釣り堀での服装や持ち物を解説!
季節ごとの服装&必需品を知って快適に釣りをしよう!
釣り堀はレンタル品を利用して気軽に楽しみたい時から、釣り具を持参して本格的に釣りをしたい時までさまざまな釣り人におすすめの施設です。
今回は釣り堀の中でも手ぶらで気軽に楽しめる「初心者向け釣り堀」、本格的なマス釣りができる「管理釣り場」、海の上で釣りができる「海上釣り堀」での服装や持ち物について解説していきます。季節に合わせたファッションで快適に釣りを楽しみましょう(当記事は2023年7月時点での情報に基づいて作成しています)
釣り堀を利用する際の注意点
釣り堀は、それぞれの施設によりルールやマナー、利用時間の設定などスタイルが異なります。
まったく釣りをしたことがなく、小さい子どもがいるファミリーやデートでレジャー的に楽しみたい時には、レンタル竿のみで釣りができ、難しいルールなどがない「初心者向け釣り堀」がおすすめです。初心者向け釣り堀にも、施設ごとに異なるルールなどがあるため、確認してから挑戦しましょう。
管理釣り場や海上釣り堀での注意点
釣り具を持参して本格的に釣りをする人がいる「管理釣り場」や「海上釣り堀」では、ルールやマナーに注意が必要となります。
初めて利用する際には事前にルールなどを確認したり、経験者に同行してもらって利用方法を教えてもらいながら釣りをするのがおすすめです。また、管理釣り場や海上釣り堀でも初心者や子ども向けのスペースを設けているところがあるので、始めはそちらを利用するとよいでしょう。
釣り堀の種類&季節を問わず持参したい装備
手ぶらOKの「初心者向け釣り堀」
小さい子どもがいるファミリーや、デートで気軽に釣りを楽しみたい時には、竿をレンタルして手ぶらで利用できる初心者向けの釣り堀がおすすめです。
コイや金魚が釣れる釣り堀は屋外のほか、室内施設もあるので天候を気にせずに釣りを楽しめます。自然の渓流を利用したニジマス釣り堀は、自分が釣った魚を焼いて食べることもできるので、気軽に釣りを満喫したいファミリーやデートに最適です。
釣り堀の特徴&装備
初心者向けの釣り堀は、管理釣り場や海上釣り堀と比べると短時間で楽しむレジャー的な要素が多いため、どの季節でも本格的な服装や装備がなくても楽しめて、ファッションが気になるデートにもおすすめです。子どもと一緒に釣り堀に行く時には、タオルや着替えを用意しておくとよいでしょう。
本格的に楽しめる「管理釣り場」
ニジマスやイワナ、ヤマメなどのマス類が釣れる「管理釣り場」は、釣り具を持参して本格的に楽しめるほか、レンタル品を利用すれば初心者も挑戦しやすい釣り堀です。
施設によってはレンタル竿でのエサ釣りやマスのつかみ取りなど子ども向けのイベントも開催していて、ファミリーでも楽しめます。管理釣り場は池や渓流のほか、冬季のプールを利用するなど、さまざまなスタイルがそろっているのが特徴です。
釣り堀の特徴&装備
管理釣り場は、3時間、半日、1日などの料金設定があり、比較的、長い時間での釣りとなります。
ルアーなどでのケガや日差しを防ぐ帽子と釣り用手袋、水面の照り返しを抑える偏光サングラス、手を拭くなどさまざまな用途に対応できるタオル、天気の急変に備えたレインウェアを用意しておきましょう。座って釣りをしたい時にはイスを持っていくと快適に過ごせます。
高級魚も狙える「海上釣り堀」
海の上に設置されたイカダや桟橋で釣りをする「海上釣り堀」は、釣り堀内に放流したマダイ・アジ・ヒラメ・ブリなど海の魚釣りが楽しめる釣り堀です。
釣り具を持参して本格的に海釣りをするほか、レンタル品を利用すれば海釣りの経験がなくても楽しめるので、男性はもちろん、女性や子どもにもおすすめです。初めて海上釣り堀を利用する際には、初心者にレクチャーしてくれる施設や、貸切にできるスペースがある釣り堀を選ぶとよいでしょう。
釣り堀の特徴&装備
海上釣り堀は足元が濡れていて滑りやすい場合もあるため、滑りにくいクツを履きましょう。ライフジャケットはレンタルしている施設もありますが、体に合ったものを持参すると安心です。魚を持ち帰るクーラーボックスや氷は販売品もありますが、持参すれば購入の手間を省けます。
管理釣り場の項目でも記載しましたが、帽子・釣り用手袋・偏光サングラス・タオル・レインウェアは、海上釣り堀でも季節を問わずおすすめのアイテムです。
天候不順な「春・秋」におすすめの服装
「初心者向け釣り堀」の服装
室内にある釣り堀は天候や気温が不安定な春・秋でも状況に左右されることなく釣りができるので、普段と同じ服装でよいでしょう。
どんな釣り掘り、どんな季節でも言えることですが、魚が釣れた際に水がはねたり、足元が濡れている場合もあるため、汚れてもよい服装がおすすめです。
「管理釣り場」の服装
山間部にある管理釣り場では、春のはじめには残雪、秋のおわりには雪が降ることがあります。また、昼間は暖かくても、朝や夕方は気温が低く寒暖差があるため、脱ぎ着をして調節できる上着があると安心です。
また、天気の急変で足元がぬかるむこともあるため、防水性があるクツを履くとよいでしょう。
更衣室がある管理釣り場もおすすめ!
