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ブヨってなに?河原のキャンプは要注意!
真夏の虫刺され対策は必須!
夏のキャンプの楽しみを半減させかねないもの、それが虫刺されです。せっかくの楽しいレジャーや旅行なのに、かゆくて痛い想いをして終わってしまったら残念ですよね。なので真夏の虫刺され対策は、刺されたと後悔する前にしておくのがおすすめです。特に、河原に行く人は「ブヨ」に注意が必要です。
ブヨの生態
ブヨはハエの仲間ですが、その大きさは2ミリから5ミリほどと小さいのが一般的です。最も大きな違いは、人間の血液を吸うことです。血を吸うのは蚊と同じで雌だけですが、蚊が針を刺して吸うのに対し、ブヨは皮膚を噛み切って血を吸い取ります。吸われたとき「痛い」と感じることもありますが、ほとんど感じない場合もあります。
ブヨがよくいる場所
ブヨは日本全国、どこにでも生息しており、1年を通して出会う可能性があります。特に春や夏の暖かい時期に多く、朝や夕方といった涼しい時間帯に活発に動きます。ブヨ幼虫は渓流に生息するため、ほとんどお目にかかることはありませんが、ブヨの成虫は山奥のキャンプなどでよく見かけ、川が流れていると特に遭遇しやすくなります。 水の汚染に敏感なのがブヨの特徴で、蜂のように住宅地で出会うことはほぼありません。
ブヨとアブは違う?
ブヨもアブもハエの仲間
ブヨと似た響きを持つ「アブ」も、ハエの仲間です。ブヨとの違いは、まずその大きさにあります。ブヨが最大でも5ミリほどととても小柄なのに対して、アブは体長が2センチ以上あります。特に7月が活発な活動時期で、ブヨと同じく水場を好むので、川や池などの周辺によく出没します。ただしブヨよりも住宅地や学校のプールなどにも出没しやすい面があります。
アブは血を流しだして吸う
アブもブヨと同じく、吸血昆虫です。ですが人間の血液よりも、牛や豚といった動物の血液を好みます。しかし生きていくため、近くにこうした生き物がいなければ人間にも襲い掛かります。皮膚を切り裂き、血を流しだして吸うため、刺された(切り裂かれた)瞬間に「チクッ」とした痛みを感じることがほとんどです。なのでブヨやアブに刺された傷は蚊よりも深いものと考え、念入りに消毒が必要になります。
どちらに刺されたとしても痛くてかゆい!
アブとブヨの共通点は、どちらに刺されたとしても、痛みとかゆみを感じ、刺された(噛み切られた)患部が腫れてしまうことです。かゆいと思った時にはもういないことも多いので、ブヨかアブどちらに刺されたか分からないこともあります。対処法をしっかり押さえて、痛みやかゆみを出来るだけ取り除き、症状が悪化しないようにするのが大切です。
ブヨに刺されたときの特徴
ブヨに刺されたときの痛み・かゆみ
ブヨに刺されたときは、前述したように痛みはほとんど感じないこともあるので、アブや蜂に比べると蚊に刺されたときのように気が付きにくいのが特徴です。反対に、痛いっ、と強烈に感じることもあります。かゆみはすぐに出てくる人もいれば、ちょっと時間が経ってから出てくる場合もあります。アブに比べるとブヨの方がかゆみや腫れが強いので、辛い思いをする人もたくさんいます。
ブヨに刺されたときの虫刺されの見た目
ブヨの虫刺されは、針を刺したのではなく噛み切った跡なので、小さな赤い出血痕として現れます。その刺された跡は2倍以上に腫れあがり、赤く炎症を起こし、熱を持っていることもあります。この反応の差は個人差が大きく、小さな赤い出血痕でかゆみを持つ人もいれば、広範囲に広く腫れてしまうこともあります。いずれにせよブヨに刺されたら、1~2週間はかゆみが続くと考えておきましょう。
ブヨに刺された後の症状
ブヨに刺されたときの症状は、主にかゆみ、痛み、腫れです。しかし刺されてすぐには、かゆみや腫れはほとんど出てこないこともあり、翌日になってからかゆみや腫れが一気に出てきてしまうこともしばしばです。症状には個人差が大きく、かゆくてたまらない人もいれば、我慢できる程度の人もいます。ブヨの持つ毒素にアレルギーを持つ人は、炎症や、最悪の場合アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難に陥る可能性もあります。
ブヨに刺されたときにするべき3つの対処
対処①すぐに虫刺されの位置から毒素を吸い出す
ブヨは刺したとき、毒素も一緒に注入します。まずは虫刺されの位置から、毒素を吸い出します。この時注意したいのは、口で毒素を吸い出さないことです。口の中に傷口があった場合、そこから毒素が侵入してしまいます。 傷口をぐっと押したり、ポイズンリムーバーを活用したり、速やかに吸い出します。時間がたつほどに毒素が体内に侵入してしまうので、ブヨに刺されたのを発見したら症状が出る前に素早く対応しましょう。
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対処②抗ヒスタミン薬を塗る
