ノリーズ クリスタルS
ダイワ スティーズ スピナーベイト
ジャッカル TNトリゴン
メガバス バイブレーションX DYNA
エバーグリーン ワイルドハンチ SR
osp ブリッツ mr
メガバス ジャマイカボア
ゲーリーヤマモト ジャンボバズベイト
ゲーリーヤマモト ハートテール
デプス サカマタシャッド
秋のブラックバス釣りについて
レベルを問わず気軽に楽しめるのが魅力
ブラックバスは湖沼や大きめの野池、河川、用水路などといった淡水のさまざまなエリアに生息する魚で、気軽に釣りができるターゲットとして人気があります。また、バス釣り向けには多彩なルアーが販売されていて、初心者からベテランまでレベルに合った釣り方を楽しめるのも魅力です。
秋シーズンならではの魅力とは
秋の時期は天候も穏やかになりブラックバスの活性が上がってくる傾向にあります。また、冬に向けて栄養を蓄えるため栄養を蓄えて太った個体が多いのも醍醐味といえるでしょう。この記事では秋のバス釣りの攻め方について解説し、おすすめのルアーを紹介させていただきます(本記事は2023年10月3日の情報をもとに作成しました)。
攻め方のポイント
1.広範囲をサーチするのが基本
ブラックバスは秋になると獲物(ベイトフィッシュ)を追って広い範囲を移動するようになります。そのため、攻め方としては「巻き物」という巻いて釣るためのルアーを使って広範囲を探索し、居場所を絞るのが基本です。
また、夏までの釣り人からのプレッシャーにより用心深くなっているためルアーはクリアやナチュラル系を用い、見切られないように速めに巻くように心がけましょう。
2.おすすめのルアーの種類
巻き物系ルアーには金属ブレードとスカートでアピールする「スピナーベイト」のほか、振動で獲物を誘う「バイブレーション」や「クランクベイト」、ペラと呼ばれるプロペラを回転させて注意をひく「バズベイト」などがあります。種類が豊富なのでフィールドの水深や獲物の活性などに応じて使い分けましょう。
巻き物系ルアーでバスの居場所を絞ったら、ソフトルアー(ワーム)を使ってピンポイントを攻めるのもおすすめです。
釣果が得られない要因とその対策
1.釣り場の選び方が重要
エサとなる小魚などの生き物が生息しない場所ではバスが活動することは少なく、釣れにくいことに注意しましょう。釣果を得るためにはベイトフィッシュの有無をチェックすることが重要です。直接見ることができない場合でも、小魚の波紋や(小魚を狙って)水鳥が飛んでいることなどを観察することによりポイントを探すことができます。
2.時期によって釣り方が異なることに注意
9月初旬のまだ暑さの残る時期には日陰やカバーに留まる個体が多く、晩秋の11月は水温が下がり獲物が深い場所に移動するのが一般的です。これらの時期にはバスの活性が低く、高速で巻いても釣果を得るのが難しい状況になります。そのため、この時期にはワームなどでゆっくりと、アピール強めに攻めるのがおすすめです。
おすすめのルアー【スピナーベイト】2選
1.ノリーズ・ クリスタルS
ノリーズ クリスタルS
重量 | 3/8oz・1/2oz. |
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バス釣り用品を中心に扱うノリーズのスピナーベイトです。シャローエリアを狙う3/8oz(オンス)と中層を泳がせる1/2ozタイプがあります。カラーもアユやワカサギをイメージしたリアルなものから、晩秋の活性が低いバスを攻略できるカラフルなものまで選択肢が豊富です。
アピール力やフッキング率の高いハードルアー
クリスタルS は「Vブレード」という大きなフラット面をもった金属板を備えています。これにより広い範囲に反射光が届くため、深層にひそむ活性の低いバスも狙えるでしょう。また、針をブレードと接続する「ファインワイヤー」は柔らかい素材のため、貫通しやすいように変形しフッキング率を高めてくれるのも魅力です。
2.ダイワ・スティーズ・スピナーベイト
ダイワ スティーズ スピナーベイト
重量 | 1/4oz・3/8oz・1/2oz・5/8oz |
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ダイワのスティーズ・スピナーベイトには2種類のブレードタイプがあります。1つ目の「ウィローリーフ」という葉型のブレードを2つ備えた「ダブルウィロー」は水の抵抗が小さく、高速リトリーブが得意なタイプです。
