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【花言葉辞典】「感謝、ありがとう」の花言葉特集!花の由来や開花時期をご紹介

花言葉は19世紀初頭にヨーロッパで木や草花を恋人にたとえて詩を奏でる流行りが起源となったと言われてます。以来、全世界で引用されていきた花言葉。その花言葉の中でも「感謝」と「ありがとう」の花言葉をテーマにご紹介していきます。
2020年8月27日
MMRICH
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感謝の花言葉 1/3.ガーベラ(ピンク)

ガーベラ/科名・属名

科名:キク科 / 属名:ガーベラ属。 学名 Gerbera ガーベラ 多年草で、春の代表的な花。開花時期は3月~5月がピーク。 日本で最大の産地を誇る静岡県は、国産種の日本で初のガーベラが開花したことから4月18日(ヨイハナ)をガーベラの日として地元ではお祝いとPRが盛んにおこなわれています。

ガーベラ/和名・英名

和名:アフリカ千本槍(アフリカセンボンヤリ)・花車(ハナグルマ) 英名:African Daisy(アフリカンデイジー)・ Transvaal Daisy(トランスバルデイジー) Barberton Daisy(バーバトンデイジー)

ガーベラ/原産地

原産地はアフリカで、現在観賞用として育てられているガーベラは南アフリカのトランスパール原産の野生種。 草丈が40㎝程の高さにまで成長し、径は10㎝ほどの鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる野生種だったものを、19世紀後半にヨーロパで品種改良がおこなわれて、大輪の花を咲かせる淡いトランスパーレンシスという種類や、非常に鮮やかな赤色のイルストリスのような花に品種が分かれるようになりました。

ガーベラ/花名由来

ガーベラの原種と思われるタンポポのような花が発見されたのが18世紀の頃。ドイツ人の医師で博物学者Traugott Garber トラウゴット・ガーバーという人の名前にちなんでガーベラとつけられました。 ガーベラの別名は「クレオパトラ」。これは原産地である灼熱のアフリカの土地から何万キロもの航海をへてヨーロッパへ渡るという快挙を成し遂げた生命力の強さをたたえた勲章的な敬意もこめられています。 ヨーロッパの土地でクレオパトラのような情熱的でシンボリックな花を咲かせるため命名されたと言われています。

ガーベラ/花言葉由来

ガーベラの花言葉は色によって特徴があります。総合的には「希望」「愛情」「ポジティブ」が代表的。

花言葉は「熱愛」「崇高な美しさ」英語ではAppreciation「感謝」 Compassion 「おもいやり」 可憐で品格のあるピンク色のガーベラには親愛な想いが伝わる感情が込められた花言葉がつけられています。 特にピンクの花束なら、母の日やお誕生日にまたお礼や感謝を込めて贈り物にするのにぴったりなカラーです。

オレンジのガーベラには「神秘」「冒険心」といった意味と英語ではpatience 「忍耐」you're my sunshine「あなたは僕の太陽」という意味の花言葉がつけられています。オレンジは太陽の色なので、容易に元気をつけてくれたり、明るくしてくれるという視覚の作用も働くため、見る人の気持ちを生き生きとさせてくれます。

赤のガーベラの花言葉は「燃え上がるような愛情」「飽くなき挑戦」英語ではpassion「情熱」 love「愛情」でまさに大きく広がったたくさんの花びらはその激しい情熱を表現するのにふさわしい形状です。告白や深い愛情を表現する結婚式などの花にピッタリ。

白のガーベラには「律義」「希望」や英語ではpurity「純粋」 innocent 「純潔」です。白のガーベラはよく結婚式のブーケに使われることで有名。白という清潔さだけでなく花言葉もまさにブーケにぴったりで、これからの新しい人生の門出のセレブレーションには欠かせない花。

黄色の花言葉は「親しみ」「究極愛」英語ではcheerfulness 「陽気」。親しみがこもっていることを伝える意味がありますから家族や身近な人への感謝の気持ちが伝わるカラーです。

