サイクルコンピューター 有線
サイクルコンピュータ キャットアイ WIRELESS+ CC-VT235W
ポラール GPSサイクルコンピュータ M460 HR
レザイン スーパーGPS サイクルコンピュータ
Bone Tie Connect System |ホルダー
ジョキングする人は万歩計、ではサイクリングする人は?
万歩計のロードバイク版
ジョギングする時は万歩計をつけて走っている方が多いと思います。走った距離、脂肪燃焼量、消費カロリーなど色々な機能があり細かく計測してくれるし使い方はポケットに入れるだけだったりクリップ部分ではさむだけと初心者でも簡単に扱えます。実はロードバイクやクロスバイクというスポーツ系のサイクリングにも同じようなものがあります。それが「サイクルコンピューター」です。
サイクルコンピューターの歴史
近年でつけることが当たり前のようになってきた
サイクルコンピューターは今から約30年ほど前に非接触のデジタル表示のものが発売れました。それ以前は金具をつけてそれが動力として回転することで速度を計測するものしかありませんでした。
サイクルコンピューターについて
パーツ構成
サイクルコンピューターは速度を計測するセンサー、ケイデンスなどを計測するするセンサー、中には心拍数を計測するセンサーなどと液晶画面で計測結果を表示する本体でできています。センサーは有線のものと無線のものがあります。
本体
サイクルコンピューター本体は主にコイン形リチウム電池で稼働します。特殊な形状のサイクルコンピューターを除き普通のシティーサイクルでも使用可能です。機能は最低でも速度と距離を計測してくれます。そこから値段に応じ心拍数や消費カロリー、走行距離などより機能的になります。
速度センサーの計測方法
前輪、後輪に磁石を設置しその磁石が単位時間当たり何回通過するかで回転数計測します。回転数とタイヤの一周で進む距離を係数としてそこから速度を計測し、回転数とタイヤの一周で進む距離から走行距離を計測してくれます。GPSを補完に使っていたり位置をGPSで初めに取得して移動した後の位置からGPSで距離を計測するタイプがあります。GPSを使って距離を計測するのはあまり多くなく主に補完としてGPSを使うタイプが多いです。
心拍数の計測方法
医療用と変わりません。胸部にセンサーが付いているパッドを貼り付けて計測しそれを本体で表示します。マラソンやジョギングをする人は胸部にセンサーをつけるのではなく腕に時計のようにセンサーつけます。センサーはやや価格が高いのでロードバイク初心者は最初心拍数を計測してくれるサイクルコンピューターをだけ買って慣れてきたり上達すれば持ってないセンサーを買うということも可能です。
消費カロリーの計測方法
使用者の体重と速度と距離から消費カロリーを割り出してくれます。また心拍数をもちいて計測してくれるタイプもあります。理論上の消費カロリーなので実際とは誤差がでます。
サイクルコンピューターのケイデンスとは
回転数をさす言葉
一分間おけるクランクの回転数をケイデンスと呼び、自転車に乗っている人のペダルを回す速さになります。自転車では一定のケイデンスを保つことで疲労などがなく体の負荷が少なくて済みます。ロードバイクなどギアチェンジが可能な場合ケイデンスが多くても必ずしも速度が早いとは限りません。
ケイデンスの測定方法
ケイデンス専用のセンサーと言うものはなく速度センサーと同じ方法でケイデンスを計測します。他には使用中のギアの性能と速度などから理論上のケイデンスを計測するサイクルコンピューターもあります。
ギアが軽いとケイデンスは多くなるが速度は出ない
ケイデンスの増加と比例するのは心拍数です。速度はギアによって変わりケイデンスでは直接は変わりません。例えば坂道に使う軽いギアの場合ペダルを回しやすくなりケイデンスは上昇します。しかし軽いギアではペダルをたくさん回しても重いギアほど速度はでません。ですのでサイクルコンピューターではケイデンスと速度を計測するものがあります。
サイクルコンピューターの有線型
有線のメリット
有線の場合はまず安価です。そして電波を使わないので混線することがなく常に安定して計測してくれます。
有線のデメリット(注意事項)
サイクルコンピューターとセンサーをつなぐ方式が有線の場合はハンドル操作やブレーキなどに電線が巻き込まれたり、妨げにならないように取り付ける必要があります。また長期使用すると天候などのストレスから断線する可能性もあります。また電線があるためロードバイクの美観を損ねる可能性があります。
有線のサイクルコンピューターの取り付け方①
ブランケットを取り付けます。場所はハンドルバーなど見やすい位置が良いのですがハンドルバーにはライトを取り付ける事が多いのでライトの邪魔にならない位置にします。位置が決まれば付属されている結束バンドで取り付けます。ペンチなどで結束バンドを強く引っ張りながら取り付けるとしっかりと固定でき安心です。
有線のサイクルコンピューターの取り付け方②
次にセンサーを取り付けます。本体とセンサーをつなぐ電線をブレーキワイヤーにぐるぐると巻きつけながらフロントフォークの半分より下にセットします。次にスポークにマグネットを取り付けます。この時センサーとマグネットの距離が5ミリぐらいになるようにします。遠すぎると反応せず計測が出来ないし近すぎると接触する危険性があります。この時車体の色と電線の色が違うとよく目立ちます。
