ロッジコンボクッカーの魅力!
ロッジコンボクッカーには魅力がたくさん!
ロッジコンボクッカーやダッチオーブンは鋳物の鉄鍋です。鋳鉄の熱伝導の良さに加え、5ミリという厚みが他にない特徴です。それによって食材を入れても温度が下がらず、温度ムラもできないため素材のうまみを最大限に引き出してくれます。 そして、蓋をのせれば蓋の重みで鍋の中に圧力がかかり、ちょっとした圧力鍋のような効果があります。そのため、普段の肉じゃがからローストチキンまで、固い食材をやわらかくしたり、蒸し焼きのような料理に最適です。
魅力に取り憑かれた!
しかし、いったんその魅力に取り憑かれれば、家にダッチオーブンや、スキレットなどのロッジの鉄鍋がどんどん増えていく、ということにもなりかねません。でもそれは、楽しい満たされた生活の始まりなのです。
手軽に使えるのがロッジコンボクッカー
確かにダッチオーブンはアウトドアでは大活躍する調理器具です。しかし家庭のガスコンロやIHコンロで料理するには、必ずしも使い勝手がいいとは言い切れません。それは大きさであったり、重さです。コンボクッカーはどうでしょう。軽くて使いやすいとは言いませんが、ダッチオーブンとは大違いです。普段のキッチンで料理するときは鍋だけとか、蓋だけという使い方も多いので、やっぱりダッチオーブンよりも、コンボクッカーの方が手軽に使えます。
ロッジコンボクッカーの使い方
鍋も蓋も両方使える
ロッジコンボクッカーの魅力といえば、ダッチオーブンと違って、蓋もフライパンとして使えるところです。普段使っているフライパンを、コンボクッカーの蓋に変えるだけでおいしく料理できます。特に普段テフロン加工のアルミフライパンを使っている人はなおさらです。 慣れてしまえばフライパンのように、朝からササッとIHコンロで目玉焼き、という使い方もできます。
おいしく仕上がる秘密!プレヒート
コンボクッカーでおいしく料理をするポイントの一つに、プレヒートがあります。これは炭火でもIHコンロでも共通で、コンボクッカーや蓋に油をひき、強火で熱します。しばらくすると勢いよく煙が上がってきます。そうなると食材を入れるタイミングです。プレヒートをすることで食材を入れたとき温度が下がらず、食材が鍋にくっついて焦げてしまうことを避けられます。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ①
まずは蓋でビーフステーキを焼いてみよう
1,肉を冷蔵庫から出して常温にもどします。 2,しっかりプレヒートした蓋に肉を投入します。 3,肉の大きさにもよりますが、強火で30秒焼いて弱火にして2分。裏返して強火で30秒焼いて弱火にして30秒焼きます。 4,あとはコンボクッカーの蓋から肉を下ろし、アルミホイルに包んで余熱で火をとおします。 これで肉汁をにがさず、驚くほどジューシーなビーフステーキが食べられます。これなら普段は料理をしないお父さんにもできそうです。 このように、いつものフライパンをコンボクッカーの蓋に変えるだけで、おいしいビーフステーキが焼けます。
さらにおいしくするには!
