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自転車の種類別の特徴や用途の違いとは?目的に合わせた選び方付きで解説!

店頭やネット通販を見ても、さまざまな種類の自転車やその種類の中でも、細かな性能が違う自転車がたくさんありますから、幾度も目移りしてしまうことでしょう。ここでは、自転車の種類別の特徴とその用途の違い、目的に合った選び方を解説していきます。
2020年8月27日
kashuyu10386
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自転車のおおまかな種類別の用途の違い

街乗り用自転車の用途

手ごろな価格で購入でき、アクセサリを使えば前後に荷物を載せられたりと、生活の中で最も身近な分類の自転車です。通勤・通学、買い物、短距離の移動などで使われることが多く、また、現代のニーズとして、デザイン性やファッション性にこだわった自転車も多く製造されています。

オンロード用自転車の用途

アスファルトなどで舗装された平坦な道を走ることを前提として、製造された自転車を指します。主に、タイヤが細く、軽量化された競技用自転車などです。この分類の自転車で道が悪い所を走行すると、自転車の故障とけがの危険がありますので、避けましょう。

オフロード用自転車の用途

アスファルトなどで舗装されていない道の走行も、可能にした自転車のことです。河川敷や山道などの、「道の悪い」または「凸凹道」とさえ言われる環境下に耐え、その頑健さや道を選ばない特性から、幅広い内容のスポーツや競技に使われています。

自転車の種類別の特徴と用途の違い:街乗り用

シティサイクルの特徴

俗に「ママチャリ」とも呼ばれ、日常生活において最も身近な自転車とも言えるでしょう。現在は男女ともに気軽に手にとれるよう、デザイン性にも配慮したものが販売されています。汎用性が高いことが一番の特徴で、ロードバイクに比べたら車体もタイヤも重いですがその分頑丈で、本体の前後にカゴなどのアイテムを取り付けられることもメリットの1つです。

ミニベロの特徴

車輪が20型以下の自転車で、26インチ以上が主流のママチャリに比べると小柄です。ミニベロをあえて小型にした所以は、持ち運ぶことや車に積むためなどの目的でした。そのため車体は軽くタイヤも小さいので、一見して走行に不安を覚えるかもしれませんが、中にはそのイメージを払拭させるほどの性能を持つものもあります。ミニベロには折りたたみできるタイプもあるので、利便性の高い自転車です。

クロスバイクの特徴

基本的には、ロードバイクとマウンテンバイクの中間にあたる性能を持ったスポーツバイクです。双方の性能を良いとこ取りしており、車体が軽く・速く走れるというロードバイク、どんな悪路でも走れる安定感を持ったマウンテンバイクの各々の特質を持っています。ロードバイクやマウンテンバイクほどには専門性の域を出ませんが、これからサイクリングを楽しむ人に好まれる自転車の1つです。電動クロスバイクなるものも販売されています。

フラットバーロードの特徴

ドロップハンドルのロードバイクに対し、そのハンドルを真っ直ぐなハンドルに換えた自転車です。ハンドルが平坦という、たったそれだけが違っており、それ以外はロードバイクと非常に近い性能を持っています。ただ、クロスバイクとして分類されることもあるので、ロードバイクとは違う素材や部品が使われていればこの限りではありません。フラットバーロードを目指したものがクロスバイクであるとも言われています。

ビーチクルーザーの特徴

ビーチクルーザーはもともとは浜辺での走行を目的とした自転車です。それが現在では街乗り用にも人気のある自転車となっています。マウンテンバイクを思い起こさせるタイヤの太さはあれど、どこか愛嬌のあるデザインが人気の理由の一つと言えるでしょう。道の悪い環境下での走行も可能で、長距離かつ楽に走行できるようにサドルやハンドルにも趣向を凝らしています。

折りたたみ自転車の特徴

持ち運びができ、軽量で、工具なしで折りたたみができるのが特徴の自転車です。20インチ以下、重さ10㎏以下の自転車が多く出回っています。軽量化をとことん追及したものや、カゴ付き、電動アシスト付きの折りたたみ自転車、スポーツ用顔負けの性能を持った自転車などもあり、活用シーンが多いです。