有線のサイクルコンピューターの取り付け方③
サイクルコンピューターにもよりますが大抵の場合スライドしてブランケットに固定します。初心者でも工具などを使わず簡単に固定できます。ブランケットからサイクルコンピューター本体を取り外す時は勢い余ってサイクルコンピューターを落とさないように手を添えながら押し出します。
サイクルコンピューターの無線型
無線のメリット
電線が無いので初心者にもつけやすく電線がないのでロードバイクの美観を損ねません。また電線が無いのでハンドル操作の妨げになるということ無く安心です。
無線のデメリット(注意事項)
電波なので混線して正確に計測が出来ない可能性がありツーリングなどではお互いのサイクルコンピューターが干渉する可能性があります。有線式と比べて少し高価です。
無線のサイクルコンピューターの取り付け方
センサーとブランケットを有線と同じように取り付けます。ただ電線ないので有線のサイクルコンピューターの取り付け方②の手順は不要です。取り外し方も同じです。
サイクルコンピューターの使い方
基本的な使い方
センサーと本体を取り付け終わると次にタイヤ一周分の長さを設定します。ロードバイクにまたがりタイヤ一周分だけ進みます。その後サイクルコンピューターで計測された進んだ距離がタイヤ一周分の長さになります。これをサイクルコンピューターにセットして基本的な使い方終わりです。これで走り出したら計測してくれます。詳しくはサイクルコンピューターの取扱説明書の使い方の項目を参照してください。
応用した使い方
走行距離を2つ計測してくれるタイプのものは一つ目の走行距離でトータルの距離を計測し、もう一つの走行距離で例えば道中で休憩した場合休憩地点からゴールまで距離を測るという使いかも出来ます。この使い方は便利でトータルの距離も知りたいけど間に立ち寄った場所の距離だけを測定するという場合に使えます。
サイクルコンピューターの機能:最低限の必要な機能
機能が少ないがリーズナブル
サイクルコンピューター 有線
機能が少ない分リーズナブルで初心者も手を出しやすいモデルです。搭載されている機能は最低限の機能が多いです。
速度を計測してくれる
走行中の最高速、走行中の速度、平均の速度があります。サイクルコンピューターとして最低限の機能で、エントリーモデルでも確実にあう機能になります。
走行距離を計測してくれる
こちらも最低限の機能として走行距離を計測してくれます。製品によりますが基本的には電池を変えた時は積算距離などリセットされます。
走行時間、時間の表示
これらは製品により違いますが大半のサイクルコンピューターのエントリーモデルでも搭載されている機能です。走行中の時間、現在の時間を教えてくれます。
サイクルコンピューターの機能:中級モデル
無線のモデル
サイクルコンピュータ キャットアイ WIRELESS+ CC-VT235W
上記のように初心者でも取り付けが簡単ですが値段が少し高くなります。
ケイデンス計測
初心者にはあまり必要がない機能です。本格的にスポーツとしてサイクリングをする人には必要な機能でトレーニングやダイエットの目安にもなります。
スマホ連動
スマホと連動できる機能です。Webやアプリと連動することで一人ひとりに最適なトレーニングができたりします。使い方はかわらずサイクルコンピューター本体に情報が表示されます。
サイクルコンピューターの機能:上級モデル
心拍計測、最大心拍数計測
ポラール GPSサイクルコンピュータ M460 HR
心拍数を計測してくれます。機能自体は中級のモデルでもありますがセンサー込になると高価になってきます。心拍数を管理することでアップダウンがあるコースでも体に不可をかけることがないように調整できます。また最大心拍数を計測することでトレーニングの効率があがります。
サイクルコンピューターの機能:GPS機能と連動出来るモデル
GPSを利用した機能
レザイン スーパーGPS サイクルコンピュータ
スマホを介してGPS連動します。GPSとスマホを使えばセンサーは他のロードバイクについていて町で少し乗る時に例えばクロスバイクを使うなんて時はセンサーを付け替えなくてもそのままサイクルコンピューター本体だけクロスバイクに取り付けるだけで計測してくれます。使い方は機種にもよりますが従来のように使えます。
GPSならではの地図情報
GPSの位置情報を使っているので走ってきた道を地図として見ることが出来ます。平坦な地図ではなくGPSの機能を活かして高低差などの確認もできます。
サイクルコンピューターの初心者から上級者も満足できるアプリ
Urban Biker – Bike Computer(Sublimis)対象OS:Android
このアプリはデザインがシンプルで見やすく基本的な事はもちろんマップや高度なども計測できます。無料版アプリと有料版アプリがあり違いは広告が有無なので試しに使う事ができ使い方も簡単です。
Openrider 対象OS:iOS/Android
