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【オニカサゴ釣り方入門編】仕掛けからテクニックまで、攻略ガイドをご紹介!

初心者でも始められるオニカサゴ釣りのまとめです。余すことなく食べられる高級魚オニカサゴを一度は釣り上げてみませんか?初めて船釣りをしたいと考えている方にも、もっと腕を上げたい経験者の方にもお役に立ち情報が満載。即戦力の情報をお届けします!
更新: 2022年2月20日
toshiaki3000
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ダイワ クールラインα2 2500

ダイワ ディープゾーン 73調子

SANY ハイブリッド天秤 弓 2.4-1.2-500

第一精工 パックオモリ シルバー

シマノ 電動リール 19 プレイズ 600

メジャークラフ 弾丸ブレイド 3号200m

オニカサゴ釣り入門の入門 

まずは魚を知ろう!オニカサゴってどんな魚?

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/hajimete/contents/24/index.html

オニカサゴは日本国内の千葉県以南、新潟以西の沿岸の、やや深場の岩礁域や砂泥、砂礫底に生息しています。 国外では、アフリカ、ハワイ、ポリネシア、インド洋などにも広く生息。

体色は赤で、不規則な暗色の斑紋が散在しており、生息域によって体色や斑紋は大きく異なるのが特徴です。 食性はエビ、ゴカイなど小動物をエサとします。

毒棘に注意!

出典: https://kazutoshimaru.net/2150

オニカサゴの最大の特徴は毒のある背びれ。刺されると痛むので扱いは慎重に。 さらに、背びれだけでなく尻びれ、エラブタ(鰓蓋)にも毒があります。 見落とされがちですが、こちらにも気をつけましょう。

オニカサゴ釣りは船から

出典: http://www.kawasakimaru.jp/contents/assets_c/2013/03/2013323195655-thumb-300x221-19.jpg

オニカサゴは80m~150mの中深場と呼ばれる水深に生息しています。 場合によっては200mの水深にまで仕掛けを落とす必要が出てくるので、必ず船から狙うことになります。

オニカサゴ釣りのベストシーズンは?

数少ない冬の釣り物

オニカサゴ自体は一年を通して釣ることができるのですが、冬の貴重な釣り対象魚で、冬から春先にしか出船していない釣宿が大多数。 厳寒期の洋上で釣りをすることになるため、入念な防寒対策が必須となります。

オニカサゴ釣りのタックル解説

道具の解説その前に

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/hajimete/contents/24/index.html

船釣りでのタックル・仕掛けはラインの太さ、オモリの重量などは釣り船毎に異なった指定がされています(船宿によって狙うポイントが違うため)。 釣り人同士でラインの絡みなどのトラブルを防止するための対策ですので、釣り船の指定は厳守しましょう。

これから解説する釣具などはそれらの指定によって多少変化する部分があります。 一例として、釣り方と仕掛けの全体像の把握に利用してください。

1.最適は先調子の船竿

ダイワ ディープゾーン 73調子

出典:Amazon

竿は2.1~2.7mの先調子の船竿を使用します。 先調子とは、釣竿の長さを10等分して竿の先から全体の3割曲がるもの。 重量のある仕掛けを操作しやすくなり、強い魚の引きにも負けない特徴があるのです。

手持ちで誘う釣り方をするので、グリップエンドを脇に挟める長さだと疲労を軽減できます。

2.中型電動両軸受けリールがオススメ

シマノ 電動リール 17 プレイズ 800/1000

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

オニカサゴの生息域は水深80~150m以上の中深場です。 海底まで重量のある仕掛けを落とすことになるため、魚が掛かった際やエサの交換、仕掛けの交換の度に巻き上げるのは大変な作業になります。

エサ交換の手間や余計な体力の消耗を防いでくれる電動リールは特に重宝することでしょう。 なお、リールのハンドルを一回転させる際のライン巻き取り量を把握しておいてください。 仕掛けのタナ合わせが正確にできます。

3.メインラインはリーダーが無い場合も

シマノ オシア コンセプト  EX8 6号

出典:Amazon

メインに使用されるラインはPEラインの5~6号を200~300m。 後述の仕掛け自体に長さがあるので、リーダーを結ばない場合が多いようです。 不安なら1mほど結んでみても良いでしょう

