大型バイクの排気量
大型区分の排気量は、400㏄を超えたすべてのバイクを指しています。そのため401㏄でも1200㏄でも同じ「大型バイク」という区分に属します。バイクの中では最上の運転免許ですので、こちらを取得することで国内で販売されているすべてのバイクへ乗車することができます。
リッターバイクとは?
大型バイクは別名でリッターバイクと言います。それには、1リットルが1000㏄という排気量を表わした言葉を使います。排気量とはエンジン内で混合気が爆発する容量を差していますので、大きくなればなるほどパワーがあるバイクということです。1000㏄以上の大きな排気量のバイクを総称して呼ぶ言葉ですので、400㏄などのバイクとは区分が大きく異なります。
大型バイク免許はどこで取得?
大型バイクの免許を取得するには2つの方法があります。いずれも任意で選べます。大きなバイクに憧れをもったなら、今すぐに取得を検討してみましょう。そして素敵なバイクを購入して、爽快なツーリングに出掛けてみましょう。それでは大型バイク免許取得の方法を簡単にご紹介します。
教習所
一般的には教習所で大型バイク免許を取得するケースが多いです。この場合、全国の自動車教習所にてバイク免許を取得することができます。ネイキッドというバイクを使った教習がメインです。好みのバイクに乗りながら教習を受けることも素敵な時間となります。教官の指導をしっかりと学び、法規走行とバイク技能を学びましょう。
一発試験
教習所以外でも大型バイクの免許を取得することができます。それは、一発試験という方法で、各地にある専用の試験場のみで受講することができます。名称のように1回のバイク技能試験をテストする内容です。厳しい検定ですので、1度で合格できる傾向が低い特徴があります。
ですが費用も抑えられること以外でも、チャレンジする醍醐味がありますので、バイク運転の腕に自信がある方へおすすめの取得方法です。
大型バイクは何歳から乗れるのか
満18歳から大型バイク免許取得が可能となります。そのため、普通二輪車とは違って16歳では免許取得することができません。同じバイクのようですが、車重も増えるバイクですので、押して歩くことだけでも大きな体力やコツを必要とします。18歳になったならば、ぜひ大型バイクに乗りましょう。
男女問わず取得できる!
バイク免許取得に関して性別は関係ありません。視力や色彩の判別さえできれば、誰でも大型バイクの免許を取得することができます。たとえ歳を重ねていても構いません。安全な走行ができる状態であれば、好みのバイクに乗ってツーリングを楽しむことができます。バイクは危険な乗り物ですが、法規をしっかりと守って走行することで楽しい時間を満喫することができます。
大型バイク免許はいきなり取得できる
何の免許を持っていなくても、現在はいきなり大型バイクの免許を取得できます。憧れていた方は、18歳になったらリーッターバイクに跨ることができます。バイクを扱う面白さを体感することができますので、大きなバイクに乗りたいならば、ぜひ免許を取りに行きましょう。
初めての免許
いきなりリッターバイクに乗ることへ恐怖感がある方もいますので、はじめに排気量が小さなバイクの免許を取得することもおすすめです。排気量が少し変わるだけで車重は軽くなり、運転のしやすさが格段に異なります。初めてバイクに乗る場合は、慣れるまでに小さなバイクに乗車することもおすすめの1つです。
大型バイク免許の取得日数
大型バイクの免許は最短ですと10日かからずに取得することができます。ただ、これは毎日のように教習所へ通えるケースです。一般的には1ヶ月~半年程度をかけて取得する傾向があります。大きなバイクですので、慌てずにじっくりと教習を受けて、徐々に実技を身に付けていきましょう。そうすることで公道においても冷静な判断が備わります。
いくらかかるの?
リッターバイクの免許取得には、約10万円から最大では25万円ほどかかります。これには、他にバイク免許を持っている場合や、初めての免許という違いがあるため金額が異なります。決して安い金額ではありませんが、合宿でも大型バイクの免許を取得することができますので、長期間の休みが取れる場合にはおすすめの取得方法です。
大型バイクのおすすめ
大型バイクの車種は、ネイキッドやツアラーなどの操作性が優れたできるバイクや、アメリカンやレーサーレプリカ系の大型バイクもあります。その中でもおすすめは足付きのよいバイクです。おすすめの大型バイクと言えば、何と言っても車重が軽く扱いやすいことが挙げられます。
体型とのバランスが重要
おすすめのリッターバイクとして、体格と合った車種選びが重要です。たとえば、足付きがよい車種やハンドリングしやすいバイクがおすすめです。長時間の走行で疲れにくい大型バイクがありますので、実際に跨って体感することがおすすめです。アメリカンタイプやツアラータイプのモデルですと、疲れにくい傾向がありますのでおすすめできます。
大型バイクの人気ランキング第10位!
