モーラナイフ コンパニオン ステンレス
モーラナイフ ヘビーデューティー カーボン
ナイフで薪割り?バトニングとは
バトニングとはナイフを使って薪割りを行うことです。適当な太さに割った木の端面にナイフを当て、ナイフの背をもう1本の木で叩いて薪割りをします。
ナイフを使って薪割りをするバトニングを覚えればキャンプの際にホームセンターで薪を買ってこなくてもキャンプ場に落ちている木で薪を作り焚き火を楽しめます。さらに、ナイフの使い方が上達すればにある物だけでアウトドアを楽しむブッシュクラフトに緒戦することもできます。
薪割りに使えるモーラナイフとは
スウェーデンのナイフブランド
モーラナイフは19世紀の末にスウェーデンで創業したナイフブランドです。同社の名前を冠するナイフはキャンプやブッシュクラフトなどアウトドアを楽しむ人の間では定番とされ、創業から現在に至るまで高い人気をほこります。
幅広いラインナップで人気のブランド
モーラナイフは薪割りが出来るモデルや調理がしやすい小型のモデルなどアウトドアで便利に使える幅広いラインナップが人気の秘密。
丈夫で実用的かつコストパフォーマンスが良いのも特徴でで、キャンプをはじめたばかりの人からアウトドア歴の長いベテランの人まで支持される人気のアウトドアナイフブランドです。
バトニングに適したモーラナイフに使われる素材の特徴
薪割りに使うモーラナイフの選びかたとポイントについて解説します。薪割りに適したポイントを一言に表現すると、刃の材質が持つ特性に集約されます。刃の材質はそのままナイフの特徴になり選ぶ基準になるので、はじめてナイフを手にする人は注目するとよいでしょう
道具を選ぶ際の価値観は人によって違いますが、迷ったときは自分が何に、どの様な使い方をしたいかしっかりイメージすることが失敗のない買い物の第一歩です。
刃の材質は以下の2種類
- ステンレス:錆びにくく手入れがしやすい
- カーボンスチール:切れ味がよく、メンテナンスを楽しめる
ステンレス
ステンレスは扱いが楽なのが特徴です。難しいメンテナンスを必要とせず、使用後軽く拭いて鞘に納めたらコンテナに入れても錆びることはありません。
研ぎなおしの必要がなく切れ味を長く維持できるので、ナイフを研いだことがない、刃物を研ぐ自信がない人でも安心して使えます。
メンテナンスが楽で切れ味が良いですが、その分道具を使う喜びに欠けます。しかしその分ステンレスのモーラナイフは初心者が持つはじめの一本に最適です
カーボンスチール
カーボンスチールの特徴は硬さです。カーボンスチール=炭素鋼は工業製品に使われる高度を持ち、硬さは立証済みです。そのことからもカーボンスチールは薪割りに便利と言えます。
その特性から削りやすく、ナイフの素材として研ぎなおす楽しみを味わえるでしょう。
錆びやすい欠点はありますが、錆びないように手入れをしたり切れ味を維持するために研ぎなおしたりするなど、道具を扱う楽しみを味わえます。
バトニングに適したモーラナイフを長さと重量で選ぶ
ナイフには薪割りを目的としたものや、調理を目的にしたものなど数多くのモデルがあります。ここでは薪割りだけではなくナイフ全般を見渡しつつどのようなナイフが便利なのか、長さと重さに注目して解説します。
どのようなナイフを選べばよいか迷っている人はこの項も参考にしてみてください。
長さ
薪割りをする際にナイフの長さは重要です。この場合長さは刃長とします。刃の長さが短いナイフの場合、そもそも薪を縦断できず上手く割ることができません。
薪の太さにもよりますが薪の直径よりも短いとナイフの背を叩けないこともあります。取り回しのしやすさと安全性を考慮すると10㎝程度が便利に扱えます。
重量
重さは100g前後が扱いやすいでしょう。軽いナイフで薪割りをする場合、相対的に刃長が短く、刃厚が薄くなるので適さないからです。
また、それ以上の重さがある場合、薪にナイフを叩きつけて割る場合はよいのですが、バトニングをする際重すぎて薪の上に上手く添えられません。
100g程度ならキャンプ中に携帯していても重く感じないメリットがあります。
【ステンレス製】おすすめモーラナイフ
ステンレス製モーラナイフのおすすめを紹介します。おすすめのナイフはコンパニオン ステンレスです。
初心者でも扱いやすい素材、ステンレスを使い薪割りにも便利に使えると評判のコンパニオン ステンレスを見ていきましょう。
【モーラナイフ】コンパニオン
モーラナイフ コンパニオン ステンレス
刃体の長さ | 約10.4cm |
---|---|
全長 | 約21.9cm |
刃厚 | 約2.5mm |
重量 | 約84g(ナイフのみ) |
カラー | 9色 |
グリップ | プラスチック |
モーラナイフシリーズの中で人気のモデル。安価で刃こぼれしにくくシースが付属し、薪割りから調理まで使いのが魅力です。キャンプやブッシュクラフトなどで使われるのも特徴です。
モーラナイフコンパニオンの刃は2.5㎜あり、薪割りはもちろんフェザースティックも作くれます。アウトドアではマルチに使えるので、ステンレス製ブレードのメンテナンス性と併せ初心者のはじめの一本におすすめのナイフです。
【モーラナイフ】コンパニオンのレビュー1
釣り場で魚を捌くのに良いナイフはないものかと探していた時、友人に勧められて購入。
届いてすぐ切れ味チェックしましたが申し分なし!