4-1.天秤仕掛け

SANY ハイブリッド天秤 弓 2.4-1.2-500

出典:Amazon

仕掛けの基礎となる部分がこの天秤。サイズは中型の天秤の長さ(腕長)40cm以上。 アジ、マダイ、ブリなどのコマセを使った天秤仕掛けにも流用もできます。

4-2.ミキイト、エダイトは同じ太さでOK

クレハ ハリス シーガー FXR船 100m 6号

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

釣具同士を繋ぐラインがミキイト。エダイトはハリスと同じ意味です。 この仕掛けはミキイトとエダイト(ハリス)両方とも、7~8号のフロロカーボンラインを使用。 天秤の腕部から親子サルカンまで100~120cm取ります。

4-3.ハリはエダイトの長さが異なる2種類を用意

がまかつ オニカサゴ フック (赤) 18号

出典:Amazon

ハリはムツ針17~18号を使用。上ハリの長さ(エダイト)は30~40cm、下ハリの長さが70~80cm。仕掛けが絡まないように、両ハリともエダイトの長さが異なるようにしましょう。

便利アイテム

ハリスの結び目に通すと集魚効果に一役買う釣具。ソフトタイプは針先から通せる優れものです。

5.三本ハリ仕掛けのご紹介

下田漁具 KO300 オニカサゴ仕掛 3本針 18-8

出典:Amazon

夜光ビーズ搭載で集魚効果もあります。

6.釣り船の指定と竿の性能に合わせたオモリを準備

第一精工 パックオモリ シルバー

出典:Amazon

釣り船がどの程度の深さを狙うか、潮の速さはどの程度かによって使用するオモリの重さが異なります。 釣り船の予約時に聞いておくか、HPなどで確認しておきましょう。

指定されたオモリの重量と竿のオモリ負荷が合わない場合、竿を別のものに換える必要があります。 釣り場に適した重量のオモリと予備を含めて持ち込んでおくと安心です。

7.竿受けは船に合うかを要チェック

第一精工 受太郎

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

船から水平に竿を出すのに必要です。 船べりに固定して設置しますが、船の種類によっては合わない場合もあるので出船前にチェックしましょう。 購入したものを持参しても良いですし、釣り船でレンタルすることもできます。

8.水中ランプはお好みで

ルミカ(日本化学発光) 水中ライト 小 S型-青(1灯)

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

仕掛けのアピールを更に高めるために、水中用ランプを使用することがあります。 必ず持参しなければならないものではありませんが、釣り方に変化を付けたいといった場合には持ち込むのも良いでしょう。


食い渋りには自作仕掛けが効く!

出典: https://www.okizanmai.com/page/index.html?id=tokusyu_onikasago_sikake

ほとんどの魚種には完成した仕掛けが市販されています。 もちろん市販品でも釣ることはできるのですが、食いが悪いときなどは自作の仕掛けが効果を発揮します。

一般的なものよりハリスを長く取ったものが渋いときには効果を発揮したり、逆に入れ食いにはハリ数を減らして仕掛けを絡みにくくして数を釣ったりします。 ベテランほど状況判断に長け、どんな状況でも一定の釣果を挙げているものです。 これらの釣果は自作の仕掛けが鍵を握っていると言っても過言ではありません。

仕掛け作りに必須 金具・ハリ・リーダーの結び動画

仕掛けを自作するには金具とハリとラインを結ぶ技術が必須。 代表的で強度も十分な結び方の動画をご紹介します。

ダブルクリンチノットは定番のむずび方になります。しっかり覚えておきましょう。

サルカンとハリスのむすび方です。こちらも事前に練習して覚えるようにしましょう。

こちらは初心者向けの動画となります。初めてサルカンをむすぶという方は必見です。

完全結びはプロの漁師さんが使用する簡単なむすび方です。シンプルですが、素早くむすべるのでしっかりチェックしておきましょう。

簡単で安定度も高い外掛けむすび。動画を何度も見て実際に練習してみましょう。

外掛け結びの応用と呼ばれるむすび方となっています。大物にも対応できるのでぜひ覚えておきたいですね。

こちらも大物に対応できるむすび方となっています。合わせてチェックしておきましょう。

ライトタックルでのオニカサゴ釣りをご紹介

ライトタックルの基本

出典: https://kazutoshimaru.net/2150

ライトタックルとは、通常の水深より浅い水深を軽い道具で狙う釣り方です。 水深が浅いため、糸巻き量の多く重いリールを使う必要がありません。 オモリも竿もより軽くて扱いやすいので、体力に不安がある方や女性の方にも楽しめる釣り方となっています。

