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ロースタイルキャンプの魅力を解説!ギアの選び方や快適に過ごせるレイアウトも

ロースタイルキャンプとは、ゆったりと過ごせることが魅力のスタイルです。この記事では、ロースタイルキャンプの魅力からギアの選び方、快適に過ごせるレイアウト例までご紹介します。ぜひ、ロースタイルキャンプにチャレンジしてみたい方は、参考にしてみてください。
更新: 2023年8月14日
さくらドッグ
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ロースタイルキャンプの魅力を解説!

おしゃれ&快適なスタイル

出典:unsplash.com

ロースタイルキャンプは、おしゃれなキャンプサイトを演出できるうえに地面との距離が近いため、さまざまなメリットがあるキャンプスタイルです。この記事では、ロースタイルキャンプの魅力をそれぞれに分けて解説します。

ギアの選び方もご紹介!

今回はロースタイルキャンプに欠かせないローチェア、ローテーブル、焚き火台の選び方や、快適に過ごせるレイアウト例についてもご紹介します。ロースタイルキャンプを快適に過ごすために欠かせない知識となっていますので、参考にしてみてください。

ロースタイルの魅力

リラックスしたキャンプを楽しめる

出典:unsplash.com

ロースタイルキャンプは、一般的に座面の高さが30cm程度のチェアを中心にギアを揃えます。そのため、座っている位置から地面までの距離が近くなり、キャンプ場で足を伸ばしてゆったりと座ってくつろぐことが可能です。

開放感のある空間を演出する効果もある

テント内やタープ下にリビングを設置する場合においても、天幕との距離があるためゆとりのある空間を演出できます。そのため、圧迫感がなく開放的な空間でリラックスした時間を過ごせるでしょう。ローチェアとテーブルに加えて、ベンチやコットを組み合わせて好みの空間を作ってみてください。

おしゃれな雰囲気で引きしまった雰囲気を演出できる

出典:unsplash.com

サイトへ設営するギアをロースタイルに統一することによって、雰囲気が引き締まる効果があります。組み合わせるアイテムの色や配置を工夫すれば、よりおしゃれなキャンプサイトを作れるでしょう。チェアを中心に自分好みのギアを揃えてみてください。

おしゃれな雰囲気を演出するポイント!

最近、ロースタイルキャンプが主流になっていることもあり、あらゆる種類のギアが販売されています。おしゃれな雰囲気を演出するポイントは以下の通りです。自分好みのギアを選んで、おしゃれな空間を作ってみましょう。

・色を統一させる
・ブランドを合わせる
・質感を合わせる

焚き火を楽しみやすい

Photo byshownin

焚き火は、キャンプの醍醐味のひとつです。近年、焚き火台を使用して楽しむことがルールとされているフィールドが増えていまが、焚き火台は高さがないものが多いため、ハイスタイルチェアを使うとくつろぎにくくなることが難点です。

しかし、ロースタイルキャンプであれば、薪をくべやすく、火と同じ高さでゆったりと座ることができます。キャンプで焚き火を楽しんでみたい人にとって、ロースタイルキャンプがおすすめです。


ロースタイルのメリット

子どもの転落のリスクを抑えられる

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ハイスタイルのチェアやテーブルを使用すると、未就学児には座りづらいことやテーブルに置いた食事に手が届かないことがあります。また、チェアから転落してしまい、大怪我をしてしまうことがあるかもしれません。

しかし、ロースタイルキャンプであれば、子どもだけで簡単に座ることができます。また、ロースタイルキャンプなら落ちても大けがになりにくいため、ファミリーキャンプにもおすすめです。

子どもと絆を深めやすい

転落リスクを抑えられる以外にも、子どもと同じ目線でアウトドア時間を過ごせることもメリットだといえます。長時間、子どもと同じ目線でチェアに座って過ごすことによって、家族の仲を深めることにつながるでしょう。

コンパクトなギアが多い

Photo by arifm

ロースタイルキャンプで使うアイテムは、背が低いものが多く、コンパクトに収納して便利に携行できることが魅力です。また、重量も比較的軽量なものが多く、色々な種類のギアを組み合わせて持っていくこともできます。

設営・撤収も短時間でできる!

