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TOKIOが捕獲した古代サメ「ラブカ」が幻の深海魚だった!その正体とは?

幻の古代サメというのは聞いたことがあるでしょうか?有名番組「The 鉄腕ダッシュ」でTOKIOが捕獲した「ラブカ」と呼ばれるサメが実は幻の古代サメだったのです!という訳で今回はTOKIOの発見した古代サメ「ラブカ」について追及してみたいと思います!
2020年8月27日
Nov
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TOKIOの捕まえた謎のサメ

古代サメを鉄腕ダッシュで発見!

人気番組「鉄腕ダッシュ」では毎回様々な企画が行われており、中でも鉄腕ダッシュ最大の目玉が「ダッシュ村・島・海岸」となっております。内容はというと自給自足のDIYから始まり農業、さらには発掘探検なども行うワイルドな企画です。そんな鉄腕ダッシュで驚きの発見がされたのをご存知でしょうか!?

古代サメ ラブカは幻の魚

深海魚マニアなどはご存知かもしれませんが、鉄腕ダッシュと呼ばれる番組でTOKIOがラブカの捕獲に成功し、大きな話題を呼んだのをご存知でしょうか?幻とも呼ばれる伝説の古代魚がこの「ラブカ」で、毎日漁業に勤しむ漁師の方でさえ滅多にお目にかかれない深海魚だそうです。また、地震の予兆との噂もあり、ラブカは大地震を告げる存在でもあると言われています…。それはさておき、TOKIOはすごい偉業を成し遂げており、今回はそんな謎の古代魚ラブカについてご紹介したいと思います。

古代魚ラブカ 正体

深海に潜む古代サメ ラブカ

ラブカは深海に生息する深海魚で、通常の釣りなどの方法で捕獲するのは困難だと考えられます。幻というだけあって滅多に姿を現さず、漁船に上がっても既に死んでしまっている個体ばかりだそうです。今回TOKIOが偶然発見することのできた個体は生きたまま捕獲ができており、非常に珍しい事だったようです。

ラブカはサメの仲間

ラブカは「カグラザメ目」に属している魚で、実はサメの一種と分類されております。TOKIOは何とサメを捕まえてしまったのです。通常のサメは入り江やなどにも出没し、時として人間を襲うことがあるのですが、ラブカはほとんどの時間を深海で過ごしているため我々人間の目に触れることはまずありえないと言っても過言ではありません。

古代魚ラブカ 生態

古代サメ ラブカ

おおよそサメとは思えないですが、蛇のような風貌をしております。体長は150cm~200cmとなっており、生息する水深はかなり深く120m~1200m程の水深に生息しているため、発見は困難であると考えられています。ラブカを捕獲したり見つけたりするのが難しいため生態が明確になってはいないですが、無数の鋭い歯を持ち、一本一本が細い歯で従来のサメとは異なる形態を持っていることは明らかになっています。

ラブカのエサ

先ほど申し上げたように鋭い歯を持つものの、大きな獲物に噛みつくのではなく歯に引っ掛けて飲み込む要領で捕食しており、イカなどを好んで食べるそうです。そのことから顎の力はそこまで強くはなく、小さな歯で獲物が逃げないように引っ掛けて飲み込むようにしているそうです。しかし、巨大な獲物(1m以上)を丸呑みしてたべている個体も目撃されており、食べれるものは何でも口にするという説もあります。


古代魚ラブカ 生息地

日本でのラブカ

広い範囲においてラブカの捕獲情報があり、日本だけでなく世界各国で目撃されています。日本においては相模湾や駿河湾で発見されることがあるようで、サメなどと比べて深い場所に潜んでおり、時として浅い場所(約水深100m)まで上がってくることがあるのでその時に捕まってしまうのだと考えられます。

世界でのラブカ

前述の通り世界の至る地域でラブカは発見されていて、太平洋・大西洋・アフリカ洋などでも発見されているようです。ただ、いずれの地域でも捕獲や発見が稀で、ラブカが捕獲されるのはとても珍しいことのようです。博物館などでラブカの模型が展示されている場所もあるのですが、捕獲して調査するのが難しいことから具体的な生態はいまだ解明されておらず、謎が多い状況になっております。

古代魚ラブカ 歴史

ラブカの寿命

研究がまだ不十分なことから厳密なラブカの寿命は解明されておらず、サメの平均寿命が20~30年となっているところから、ラブカもまた20~30年の寿命ではないかと推測されています。また、うまく捕獲ができて水族館で保護されていた個体もいたのですが、飼育が難しく数ヶ月で死んでしまうという報告があります。まだまだ謎の多い古代深海魚ですが、もしかしたらとんでもない秘密がありそうでワクワクしますね!

古代のラブカ

ラブカは古代魚と呼ばれていますが、どうして古代魚として呼ばれているのでしょうか?理由の一つとしてラブカの骨格が太古のサメとそっくりであるため「古代魚」と呼ばれているのです。太古の昔から同じ姿を保ったまま現在に至っているため、シーラカンスなどと同じような存在として考えられます。

古代サメ ラブカと地震

あくまで噂程度の話ですが、ラブカは大地震を告げる存在としても知られています。原因はいまだ不明なのですが、実際に大地震が起こる前にはラブカが見つかっていたという報告もあります。元々日本は地震が多発する国で一年に数度にわたって地震が観測されるので必ずしもラブカが関与しているわけではありませんが、ラブカが本当に地震を告げる存在であるとすれば…早急にラブカの調査を進めて地震の対策を練る必要がありそうですね!