ライトタックル竿の変更点

OGK(オージーケー) 万能先調子

出典:Amazon
出典:Amazon
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使用する竿は1.5m~2mの先調子と呼ばれるもの。ヤリイカ専用の竿も流用できます。 オモリの負荷にあわせた竿を選ぶことは変わりません。

ライトタックル用リールの変更点

シマノ 電動リール 19 プレイズ 600

出典:Amazon
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リールはメインラインが細くなるのに合わせて、小型両軸リールに変化しました。 水深によっては手巻きリールでも良いかもしれませんが、やはり電動だと便利。 一回のハンドル回転で巻き取れるラインの量も確認が必要なのは同様です

メインラインの変更点

メジャークラフ 弾丸ブレイド 3号200m

出典:Amazon
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メインラインは1~3号を200m必要です。 一定の長さ毎に目印や、着色されているものを選べば仕掛けを投入する際に役立ちます。

仕掛けの変更点

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通常と同じく中型天秤仕掛けでの釣り方に変わりはありません。 ミキイト8号、ハリス8号、ハリはムツ針17~18号となります。

オモリの変更点

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オモリに関しても、釣り船の指定があることは変わりません。 事前に確認をしておく事と、予備を忘れない事が大事です。

その他の仕掛けに関わるものの変更点

発光体、水中ランプなどの使用にも大きな変化はありません。 必要に応じて使いましょう。

オニカサゴ釣りに使うエサの解説

種類豊富なオニカサゴのエサ

出典: http://www.alphatackle.com/mpg/hyperblade/onikasago/

オニカサゴ釣りには他種多様な魚の切り身(身エサ)が使われます。 代表的なものをご紹介しましょう。

1.サバの切り身

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/miesa.html

青魚の代表とも言えるサバは匂いも強く、魚の反応が良い万能エサ。 オニカサゴに限らず、多くの魚に対応するのです。 サバに限らず薄く切られたものは、海中で舞って視覚的な誘いになります。

2.サンマ切り身

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/miesa.html

サバと同じくこちらも万能のエサとなります。 やや皮が薄いので、ハリ掛けの際は丁寧に扱いましょう。

3.イカ短冊


出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=170

イカの白い身はよく目立つので、オニカサゴの反応も良好です。 短冊状の切り身の下1/3ほどを縦に切り込みを入れると、動きが良くなってアピール性が増します。

4.鮭皮

出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=114

鮭皮は堅めでエサ持ちも良いエサ。 独特の匂いで集魚効果も良いです。

5.ホタルイカ

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/miesa.html

ホタルイカは半分にカットして使用。 ワタの匂いが魚を寄せます。

6.その他の身エサ

出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=24

他にもカツオやイワシ、きびなご、えびなど、オニカサゴのエサは多彩な顔ぶれ。 関東では魚の切り身が多く、関西ではえび系が使われることも多いそうです。

7.タコベイト

ヤマシタ LP タコ・オーロラ 2号 夜光

出典:Amazon
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タコベイトは直接のエサではありませんが、身エサとあわせることでアピール効果が強くなります。 手やハサミで半分に裂いてハリに掛けましょう。

実績のあるカラーとしてはグリーン、ピンク、ホワイトなどがあります。

鮮度の良い身エサは自分で作る

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/castizm/2014/12/post-16.html

オニカサゴに限らず、身エサ類は鮮度が良いほど食いつきが良くなります。 釣行の前日に、スーパーや魚屋などで鮮度の良い魚を購入すれば良いので、特に難しいことではありません。

自分で切る際は、皮に3mmほど薄く身を残すように削いで切るのがコツ。 身を薄く幅は広く切る、塩を振って堅く仕上げてみるといった工夫ができるのも自作の楽しさです。 どうしても都合がつかない場合だけはエサを購入するようにしても良いでしょう。