2つ目のウィローリーフと円形で水抵抗が大きな「コロラドブレード」を1枚ずつ搭載した「タンデムウィロー」は遅巻きにも対応し、秋口や晩秋の活性の低いバスを狙うのにも適しています。
アピール力抜群で見切られにくいルアー
こちらのルアーはワイヤーの太さの工夫によりブレードの振動がヘッドに伝わりやすく、同じ巻き速度でもアピール力が大きいのが魅力です。また、フレア感の大きなシリコンスカートが針をカモフラージュしてくれるので、獲物に見切られるリスクも低いでしょう。
おすすめのルアー【バイブレーション】2選
1.ジャッカル・TNトリゴン
ジャッカル TNトリゴン
重量 | 11.1gg ~31.5g |
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ロングセラーのジャッカル・TNバイブレーションの重量を増やし、重心を低くカスタマイズした商品です。従来モデルに比べ飛距離が伸びてフォールスピードがアップしたため、岸から遠く深い場所に隠れた晩秋の獲物も攻略できます。
トラブルが少なく多彩な攻め方が可能
TNトリゴンはあごの部分の「トリゴンリップ」が着底への感度を高めてくれるため根掛かりのリスクも少なめです。また、ボディ内の2つの鉛玉による重低音はビッグバスの注意を引くこともできます。ラインナップとしては約52mm~70mmまでの3つのサイズがあるので、狙う獲物の大きさに応じて選んでみてください。
2.メガバス・バイブレーションX・DYNA
メガバス バイブレーションX DYNA
重量 | 3/8oz |
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バス釣りのタックルをメインに扱うメガバスのバイブレーションプラグです。51mmの小型のボディですが内部ウエイトを低重心化することにより安定した飛行姿勢でのロングキャストが可能になっています。10種類以上のカラーがそろい、ラトル入りとサイレントタイプがあるので時期や場所に適した商品を選んでください。
感度が高くアピール力も抜群
ルアーのノーズにあるカップが水流をしっかりと捉えることで巻き取りの際の感度を高めてくれます。また、巻き取り時の泳ぎ出しはスムーズなのでバスに違和感を与えることもありません。巻き速度を上げるとロールをともなう激しい振動により音(ラトル入りの場合)や反射光を発生し、効果的な攻略ができるでしょう。
おすすめのルアー【クランクベイト】2選
1.エバーグリーン・ワイルドハンチSR
エバーグリーン ワイルドハンチ SR
重量 | 10.0g |
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エバーグリーンの人気クランクベイト・ワイルドハンチのシャローモデルです。潜行レンジは90cmとなっていてシャローエリアを回遊する秋のバスを攻めるのにも適しています。オリジナルのワイルドハンチと同じく障害物回避性能が高く、カラーは30種類以上とバリエーションも豊富です。
安定した水深にて用心深いバスも攻略
ワイルドハンチSRは低い位置に固定ウエイトを配置し、その上部には広い空気室が設けることで浮力のバランスをとっています。そのためリトリーブスピードによらず安定した水深をキープすることが可能です。
また、小ぶりなリップのため泳ぎ方が自然で、ラトルなどのないサイレントタイプのためスレたバスにも違和感を与えにくいでしょう。
2.オーエスピー・ブリッツMR
osp ブリッツ mr
重量 | 9.5g |
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ルアー釣り用品のメーカー・オーエスピーのクランクベイトです。2m前後を潜行するため晩秋のストラクチャーにひそむバスを狙うこともできます。カラーはアピール系からナチュラル系まで40色以上あるので、釣りのスタイルなどに応じて選択しましょう。
材質や形状にこだわった中層で使えるルアー
こちらのルアーはハチの巣パターンの「ハニカムスーパーHPボディ」を採用することで、強度を保ちながら軽量化に成功しています。軽いことによりキレのよい動作が可能となり、操作性が高いのが魅力です。
また、ハーフスクエア形状のリップ「HPスラッシュビル」の採用によりストラクチャーへの感度が高くなり、根掛かりのなどのトラブルも減らすことができます。
おすすめのルアー【バズベイト】2選
1.メガバス・ジャマイカボア
メガバス ジャマイカボア