電動アシスト自転車の特徴

主に年配の方やお子さんを乗せて走るために購入される方が多いのではないでしょうか。車体は重めではありますが、走行中はそんなことを忘れるほど軽快に走れます。漕ぎ初めは、ペダルを踏むのにとにかく力が必要ですから、脚力が弱かったり、子どもさんや重い荷物を乗せていたりすると、特につらいです。それがモーターで補助されるので、少ない疲労で快適に走ることができます。

二輪駆動自転車の特徴

後輪にのみモーターが備わっている一般的な電動アシスト自転車とは異なり、前輪にも後輪にもモーターを装着している自転車のことです。後輪モーターのみでは成しえなかった初速の速さ、登り坂をさらに快適に走り、ブレーキを掛けた反動でバランスが崩れないようにする、など多くの性能を向上させた製品となっています。

自転車の種類別の特徴と用途の違い:オンロード用

ロードバイクの特徴

レース用として速さを得るために、必要なもの以外はすべて取り払ったスポーツバイクになります。自転車のフレームの重さまで配慮してとことん軽くし、タイヤも非常に細いので、オンロード以外の道ではパンクします。その代り、最速かつ軽快な走行を可能とし、ギアの数は20段と、登り坂でも速さにかけては余念がない造りです。平均時速は20~30kmと言われています。

ピストバイクの特徴

変速機がなく、単速ギヤ、固定ギヤで走るので非常にシンプルなスポーツバイクです。分類はシングルスピードで、他にはBMXや変速機のないシティサイクルがあります。ピストレーサーとも知られ、これはトラックレースの競輪で用いるゆえに付けられた別称です。下り坂でもペダルを回し続けなければ前に進まない、ブレーキがないなどの特徴があります。その自転車の原点回帰のような魅力ゆえに人気です。

タイムトライアルバイクの特徴

ピストバイクと同様トラックレースで用いられ、タイムトライアルの種目で使われる自転車です。操舵性よりも、いかに速度を上げて良い記録を残すかに重きが置かれているので、車体は軽く、ここまではロードバイクと似ています。しかし、空気抵抗を小さく済ますための体勢をとる必要があることから、ハンドルの形がロードバイクで用いられるものと違い、非常に独特です。

BMXの特徴

自転車競技の1つ、バイシクルモトクロスで使われる自転車でBMXと呼ばれます。BMXレース用とフリースタイル用があり、基本的には20型のタイヤで小柄で軽量なうえに、フリーで回転できるようにハンドルが特殊です。シングルスピードに分類されるため頑丈で、ジャンプの衝撃にも耐えれるように造られています。トリッキーさを得るために快適さを排除した競技用自転車です。

タンデムの特徴

縦列に2~5つサドルがついた複数人の乗車が可能な自転車です。2人~5人用までの種類のタンデムがあり、これらは主にサイクリングに利用されます。メリットとしては、最前列の操縦者以外の人はペダルを漕ぐだけでいい点です。2番目から後ろには小さい子どもや障害を持った人が乗車でき、サイクリングの楽しみを共有できます。


ハンドバイクの特徴

車いすとハンドバイクユニットを合体させたものをハンドバイクと言い、ユニットを装着して三輪車になります。車いすから降りなくても着脱できる所が一番の魅力ですが、いつでも車いすにもハンドバイクにもできる気軽さも魅力の一つです。

自転車の種類別の特徴と用途の違い:オフロード用

シクロクロスの特徴

ロードバイクをオフロード用に作ったもので、マウンテンバイクのタイヤ周辺の安定性、ロードバイクのドロップハンドルと軽量さを持ったスポーツバイクです。クロスバイクとの違いは、ハンドルの形や長距離間の走行の快適さ、またパンクのしにくさでもシクロクロスの方に軍配があげられます。