ヤマハ「V-MAX」
それでは、売れ筋のおすすめランキング第10位となった大型バイク「ヤマハV-MAX」をご紹介します。こちらは、排気量1100㏄を超えるリッターバイクです。ネイキッドのようなバイクですがアメリカンのクルーザータイプにも分類されるバイクです。もちろんツアラーモデルにも準じていますので、各種のバッグを付けることにより、快適なロングツーリングを体感することができるおすすめの大型バイクです。
おすすめの走行性能
V-MAXは何と言っても車高が低いので、足付きやよい大型バイクです。そのため身長が低い方でも難なく操作できますので、女性にも人気があり、万人へおすすめできるバイクです。外観も新鋭的なフォルムをまとっていますので、乗る時のファッションの幅も大きく広がります。ツーリング時には、その乗車スタイルから視界性も広く確保できますので、安全走行でツーリングに没頭できることでしょう。
大型バイクの人気ランキング第9位!
スズキ「SKYWAVE650LX」
おすすめのランキング第9位の車種はスズキ「SKYWAVE650LX」です。こちらは大型バイクの中でもスクーター形式のモデルです。排気量は630㏄ですので、取り扱いのしやすい売れ筋のバイクです。ツアラーとして多量の荷物を積載できますので、オプションでいろいろなバッグを付けることも可能です。
タンデムでのツーリングでも疲れにくいスクーター形式の大型バイクですので、1日中の走行でも疲れが出にくいバイクです。比較的安いバイクですので人気もあります。
おすすめの走行性能
スクーター形式で水冷エンジンですので、渋滞にはまってしまった際でもストレスを感じません。車高も低いため、老若男女の誰もが乗りやすいバイクです。排気量も中型バイクより少し大きい程度ですので、車重も軽めの大型バイクです。ツーリングでは荷物により車重がかさんでしまう傾向がありますので、さらに快適な走行を堪能するには最適なバイクですので人気がありおすすめです。
大型バイクの人気ランキング第8位!
ホンダ「CBR600RR」
続いておすすで人気バイクのホンダ「CBR600RR」についてご紹介していきましょう。こちらもランキング9位と同じく排気量が600㏄代ですので、大型バイクとしては比較的小さな車両です。そのため、初めて大型バイクを購入する場合でも、安い車種ですので人気があります。
ネイキッドとはまた違った姿勢で乗車するバイクですので、ツーリング時でも風の抵抗を防ぎながら走行できます。大型バイクは高い車種が多い中、こうした安いモデルがあることでもライダーとしてはいろいろなモデルの魅力を味わえる醍醐味の1つです。
おすすめの走行性能
走行性はネイキッドのように万人向けというよりは、よりスポーティーな印象のある売れ筋の1台です。そのため、前傾姿勢になることが多いので、高速道路などで大きな速度を出してツーリングを楽しむ場合でも、快適な時間を体感できます。ツアラーとしても流用できますが、大きな速度を出してツーリングをしたい場合にはおすすめの大型バイクです。安いバイクですので求めやすく人気があります。
大型バイクの人気ランキング第7位!
ホンダ「CB1300」
売れ筋で人気のランキング第7位になったバイクは、ホンダ「CB1300」です。CBシリーズは長いバイクの歴史上においても人気が高い車種です。いろいろなモデルを発売していますので、選ぶ楽しみもあります。色合いも華やかなものが多いネイキッドタイプのバイクです。排気量が1300㏄もありますので安い価格とは言えませんが、1度所有するとその魅力にはまってしまう売れ筋のリッターバイクです。
おすすめの走行性能
ツアラーの代表格ネイキッドバイクですので、万人の求める走行性により近いリッターバイクです。ツーリングでも、その快適さには舌を巻きます。ツアラー用として活用するライダーも多くいますので、走行性能がとても高く、さまざまなシチュエーションにおいても走行を楽しめるバイクです。
1300㏄ある排気量がロングツーリングでもゆったりとしたフィーリングを実感させてくれますので、エンジンへの負担も軽減できるおすすめの売れ筋バイクです。
大型バイクの人気ランキング第6位!