このアプリは表示画面がシンプルで分かりやすく初心者にも一目で各種計測された情報がわかります。Stravaなど外部との連携もしっかりとれ、Bluetooth機器にスマートウォッチとも連携可能です。
Runtastic Road Bike GPS(Runtastic)対象OS:iOS/Android
このアプリは利用者が多く多機能です。Bluetoothに対応したセンサーとも連動することが可能で対応機器があれば心拍数、ケイデンスなども計測が可能です。無料版アプリは広告が表示され有料版アプリは広告が非表示になるので試しに使ってみて使い勝手など気に入ったら有料版にするということが可能で初心者にもおすすめです。
Stravaとは
アスリートのSNS
先程のアプリ紹介時にあったStravaとはアスリートの為のSNSです。アスリートと言ってもプロのことではなくスポーツをする人のことです。ロードバイクで走行した場所GPSを使って計測したり心拍数センサーなどと連動し記憶を残すことができます。有料版もあります。有料版(プレミアム)は見守り機能だったり、身長や体重などの条件で区間のタイムランキングを比較することが出来ます。区間のタイムランキングについては後述します。
プレミアム版との比較
プレミアム版は地図はリアルタイムで更新され、GPXエクスポート、インポートにも対応します。時間や距離に基づいた毎週の目標や、お気に入り区間の目標タイムを設定することで自分だけのトレーニングメニューを作ったりも出来ます。詳しくはリンク先をご確認ください。
Strava GPS ランニング&サイクリング 対象OS:iOS/Android
Stravaのアプリです。初心者でも使いやすくStravaと連動する事で交流するなどもできます。Stravaは利用者が多いので楽しみならがロードバイクに乗ることができます。
特定の区間では比較が可能
Stravaを使用した人同士なら区間のタイムランキングも表示されるので今度はもう少し早く走ってみようかなとロードバイクの練習にも使える機能があります。また自分が区間で一位になった後抜かれたらメールでお知らせしてくれる機能もあります。
サイクルコンピューターのアプリ注意点
スマホで常に確認するには固定する必要がある
Bone Tie Connect System |ホルダー
常に確認する場合はサイクルコンピューターのようにロードバイクなどに固定する必要がありますがサイクルコンピューターより大きいのスペースをかなり取ります。ライトをつけることも考えながら最適な位置を考えないといけません。
アプリなので安定性に欠ける
ちゃんとした使い方をしていてもアプリがエラーになることも多々あります。そうなると途中からまともに計測できずにあとから地図を見た時に道路じゃないところを走っていたり飛んでいたりする不具合が置きます。アプリを使う以上はどうしても避けて通ることができません。より確実な計測をする場合はサイクルコンピューターを使うことをおすすめします。
利便性もスマホ依存
サイクルコンピューターと違いスマホはバックグラウンドでいろいろなプログラムが動いています。これが不意のエラーになることもありますしメールや電話などで画面が切り替わる可能性があります。また雨が降ってきた場合画面が濡れると切り替えたくてもタッチパネルの感度が下がり切り替えたくてもなかなか上手く操作が出来ないこともあります。
スマホのバッテリーをかなり消費
GPSを使ったり表示を常にしているのでバッテリーの消費が早くなります。長時間のサイクリングでは肝心な時に使えないなどの注意が必要です。
まとめ
楽しいサイクリングを
サイクルコンピューターを使えば自分の状態や速度がわかり楽しみながらサイクリングをしたり心拍数を計測したりトレーニングにも使えるので初心者から上級者まで必要なアイテムです。アプリで代用することもできますがどちらかと言うとアプリの使い方はサイクルコンピューターを購入するまでのつなぎとして使う方が多いみたいです。これからだんだんと暖かくなるのでサイクルコンピューターと共に楽しいサイクリングをしてみてくださいね。
サイクルコンピューターが気になったら
サイクルコンピューターが気になったら「暮らしーの」ではサイクルコンピューターの製品紹介をしています。こちらを参考に自分にあうサイクルコンピューターを探してみてくださいね。

サイクルコンピュータの最新おすすめ14選!コスパも含めた高性能機種をご紹介!
今回はおすすめのサイクルコンピュータをを紹介していきます。積算距離を算出し平均スピードが分かりますので、効率的に走行でき、ペース配分などを考...
これを期にクロスバイクを始める人は
クロスバイクからロードバイクに乗ってみたくなった方はこちらの生地も要チェックです。

初心者におすすめのロードバイク10選!最新、人気メーカーから厳選!
ロードバイクで風を切って加速する気分は他では味わえない爽快な気分です。自分の力で進むのに、足で走る以上のスピードで長い距離を走ることが出来る...

ロードバイクおすすめ11選!レベルに合わせた選び方と一緒にご紹介!
おすすめのロードバイクをレベル別に紹介します。エントリーモデル、ミドルモデル、そして上級者モデル、これら3レベルに分け、それぞれにおすすめす...