エサの付け方と鮮度を保つテクニック

1.食い気を誘うハリ掛けテクニック

エサにハリを掛ける前に、タコベイトを先に通してから身エサを付けることが基本的なハリ掛け方法。 この時、皮側からハリの先で掬うように浅くに刺すのが重要なテクニックです。

皮側から浅く刺すようにチョン掛けします。 竿を動かした時にエサの動きを良くする効果があり、薄く切った身エサとあわせれば魚の食い気を強く誘うことが出来るでしょう。

2.エサの鮮度を保つためのテクニック

ダイワ クールラインα2 2500

出典:Amazon
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魚の切り身は乾燥しやすく、潮風や日光に曝されるとすぐに萎びて鮮度を失ってしまいます。 エサのハリ掛けや交換の際にエサ箱を出したら、持参したクーラーボックスにこまめにしまうことが大事。 これだけで乾燥や変色からエサを守り、新鮮さを保つことができます。

夏場などは濡れタオルをエサ箱に被せるだけでも違いますよ。

オニカサゴを釣り上げる実戦テクニック

仕掛け投入から誘いのテクニックまでを解説

船釣りでは時間制限があるので絡んだ仕掛けを悠長に解いてはいられません。 仕掛けの投入から着底、誘いをかけるまでをどれだけスムーズに行えるかが釣果を左右します。

1.仕掛けの投入テクニック

出典: http://www.point-i.jp/fish/blogs/fishinglogview/69977

仕掛けの投入時には仕掛けが絡まないようにオモリから先に投入します。 待つほうが長い釣りとなるため、ここで時間をかけないようにするのが第一歩。 船長から水深が伝えられるので、集中して聞いておくことも大事です。

2.着底音でオニカサゴを警戒させないテクニック

関門工業 胴突オモリ 100号

出典:Amazon
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水中は音の伝播が空気中の約4.5倍。着底音を最低限に抑えてオニカサゴを警戒させないように注意を払いましょう。リールの水深計とラインの目印を元に、海底付近に差し掛かったら指でスプールを押さえて(サミング)仕掛けの落下にブレーキをかけます。

ゆっくりと着底させたあとはすぐに弛んだラインを巻き取りましょう。 竿を大きく持ち上げ、再びサミングしながらオモリを海底につけます。 これを底取りと呼び、何度か行ってオモリが海底についている状態にしましょう。

3.タナを合わせるテクニック

出典: http://www.point-i.jp/fish/recommends/view/33902

オモリが底にある状態から、リールの一回転あたりの巻き取り量を参考にしてタナ(魚の遊泳層)を合わせます。リールの巻き取り量が70cmだとしたらハンドル一回転でタナ合わせが完了。オニカサゴは海底から50~100cmがタナとなります。

4.オニカサゴをを誘うテクニック

タナを合わせたら、竿を大きく煽って誘いを入れましょう。 大きく煽るとオモリが先に沈み込み、エサがゆっくりと後を追って沈むために浮遊感を演出できます。

5.底取り、タナ合わせ、誘いを繰り返す

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/hajimete/contents/24/index.html

確実に底を取り、タナを合わせたとしても海流の影響によって仕掛けの位置は常に一定ではありません。1~2分おきに底を取り直して、タナを合わせて誘いを入れます。 海底の形状に沿って底取りを繰り返せば、同時に誘いにもなるのです。底取り作業が多くなりますが、1つのテクニックとなります。

6.はっきりしないアタリにアワセるテクニック

Photo by cotaro70s

オニカサゴのアタリは明確なものもあれば、竿先にわずかなアタリが出ることもしばしば。 一呼吸おいてから静かに竿を立たせることで、明確なアタリを引き出すことができます。 ここで立てて軽くアワセることで口にハリを掛けられるようになるでしょう。


7.掛けた魚を逃がさないテクニック

出典: http://gojin.sports.coocan.jp/fishing_repo/2016f/f161203.htm

アタリに合わせることができたら、ラインを数メートル手動で巻き上げてから電動リールのスイッチを入れます。 竿は水平を維持しつつ、一定の水深で暴れるオニカサゴをいなしながら一定の速度で巻き上げましょう。