管理釣り場によっては更衣室を用意している施設もあり、インナーで調節したい時や、帰宅する前に着替えたい時などにおすすめです。男性はもちろん、女性と一緒に管理釣り場に行く際には、更衣室の有無をチェックしておきましょう。
「海上釣り堀」の服装
気温や天候が不安定な日が多い春と秋は、脱ぎ着ができる上着で調節するとよいでしょう。急な雨などに備えて、防水性のある上着を用意しておくと安心です。
海上は風が強いこともあるので、脱いだ上着が風で飛ばされないようにしてください。足元が濡れたり、滑ったりするのを防ぐため、長靴の着用がおすすめです。
日差しが強い「夏」におすすめの服装
「初心者向け釣り堀」の服装
屋外にある釣り堀は日影が少ない場合もあるため、短時間の釣りでも帽子をかぶったり、熱を吸収する白い服を着るなどの暑さ対策をしておくと安心です。
子どもは夢中になると水分補給を忘れてしまうので、室内や屋外を問わず、飲み物を持参してこまめに飲むようにしましょう。木々が多い釣り堀には虫がいることもあるので、虫よけスプレーの持参もおすすめです。
「管理釣り場」の服装
管理釣り場はキャスト(ルアーやフライを飛ばす動作)の際に木に引っかからないように、釣り座周辺に木がなく日なた多いのが特徴です。プールを利用した管理釣り場も日影がないため、帽子のほか、アームカバーやフットカバー、長袖・長ズボンなどで対策をしましょう。
自然の中で黒い服を着ると虫を寄せ付けることもあるため、日差し対策も兼ねて熱を吸収しにくい白い服を着るのもおすすめです。虫さされなどを防ぐためにサンダルではなく、暑くてもクツを履きましょう。
「海上釣り堀」の服装
海上釣り堀は日差しを遮るものがないため、しっかりとした日焼け対策が必要です。長袖・長ズボンは暑くて着たくないという時には、アームカバーやフットカバーを着用するのもよいでしょう。
日焼けとともに暑さの対策もできる、冷感タイプのフェイスマスクの利用もおすすめです。飲み物や食料を持参して、熱中症にならないように気を付けましょう。
クツにも要注意!
海上釣り堀では足が濡れたり滑ったりするのを防ぐため長靴の着用がおすすめですが、夏は汗をかいて蒸れてしまうことがあります。とはいえ、サンダルでは滑ったりケガをする場合もあり危ないため、滑りにくいスニーカーなどを履くとよいでしょう。
寒さが厳しい「冬」におすすめの服装
「初心者向け釣り堀」の服装
釣り堀ではあまり動かないこともあり、短時間の釣りでも冬は体が冷えやすくなります。寒い日や風が強い日に屋外で釣りをする場合には、防寒対策をしっかりとしておきましょう。
山間部の渓流にあるニジマス釣り堀は、場所によっては降雪や積雪することもあるので、スノーブーツの着用やカイロなどの利用もおすすめです。
「管理釣り場」の服装
山間部にある管理釣り場は降雪や積雪したり、雪が降っていなくても池に氷が張るほど気温が下がることがあります。
女性は男性よりも体が冷えやすいため、防寒着やネックウォーマーのほか、カイロを貼るなどして、しっかりとした装備で寒さ対策をしましょう。積雪している時にはクツが濡れて冷えるのを防ぐため、防寒・防水に対応したスノーブーツの着用もおすすめです。
「海上釣り堀」の服装
寒い冬は防寒対策はもちろん、海上は風が吹くと寒いので防風性のある上着を着用するのがおすすめです。耳あてやネックウォーマーで顔周りを温めるほか、カイロを貼るのもよいでしょう。長靴は足が冷えることもあるため、防寒性のある長靴やスノーブーツを活用してみてください。
季節に適した装備で釣りをしよう!
さまざまなスタイルで楽しめる釣り堀を、「初心者向け釣り堀」「管理釣り場」「海上釣り堀」にわけて、利用する際におすすめの季節に合わせた服装と持ち物についてご紹介しました。
どの釣り堀も子どもから大人まで気軽に楽しめて、短時間の釣りなら観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。釣り堀に訪問する前に服装&持ち物チェックをして、季節に合わせたファッションで快適な釣りを満喫しましょう。
釣りのファッション情報が気になる人はこちらもチェック!
今回ご紹介した釣り堀のほかにも、釣りは海や川、湖などで子どもから大人までさまざまなスタイルで楽しめるのが人気です。
ここでは、渓流釣りの服装と持ち物、船釣りの服装、ワカサギ釣りの服装と持ち物についてまとめた記事をご紹介します。釣りに行く際のファッションや持ち物が気になる時に、あわせて読んでみてください。
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