ダートジャンプの特徴

ダートジャンプはBMXに似ていますが、よりアクロバティックさが増し加わった内容のスポーツ名と、マウンテンバイクの1つになります。競技としては、街中の障害物を利用したり、跳びあがって空中で技を決め、難易度や完成度の高さを競う内容です。着地時の衝撃から乗り手を守る性能が必要となり、サドルが低いほか、耐久性・耐衝撃性に重点が置かれたスポーツバイクです。

ダウンヒルの特徴

マウンテンバイクのうち、ダウンヒルの競技に使う下り専用のスポーツバイクを言い、岩場での激走、ジャンプなどが含まれる過酷な競技に耐えれる自転車です。生粋の悪路と言える環境で速さを競い合いますので、フレームは頑丈で、耐衝撃性の強い高性能なサスペンション、強力なブレーキなど、他にも安定する走行を重視した造りになっています。

クロスカントリーの特徴

下りに特化しているダウンヒルとは異なり、登りも下りも強いマウンテンバイクです。クロスカントリーは、会場の地形が凸凹の山道の上、そこを長距離間周回して順位を競うため、車体には軽量に加えて衝撃に強い仕様が求められます。その基準を満たした高性能な自転車なだけあって、街乗りやレジャーにも使え、汎用性が高いです。

エンデューロの特徴

エンデューロレースで使う競技用自転車です。凸凹の会場でタイムを競って、ダウンヒルのように岩場を下るまでは同じですが、エンデューロでは登りの走行もタイムの中に含まれます。そのため、車体を軽くするなどで登りの速さを生み出し、かつ着地の衝撃に耐えられる仕様の自転車です。

ランドナーの特徴

その名前の意味と同じく旅行用の自転車です。舗装路、未舗装路の両方が走行できる上、マウンテンバイクより車体が軽いので速度が出ます。ドロップハンドル採用で長距離でも疲れにくく、厚めのタイヤでパンクにも強いと、まさに旅のための自転車です。長旅における多くの荷物を積めるだけの積載量と頑丈さが売りでもあります。

自転車の用途別タイプと選び方

①日常生活向け自転車のタイプと選び方

日常生活では主に近距離間の足として使うでしょう。主婦の方なら少量の買い物もできるカゴ付きや、子どもを乗せれるような自転車をおすすめします。街乗りならデザインに気を配ったおしゃれな自転車も好まれるでしょう。通勤通学の足にするなら、中距離~遠距離でも疲れにくい、走行性能の良い自転車が欲しい所です。

②スポーツ向け自転車のタイプと選び方

舗装路のサイクリングなら、爽快な風を楽しめかつ長距離間の走行でも疲れない自転車や、家族みんなで楽しめる複数人乗車可能な自転車が欲しい所です。車に積めるサイズもおすすめします。オフロードのように凸凹道を走るアウトドアなら、頑丈で、人への負担が少なくパンクのしにくい自転車を選びます。

③競技用自転車のタイプと選び方

オンロードの競技には、ロードレース、トラックレースなどがあり、どちらも速さで賞を勝ち取るために、車体の軽さや空気抵抗の少ない自転車をおすすめします。オフロードのレースでは岩場などの過酷な環境下に耐えうる、堅牢な自転車が必要です。

④旅向け自転車のタイプと選び方

日帰り、キャンプしつつの長旅、交通機関経由の旅など、旅の形によって選ぶ自転車も変わってきます。日帰りなら必要最小限の荷物で済まして、軽快なサイクリングを楽しめるもの選べますし、キャンプ込みの旅なら大荷物を積んで運べる頑丈な自転車をおすすめします。交通機関を利用するなら折りたたみのできる自転車が好ましいでしょう。

用途別自転車の選び方1:日常生活

1-1,買い物に適した種類

傾斜の多い地形や重い荷物を載せての走行、脚力の弱い人には、電動アシスト自転車が最適です。発進時のペダルの重みとは無縁の走行ができますから、ストレスがかかりません。脚力があり、少量の買い物であれば、一番手ごろな価格のシティサイクルやカゴ付きのミニベロも普段使いにできます。