ガーベラ/誕生花


生まれた月や日によって誕生花というのがあります。これは世界各国でその意味や起源も異なりますが、日本では10月生まれの人の誕生花はガーベラ。10月12日誕生日の花がガーベラとされていて、他月の2月11日、8月1日もガーベラが誕生花。

ガーベラ/開花時期

ガーベラは春が旬の花で、3月から5月までが開花時期。アジア圏では40種類ほどのガーベラが分布し、種類によっては9月~11月に花を咲かせるものがあります。夏の直射日光には弱いのですが、日当たりを非常に好む花。毎年花を咲かせる多年草で株分けをすることで毎年美しい花を楽しむことができます。

ガーベラ/その他

1910年明治の末ごろに海外から輸入される。1925年日本独自の品種改良により、八重咲と言われる種類はヨーロッパに輸出されるまでに高水準のガーベラ種に成長します。1945年以降は切り花用にもさらに品種改良成功。現在にいたるまで世界中で日本のガーベラ種が楽しまれています。

感謝の花言葉 2/3.バラ(ピンク)

バラ /科名・属名

科名:バラ科 / 属名:バラ属 バラはローザ属といわれる木質多年生開花植物。バラ科の花もしくバラの木に咲く花を指してバラとよばれ、一般に園芸用や栽培用だけで、2万種以上あると言われています。

バラ /和名・英名

和名:薔薇(バラ) 別名:ソウビ・ショウビ 英名:Rose 明治時代にバラが海外から輸入されると、英語名で呼びにくいことから日本名をつけて販売するようになりました。しかし、栽培者が勝手に和名をつけて販売する風潮が横行し、昭和20年に帝国バラ協会がバラの和名を禁止して以来、外来種は現存の名前を使用することとしました。

バラ /原産地

バラの原産は中近東・東南アジア。メソポタミアやバビロン宮殿にもバラ栽培の記録があるほどバラは広く栽培をされていました。1096年から200年にも及ぶ十字軍のエルサレム遠征によって、このバラはヨーロッパに広がります。19世紀初頭にヨーローッパの宮殿でバラの花園が作られるようになってからは、ヨーロッパで観賞用に多くのバラが品種改良されました。大輪の花を咲かせる「ラ・フランス」が生まれたのもこの頃。王宮貴族だけでなく一般人がバラを楽しめるようになり、これ以前の品種をオールドローズ、これ以降をモダンローズと呼ぶようになったのです。

バラ /花名由来

英語のRoseはケルト語と言われる語源のrhodロッド(赤を意味する単語)から由来したと言われています。日本語のバラは、中国語の漢字で薔薇として日本に入ってきたのが最初。(ソウビ・ショウビ)と発音しますが、バラにはとげがあり、とげのある低木の事を荊(イバラ)と呼ぶことから最終的にバラと呼ぶようになりました。

バラ /花言葉由来


バラの花言葉はギリシャ神話に由来します。ギリシャの美の神アフロディーテが誕生した際、お祝いのためにバラがほかの神々によって創造され、美しい彼女を祝福するための贈り物として寄贈したと言われています。バラの美しさを彼女に例えて、花言葉は「愛」「美」「情熱」「幸せ」「あなたを愛します」など愛情にあふれた感情的なものがたくさん。バラの本数や色によっても花言葉がかわります。

ピンクのバラの花言葉は「しとやか」「上品」英語ではgratitude「感謝」 happiness 「幸福」です。淡いピンク色のバラには「誇り」濃いピンクには「感謝」と特別に色の濃淡の違いでも花言葉がつけられています。

白いバラの花言葉は「純潔」「深い尊敬」英語ではinnocence「純粋」 puerility「純潔」。白のバラがつぼみなら「恋をするには若すぎる」や「少女時代」。白い花にはよくこの純潔の花言葉が用いられます。バラももちろん例外なくその真っ白で純粋・純潔な状態を表現します。

