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ダンボール燻製器の作り方!簡単に自作できる5つのステップをご紹介

今回はダンボール燻製器の作り方を紹介しています。コストもほとんどかからずに、頼りになる燻製器が作れますよ。お家でももちろん、キャンプだったら周りへ気兼ねなく燻製作りが楽しめますね。お子さんと一緒にダンボール燻製器を作れば楽しい思い出がまた一つ増えますよ。
2020年8月27日
uoomin
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この記事で紹介しているアイテム

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美味しい燻製を手作りしましょう

燻製って手作りしたことありますか?お肉もお魚も、チーズも卵もお野菜も、いつもの食材がスモークされると、香ばしさとチップの香りが染み込んで、旨味がグッと増して美味しくなりますよね!自宅やキャンプで家族や仲間と美味しい燻製が作れたら、盛り上がること間違いなしです。 1度作り出すと何もかも燻製にしたくなっちゃうかも。特別な器具が無くても、燻製は簡単に出来るんですよ。 今回はダンボール燻製器を簡単に自作できる5つのステップをご紹介します。まずは燻製を作るための材料を見ていきましょう。

燻製を作るための材料

燻製を作るために必要な物は ●燻製器 ●熱源&(熱源を乗せるステンレスのトレー) ●燻製剤(チップやウッドなど) ●アルミホイル ●S字フック(食材を吊るす) ●串(食材を刺す) ●温度計(出来ればあった方が良い) ●お好みの食材とキッチンペーパーや調味料など。 これらが基本的な材料です。 次は簡単に自作出来るダンボール燻製器の作り方を紹介していきます。

簡単な自作ダンボール燻製器の作り方/ステップ1

ダンボール燻製器を作るための材料

簡単なダンボール燻製器を作るための材料は ●ダンボール ●ガムテープ ●カッター ●金網数枚 ●メジャーなど長さを測るものと印を付けるペン これらを準備します。 ダンボールはお家にあるのでもいいし、お好みの大きさのを購入してもどちらでも大丈夫です。大きめの金網が無い場合は、金網を固定するための長い棒を4本用意します。

簡単な自作ダンボール燻製器の作り方/ステップ2

簡単なダンボール燻製器の作り方

コメリさんに詳しい作り方の設計図がありましたので参考にしてくださいね。燻製を作る量や食材により、網の固定場所は自由に変動させてください。

●ダンボールの片方をガムテープでふさぎましょう。角の部分や、内側もしっかりふさぎましょう。

●ひっくり返し、扉開きしない方の上下の部分を5センチ残してカッターなどでカットします。(正確に測りましょう)

●扉の上下の部分も5センチ程カットします。正確に測りましょう。

●扉になる下の部分はこちらのように切ってガムテープで貼り付けましょう。


●網を乗せるための切り口、又は棒をさす穴を開けます。これは左右対称になるように長さを測って開けましょう。 2段にするか3段にするかなどはお好みで決めてくださいね。

●ウッドの火が消えないように下側面に空気穴を開けましょう。

自作のダンボール燻製器の完成です

このような形になります。これで美味しい燻製が作れますよ! 上手くいかなくても材料はダンボールです。破けちゃったりしたら、また作りましょう。コメリさんの燻製器の作り方動画を紹介しますので、参考にして作ってみてくださいね。

簡単な自作ダンボール燻製器の作り方/ステップ3

倒れない工夫と注意

ダンボール燻製器は簡単に作れて便利なのですが、軽いため、風などで倒れる心配があります。 箱の中の熱源の横にガーデニング用のレンガなど、重しになる物を入れて置くと安心です。ダンボールは紙なので燃えやすいため、近くに燃えやすい物を置かないようお気を付け下さい。

燻製のミニ知識(3つの方法)

燻製の種類は3つあります。 ●熱燻(ねっくん)熱燻は80℃以上の高温で1時間程度燻す方法。 ●温燻(おんくん)温燻は60℃程度で、1日から数日程燻す方法。 ●冷燻(れいくん)冷燻は熱を加えずに15~30℃程の低温で1~4週間かけて長時間燻していく方法 の3つの方法があり、ベーコンなどは一般的に多い方法の温燻で作られています。

簡単なダンボール燻製器の作り方/ステップ4

燻製剤の種類

燻製を作るためには熱源と燻製剤のチップやウッドが必要です。どちらもホームセンターなどで販売されています。 燻製のチップは沢山の種類があり、キャンプ場で拾った小枝やお茶や紅茶などでもスモークできますが、初めての場合はポピュラーな「さくら」がおススメです。慣れてきたら色んな香りを楽しんでくださいね。

スモークチップ(キャンプにおススメ)