古代魚ラブカ サメとの関係

古代サメ サメとの違い

ラブカはサメなのですが、見た目や食料が決定的に異なります。サメは水面まで上がって魚などを捕食することがあるのですが、サメと反してラブカが生息しているのは深海付近となっています。また、サメの中には凶暴な個体も多いのですが、ラブカは比較的おとなしく動きも緩慢でゆったりと泳いでいます。深海魚と聞くと凶暴で急に人を襲いそうなイメージが多いのですが、意外にもサメの中にもおとなしい奴が多いです。


ラブカの特徴

ラブカの特徴は特殊な歯並びと、ゆらゆらと揺れるヒレが特徴的です。サメにはぶ厚い背びれがありますが、ラブカはその他の魚類のような薄いヒレが付いています。また、サメには噛みついたら離れない鋭い歯があるのに対して、ラブカには300本以上ものたくさんの歯が並んでいます。一つ一つの歯に何十本もの小さな歯が付いているのを見るとなんだかゾクッとしますが機能性が重視されております。

古代魚ラブカ 画像

ラブカの画像

ラブカをその目で見たいという気持ちもあるのですが、申し訳ございませんが今回はラブカの魅力が伝わる画像を多数掲載します。中々生きたまま捕獲するのは難しく、実際に飼育されている個体を見るのは難しいので画像でラブカの魅力をお伝えしたいと思います。飼育はされていないものの、画像は大量に保存されているのでこれから見たい人や調べたい方は是非とも画像でリサーチを進めましょう。

水族館でのラブカ

ラブカは寿命が短いのですが、水族館で飼育されている個体もいます。しかし、前述の通り水族館で飼育しても長く生きられないのでこまめに水族館をチェックする必要があります。ラブカを展示していた水族館は静岡の「沼津港深海水族館」でしたが、2018年現在では水族館での展示は行われていないそうです。どうしても見たい方は、随時水族館をチェックして足を運びましょう。

古代魚ラブカ 鉄腕ダッシュ

鉄腕ダッシュ企画でTOKIOが発見!

2017年5月14日に放送された鉄腕ダッシュの「ダッシュ海岸」にてラブカは発見されました。番組内では東京湾でラブカが発見されており、その場所は栄養分の溜まりやすい好条件の場所となっており、水深500m地点の生物調査を行ったようです。先ほど申し上げたようにその周辺では数年に一回はラブカが上がっている場所ですが、数年に一度の奇跡をTOKIOが当ててしまったわけです!

実はTOKIOはすごい!

鉄腕ダッシュではほかにも多くの「幻の○○」を発掘しており、どれもこれもTOKIOが発見したものは伝説レベルの偉業だそうです。中には学会に発表できるレベルのモノや、どこかの研究に使用したいというオファーを受けた物もあったようです。この時捕まえたラブカは海へと戻したそうですが、後にもたくさんの絶滅危惧種や珍しい生き物を発掘してくれそうですね。

古代魚ラブカ 食べる

ラブカは食べることが出来る!

サメを食べたことはありますか?正直のところアンモニア臭く、半端な調理では美味しく仕上げることが出来ず、時として苦しみを伴う食材であると知られています。ということは、サメの仲間に分類されるラブカはまずいのでしょうか?希少価値があるので何だかもったいなく申し訳ない気がしますが、実はラブカは食べられるのです!レアなものは美味しいはず!機会があれば口にしてみたい!


ラブカの味はいかに?

実はラブカの味はそこそこ美味しいそうです!ほかのサメはとても不味いようですが、臭みはほとんどなく淡泊な味わいだそうです。旨味はそこまで強くないもののさっぱり目で脂も多くないあっさりタイプだそうです。刺身にしても食べられるそうなので、機会があれば是非ともいろいろな調理方法で試してみたいところです。もしかすると有名ではないものの、漁師さんなどは頻繁に食べているのかも…?

古代魚ラブカ まとめ

魅力たっぷりのラブカ

深海魚や巨大サメなどと聞くと心がワクワクする人も多いのではないでしょうか?水棲生物には謎がいっぱいでラブカに限らず魅力的な生物ばかりです。今回は画像と合わせてラブカを知って頂きましたが、あのキモカワの良さに惚れてしまった方もいるのでは?海にはまだまだキモカワ生物がたくさんいるので要チェックですね!

実はあいつのモチーフ

今回挙げたラブカの画像を見て何か感じることはありませんでしたか?感じた方はその通り「シンゴジラ」のモデルとなった存在です。第一形態の顔から首辺りまでがラブカそっくりで、あの気持ち悪さ(?)はラブカがモチーフとなっています。やはり深海魚はミステリアスで怪獣チックな魅力がありますね!

良ければ食べよう!

とても珍しく一生に一度お目にかかれるかどうかも怪しいラブカですが、味は結構イケるとの事のなので是非とも一度は口にしてみたいものですね!希少価値があり食べるのが少々億劫かもしれませんが、もし食べる機会があったら味わった後にどんどんラブカの魅力を発信して頂きたいところです!

深海魚が気になる方はこちらもチェック!

今回のラブカ以外にも深海には奇妙な生物がいっぱいです!気になった方には是非とも当ホームページの深海魚などをご覧ください。皆さんがときめく情報をたっぷりとご紹介いたします!