1-2,ファッションに適した種類

街乗りからオフロード用自転車まで紹介してきましたが、特にこの車種がおしゃれだ、ということなく最近のニーズに従って、ファッション性も取り入れたおしゃれな自転車が幅広く展開しています。女性向けにかわいらしい形ならミニベロや折りたたみ自転車になりますし、スマートさや格好いい形であれば競技用自転車などです。

1-3,通勤&通学に適した種類

通勤通学途中など忙しい時間にパンクというトラブルは避けたいので、凸凹に強いマウンテンバイク系で、ある程度速度の出る自転車のクロスカントリーやシクロクロスなどがおすすめです。クロスバイクも候補に入りますが、長距離間の移動ならクロスバイクだと疲れるかもしれません。きれいに舗装された道であればロードバイクも候補の1つにできるでしょう。

用途別自転車の選び方2:スポーツ

2-1,サイクリングに適した種類

もちろんシティサイクルでもOKですが、より快適に風を切って走りたいなら、入門用としてクロスバイクが好まれます。シティ車よりも走行性能が上ですからストレスも少なく、段差にも強いのでうっかり未舗装路に入ってしまっても大丈夫です。慣れてきたなら、さらに爽快な走りを体験すべく、ロードバイクにステップアップもできます。


2-2,ロングライドやヒルクライムに適した種類

ロードバイクの性能上、長距離間・長時間走行でも疲れにくくてストレスレスです。車体は軽いので、ロングライドでは風を切って爽快に走れますし、ヒルクライムなら変速段数を軽めに設定しておけたり、ドロップハンドルの位置をうまく使ったりして登れるので、きつい登りも楽しんで走れます。

2-3,アウトドアスポーツに適した種類

アウトドアスポーツなら、安定感がありパンクのしにくいマウンテンバイク系が望ましいでしょう。競技用のものでも楽しめますが、もっとレジャーとして気軽に使いたいなら汎用性のあるオールマウンテンがあります。もしこれが、下りのスリルも楽しみたいということであれば、フリーライドという種類がおすすめです。

用途別自転車の選び方3:競技

3-1,ロードレースに適した種類

種目は2つあり、用いる自転車も2種類です。チーム戦と個人戦があるタイムトライアルでは、速さだけを求めたタイムトライアルバイクを用います。一方、マスドレースで使用するのはロードバイクです。速さだけでなく頭脳戦でもあるため、通常レースでこそロードがふさわしいのでしょう。

3-2,マウンテンバイクレースに適した種類

乗り手への長時間の負担を軽減し、車体自体も強度を持ったクロスカントリーはその名の通りのレースで用いられます。エンデューロレースでは、登り走行にも下りの衝撃にさえも強さをも持ちうるエンデューロが望ましいでしょう。ダウンヒルの競技では、要となる下りの専門性が高いダウンヒルバイクです。

3-3,オンロードのレースに適した種類

トラックレースでは競輪専用の、変速機もブレーキもなく、特徴的な固定ギアを搭載した競技専用のピストバイクが用いられます。BMXで使用するなら、その競技内容に適した堅牢な耐久性を持つ、専用のBMX自転車です。パラサイクリングなら、2人用タンデムやハンドバイク、三輪車、二輪車と、その人に適した自転車を使います。

3-4,オフロードのレースに適した種類

シクロクロス競技では、ぬかるみや障害物の多い道で順位を競い合うことから、泥づまりしにくいなどの機能や軽量化、操舵性の高さ、空気抵抗の小ささを求めたシクロクロスバイクを使います。バイクトライアルで使用するのは、他の競技とは違って、いかにバランスを得て障害物などを登るかに重きを置かれたトライアルバイクです。

用途別自転車の選び方4:旅

4-1,日帰りに適した種類

オンロードでの遠出は、クロスバイクよりもドロップハンドルやフレームの細いロードバイクがおすすめです。近場ならクロスバイクでも楽しめます。多くは積めないので必要最低限のものだけになりますが、日帰り旅行をするならこの2種類の自転車で颯爽としたサイクリングを楽しめるでしょう。オフロードを走るなら、パンクに強いマウンテンバイクがおすすめです。

