オフロードバイクとは?
多くの種類があるバイクですが、その中でオフロードバイク、通称オフ車と呼ばれているモデルがあります。名称の通りにオフロードを走行するために作られたスタイルのバイクです。そのため、凹凸のある路面でも走行しやすい機構を取り入れています。
オフ車の装備の特徴
オフロードバイクには一般的なバイクとは異なった装備をもつ特徴があります。車高が高い特徴があり、これにより大きな凹凸のある斜面上でも走りやすい構造をしています。他にも大きなフェンダーを装備していますので、泥や水の跳ね返りを受けることがありません。
タイヤもキャラメルと呼ばれる大きな四角いブロック型をしたタイヤを装備しています。
トレールバイクとは?
トレールバイクのトレールという言葉は、森林、原野、山地などの道を指す言葉ですので、舗装されていない荒い道を走行する専用のバイクがトレールバイクと呼ばれていました。今回、ご紹介するオフロードバイクと同じ意味で使われる呼称でもあるのがトレールバイクです。
そのため、車体ベースの比較でオフロードバイクとトレールバイクでは、特段違いはありません。使われなくなりつつあるトレールバイクという呼称ですが、現在も愛称するライダーはいます。
トレールバイクはいつ頃が発祥?
トレールバイクというスタイルを初めて作ったのはヤマハです。昭和43年に製造された250DT-1というトレールバイクが初めてのバイクです。
このバイクが国産では初となるトレールバイクでしたので、現在のオフロードバイクの原型となった機構は今から50年前にあります。トレールバイクの歴史はとても深いため、進化しながらも各メーカーへと受け継がれています。
オフロードバイクはどこを走るバイク?
オフロードバイクは、山道や水辺などの舗装されていないところを走るように作られています。モトクロスというスポーツでも使われるバイクですので、モトクロスバイクと言い換えることもできます。
そのため、オフロード専用のヘルメットを装着するライダーも多くいます。専用のコースでは日常では味わえないスリルや満足感を堪能できるため、多くのライダー達がこぞってライディングを楽しんでいます。
オフ車はナンバー登録しなくていい?
公道以外の敷地内を走行したり、専用コースで走行するだけであれば、バイクにナンバープレートは必要ありません。たとえば、自宅の庭でバイクに乗る場合でもナンバープレートやヘルメットはいりませんし、運転免許証もいりません。
あくまでも公道という一般道路上にて走行する場合、ナンバー登録をはじめとして、自賠責保険などの各種登録を必要としています。
オフ車で公道を走れる?
凹凸ある場所を走ることに適したバイクですが、オフ車で公道を走行することも可能です。車高が高いので、むしろ視界性がよく、バイク初心者の方でも走りやすいモデルです。
ただし、公道ですのでナンバー登録をする必要があります。先のように敷地内であればナンバー登録はいりませんが、一般道路を利用するには地域ごとにナンバープレートを取得しましょう。
オフ車をカスタムできる!
オフ車はエンジンを積んだバイクですので、初心者の方でもさらに乗りやすいようにカスタマイズすることもできます。
マフラー、ハンドル、ヘッドライト、シート、ウィンカーなどカスタムを楽しめる箇所は数多くありますので、ノーマルのスタイルに飽きてきたら、カスタムしてオフ車をいじる楽しみ方もあります。自分だけのワンオフパーツも制作できますので、楽しみ方は無数にあると言えます。
カスタムバイクとは?
バイクを改造することをカスタムと言いますので、カスタムバイクと呼びます。ノーマルと比較するとわかりやすいカスタムもあれば、機構への緻密なカスタムもあります。小型バイクから大型バイクまで比較できないほどにカスタムの方向性は豊富にあります。
そのため、好みのバイクをカスタムすることも楽しいひと時です。
オフロードバイクの排気量
オフ車のバイク排気量は小さいものですと125ccをはじめ、250ccや400ccのモデルが主流です。やはり、車重を抑えているという特徴があるのがオフ車ですので、排気量が大きな大型バイクのオフ車のモデルは少ない傾向があります。
バイク初心者ですと125ccから乗り始め、250㏄を経て400ccへステップアップしていくこともバイクの醍醐味を堪能できる方法です。
人気があるオフ車のおすすめ排気量は?