せっかくコンボクッカーで焼いたステーキです。さらにこだわっておいしくしましょう。まずはサラダ油でもいいのですが、牛脂で焼いてみましょう。さらにコクのあるおいしいステーキになります。つぎは塩です。いつもの塩に変えて岩塩や、ハーブ入りの塩で焼けば肉のうまみがさらに引き立ちます。 キャンプで豪快に肉を焼く。これぞアウトドアの醍醐味です。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ②
すぐできる!簡単アヒージョ
材 料(2人分) 牡蠣150g にんにく1かけ オリーブオイル50ml~ 美味しい塩一つまみ 飾り用パセリ適量
1【下準備】(牡蠣のにおいが気になる場合は片栗粉をまぶしてから)水で洗います。 その後水気をよくふき取ります。 にんにくはみじん切り。 2カスエラ(スペインの土鍋)や小なべに、にんにくとオリーブオイルを入れ、弱火で熱して香りを出します。 3香りが出てきたら牡蠣を投入。火加減は弱火のままで。 オイルが少ない場合は時々ひっくり返して、じっくり火を通します。 4牡蠣が少し小さくなったかな?くらいで火が通ってます。 (不安なら一つ切って火の通り具合を確認してね) 塩をぱらっとかけます。 5お皿に盛り付けてパセリを飾ったら完成です。 カスエラの場合はそのまま食卓にだしてもいいですね♪ 6牡蠣の旨みとガーリックのオリーブオイルがまたおいしいのでパンにつけていただきましょう♪ワインがすすみます~♪ 7◆カスエラで作ると、雰囲気が出ますよ。直火・オーブンOK!そのまま食卓に出せます♪ 関連商品にも掲載してます。ご参考までに・・・ 8◆オリーブオイルはカルボネールを愛用。 バスクの友人に教えてもらいました。手頃な値段で美味しいですよ♪
アヒージョは、キャンプでもキッチンでも手軽に簡単にできる料理なのでおすすめです。冬ならタラの白子や牡蠣などの魚介類、いつでも手に入るエビや鶏肉、エリンギやマッシュルームなど何を入れてもおいしいです。それに合わせてバゲットを切って、にんにくの風味のオイルを付けながら食べると抜群においしいです。ビールや白ワインに合います。
残ったアヒージョでもう一品!
コンボクッカーの鍋にお湯を沸かして、スパゲッティーを茹でます。それを残ったアヒージョに入れてよく混ぜればペペロンチーノのできあがりです。お父さんは飲んだ後のシメに、子供たちも大喜びで、先を競って食べることでしょう。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ③
すぐできる!簡単ポトフ
1,コンボクッカーに鶏肉、人参やじゃがいも、タマネギなど適当な大きさに切ってコンソメで煮込みます。 2,ウインナーやベーコンを入れれば風味が増します。 3,仕上げに塩コショウで味を調えれば完成です。 春先や秋口のキャンプで、手軽なあったか煮込み料理を食べたいときはポトフはいかがでしょう。 蓋を閉めてコトコト煮込めば、圧力鍋効果もあって、多少大きく切ったじゃがいももすぐ柔らかくなります。アウトドアでは薪ストーブや焚き火で煮込めば、心も体もホカホカになること間違いなしです。
ポトフは多めに作りましょう
キャンプで多めに作ったポトフにうどんを入れれば、次の日の朝食になります。前の日の晩、飲み過ぎたお父さんにもやさしい一品になります。お昼ならカレールーを入れてカレーになりますし、シチューの素を入れればシチューなります。子供たちもモリモリ食べてくれるでしょう。コンボクッカーならこれらの料理を一度に作るにはちょうどいい大きさです。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ④
アウトドア料理の王道!ローストチキン!
材料 (4人分) 鶏一羽 ○にんじん2本 ○じゃがいも3個 ○ブロッコリー1個 ○カリフラワー1個 ○しめじ1株 ○ローリエの葉 1枚 ○ローズマリー お好み ○レモン1個 オリーブオイル 適宜 にんにく 2かけ 塩適宜 コショウ適宜 ○玉ねぎ2個
