都道府県が擬人化?キャラバトルランキングとは
人は誰でも自分の住んでいる地域のことはよく知っていて誰かにちょっと自慢したい気持ちがあるのではないでしょうか。他人とコミュニケーションを取りたいと思った時、自分の住んでいる都道府県、または出身地の都道府県の話題が出ると急に仲良くなれる・・・ということもよくありますよね。そんな私たちの身近にある都道府県を擬人化したキャラクターバトルが話題になっているということで調べてみました。都道府県と擬人化について楽しく見ていきましょう。
アプリでバトル!都道府県擬人化キャラランキング
バトルといえば、アプリなどのゲームを思い出す人も多いでしょう。都道府県擬人化バトルということでまずはソーシャルゲームからご紹介します。
ソシャゲとしてのキャラバトル/天下統一クロニクル
擬人化というよりも中には犬の姿も見えますが、自分の都道府県をバトルさせランキングで上位を目指すゲームがこの「天下統一クロニクル」です。魅力的な擬人化キャラは、その都道府県をよく表しているイラストとなっているのでのめり込みやすいというのもポイントです。自分の思い入れの強い都道府県を強くしていざ!バトルです!!
ちょっと変わった都道府県ランキング
擬人化バトルの話からすこし逸れて、日本の都道府県にはそれぞれちょっと変わったランキングがあります。都道府県を擬人化したゲームをしたりコミックスを読む時、その「お国柄」が登場することも度々ありますので、知っておくと楽しい都道府県ランキングを少しだけご紹介します。
面積1位/北海道
何といっても都道府県の中で圧倒的に広い面積を持つのが北海道です。この記事に登場することになるコミックスの中にも特別大きなキャラクターとして北海道が登場します。
日本のイギリス?/栃木県
栃木県の都道府県ランキング1位に「紅茶の消費量」があります。紅茶が好きな国といえばイギリスという人も多いのではないでしょうか。栃木県は日本のイギリス的な存在なのでしょうか。そんな紅茶好きな県民性は「ほうじ紅茶」というほうじ茶と紅茶をミックスしたような紅茶の製造・販売もしていることからもわかります。このほうじ紅茶、原材料は全て栃木県で作られた茶葉を使用しているというそのこだわりの品。さすが紅茶の消費量1位の県ですね。
身バレランキング1位/神奈川県
都道府県ランキングを見ていると気になるのが「個人情報公開率1位」の神奈川県です。このランキングは全国市民オンブズマン連絡会議が調査した地方自治体の情報公開率によるものです。この地方自治体の情報公開率には各都道府県で大きな差があって、その中でも一番情報公開に積極的なのが神奈川県というもの。もし自分の身バレをしたくないと思っているなら神奈川に住む時は気をつけた方が良い・・・のかも?ちなみに一番情報公開率が低いのが鹿児島県です。
氷菓が好き県1位/石川県
アイスクリームやシャーベットなどの冷たいデザート「氷菓」。その消費量が一番多い県が石川県です。総務省の調査によると石川県のアイスクリームに使う費用は年間1万80円。100円のアイスなら年間100本以上食べている計算になります。
睡眠時間1位/島根県
島根県は睡眠時間が他の都道府県と比べて長い人が多く、全国の睡眠時間ランキングでは1位の都道府県となっています。島根県民の睡眠時間の多さは、就業時間の短さに比例していて早く帰宅できることから布団に入る時間も早くなり睡眠時間が長く取れるということになっています。逆に睡眠時間ランキングワースト1位は茨城県でした。
話題の都道府県擬人化キャラコミックス
都道府県それぞれの面白い特徴を少し知ったところで、ここからはマンガやコミックス、アニメの世界でも話題となっている都道府県の擬人化についてみていきましょう。その注目度を見れば、やはり自分の生まれた土地、住んでいるところなど、都道府県に対する思い入れの深さがわかりますね。
都道府県擬人化マンガ「ジャポニズム47」