4-2,キャンプツーリングに適した種類

キャンプをしながら旅を楽しむなら、積載可能重量やスペースが多いランドナーがおすすめです。ランドナーならオフロードだけでなくオンロードでも巡航速度が良いですし、キャンプ用品一式の重さにも耐えます。また、頑丈さではマウンテンバイクもおすすめです。

4-3,公共交通機関経由の旅に適した種類

バスや電車などに持ち込める折りたたみ自転車もあれば、分解技術を身に着けてロードバイクやマウンテンバイクを持ち込む「輪行」という手もあります。持ち込み可能な公共交通機関には船や飛行機も含まれますが、自転車によっては条件が厳しいです。輪行できるものの中にはランドナーもあり、分解したものは輪行袋に入れて持ち運びます。

変わり種の自転車の種類と用途の違い

リカンベント、サイクルトレーラー、水上自転車

リカンベントは、サドルではなく背もたれのあるシートに身体を預け、その体勢で足を前に蹴って漕ぐタイプの自転車です。サイクルトレーラーは、自転車の後ろにアタッチメントを取り付けて、子どもを乗せるチャイルドトレーラーや荷物を積む用の物を牽引します。水上自転車は名前の通り、水の上を走る自転車です。ペダルを漕ぐ限り浮き続けられ、必要なエネルギーは人力のみである所も魅力の一つでしょう。

自転車メーカーの種類と違い

①ロードバイクの主要メーカー

主要メーカーの数は多く、その中でも世界最大級の知名度を誇る4社は、コストパフォーマンスの高さで有名な台湾のGIANT(ジャイアント)、自転車業界では歴史の古いイタリアのBianchi(ビアンキ)、生産性と技術の進歩が速いアメリカのCannondale(キャノンデール)、Specialized(スペシャライズド)、TREK(トレック)になります。

②マウンテンバイクの主要メーカー

イタリアの自転車メーカーのBianchi(ビアンキ)、カナダのメーカーKONA(コナ)、台湾のMerida(メリダ)、アメリカのGT(ジーティ)が有名どころです。また、イタリアを含め、自転車製造において歴史の古いヨーロッパ系も、ユーザーの注目度が高いメーカーとして知られています。

③クロスバイクの主要メーカー

カナダのLOUIS GARNEAU(ルイガノ)、アメリカのCANNONDALE(キャノンデール)とTREK(トレック)、及び台湾のGIANT(ジャイアント)、イタリアのBianchi(ビアンキ)をメインにの海外のメーカーに人気があります。ロードバイク市場においても主要な会社で、製造する自転車のタイプや走行性能、使用素材に関する技術にはどこも一家言ありますから安心です。

④折りたたみ自転車、ランドナーの主要メーカー

折りたたみ自転車は、アメリカのDAHON(ダホン)、日本のPanasonicやBridgestoneが有名です。ランドナーは、日本の丸石サイクルとARAYA(アラヤ)も主なメーカーであり、国産ランドナーを製造している所は少ないため、貴重なメーカーと言えます。

⑤電動アシスト自転車の主要メーカー

パナソニックは一番車種が多く、用途に合わせて選べられることが強みであり特徴です。電動アシスト自転車市場では最も格式あるメーカーのヤマハ、国内筆頭のメーカーとして有名なブリヂストンがあります。この2社は、お互いの間で分業体制を取っており、細かな違いはあれどほぼ同タイプの自転車を開発しているとのことです。これらの大手3社が主要メーカーになります。

自転車のフレーム素材の違いと選び方


①アルミニウム

主要素材の中でも安価で、錆びにくく、軽量であることが特徴です。一般的には衝撃吸収能力が低いため、走行中の快適さは期待できず、ロングライドには向かないタイプでもあります。しかし、成形がしやすいことから、さまざまな形状に挑戦できるのも長所の1つです。

②クロモリ(クロムモリブデン鋼)

