DIYの強い味方!糸鋸を使おう!
取り扱いも簡単!糸鋸を買おう!
お家に糸鋸はありますか?普通のノコギリは保管してあるかもしれませんが、糸鋸は意外にも見落としがちです。細い糸のようなノコギリが付いたものが糸鋸で、細かいカットや曲線カットにも便利なので是非とも購入して便利なDIYに挑戦しましょう!さらに糸鋸はお値段も安いのでお気軽に購入できるのも嬉しいです。
普通ののこぎりより便利!?
糸鋸は取り扱いも簡単で比較的サイズも小さいのでとても便利でDIY初心者にもおすすめのノコギリとなっております。パワーで言うと大きなノコギリが勝るのですが、糸鋸は細かいコントロールや手動で曲線加工もできるので非常に利便性が高いです。中には金属を手動でカットできる糸鋸も売られているので素材カットに関しては一流の性能を誇っています。
糸鋸の選び方:注意点
刃物注意!
糸鋸は刃物なので当然手を切ったりしないように注意が必要です。使う際には必ず軍手などを着用して刃で手を切らないように対策をしましょう。糸鋸で手を怪我する以外にも素材の端や"ささくれ"で手を怪我をする可能性もあるので刃意外にも注意を払ってカットするよう心掛けましょう。糸鋸の注意点に関しては通常のノコギリと変わりませんので安全に使えるよう糸鋸の取り扱いをマスターしましょう!
折れないように!
糸鋸は従来のノコギリよりも細いので刃折れに注意しましょう。手動でカットしている途中に斜めや横向きに振ったりすると折れる可能性があるので要注意です。しかし、糸鋸は刃の交換もできるので替えの糸鋸を用意しておくと便利です。曲線加工したい時などは無理に扱ったりすると次々と折れていくので少しずつ折れないように糸鋸を動かしましょう!
糸鋸の選び方:用途
糸鋸で簡単な素材カット
糸鋸は刃を交換することで様々な素材に対応することが出来ます。大きな素材から小さな素材まで対応可能で、刃の種類によっては金属もカットできてしまいます。最初に述べた通り、パワーでや耐久性で比較すると大きなノコギリが強力ですが、簡単なDIYに挑戦したい時や木材をカットする場合力不足を感じることもありませんので、パワー面においても不自由することはありません。
糸鋸で曲線カットも便利!
何より嬉しいのが糸鋸は曲線カットができる事です。曲線カットによりアクセサリーやインテリアなども簡単に作れてしまいますので、曲線カットをマスターするとDIYの幅が大きく広がります。曲線カットをしたい方は「細い刃」が必要になりますので必ず一緒に購入しておきましょう。糸鋸の中には交換用の刃も数点入っていることが多いので交換用の刃もチェックして購入しましょう。
糸鋸の選び方:種類1
替えの刃も入った糸鋸
糸鋸の中には交換用刃も同梱の糸鋸もあり、初心者の方や簡単なDIYにチャレンジしたい方は迷わず購入しましょう。細い糸鋸から太い糸鋸まで一緒になっていますので、木材を大まかにまっすぐ切りたい時や、細かいカットを行いたい時まで幅広く対応できます。また、糸鋸の交換刃は錆びることもありますので、水に触れないよう大切に保管しましょう!
本体のみの糸鋸
本体のみ(糸鋸が一本付いているもの)の糸鋸もあり、交換用の刃は別途購入する必要があるものです。必要に応じた糸鋸の刃を購入できますので、糸鋸があれこれあってどれを使えばいいか迷う方などは、好きな交換刃を購入することで柔軟に対応できます。また、ご自身で糸鋸の替え刃を購入したい方は、糸鋸フレームとのサイズ感を間違えないように注意して購入しましょう。
多機能な糸鋸
糸鋸の中には、フレームが持ちやすかったり、ラバーで滑り止めがされていたりと高機能な糸鋸も多く存在します。こういったモデルは比較的高価ですが「2000~4000円」の範囲で購入できますので、その他のDIYグッズと比較してもそこまで高価ではありません。安全性や機能性を重視したい方は高機能な糸鋸を購入しても自由度の高い作品を作成できます。
金属・岩石カット用糸鋸
糸鋸の中には刃が丈夫で岩石や金属もカットできるものがあります。燃えないゴミの日に金属を出したい時などに糸鋸でカットして捨てられますし、岩石をカットしてアクセサリーも作成できますので、持っておいて損のないおすすめ糸鋸となっております。また刃が丈夫ですが、糸鋸が曲がったり折れたりするリスクはありますので丈夫さを過信しないように注意が必要です。
糸鋸の選び方:種類2
電動糸鋸
先ほど説明した糸鋸が手動の糸鋸なのに対して、こちらは電動式の糸鋸になっております。細かいカットや曲線カットもしやすく、慣れれば手動糸鋸よりも自由な形にカットすることが出来ます。手動の糸鋸と比べて場所を取りますが、手動よりもパワフルなので電動糸鋸をお家に置いておいて損はありません!