1【まぶす】 鶏は表面とお腹の中を洗う。表面とお腹の中にレモン汁をまぶす。しばらくキッチンペーパーの上に置いておく。 2【擦りこみ】 塩、コショウを鶏に擦りこむ。にんにくを1かけ(表面を切ったもの)も擦りこむ。 3【つめる】 鶏のお腹ににんにくを数個、オリーブオイルのたまねぎスライス、ローズマリーを入れる。つまようじで閉じる。 4【寝かす】 1時間から1時間30分。ジップロックに入れて、冷蔵庫で仕込んだ鶏を寝かす。 5【入れる】 ダッチオーブンに底網を敷き、鶏と○を入れる(適宜ぶつ切り)。上からオリーブオイルをひとかけする。 6【焼く】 ふたをして、最初は上下とも強火、湯気が出てきたら下を中火、1時間程度焼く。焼き目がついたら出来上がり。
コンボクッカーはダッチオーブンよりも小さいので、1キロくらいの丸鶏を選びます。ローストチキンは焼くのではなく、蒸し焼きですからコンボクッカーの大得意料理です。圧力鍋効果で、驚くほどふっくらジューシーにできるでしょう。ローストチキンはアウトドア料理の王道です。キャンプで丸鶏のローストチキンを作ると、周りのサイトからも注目が集まることでしょう。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ⑤
コンボクッカーでピザ
材料 (4人分) 市販のピザ生地1枚 ケチャップ大さじ3〜4 オリーブオイル 大さじ1 ツナ缶1缶 コーン大さじ3〜4 玉ねぎ2分の1個 とろけるチーズ大さじ3〜4
1ピザ生地にケチャップ・オリーブオイルを混ぜ合わせたモノを塗ります。 玉ねぎは薄くスライスします。 2ピザ生地に玉ねぎ・ツナ・コーン・チーズをのせて、コンロ弱火で4分程焼きます。 3ピザ生地を少し持ち上げ、触ってみて少しパリパリになってきたら 魚焼きグリルに入れて、弱火で5〜6分程焼きます。 4チーズがとろけてきたら完成です♪ お好みでパセリを振ってね。
コンボクッカーの蓋、鍋ともにプレヒートするのがポイントです。市販のピザの生地には、薄めの物と厚めの物があります。生地の厚さよって、網の高さで上の火からの距離、下の火から距離を調整しなければうまく焼けません。うまく焼ければ、次は自分で生地を作ったり、チーズをモッツァレラチーズにしてみるなど、いろいろ挑戦してみましょう。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ⑥
コンボクッカーで燻製づくり
キャンプでの楽しみの一つは昼間からビールを飲むこと、というお父さんも多いことでしょう。そんな人はコンボクッカーで燻製つくりに挑戦してみてはいかがでしょう。作り方など初めから難しく考えず、簡単なものからやってみましょう。スーパーなどで茹でタコ、チーズ、かまぼこ、一夜干しの干物などを買ってきて軽く燻してみます。驚くほど風味が変わりおいしくなります。間違いなくビールがすすむでしょう。
コンボクッカーで燻製づくり上級編
材料 (4人分) 手羽先12本 粗挽き塩胡椒適宜 お好きなチップ(MIX,桜など)2/3カップ ■ アルミ箔 *スモーク時間10分 *蒸らし時間3分 ■道具類 参考までに参考までに フライパン25㌢ 網フライパンより一回り小さめ 蓋24~26㌢対応
1手羽先に粗挽き塩胡椒を濃い目にふります。 私は網にのせてから皮目だけに振っています。 2チップはブレンドを使用。肉、魚、なんにでも合います。桜チップでもOK.。 ホームセンターで¥ワンコインで購入できます 3下準備。フライパンにアルミホイルをひき、布巾でフライパンの形に添わせる。 4肉の燻製なので2/3カップ使います。 アルミを敷いたらチップを入れて火をつけます。強火⇒ 5上が強火で煙がでてくるまでの火加減です。炎がV型。 下が肉を入れてから中火で燻します。 6網をセットし蓋をして強火。煙が出てきたら、肉を並べる。 写真は分かりやすいように蓋なしの写真です。 7蓋をして中火で10分。 隙間から煙がもれるくらいの火加減。弱すぎは× 蓋をしたまま3分蒸らす。
簡単な燻製に挑戦したら、もっと難しいものにも挑戦したくなります。そんな時には鶏の手羽先がいいでしょう。長時間つけ込んで下味を付けたり、乾燥する必要がなく、キャンプ場だけでできます。 さらにこだわる人は、自宅で下ごしらえをして、キャンプ場で燻すベーコンに挑戦してはどうでしょう。そしてそのベーコンをポトフに入れたり、ピザにのせたりすれば、間違いなくアウトドア上級者です。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ⑦
パリパリギョウザ