黄色のバラの花言葉は「友情」「献身」「可憐」英語ではjealousy「嫉妬」 decrease of love「愛情の薄れ」。黄色のバラは実は笑って別れましょうという意味があります。女性に贈るときは要注意。最近ではベストファーザー賞に送られるイエローリボンにちなんで黄色のバラを父の日に送る習慣が徐々に定着しつつあります。黄色自体が幸せや希望を指しますので、父の日には素敵な贈り物です。

バラ /誕生花

5月の誕生花はピンクのバラ。2月10日は赤いバラ。6月17日、10月11日生まれの人の誕生花はバラです。

バラ /開花時期

バラは3種類の開花時期に分かれます。春咲き・夏咲き・秋咲きです。春の開花は5月で、一番花が落ちた後はながらを摘むと、6月~7月頃に2番花が開花。夏は7月初旬にはながらを摘んでいる2番花の後に8月後半にかけて再度花が咲きますが花の大きさには恵まれない。秋バラは初秋に剪定をすることで10月~11月にかけて秋バラを楽しむことができるます。

バラ /その他

世界にはバラを国花とする国がいくつかあります。 赤いバラを国花とする国は、イラク・イラン・オーマン バラ全体を国花とするのが、イギリス・アメリカ・キルギス・サウジアラビア・アルジェリア・ブルガリア・ルクセンブルク。

感謝の花言葉 3/3.カンパニュラ

カンパニュラ/科名・属名

科名:キキョウ科/ 属名:ホタルブクロ属

カンパニュラ/和名・英名

和名:風鈴草(フクリンソウ)別名:釣鐘草(ツリガネソウ) 英名:Canterbury bells(キャンタブリーベルズ)

カンパニュラ/原産地


原産は北半球の温帯地域から亜熱帯地域にかけて分布する植物。草丈が人の長さにもなる品種から釣る状になって成長する種類まで、全部で250種ほどが確認されています。日本に入ってきたのは1870年ごろ。日本に昔から自生するキキョウやホタルブクロはカンパニュラの親戚。

カンパニュラ/花名由来

カンパニュラの花名の語源はラテン語の「Campana」小さな鐘から来ています。花のツリガネの形を表現した名前が付けられています。

カンパニュラ/花言葉由来

カンパニュラの花言葉は「感謝」「誠実な愛」「共感」英語ではgratitude「感謝」 constancy「不安・節操」。花言葉誕生の裏にはギリシャ神話の伝説があります。美しい下階級女神のカンパニュールはいつものように果樹園で番をしていました。ある日兵隊がやってきて、銀の鈴を鳴らして助けを呼ぶカンパニュールの命を奪います。花の妖精フローラがカンパニュールの死を痛ましく思い、可愛い鈴の花に変えてあげたという話です。カンパニュラが持つ繊細ながら凛とした真の強さと誠実な姿が良く表現された花言葉です

カンパニュラ/誕生花

5月はカンパニュラの誕生月です。他に3月7日・4月23日・5月15日・7月8日があります。

カンパニュラ/開花時期

カンパニュラの開花時期は5月~8月。2年生植物という特殊なカンパニュラは発芽して1年は花が咲きません。涼しい場所で乾燥した気候を好み、高温多湿をさけ、真夏は日陰で育てる必要がある植物。

カンパニュラ/ その他

ハイデンベルグにあるケーニッヒシュトウール天文台で新しい惑星が発見され、1926年この惑星を地中海沿岸に分布するカンパニュラの花名をとって、K・ラインムートという学者が「小惑星・カンパニュラ」と名付けました。

まとめ

花はいつ見ても心を和ましてくれる癒しの存在です。その花に素敵な花言葉でもっと深いメッセージがつたわったらとってもロマンチックですね。感謝の気持ちはどんな時も持っていたいもの。誰にでも感謝の気持ちは伝えておかしいものではありません。今度お花の贈り物をするときは花言葉も参考にアレンジを選んでみてください。きっとあなたの気持ちが相手にもっと伝わりますよ。