カワサキ「ZRX1200DAEG」
カワサキ「ZRX1200DAEG」というネイキッドのリッターバイクは第6位としておすすめできます。こちらはカワサキ特有のグリーンカラーをベースとしているので、カワサキファンであればうなずけるポイントと言えます。排気量は1200㏄ありますので、やはり安いバイクとは言えませんが100万円ほどで購入できます。
カワサキの伝統的なスタイルを踏襲しながらも、先進的なフォルムを感じさせるネイキッドタイプのリッターバイクです。
おすすめの走行性能
ホイールベースが適度な安定性を生み出していますので、高速道路やロングツーリングでも大きな衝撃を受けにくいバイクです。走り方次第では燃費も節約できる優れたバイクですので売れ筋の車種です。また、人気の理由として、男らしいフォルムという点でもランキング入りするバイクです。男らしい大型バイクに跨りたい方へもおすすめできる1台です。
大型バイクの人気ランキング第5位!
ヤマハ「XJR1300」
ヤマハ「XJR1300」というリッターバイクはネイキッドの中でも上位に入る売れ筋モデルです。「ペケジェイ」といった愛称もあるほど有名なバイクです。人気があるからこそ永年愛されるリッターバイクと言えます。空冷四気筒の代表的なネイキッドスタイルの1台ですので、ロングセラーとして君臨していて人気のあるバイクです。
そのため交換パーツも多数ありますので、その中から安いパーツを探してカスタムする面白さも味わうことができます。
おすすめの走行性能
1300㏄の排気量の中でも販売価格としては安い部類の1台でもあり、走行性能をとってもひけをとる箇所はありません。適度な位置のステップに足を置いてツーリングできますので、ツアラータイプのリッターバイクと比較してもゆったりとした鼓動を感じながらツーリングを楽しめます。ブレーキ性能も高く、ダブルディスクブレーキを搭載していますので、ブレーキングにおいてもストレスを感じないバイクです。
大型バイクの人気ランキング第4位!
ヤマハ「MT-09」
人気第4位のバイクにはヤマハ「MT-09」が挙げられます。こちらはリッターバイクの中でも、新車で80万円代で購入することができますので安いモデルです。スタイルとしては、ネイキッドをより進化させたような斬新なデザインをしています。ロードスポーツとも呼ばれるバイクですので、ABS機能が搭載された高性能なリッターバイクです。
見た目のかっこよさも追及されたバイクですので、バイクファンの心をくすぐるデザイン製にも人気がありますので売れ筋の1台です。
おすすめの走行性能
ロードスポーツやネイキッドといったジャンルですので、走行性を柔軟に体感できます。ゆっくりとツーリングを楽しむこともできますし、高速道路を使ったハイウェイツーリングも堪能することができます。そのため本格的なツアラータイプのバイクと悩んで、その結果MT-09の購入に至るケースもあります。
走る楽しみを実感できるリッターバイクですので、これから購入を検討している方へもおすすめできる売れ筋のバイクです。
大型バイクの人気ランキング第3位!
ヤマハ「BOLT」
ヤマハ「BOLT」がランキング第3位に入ったバイクです。こちらのバイクはスポーティさを兼ね備えているカフェクルーザーという分野のバイクです。ネイキッドのようでアメリカンとも感じる外観により、多くのユーザーから支持されている売れ筋の1台です。
カフェレーサー風のシートや前後サスペンションの機能向上により、さらにハンドリングしやすくなり、大型バイク入門者にも人気があります。価格は100万円を切る安いバイクですので、売れ筋となっています。
おすすめの走行性能
軽快なツアラーとしても流用できる売れ筋のバイクですので、ロングツーリングへも問題なく使用できます。何よりも車高の低さが乗りやすさを助長していますので、立ちごけをしてしまうこともありません。乗車姿勢も前傾すぎないスタイルですので、乗り心地も抜群でおすすめの大型バイクです。
大型バイクの人気ランキング第2位!