サイズもコンパクトで取り回し良く、鞘にしっかりしまえばそうそう抜ける事も無さそうでグッド。
デザインもシンプルで好み。
この価格でこの性能、良い買い物でした
薪割りだけでなく釣りにも使えるのは用途が広く、コンパクトなサイズは道具を少なくしたい釣りやアウトドア活動に打ってつけです。鞘はプラスチックですがカッチリしまえるのもうれしいポイント。シンプルなデザインデザインを採用し、価格が手頃ならば初心者にも購入しやすいでしょう。
【モーラナイフ】コンパニオンのレビュー2
ど定番のリピート買いです、これで5本目になります。ステンレス4本、カーボンブレードは1本。そしてまたステンレスを1本買い足しました。
インドアでもアウトドアでも色んな使い方をするので、私としては消耗品としてストックしています。OPINELの#8か#9くらいとこいつを一本づつ、使い分ければなおよし、どちらか一本だけという場合は、このモーラコンパニオンですね。
枯れ草や道端に落としてもすぐに見つかるように色はオレンジ一択です。キャンプ初心者の友人へのプレゼントにも。
5本もリピート買いしてしまうほどモーラナイフは魅力的。インドアでも使いやすいと購入者は惚れ込んでいます。色はミリタリー系の色を選択してしまいたくなりますが、落としたときのことを考えるとオレンジ一択がベテランキャンパーの意見のようです。
【カーボンスチール】おすすめモーラナイフ
カーボンスチール製のモーラナイフが持つ最大のメリットは硬さで、その鋭いナイフ切れ味にはたくさんのファンがいます。カーボンスチール(炭素鋼)は金属加工の現場でも使われ、硬さと削りやすさに定評ある素材として知られています。
それでは硬さに定評があり、アウトドアナイフとして便利に使えるカーボンスチールのモーラナイフを見ていきましょう。
【モーラナイフ】コンパニオンヘビーデューティー カーボン
モーラナイフ ヘビーデューティー カーボン
刃体の長さ | 約10.4cm |
---|---|
全長 | 約22.4cm |
刃厚 | 約3.2mm |
重量 | 約101g(ナイフのみの重量) |
カラー | 2色 |
ハンドル素材 | ラバー |
モーラナイフヘビーデューティーのポイントは3.2㎜の刃です。刃厚があると薪割りの際に楽に割れます。ヘビーデューティーに採用されるナロータングは折れることがあると言われますが、キャンプで使用する太さあれば問題ありません。
ヘビーデューティーは厳しい環境の中でこそ活きる、ブッシュクラフトに最適な一本でしょう。
【モーラナイフ】コンパニオンヘビーデューティー カーボンのレビュー1
キャンプで2回程使用したがバトニングも問題なくできていい商品です。これから冬にかけ使用頻度が増えるので重宝しそうです。
こちらのレビューを見てみると、強度面の問題は一切心配が無いようです。刃物にとって強度は重要なポイントですので、安心して使えるでしょう。冬キャンプの装備にくわえたい一本です。
【モーラナイフ】コンパニオンヘビーデューティー カーボンのレビュー2
キャンプの時、自分用のナイフが欲しくて買いました。
薪割もできるし、切れ味もよいのでファイヤースティックも作りやすいです。
自分用とはナイフを欲しい人には所有欲をくすぐる言葉です。自分用のナイフで薪割りもでき、切れ味がよくファイアースティック(フェザースティックと思われます)も作れるなら、1本ではなく複数欲しくなってしまいます。
キャンプでバトニングに挑戦しよう!
バトニングで使うナイフと言えばモーラナイフが有名です。様々な種類から今回はコンパニオン(ステンレス製)とヘビーデューティー(カーボンスチール製)を紹介しました。
薪割りからフェザースティックまで使えるコンパニオンと、太めの薪まで力強く割れるヘビーデューティーそれぞれの魅力があります。モーラナイフはコストパフォーマンスがよいのも特徴なので、好みの一本を探すのもコレクションするのもおすすめです。
モーラナイフが気になる方はこちらをチェック!
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撮影:ライター