乗り方や走行する路面にもよりますが、250ccや400ccのオフ車ですと比較的利便性が高いです。250ccであれば車検がない排気量ですので、維持費を安く抑えることにもなります。
400ccのオフ車ですと車検が必要になりますので、2年ごとに約50,000円~の費用が必須となります。維持できる費用も検討して素敵なオフロードバイクを購入しましょう。
オフロードバイクは初心者でも乗れる!
これからバイクを購入する際、オフロードバイクが好みであるなら初めのバイクにも最適です。なぜなら、視界性が抜群によいという点やハンドリングがスムーズに行える車種であることからも、免許を取り立ての方でも安心して乗車できるバイクです。
ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハなど各国産メーカーから豊富なバイクが発売されていますので、好みのオフロードバイクを購入しましょう。
オフ車は人気があってベテランへもおすすめできる
ベテランライダーで他の車種に乗ってきた方へもオフ車をおすすめできます。バイク経験があればこそ、よりオフ車の走行性に利便を感じることがあります。
車高が高いバイクはとても乗りやすいので、周囲の安全確認は良好に行えますし、ノーマルハンドルでも取り扱いしやすい形ですので、まずはノーマルのオフ車を購入してみましょう。それでは、いよいよ「オフロードバイクの人気ランキング10」のおすすめ第10位から発表していきます。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第10位
DT125R
2ストロークバイクがメインであった時代の125ccのオフ車です。それぞれのメーカーよりハイパワーのバイクを売り出していた時代より人気のオフ車と言えます。現代でも125ccの愛好家が多いので、おすすめの1台です。
最新式のオフ車と比較すればメンテナンス性は少し劣りますが、125cc特有の回転域エンジンとマッチした外観が素敵な最強のオフ車です。実際のオフロードコースで使用することにも適しています。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第9位
セロー250
2005年以前は225ccの排気量でしたが、それ以降は250ccに排気量が上がりました。これによりトルク感も増したので、物足りなかった排気量にパワーが追加されました。こちらはロングセラーモデルですので、通年人気のあるオフ車です。
全体のスタイルも基本に忠実ですので、飽きがこない1台で人気があり、初心者へもおすすめできます。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第8位
WR250R
WR250Rは、オフロードでの走行性能もさらに向上させたり、楽しむためのアフターパーツの装備も豊富で、公道においても乗りやすいモデルですので人気があります。
250ccという排気量も街乗りに最適な大きさですので、初心者からベテランバイカーへもおすすめできるオールマイティなオフ車です。125ccのオフ車から排気量アップするにも最適な入門用の1台です。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第7位
XTZ125
国産ではなく、中国やブラジルなどで生産されているヤマハの125ccオフロードバイクです。そのため安価で購入できる人気の1台です。
一般的なオフ車と比較すると車体が少し小さいですが、本格的なオフロードコースやロングツーリングまで難なくこなすおすすめできる125ccのオフ車です。手始めにオフ車に跨りたい初心者でも安心して楽しめます。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第6位
XR400
XR400の中でも、赤いフレームの後期型はとくにインパクトがある400ccオフロードバイクです。ホンダが製造するバイクですので安心設計ですので、長期間所有していても壊れにくいという特徴があります。
排気量が400ccあるので、高速道路でもストレスなく走行を楽しむことができます。中古車でも手頃な価格で購入できますので、おすすめのオフ車です。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第5位
KLX125
現行で売られているオス車の125ccの中で、とくに人気があるおすすめのバイクです。装備も充実しているので、初心者でも安心して走行できるオフ車です。中型や大型のオフ車と比較するとパワーの小ささはいなめませんが、それ以上に堪能できるトルク感があります。