重量 | 1/2oz |
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メガバスが全米トーナメント用に開発したバズベイトです。表面付近を泳がせて使うため浅瀬を泳ぐ秋のバスを狙うのにも向いています。ワイヤーには強靭な特殊硬鋼線を使用しているため根掛かりしても破損しにくいのが魅力です。
アピール力抜群のルアー
こちらのバズベイトには「マンタプロップ」というエイのようなペラが付いていて、偏心回転により水面に大きな波紋をつくります。また、アームの途中にある金属片がマンタプロップと接触することにより甲高いサウンドが鳴り、バスの注意を引くでしょう。
スカートのほかに、4本のヒレのような「ヒラメンスカート」を備え、よりアピール力を増しています。
2.ゲーリーヤマモト・ジャンボバズベイト
ゲーリーヤマモト ジャンボバズベイト
重量 | 1/4oz |
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アメリカのルアーメーカー・ゲーリーヤマモトのバズベイトです。同社のオリジナルバズベイトに比べてペラのサイズが大きめのため飛沫(スピッツ)やサウンドが大きく、獲物に強烈にアピールすることが可能です。そのため、雨後などの水が濁った場所でのバス釣り用にも活用できます。
スローリトリーブで釣果を得るルアー
ジャンボバズベイトは水中でのペラの抵抗が大きくなるため、スロースピードでじっくりとバスを誘うのが基本となります。比較的軽いルアーですが、飛行姿勢が安定しているためロングキャストにより広範囲の獲物を狙えます。また、着水後の立ち上がりも速いので、深く沈下する前に安定して表層を引くことができるでしょう。
おすすめのソフトルアー2選
1.デプス・サカマタシャッド
デプス サカマタシャッド
サイズ | 4~8インチ |
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国内の釣り具メーカー・デプスのソフトジャークベイトです。凹凸のないボディラインは水の抵抗を減らし高速のリトリーブにも対応します。また、根掛かりがしにくいというメリットもあり、オープンウォーターからカバーまで、多彩な場所でバスを攻略することが可能です。
アピール力抜群のワーム
サカマタシャッドは小魚のような細長い形状で、その背中の両側には「キール」という突起を備えているのが特徴です。キールにより水流を利用したダートアクションが可能となり、活性の低いバスの注意を引くことができるでしょう。また、二股に分かれたテールはアクションに追従しながら獲物にアピールし、釣果を上げる効果があります。
2.ゲーリーヤマモト・ハートテール
ゲーリーヤマモト ハートテール
サイズ | 3.5インチ・5インチ |
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ゲーリーヤマモトが提供するハート形テールが特徴のシャッドテールワームです。3.5インチと5インチの2種類があり、ピンポイントを垂直に狙う釣りなら前者を、遠投して高速で巻き取る釣りには後者を選ぶのがよいでしょう。
リアルな動作でカバーも攻略
ワームのボディの下部にはソルティー(塩入り)素材を、上部にはノンソルティー素材を採用することでスイム姿勢の安定性を確保しています。また、ウォブリングとロールのバランスがとれた自然な泳ぎをするため、スレたバスに見切られにくいのもメリットです。
細長い形状のためカバーでも根掛かりがしにくく、秋口や晩秋のボトム付近にいるバスも攻略できるでしょう。
秋のバス釣りを満喫
水温が適度に落ち着き、ブラックバスの活性が高くなる秋は釣りに適した季節です。また、巻き物で広範囲をサーチしたり、絞り込んだポイントを打ち物で狙ったりと異なるスタイルを楽しめるのもこの時期の釣りの魅力といえるでしょう。
秋釣りに使えるルアーはハードルアーからワームまで豊富にあります。お好みのルアーを組み合わせて秋のバス釣りを満喫してください。
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以下には秋のブラックバスの攻め方についての特集をリンクしました。初心者がそろえるべきバス釣り用のタックルについての記事もリンクしますので併せてお楽しみください。
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