。ゴムが付いた軍手がありますので、そちらがおすすめです。

畳をDIYでフローリングに替えるには製図が必要?

自分でリフォーム作業をする場合、床の図面を作っておくと便利です。製図があることで、カットする木材の数やサイズを一目で把握することができます。はじめに製図を作ることで、途中で作業がストップすることがありません。全体の費用も抑えられるので、畳を外す前にぜひ製図をしてみましょう。

畳の床をフローリングに張替える人数

費用を抑えながらDIYすることが醍醐味なのですが、1人で部屋のリフォームをするよりも複数名での作業をすることが何よりもはかどります。畳を外したり、誰かに木材を押さえてほしい工程がありますので、できれば複数名での作業をすることがおすすめです。

畳の床をフローリングにDIYする時の服装

床をリフォームするには、適した服装があります。大きな木材や危険な道具を扱いますので、安易な服装ですと大変危険です。費用も安く済ませる服装がありますので、それぞれご紹介しますので、ぜひ着用して作業しましょう。

地下足袋だと敷く時に便利


作業中に床はいろいろなものが散乱します。刃物や金属製道具がありますので、踏んでケガしないためにも足袋を履きましょう。とても動きやすく、作業がしやすい履物です。軽いので、1日中履いていても疲れません。そのため、大工道具の1つとして重要な履物です。

長袖と長ズボンだと敷く時に安全

作業中はなるべく肌が露出しない服装が望ましいです。肌が露出する服装では大変危険です。作業中にケガをする可能性があるので、長袖と長ズボンを着用してリフォームをしましょう。どれだけ暑い時期や時間帯でも、こうした服装での作業がおすすめです。汚れが気にならない衣類を準備しておきましょう。

外注でフローリングを畳に替える際の費用は?

フローリングの素材によって異なる

複合フローリング

Photo by seier+seier

一口にフローリングといっても種類があり、大別すると「複合フローリング」と「無垢フローリング」の2つがあります。複合フローリングとは、様々な木材の板を重ね合わせ、上に木目調のシートを貼ったものです。つまり、表面だけは本物の木材ではありません。

その反面、様々な木材を組み合わせているため、劣化や膨張・反りなどの変化に強く、床暖房に適しています。また、表面がシートであるため、掃除もしやすいのが特徴です。比較的安価であり、広く使われているフローリングです。

無垢フローリング

Photo by GEEK KAZU

対して、無垢フローリングは単一の天然木材100%で作られたフローリングです。複合材に比べて、見た目にも木目や温かみを感じやすく、肌触りも木の質感が心地良いタイプとなっています。また、木材が湿度を調節してくれる役目も果たしてくれます。

しかし比較的高価であり、木材にもよりますが複合材の1.3倍ほどの値段が相場なようです。また木材が湿度や温度の影響を受けやすいため、反りや膨張・収縮という変化は起きやすいという特徴も持っており、床暖房には適していないことが多いです。

下記に、目安として畳からフローリングへの張替えを業者に依頼した場合の相場をご紹介します。、使用する木材や防音性の有無などによって、かかる費用は大きく変わってきますので、あくまで目安として参考にしてくださいね。

フローリングから畳に張り替える業者費用の相場
  4畳半 6畳 8畳
複合フローリング 8〜11万前後 11~20万前後 15~25万前後
無垢フローリング 10~15万前後 15~25万前後 25~35万前後

リフォームした部屋で満喫しよう!

今回は、自分で行う「畳からフローリングへのリフォーム」をご紹介しました。古くなった和室の畳を張替えることで心機一転します。毎日過ごす部屋ですので、心地よい環境作りをすることも大切なことです。DIYでのリフォームはとても楽しい時間を過ごせる貴重なひと時です。これから暑くなりますが、その前に部屋のリフォームをしてみるのはいかがでしょうか。

部屋のDIYが気になる方はこちらもチェック!

今回は、フローリングに関するリフォーム術をご紹介しましたが、これ以外でもDIYできる箇所はたくさんあります。費用を抑えて自分で作業をすることは、とても楽しい時間となります。ぜひ、以下のリンクよりご覧ください!