ブヨ毒素をしっかり吸い出したら、かゆみの発生を防ぐために、市販の虫刺され用の薬を塗ります。抗ヒスタミン成分が入った薬は、病院の治療でも使用されるものに比べると効果こそ低いのですが、かゆみを抑えてくれるのでその後の対処が楽になります。この段階でかゆみや痛みが非常に強く耐え切れそうになければ、早めに皮膚科を受診して治療を受けてください。ブヨは刺された後のかゆみが強い虫の1つなので、1本持っておくと安心です。
対処③かき壊しを防ぐ
かゆい、痛い、と感じてしまうと、その部分を激しくかきむしってしまうこともあります。ですがブヨに刺された場所をかき壊してしまうと、炎症が慢性化した状態になり「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」になる可能性もあります。この結節性痒疹は病院で治療してもかゆみや炎症が長続きし、なかなか治ることができません。ブヨに刺された箇所に薬を塗って、ばんそうこうなどを活用して、かき壊しを防ぐことがポイントです。
ブヨに刺された!すぐに病院へ行くべき3つのパターン
パターン①まだ幼い子供の場合
まだ小さな子だと、ブヨに刺されたことによるかゆみに耐え切れず、かき壊してしまうこともあります。ブヨの刺し傷は噛み切った傷なので、普通の虫刺されよりも傷が深く、傷口から感染してしまう可能性もあります。また重篤な症状であるアナフィラキシーショックが起きる可能性もあるので、ブヨにかまれたらすみやかに病院で治療を受けましょう。
パターン②ブヨに数十か所も刺された!
いくらブヨ1匹1匹のもつ毒素の量が少なくても、数十か所にもなれば人体に悪影響を起こす可能性が十分にあります。治療をすぐに受けられるように、かゆみなどの症状が出る前に病院へ受診しましょう。病院では抗ヒスタミン薬やステロイド系の塗り薬などを処方してもらえるので、帰宅後の治療やかゆみや痛みにも対処しやすくなります。
パターン③ブヨに刺されてすぐに呼吸困難を起こした!
かゆい、痛いという症状が出る前に、呼吸困難を起こすこともあります。これはブヨに対するアレルギー反応があまりに強い場合に起こる症状で、以前にブヨに刺されたことがある人や、もともとブヨへのアレルギーがある人が陥ります。気道を確保し、すぐに病院へ受診して、治療してもらう必要があります。
ブヨに刺されたあとの腫れ・かゆみ・痛みの治し方
腫れの治し方
腫れはまず、毒素を吸い出した後に、しっかり冷やすことが大切です。温めると毒素を体に広げてしまう原因にもなるので、氷水などでしっかり冷やすことが、腫れの治し方のポイントになります。また体を出来るだけ動かさないようにするのも、腫れを広げないようにする方法の1つです。ブヨが注入した毒素の広がりを防ぐことになります。
かゆみの治し方
ブヨに刺されたあとは、かゆみが直後や数日にわたって起こります。冷やしてかゆみを紛らわせるほかにも、市販の塗り薬を使ってかゆみを抑えておくのが基本的な治し方になります。抗ヒスタミン薬やステロイド系の塗り薬を使うと効果的ですが、市販のものは効果が低いので、ブヨに刺された後も使ってみてもかゆいことが続くようなら早めに病院を受診しましょう。
痛みの治し方
ブヨの場合は、痛い、と感じるのは最初の噛み切られた時だけです。そのため、ブヨの場合は基本的には刺されたあとも痛みが残ることは稀です。ですがかき壊してしまい、その傷口から感染症が起きると、痛みを感じることもあります。ブヨに刺された後の皮膚の状態を見極めてもらうためにも、早めに受診することが大切です。
ブヨに刺された後、虫刺され用の薬の選び方
かゆみの出たタイミングで使い分け
かゆみの治し方で紹介したように、抗ヒスタミン薬やステロイド系の塗り薬は、ブヨに刺された後にかき壊しを防ぐのにも効果的です。かゆみの出たタイミングで使い分けることで、より効果を高めることができます。
刺されてすぐは「抗ヒスタミン薬」
刺されてすぐは、かゆみを抑える効果のある抗ヒスタミン薬がおすすめです。市販の薬を選ぶ場合は「ジフェンヒドラミン」という成分が含まれている薬を選びます。抗ヒスタミン薬は、出てしまったアレルギー物質を無効化する効果があるので、すぐ出てくるかゆみに効果があります。ブヨに刺されないことが何よりも大切ですが、ブヨが出るような地域に行く場合は、事前に抗ヒスタミン効果のある塗り薬を用意しておくといいでしょう。
後日のかゆいに「ステロイド系の塗り薬」
翌日などにかゆみが強くなる場合は、炎症が起きていることがほとんどです。ステロイド系の塗り薬は炎症を抑えることでかゆみを弱めてくれるので、最適です。リンデロンやフルコートなど、市販のものでも効果があるものがあります。刺された後の処置として有効ですが、副作用が心配な場合には皮膚科に相談することをおすすめします。ただブヨに刺された後日のかゆみや発赤は、アレルギー反応であることがほとんどなので、一度皮膚科に行った方がよいかもしれません。
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ブヨに刺された跡はどうなる?