電動糸鋸のメリットとデメリット
手動の糸鋸と比べて電動糸鋸は少々危険です。スイッチ一つでノコギリが自動的に動くのでお子様の取り扱いには特に注意が必要です。手動の糸鋸と比較してパワフルで自由度が高いのですが、誤って怪我をすることがあるので調整しながら慎重に糸鋸を扱いましょう。したがって、手動の糸鋸では物足りない方や、上級者の方におすすめしたい糸鋸です。
糸鋸の選び方:価格帯
安価な糸鋸
安価だからと言って壊れやすかったり折れやすかったりするわけではありません。至ってシンプルなデザインの糸鋸が多く、糸鋸を交換しながら使いまわすことが出来るのが最大のメリットです。1000円程度で購入でき、替えの刃も安いので糸鋸初心者の方にはもってこいです。
高価な糸鋸
高価な糸鋸は他にはない機能が付加されていることが多いです。とても丈夫な糸鋸や、グリップ(持ち手)が改良されていたりと様々で、こちらもまた初心者におすすめな糸鋸となっております。高価とは言えど数千円で購入できますのでそこまでお財布を気にする必要はありません。特にグリップがしっかりしている糸鋸はカットしやすいのでおすすめです。
糸鋸の選び方:メリット
曲線加工ができる
糸鋸最大のメリットと言っても過言ではないメリットが「曲線加工」です。クランプを用いて固定して少しずつ切り進めることで簡単に曲線カットができます。交換用の糸鋸を数本用意することでカットスピードも大幅に上がりますのでお好みの形に自由にカットできてしまいます。アクセサリーを作りたい場合はクランプとやすりも用意すると最後まで加工できますのでホームセンターに行った際は要チェックです!
刃の交換ができる
従来のノコギリは耐久度が高いものの、一度錆びたり曲がったりしてしまうと取り返しがつきませんが、糸鋸はフレームが破損しない限りは刃の交換だけで使い続けられます。基本的に替えの糸鋸は消耗品と考えて頂いても結構なので、数本購入して交換しながら使えるのがメリットと言えます。
糸鋸の選び方:デメリット
刃が折れる
慣れてしまえば全く問題ありませんが、曲線カットなどをしたい場合は細い糸鋸が必要になるので「刃折れ」に注意しなければなりません。細い糸鋸はカット力も若干弱いので一気に切断しようと思うと簡単に曲がったり折れたりしますので、慎重に刃を動かしながらお好きな形にカットしなければなりません。特に細い糸鋸は曲がりやすいので無理にカットしないようにしましょう。
パワーが少し弱い
前述の通り、大きなノコギリと比較するとパワーが若干劣っており、あまり強い力を掛けると糸鋸が折れたり曲がったりしてしまうので強い付加を掛けないように注意しましょう。糸鋸は細いと言っても、太い交換用刃もあるので大きな素材をカットしたい時は太めの刃に交換しましょう。交換が少し面倒かもしれませんが、交換の手間以上に便利な点がありますので、刃の使い分けをマスターしましょう!
糸鋸の選び方:カットの仕方で変える
まっすぐカットしたい時
まっすぐカットしたい時には0.5cm程の糸鋸があれば安心です。まっすぐカットする時には直線上に負荷がかかるので薄い糸鋸ではパワーと耐久力が不足する可能性があります。もしまっすぐ加工したい時は 比較的厚い糸鋸に交換して糸鋸本体にかかる負担に備えましょう。まっすぐカットする時は従来のノコギリの扱い方と大きな違いもないので、まっすぐ加工する時は基本操作を思い出して取り組みましょう!
曲線カットしたい時
曲線カットする時には細い糸鋸に交換してカットしましょう。あまり厚い糸鋸を用いると向きを転換できませんし、思ったように切り進めないことがあるので、細い糸鋸を数本用意してから曲線カットしましょう。また、一緒に準備したいアイテムとして「クランプ(固定具)」も便利なので是非とも一緒に購入して綺麗な形にカットしましょう!
糸鋸の使い方:基本
基本的な使い方
基本的な使い方については「引く」時に切り進めるイメージで、一気に大量に切り進めようとせずにまっすぐに刃を通して斜め向きや横向きに力が加わらないように力を加えましょう。従来のノコギリでもこの方法で切り進めることが出来るのでこの方法だけでは必ずマスターしましょう!