材 料(2人分) 豚ひき肉500g にら1束 白ごま大さじ1.5 餃子の皮50枚 ----- 調味料 ----- ごま油大さじ1 オイスターソース大さじ1 醤油大さじ1 鶏がらスープ(顆粒)大さじ1 塩こしょう小さじ1/2 片栗粉大さじ2
1ボール(できるだけ大きめ)に、ひき肉をいれ、みじん切りにしたニラ、白ごまを加えます。 2調味料も全て加え、良く混ぜます。 3餃子を包みます。 ※)少し、ひだを大目にして、小ぶりにしたほうが良いかもです。 4包みあがりにあわせて、スキレットを予熱します。 5餃子を焼くほうの鍋に、大さじ1の油を敷きます。 蓋にするほうには、キッチンペーパーで薄く油を塗ります。 6油を敷いたほうに、餃子を並べます。 火加減は焼きあがりまで、中火位で大丈夫です。 7水を餃子1/3にかかるくらい(100cc位)入れ、すぐにふたをします。 ※)はねますのでご注意ください。 8乾いた音になれば焼き上がりです。 3分位で焼き上がります。 最後に鍋ごとひっくり返せば完成です。余熱で両面カリカリになります。
普段焼いているギョウザを、コンボクッカーの蓋に変えるだけでパリパリのおいしいギョウザが焼けます。ギョウザを蒸すときには水ではなく、熱湯にしたら鉄板の温度が下がらずおいしくなります。さらに、水溶き小麦粉を使えば、羽根つきギョウザになりますので、挑戦してみてください。
ロッジコンボクッカーおすすめレシピ⑧
甘くてとろける!焼き芋
どうして焼き芋が甘くなるのか、サツマイモは生で食べても甘くありません。しかし、サツマイモの中にあるβアミラーゼという酵素が働けば、デンプンを麦芽糖に変えてくれます。その酵素一番が働きやすい温度が70度前後といわれています。この温度を長く維持すれば甘い焼き芋が焼けるのです。 そこでコンボクッカーです。コンボクッカーなら鍋に蓄えた熱をジワリジワリと放熱するので、まさに焼き芋を焼くには最適の使い方といえます。
使い方を工夫しよう!
コンボクッカーで焼き芋を焼くときは、芋の下に網などを敷いて底を上げましょう。芋を直接鍋のそこに置くと焦げやすくなります。そして、底にアルミホイルを敷きましょう。芋が糖化してくると甘い蜜が出てきます。その蜜が直接鍋の底の落ちると焦げて、洗うのが大変になります。 芋の大きさにもよりますが、30~40分焼いたら竹串などをさして確認してみましょう。竹串が通ればできあがりです。
IHにも対応!コンボクッカー
今時のキッチンにも対応
最近のキッチンはIHコンロの割合が高まっています。コンボクッカーはIHでもおいしく料理ができます。ですのでアウトドアだけでなく、普段からキッチンで使いたい人にとってIH対応というのはうれしいです。
大事なのは使った後!
普段のお手入れはどうすればいい?
ササラ
使い方や、レシピが分かればお手入れ方法です。まず、冷めてしまう前にきれいに洗いましょう。その際絶対に洗剤は使いません。油膜がなくなってしまいます。こびりついた汚れやこげは、お湯を使ってササラやたわしでこすります。どうしても取れない頑固な汚れは、お湯を火にかけぐつぐつ煮立てます。これで大抵の汚れは取れます。 汚れが取れれば火にかけます。充分に水分を飛ばしたら火を止め、ある程度冷めれば、オリーブオイルやショートニングを塗っておきます。
しばらく使わないときは
コンボクッカーやダッチオーブンは鉄の鍋ですので、手入れもせずほったらかしておくと確実に錆びます。ですのでしばらく使わないときは、しっかりとオイルやショートニングを塗っておきましょう。そして、新聞紙などに包んで湿気の少ないところに保管しましょう。 キャンプやバーベキューにしか使わない人もいると思いますが、せっかく買ったコンボクッカーです。普段の料理でガンガン使うのが一番でしょう。そうすれば錆の心配はいりません。
ロッジコンボクッカーまとめ
ロッジコンボクッカーがあれば、アウトドアでもキッチンでも料理の幅がグンとひろがります。お母さんは、今まで作ったことのない料理にも挑戦してみたくなります。そして、普段料理をしないお父さんも、子供たちにいいところを見せたくなります。使い方も慣れればそんなに難しくあれません。これを読んで、皆さんの家族や仲間とのアウトドアライフが、より充実することを願います。
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