合わせた後は竿をスーッと静かに持ち上げるイメージでコントロール!海面まで引き上げても暴れる魚なので、最後まで気を抜かないようにしましょう。

実釣動画のご紹介

イメージトレーニングで確実な一匹を

実戦前にチェックしておきたい動画です。

イメージトレーニングを繰り返して実際の釣りに活かしましょう。

オニカサゴを釣った後の処理

すぐに毒棘をカット

この部分は根元から切ってもOK。切り落としても毒は残るので触らないようにしましょう。玉網で船上まで掬い上げたあとはクーラーボックスで保存して持ち帰ることになりますが、その前に背びれを切除する必要があります。

口内に指を入れて、下あごを掴みながら棘が飛び散らないようにバケツ内でカットしましょう。 魚が落ち着いてから慎重に行ってください。

船釣りに関する知識

両隣とのコミュニケーションは好漁への近道

両隣とのコミュニケーションは好漁への近道。船釣り仲間同士で船を借りる仕立て船と、常連以外はほぼ初対面となる乗り合い船に大別されます。 乗船後には隣、両隣との挨拶は欠かさず行いましょう。

仕掛けが絡みあったときなどのトラブルの解決だけでなく、釣れたタナを教えあったり、誘い方のテクニックを教えあったり有益な情報の交換を行うこともできます。 船釣りは多くの前知識が必要になりますが、まずは周囲の人々との円滑な関係を構築しましょう。

この一冊で前知識はバッチリ!

海のルアー釣り 完全BOOK

出典:Amazon
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海釣りは初めてという方には専門書の購読がおすすめ。 魚自体の釣り方だけではなくポイントや、コツなども表記されています。海釣り全体を網羅した本はとても頼りになる存在です。

オニカサゴに刺されてしまったら

応急処置は湯で患部を温める

出典: http://www.kawasakimaru.jp/contents/kawasakimaru/

お湯で患部を温めて応急処置 取り込みの際や仕掛けを外す際、不運にも棘が刺さってしまうかもしれません。 乗り合い船ではほとんどの場合はお湯が用意されていますので、船長に申し出て応急処置を行いましょう。 熱いお湯で痛みが和らぐまで患部を温めます。下船したらすみやかに病院で処置を受けましょう。

オニカサゴをおいしく食べよう

絶品オニカサゴ鍋!

出典: http://www.miki-maru.com/onikasagi%20ryouri.htm

上品な白身のオニカサゴはどんな料理しても美味。 刺身も他に比べるものが無いほどの美味しさなのですが、より美味しく食べるなら冷蔵庫で数日熟成させる必要があります。 すぐに食べたいなら鍋が一番。

冬に冷え切った体を温めるのにもうってつけです。 捌いたあとのアラからも非常に良い出汁が出るので無駄になりません。 大漁旗が立ったら半分は鍋に、半分は刺身などで食べてみるのはいかがでしょうか?

リリースの基準

20~25cm以下はリリース

Photo by Joi

基準以下のオニカサゴは海に還すルールを設けています。 特にハリを飲み込んでしまった場合のオニカサゴは、ハリスを切ってリリースしましょう。

ハリは自然に外れることが多く、無理に外すと返って傷が深くなってしまい致命傷になりまかねません。 水圧の変化に対応できる丈夫な身体を持っていますが、優しく放流してあげてください。

まとめ 

冷静さと根気があれば最初の一匹はすぐそこ!

出典: http://www.izu-hidemaru.com/fishing

オニカサゴ釣りは釣り全体で見ると中級者向けの難易度と言われます。 初心者の方は最初の一匹を釣り上げるまでに手こずるかもしれません。 なかなか魚からの反応がない、自分だけ釣れないとなったときには一度冷静に誘いのテクニックや餌付けのテクニックを思い出してください。

根気よく続けていればオニカサゴを釣り上げることは決して難しくありません。 オニカサゴとの真剣勝負を制した瞬間から、あなたの釣りの腕は大きく上がっていることでしょう。

船釣りが気になる方はこちらをチェック!

船釣りは釣りの幅が広がってより釣りを楽しめること間違いなしです。船釣りに興味がわいた方はぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。幅広いバリエーションで釣りを思い切り楽しみましょう。