曲線カットする時
具体的な調整方法やコツについては後のご説明するのですが、曲線カットで最も重要なのはまっすぐと刃を通すことです。斜め向きに切り進めていくのでちょっとずつ向きを調整しながら切り進めなければなりません。早く切りたいからと言って急ぎすぎると刃が折れてしまい、最悪折れたままの刃が材料から抜けなくなってしまう事もあるので注意です。
糸鋸の使い方:刃の交換
刃の交換の前に
刃を交換する前に注意して頂きたいのが、糸鋸のフレームに糸鋸の刃が合っているかどうかをチェックしましょう。フレームと刃のサイズが合わないというミスは初心者にありがちなミスなので、対応しているメーカーやサイズをしっかりチェックしてからホームセンターなどで購入するようにしましょう。
刃の交換方法
刃の交換方法はメーカーによって異なるのですが、基本的には刃の両端と刃を外して「コの字」になったフレームに取り付けることで交換が可能です。フレームにはネジなどが付いているので手で回して緩めたり閉めたりしましょう。あまりきつく締めすぎると途中で交換ができなくなったりするので程よく調整して固定しましょう。逆に緩すぎると途中で刃が動くので程よく調整して締め付けましょう!
糸鋸の使い方:まっすぐカット
まっすぐカットのコツ
基本的には従来のノコギリの扱い方と同様なのですが、カットする時の角度が重要になります。カットする向きを調整することで切り進める量が調整でき、「45度」程度の角度が最も切りやすい向きになっております。あまり急な角度でしたら木材がささくれになったり、角度が緩やかすぎるとまっすぐ切れなくなるので、45度をキープして調整を行いましょう。
まっすぐカットの注意点
糸鋸で切り進めている中で糸鋸が引っかかって動かなくなることがあります。そういったときは無理に振ったりしないように、いったん手を止めてから再び切り進めましょう。急に糸鋸が動かなくなり、思わず乱暴に力を加えてしまうと糸鋸が曲がってしまいますので落ち着いて切り進めるように心掛けましょう。
糸鋸の使い方:曲線カット
曲線カット 道具
お好きな形に切り抜きたい時などには以下の道具が一緒にあると便利です。 ・電動ドリル ・クランプ(2個以上) ・やすり 電動ドリルは切り抜き用に必要で、クランプは素材の固定用に必ず必要です。やすりは必ずしも必要ありませんが、仕上げにやすり掛けがあるので忘れずに購入しましょう。
曲線カット コツ
素材の端を曲線上にしたい場合は、上記のクランプを用いて机と机に橋を架けるように素材を設置して両端をクランプで留めましょう。曲線カットする時は必ず曲線を鉛筆でマーキングしておき、その上を添うように糸鋸の刃を入れていきます。糸鋸で切る時の角度はなるべく急(60度以上)にしておき、引く時に向きを調整しながらマーキングの上を切り進めていきます。ここでのコツは、一気に切ろうとせず一回引くたびに向きを調整して少しずつ切り進めるのがコツです。
曲線カット 切り抜き
切り抜きをする際には電動ドリルとクランプが必須になるので必ず調達しましょう。△に切り抜きたい場合は、頂点を電動ドリルで穴あけしておき、方向転換ができるように対策しましょう。切り始めと、直角部分で方向転換が必要な場合には電動ドリルが必要になるので必ず用意するようにしましょう。急なカーブや直角で、無理に向きを添加すると刃が折れるので要注意です!
糸鋸の使い方:一緒に欲しいもの
電動ドリル
電動ドリルは木材などを切り抜く場面に重宝します。切り抜く時には木材の内部から切り始める必要があるので、糸鋸を先に穴に差し込んでからフレームに装着する必要があるので、電動ドリルで穴をあけると比較的簡単にくり抜くことが出来ます。電動ドリルでも手動でくり抜くノミでも可能ですが、手動ですと手間がかかりますので是非ともドリルを購入しましょう。
クランプ
クランプは素材を固定するための道具で、より細かい作業を行うのに適しています。足で固定して切断する方法もあるのですが、切り抜きやくり抜きが難しいのでクランプが最低二つは必要です。向きの調整などを細かくしたい時は机などを用いてクランプで固定し、作業するのがおすすめです。
糸鋸の使い方:メンテナンス
糸鋸の保管
糸鋸は金属なので錆びないように保管するのが好ましいです。糸鋸の保管場所は湿度の低い場所で保管し、錆びたり劣化したりしないようにしましょう。また、持ち手が木でできているものは腐食にも注意で、腐食が進行すると取っ手が外れるので危険防止のためにも糸鋸はしっかり保管しましょう。
糸鋸の錆止め
糸鋸は消耗品ですが、毎回買い足すとなると負担になります。そこで、糸鋸の金属部分に錆止めを塗布しておくと持ちが良くなりますし、切断時の切り心地や向きの調整などもしやすくなります。錆止めも安いので是非ともメンテナンス用に購入しましょう。
糸鋸の使い方と選び方 まとめ
安く便利な糸鋸
糸鋸はとても安く何でもカットできる便利なアイテムです。ホームセンターに行けば必ず手に入る上に大きなノコギリと違い取り扱いが楽で場所も取らないので一家に一丁は欲しい存在です。これからDIYを始めたい方や初心者の方にもおすすめなので是非とも購入しましょう!
DIYが気になる方はこちらもチェック!
当サイトには糸鋸以外の道具の情報が盛りだくさんです!明日からDIYを始めたい方や、道具が気になる方は糸鋸以外にも良い道具がたくさんありますので是非チェックしましょう!
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