ブヨの虫刺され跡には個人差あり
ブヨに刺された跡は、赤く腫れたりはしますが、かき壊したり傷口へ感染がなければ、基本的にはそこまで長く残りません。ですがかき壊してしまうと、しこりとして長く残ったり、黒く変色してしまう可能性もあります。かき壊しは傷口に黄色ブドウ球菌などが感染し、化膿した状態になる「伝染性膿痂疹」に発展してしまうこともあります。かゆい、痛い、という基本的な症状に速やかに対処することが大切です。
かゆみが続いて皮膚が盛り上がるようなら病院へ
刺された跡において、ブヨの場合はかゆみが続くこともあります。市販の虫刺され用の薬は効果が弱いため、かゆみが長続きし、皮膚が盛り上がってくるような症状がみられたら、早めに病院を受診しましょう。刺された跡が悪化して残ってしまうことを防ぐためにも、無理は禁物です。
刺された跡を綺麗にしたい
刺された跡が黒く残ってしまった場合には、原因によって対応が異なります。かき壊してしまった場合は、まずは炎症や感染がそれ以上広がらないよう、まずは皮膚科に受診しましょう。色素沈着によって黒く傷が残ってしまった場合は、アットノンなど市販の傷跡を消してくれる薬を継続して使ったり、皮膚のターンオーバーを正常にして少しずつ薄くなるのを待ちます。また美白成分のある化粧品やクリームを合わせて使うと効果的です。
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ブヨに刺されないための対処法
刺されないように対処するのが肝心!
かゆい痛い思いをせず、刺された跡を残さないためには、なによりも刺されないようにするのが肝心です。ブヨは刺されたあとの治療法や治し方がある程度分かっている昆虫の1つですが、刺されないにこしたことはありません。水辺やキャンプ場など山奥に行く場合は、以下2つの対処方法をチェックしておきましょう。
虫刺され対策①長袖長ズボンを着用
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ブヨは半袖や半ズボンなどの外に出た、皮膚を狙って刺していきます。そのため長袖長ズボンなどを使用して、露出をおさえましょう。夏だと暑くて野外ではついつい半袖になりがちですが、キャンプ場や河原なら怪我防止の効果もあるので、薄手の通気性が高い長袖長ズボンを活用して、ブヨを出来るだけ避けられるようにしましょう。
虫刺され対策②ハッカ油虫よけスプレー
アブやブヨが嫌うものの1つが、ハッカです。その成分を精製したハッカ油は、虫よけとして万能な効果があり、ゴキブリやコバエに蚊も寄せ付けません。用意するのはハッカ油、消毒用エタノール、精製水の3つだけです。これをスプレーボトルに、ハッカ油、消毒用エタノールの順番で入れてよく混ぜ、最後に精製水を入れて混ぜるだけだそうです。網戸やテントの入り口に吹き付けたりと、使い勝手もよさそうですね。
30ml作る場合の処方は以下のとおり。 ハッカ油 ⇒ 2〜3滴(この量で虫除け効果が左右します。あまり入れ過ぎるとスースーしすぎて悶絶します) 消毒用エタノール ⇒5ml(ハッカ油と水を混ぜるために使用) 精製水 ⇒約25ml(普通の水道水でもオッケーですが、できれば精製水だと良い。私は面倒なので水道水です。) スプレー容器 ⇒100円均で変えるもので十分
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ブヨなどの虫刺されを甘く見ない!
しっかり対策しておこう
虫刺されというと甘く見てしまいがちですが、ブヨはかゆみも腫れも長続きしやすいので、ブヨに刺されたらすぐに対応することがポイントです。ポイズンリムーバーも、ブヨ以外にもいざという時にすぐ使えるので、山や川などレジャーに行くときには1つ用意しておいてみてはいかがでしょうか。 しっかりブヨ対策して、楽しいレジャーを楽しみましょう。
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