硬さと重さがありますが、振動吸収性と耐衝撃性が高いといった特徴を持ちます。この重さがネックで、レース用自転車には好まれませんが、乗り心地は良いタイプなので長距離の走行でも疲れにくいです。価格は中間にあたる値段になっています。もっぱらクロモリで知られていますが、正式にはクロムモリブデン鋼という名称です。

③カーボン

自転車のフレームに使われる主要な3素材の中で、走行性能が最も優れているとのことで有名です。主にロードバイクなどの競技用自転車に使用され、上記2素材よりも軽量でしなやか、振動吸収能力が高いことが特徴のタイプになります。ただし、落車などのショックに弱く、製造工程に高度な技術を必要とすることから高価な素材でもあります。

自転車の価格での選び方

安価であるほど手にしやすいですが、値段で失敗したという経験談は数多く見受けられ、価格選びには一長一短があるようです。価格で選んだものの目的と違う自転車を購入してしまうケースもあります。クロスバイクに似たルック車の件もあるため、値段で選ぶとしても種類や性能、パーツの知識などを持っていた方が後悔しない買い物ができるでしょう。

自転車の種類別おすすめアイテム

①自転車専用ヘルメット

バイクならヘルメットの装着を義務付けられていますが、自転車であれば被ることに抵抗のある方も多いでしょう。しかし、自転車は車と違って身を守るものが何もない状態です。気恥ずかしさよりも命の方が大切ですから、ぜひとも被るようにしましょう。ヘルメットの寿命は長くて3年で、何かしらの衝撃が加えられたなら、保護性能がなくなっている可能性があるので、買い替えの必要があります。

出典: http://cycle.panasonic.jp/accessories/helmet/nay001/img/img_accessories_01_1.jpg

②自転車専用手袋

ハンドルをしっかり握って滑らせないことと、衝撃吸収性によって長い時間走りを楽しんでも疲れにくくするなどの機能を持つ、専門性のある手袋です。手袋には、落車のことも考えて手を保護する役割や、中には手が汗ばんでいても着脱しやすくするものまであります。

③サングラス

サングラスには、目をごみなどから保護するほか、視認できない紫外線の脅威から守る働きがあります。目は些細な異物が入っただけでも敏感に反応し、それは私たちに動揺という形で襲ってきます。サングラスで目を守って、安全な走行を妨げられないようにしましょう。

④ヘッドライト、テールライト

ライトの類はシティサイクルには購入時に付属していることが多いですが、競技用自転車では別売りということがあります。街中や郊外であっても、他の人を危険な目に逢わせないことや、自分の身を守るためにもこの2種類は装着しておきましょう。

⑤ボトルゲージ

ボトルゲージは、特にレースでその真価を発揮します。競技中はもちろんのこと、サイクリング、通勤通学などさまざまなシーンで用いられる鉄板アイテムです。ボトルゲージによって自転車に専用のボトルを備え付け、走行中でも水分が摂れるという大きなメリットを生み出せます。

出典: http://www.worldcycle.co.jp/images/items/l/zpp-l-alm-bottlec.jpg?20170915121008

⑥自転車用スマートフォンホルダー

自転車に取り付ければ、いちいちカバンやポケットからスマートフォンを取り出さずに済むので、かなりのお役立ちアイテムです。土地に明るくない場所なら特に、スマートフォンのナビゲーション機能が必要になりますから、常に自分の位置を確認できたり、サイクリング用のアプリを使用することもできます。

まとめ

日常生活や競技などのスタイルに合わせた、多種多様な自転車があり、その種類は現代に合わせてますます拡大しています。人によって身体状況や楽しみ方、用途もさまざまですが、それでもよく吟味して選ぶなら、きっと自分に合った自転車が見つかるでしょう。心置きなく乗るためにも、定期的なメンテナンスは忘れないようにしたいものです。

自転車の選び方が気になる方はこちらもチェック!

当サイト暮らし~の[クラシーノ]では、競技用自転車から街乗り用や折りたたみ自転車まで、多くの種類とメーカーごとのおすすめなどをご紹介しています。そちらの記事もぜひご覧いただいて、皆様の目的に合った自転車が見つかる助けになれればと思います。