しかも、現行で売られているオフ車の中で唯一の国産オフロードです。ツーリング、林道、水辺まで幅広くこなせるちょうどよい車体サイズにも定評があります。4ストローク単気筒エンジンですので味わいあるトルク感を堪能できます。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第4位
DR-Z400SM
400ccの排気量があり、おすすめでもあり人気のあるDR-Z400SMというオフ車です。大きな排気量ですが、しっかりと抑制できる前後のディスクブレーキを装備しています。
大きなパワーでも難なく、しかもロックしないで速度を抑制できる装備ですので、初心者でも400ccで安全な走行を楽しむことができます。車体カラーも黄色や青などカラフルな印象のあるオフ車です。街中で目立てるバイカーにもなれますので、おすすめの400ccバイクです。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第3位
CRF250L
オフロードコースや林道ツーリングも好きだけれど、オンロードで走行するライダーへもっとも適しているのがCRF250Lです。やはり、オフロードとオンロードを満喫したいユーザーを満足させてくれるのがCRF250Lです。
排気量が250ccということもあり、どういったコースでも乗りやすいオフ車です。ですので、初心者でも好みのコースを満喫できることでしょう。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第2位
ハスラー400
旧車の区分に入るオフ車ですが、とても味わいある400ccの1台で人気があります。オフ車としての基本装備はもちろんですが、パワーのあるシンプルな構造のエンジンですので、今でも愛好家が多いオフ車です。
現在のオフ車の原型とも言えるバイクですので、基本的な装備と構造で安心できる400ccモデルです。カスタムベースとしても活用できますので、ベテランライダーへもおすすめのバイクです。
おすすめのオフロードバイク人気ランキング第1位
CRF250L
堂々の第一位に輝いたオフロードバイクはCRF250Lです。こちらは、水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを積んでおり、現行のオフロードバイクの中でも突出した安定性能と装備をしています。
カスタムベースとしても活用できますし、初心者からベテランライダーまで飽きがこないライディングを堪能できる1台です。低回転域から高回転域まで、スムーズに吹け上がるため、実際にオフロードで走行する時のパワーはもちろんですが、市街地でも快適なライディングを楽しめるバイクです。
オフロードバイク人気モデルのランキング番外編
DR650
125cc~400ccまでをメインとしてランキングをご紹介してきましたが、番外編として大型オフロードバイクも1台ご紹介します。スズキDR650が大型のオフ車の中でもとくにおすすめです。
大型と言っても排気量が650ccですので、リッターバイクまでいかない大型区分のオフ車です。オフロードバイクの基本構造と装備を搭載していますので、小さな排気量のオフ車では物足りない場合には、とくにおすすめできる人気ある大型バイクです。
大型バイクとの比較
普通二輪のオフ車と大型区分のオフ車を比較した場合、何と言ってもトルク感が違います。400ccと比較しても250ccも異なる大きさですので走行性も異なります。大型免許が必要なオフ車ですが、いずれステップを上げる時の参考としてください。
価格も50万円ほどですので普通二輪と比較しても大きく変わりません。よりパワフルなオフ車に跨りたい方へとくにおすすめの1台です。
オフロードバイクのメンテナンスもやってみよう!
おすすめしたオフロードバイクへ、常に安心安全で快適に乗るにはメンテナンスも重要なことです。中型、大型、カスタムバイクのいずれでも同じように、メンテナンスが重要となります。
メンテナンス作業は排気量が変わってもやることは基本的に変わりませんので比較できる内容ではありませんが、初心者でも簡単な作業がありますので、ぜひできるメンテナンスからはじめてみましょう。
オフロードバイクに乗って走りに行こう!
今回は、トレールバイクが進化したとも言える人気あるオフロードバイクのおすすめ車種をランキング形式でご紹介しました。どれも基本的なスタイルベースは大きく変わりません。
身長や体型に合ったオフロードバイクを購入することがベストです。ディーラーなどでは、オフロードバイクの試乗可能なショップもありますので、この機会にオフロードバイクを入手してみませんか。
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