ジャポニズム47はその「県民性」をわかりやすく擬人化したコミック作品として人気があります。その都道府県をよく知っている人なら、思わず「あるある」といってしまうような身近さがウケています。例えば、いつもはオレ様キャラの東京さんはオリンピックで急に気弱になったり、周りの関東5人は東京の舎弟のような扱いであったりなど、ちょっと苦笑してしまうような内容についつい引き込まれてしまうでしょう。
47都道府県擬人化バトル よとしち! 全国統一編
都道府県バトルマンガといえば「47都道府県擬人化バトルよしとち!」が有名ではないでしょうか。都道府県を名に持つ生徒が通う四十七学園が舞台となる学園バトルマンガです。学園で一番の実力者である人物がシュトだったりと、とってもノリのよいネーミングで気づけば先へ先へとスラスラと読み進むことができます。しかし、そのバトル内容はとってもゆる~い中身なので、争いごとは苦手という人でも安心です。
都道府県だけじゃない!人気の擬人化ランキング
擬人化ランキング①艦隊コレクション
毎朝5時になると起き出して日課をはじめる提督をたくさん世に産んだ「艦隊これくしょん」。艦これ人気のためその後よく似たシステムの擬人化作品(特にブラウザゲーム)が登場することになるという社会現象を起こした擬人化作品といっても過言ではないゲームでしょう。擬人化作品の中では知名度やプレイヤー人数でも文句なしランキング1位です。最近は中華製のよく似た「アズールレーン」という艦隊擬人化ゲームが人気ですが、まだまだ艦これも同時にやっているという提督さんたちも多く見られます。
擬人化ランキング②ヘタリア
擬人化コミックスとしては何といっても「ヘタリア」をあげる人は多いでしょう。登場するのは男性だけでなく女子もいること、世界大戦などの戦争を扱っていることもあって女子だけでなく男子にもファンが多いこと。日本人だけでなく海外にも「ヘタリア」ファンが多く、写真のようにまさにコミックスからそのまま抜け出てきたようなコスプレイヤーの画像もSNSにたくさんアップされており、世界規模でまだまだヘタリア人気は衰えそうにありません。その息の長さからランキング2位となっています。
擬人化ランキング③ひらがな男子
都道府県よりももっと変わり種擬人化として注目を集めているのが「ひらがな」の擬人化であるひらがな男子。書家となったあなたが文字が失われた世界で「ひらがなの擬人化」である男子を召喚。バトルで文字を取り戻していくという変わった設定のソシャゲーとして女子の間で人気のアプリです。残念ながらアプリゲームとしては2018年4月で終了してしまうコンテンツですが、その後どのような形ででも復活を期待しているという口コミも多く見られます。他にも擬人化で人気の作品はたくさんありますが、「ひらがなの擬人化」という難しいテーマを形にしたということでランキング3位ということでご紹介させていただきました。
擬人化キャラはイラストが命!
なぜ人は擬人化に親しみを感じたり萌え要素を感じるのでしょうか。それはイラストにも大きな役割があります。
イメージ=イラスト
物として普段見ているものが、人として話しだしたら。それはどんな姿をしているのかと考えたときに、擬人化の第一歩となるイラストが生まれます。擬人化することで、自分のお気に入りの物たちがさらに自分に近づく気がします。擬人化は見た目(イラスト)が大事といえるでしょう。
都道府県をはじめとした擬人化文化
擬人化といえば、古くは鳥獣戯画など人のすることを真似した動物の絵(イラスト)もありました。しかし、あまり鳥獣戯画で萌え~という話は聞きません。うさぎやカエルという題材が現代のわたしたちの身近な存在ではなくなってきているせいかも知れませんね。その代わり、自分が住んでいる都道府県や国、果てはひらがななどのようにもっと身近な生物ですらない物を擬人化することで、そこに自分の理想や夢といったものを投影しているのが擬人化文化ではないでしょうか。今後もどんな驚くような物が擬人化されるのか楽しみですね。
出版社:角川コミックス ISBN-10: 4041038472 ISBN-13: 978-4041038475