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スモークチップは木材を細かく砕いたものです。サクラやりんごなど色々種類があります。 スモークチップは高温にならないと発煙しません。比較的燻煙時間の短い「熱燻」にむいています。そのためスモークチップは下から熱源で間接的に加熱して発煙させて使用します。


スモークウッド(キャンプにおススメ)

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スモークウッドはゆっくりと燻煙する「温燻」や「冷燻」に向いています。着火すると、線香のようにゆっくり燃え続けます。 スモークウッドは直接バーナーなどで着火して発煙させます。燻煙時間や食材の量により、スモークウッドの大きさを変えてください。

チップとウッドを使って

金属トレイの上に、着火したスモークウッドを置いて、その上にスモークチップを置いて燻製する方法もあるそうです。

簡単な自作ダンボール燻製器の作り方/ステップ5

熱源を選ぶ

燻製を作る時の熱源は、カセットコンロ・電気コンロ・アウトドア用七輪・ダッチオーブン・グリル・アルコールランプ・など色々ありますが、ダンボール燻製器で大きな食材の中心まで、完全に火を通す燻製作りは難しいです。 あくまで、スモークでチップの風味を付けながら美味しくする。温燻というのを今回は紹介しています。

キャンプでのダンボール燻製器の場合

キャンプでダンボール燻製器で燻製を作る場合は、下味と加熱を済ませた食材に香ばしさと風味を付ける燻製をおススメします。 慣れてきたら本格的な燻製にチャレンジしてくださいね。

燻製器ができたら好きな食材で作ってみましょう!

食材はあなたのお好みの物で良いんです。家族でキャンプの時は、高級なウインナー、チーズなどを選ぶのも楽しいですね。釣りが好きだったら釣った魚も燻製にできちゃいますよ。 魚介類も美味しいですよ。ホタテや牡蠣なども旨味が増しますね。干物もちくわもかまぼこも、ナッツも美味しいし豆腐も美味しいそうですよ。燻製にしたい食材がありすぎて悩みますね。

燻製レシピを紹介

自作の燻製におススメのレシピを紹介します。

燻製を作る時には下ごしらえが必要な食材も多いです。すでに加工してある、ハムやソーセージ、チーズなどはそのままでも良いですが、お肉やお魚は下味を付けて味を浸透させ、燻製するときには水分を拭き取って、表面を乾燥させてから燻製しましょう。 キャンプの場合は出来れば前日のうちに準備しておけると良いですね。

ホタテの燻製

下準備は、ホタテや牡蠣だったら、少量の湯でさっと茹でて、その茹で汁にお酒やダシなどお好みの味を付けた調味液を作り、その調味液に漬けて置いて、キャンプ場で汁けをキッチンペーパーで拭き取り、少し乾燥させてから燻製にすると良いですよ。

鶏肉の燻製


鶏肉なども火を通して置いた方が安心です。茹で汁と一緒に調味液に漬けておくと、しっとりしてパサつきが無く美味しいですよ。 鶏肉も同じように水分を拭き取ったら、網の上に広げ少し表面を乾燥させてから燻製しましょう。食材に火を通して置けば、最悪、調理できない場合もそのまま食べられます。キャンプは何が起こるかわからないので、すぐに食べられる状態が便利ですよ。

こんなダンボール燻製器も

燻製を作ってみたいけど、燻製器を作る時間もない。でも燻製作りはやってみたい。という方にはこちらもおススメです。自作でもどちらでも盛り上がると思います。

ダンボールでは無いですがコストのかからない自作の燻製器の紹介です。

こちらは早くて安くて3分で出来る。という自作燻製器の紹介の動画です。コストが素晴らしいので気になった方はこちらも作ってみてはいかがでしょう。

まとめ

以前、知人の方に「比内地鶏の燻製」を頂いたことがあったんです。大きな半身が真空パックになっていました。 個人的に作っている方が毎年贈ってくれるとの事で、「美味しいから食べてみて」と頂いたのですが、封を開けた途端の香しさが半端なく、まな板の上で切り分けていて、切れ端を少し食べてみたんです。

一口食べた途端、そのあまりの美味しさに我慢できなくて、手羽の部分をもぎ取って立ったまま、旨い!旨い!と夢中で食べてしまいました。 比内地鶏の美味しさは知っていましたが、燻製にするとこんなにも美味しくなるんだ!と本当に感動しました。食材の良さはもちろん、作られた方の腕だとは思いますが。

スモークの魔法がかかって美味しさが増す燻製。色んなチップがあるので何度も作って自分好みを見つけてくださいね。 そしてキャンプは、事故無く過ごせる事が一番重要です。火元には十分注意して楽しい時間を過ごしてくださいね。

その他の燻製器の記事はこちらにも