スズキ「HAYABUSA・隼」
スズキ「HAYABUSA・隼」はおすすめのリッターバイクで、第2位に入るほど人気があります。ネイキッドとレーサー系では、いずれを購入しようか迷うケースがとても多いですが、隼であればネイキッドのようなフィーリングでも走行することができます。
160万円を超える大型バイクですので、決して安い買い物ではありませんが、ツーリングに最適な車種です。ツアラーと比較すると荷物の積載量は減る傾向がありますが、工夫次第では多くの荷物を積載できるバイクです。
おすすめの走行性能
スピードリミッターという機能が備え付けられているバイクで、海外向けのフルパワーと同じスペックのエンジンですので、国内モデルのノーマル車では一番速いと言われたバイクです。高速道路を多様するスポーツツアラーのため、ノーマルでETCが標準装備されていることも快適なツーリングに一役買ってくれます。
どっしりとした車体でのツーリングはスポーティーな感覚とも相まって至福の楽しみが得られることでしょう。
大型バイクの人気ランキング第1位!
ホンダ「CBR1000RR」
ロードスポーツタイプの王様としてホンダ「CBR1000RR」が第1位のバイクとなりました。こちらはカラフルな外観に加え、スポーティーとネイキッドの特徴が混在したバイクです。灯火類はすべてLEDを標準装備しており、ホイールやカウルを従来モデルよりも軽量化されていますので、車重の軽減がされています。
水冷4ストロークのDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載していながら、リッターバイクとしは安いバイクですのでランキングの堂々1位です。
おすすめの走行性能
ネイキッドよりも軽快であり、トルクフルなフィーリングで水冷エンジンを搭載していますので、低・中回転域でも扱いやすく、スーパースポーツらしい走行も可能となっており、ツアラーとしての人気も衰えません。第8位になった安い600㏄のバイクもありますので、そちらでも排気量なりのトルク感を実感できます。
いずれにしてもツアラーとして活用できるバイクですので、大型バイクの購入に迷ってしまったらこちらがおすすです。
大型バイクで人気あるモデル
10種のバイクをご紹介しましたが、それ以外に人気のモデルも紹介しましょう。やはり、売れ筋の大型バイクというのは扱いやすい操作性が重要なポイントとして挙げられます。どれも数百㎏あるバイクですので、初めての大型バイクでも手軽に乗ることができる大型バイクをご紹介します。
ツーリングできる
ホンダ「SILVERWING・GT600」というスクーターの大型バイクがおすすめです。排気量が600㏄ということもあり、初心者でも乗りやすい1台です。もちろんツアラーとしても活用できるスタイルですので、あまり大きくない大型バイクを購入したいといった方へはおすすめのバイクです。
大型バイクの売れ筋車種番外編
売れ筋としては、やはり安いモデルに軍配が上がります。大型バイクは軽く100万円を超えるモデルばかりですので、その中でも極力費用を抑えて安い買い物をすることもおすすめです。安いからと言っても性能に申し分なく街乗りやツアラーとしても活用できます。
ネイキッド
ホンダ「CB1100EX」であれば、大きな排気量とは言え低価格で購入できる1台です。マフラーが1本から2本出しに変更され、2馬力増えているということもあり、ロングツーリングでも快適に活用できます。また、クラシックでスポーティな雰囲気が特徴で、なおかつ6速ミッションが採用されたことにより、燃費の削減やロングツーリング内でも操作性の柔軟さを体感できるバイクです。
アメリカン
売れ筋と言えばハーレーダビッドソンです。こちらは、大型バイクとして長い歴史上に君臨するバイクです。排気量も700㏄代から1500㏄を超えるモデルまであり、すべて大型二輪の区分として乗車するバイクます。アメリカンバイクの王様ですので、迫力ある排気音や鼓動は国産車にはない独特な車種です。ゆったりとした鼓動を感じながらのツーリングに適しています。
愛車となった大型バイクで安全走行をしよう!
今回は大型バイクに特化した内容でご紹介しました。大型バイクは免許取得が難しい部類ですので、取得した際はとくに高揚して、早々にバイクの購入計画を立てたくなることも多いです。壮大なツーリング計画を立てることも、充実した時間を満喫できるひと時です。
安い車種もご紹介しましたが、やはり大きな買い物となりますので、入手した際にはメンテナンスも重要な維持費の節約となります。好みの1台を入手したならば、メンテナンスを学ぶ面白さもあります。ぜひ、最高のバイクで素敵な時間を楽しみましょう。
違った車種のバイクが気になるならチェックしてみよう!
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