ギアをコンパクトにまとめられるため、設営や撤収にかかる手間や時間も少なくなります。しかし、アイテムによっては収納が難しい場合があるため、事前に自宅で試してから持ち出すようにすると安心です。

具体的な例を挙げると、コンパクトチェアやテーブルなど、収納時と使用時のサイズ感が大きく異なるものは、組み立てるのに慣れていなければ、スムーズに出し入れできません。

ローチェアの選び方

ローチェアは、ロースタイルキャンプの中心となるギアです。ロースタイルチェアの目安は座面高が30cm程度のものを選ぶようにしてみてください。そのほかに選ぶときにチェックしたいポイントは以下の通りです。それぞれ詳しく選び方を解説しますので、詳しく見ていきましょう。

ローチェア選びのポイント

  • 素材
  • リクライニング機能
  • 肘掛けの有無

素材

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座面の素材は、ポリエステル・コットン・ポリコットンなどが主に使われます。それぞれの特徴は以下の通りです。焚き火の近くで座りたい場合は、コットンかポリコットン素材のチェアを選ぶようにしましょう。

ポリエステル:汚れが落ちやすく軽いが、熱には弱い。焚き火の近くでは穴が空くおそれがある
コットン:火の粉に強く、燃え広がりにくい。重量がある
ポリコットン:ポリエステルとコットンの混紡素材。両素材のメリットを得られる

リクライニング機能

ゆったりと座ってくつろぎたい人は、シンプルなチェアではなく背もたれの角度を変えられるリクライニング機能があるものを選ぶようにすることをおすすめします。しかし、リクライニング機能があるチェアは可動部やフレームが長くなるため、コンパクトに収納出来ないものもあるので注意が必要です。

肘掛けの有無

ローチェアは、ゆったりとくつろげることが魅力です。しかし、デメリットとして「立ち上がるのがしんどい」ことが挙げられます。しかし、肘掛けがあるタイプのチェアを選ぶと、立ち上がりにくさを軽減することが可能です。


ローテーブルの選び方

使用するローチェアを決めたら、ローテーブルを選びます。ローチェアを使用する場合は40cm程度の高さが最適です。また、グランドシートを敷いて直接座る場合は30cm程度の高さを目安に選ぶようにしてください。そのほかに選ぶときにチェックしたいポイントは、以下の通りです。

ローテーブル選びのポイント

  • 素材
  • 天板サイズ
  • 収納タイプ

素材

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素材はアルミ・ステンレス・木の3つが主に使われます。それぞれの特徴は以下の通りです。また、焚き火周辺で使う場合は、火元を囲うように設置できる囲炉裏タイプのテーブルを選ぶこともおすすめします。焚き火を楽しみやすく、調理してそのまま食事できることがメリットです。

・アルミ:軽量かつ持ち運びやすいものが多い。耐久性に劣るため、長く使用する場合は注意が必要
・ステンレス:耐久性・耐熱性に優れるため、長期的に使える。どうしても重たくなるため、持ち運びが大変
・木:キャンプサイトの雰囲気に馴染みやすい。コンパクトに収納できないため、持ち運びにくいことがある

天板サイズ

天板のサイズはキャンプに参加する人数を目安に選ぶようにしましょう。人数と大きさの目安は以下の通りです。ただ、大きいサイズのものは収納時も大きいものが多いので、小さいサイズのものを複数買い、適宜必要な人数分だけ持っていくのもおすすめです。

・ソロ:30〜60cm
・デュオ:70〜90cm
・ファミリー:120〜140cm

収納タイプ

アウトドアテーブルの収納タイプは、折りたたみ式とロール式の2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。キャンプの移動手段に合わせて選ぶことをおすすめします。たとえば、車であれば折りたたみ式を、バイクや徒歩で移動する場合、ロール式のテーブルを選ぶとよいでしょう。

・折りたたみ式:設営・撤収しやすい。スリムに収納できるが、収納サイズは大きい
・ロール式:コンパクトに収納できるため、持ち運びやすい。組み立てに時間がかかる

焚き火台の選び方

近年、焚き火をする際、焚き火台を必ず使用することがルールとなっているフィールドが多い傾向にあります。そのため、焚き火を楽しみたい場合は、焚き火台を準備するようにしてください。ロースタイルキャンプをする際、適した焚き火台の選び方で意識したいポイントは、以下の通りです。

焚き火台選びのポイント

  • 用途
  • 価格
  • ブランド

用途

Photo bydistelAPPArath

「焚き火をどのように楽しむのか?」用途ごとによって、選ぶ焚き火台の種類が変わります。たとえば、焚き火を眺める・調理するなど、目的ごとに最適なものを選ぶと快適に楽しむことが可能です。それぞれに適した種類については、以下のような物が挙げられます。

自分が「どのように焚き火を楽しみたいのか」ということを明確にしてから、焚き火台を比較するようにしましょう。

焚き火を眺める:覆いや五徳がない浅型タイプ
調理する:耐荷重に優れ、安定感がある深型タイプ

価格

焚き火台の価格相場は、数千円〜数万円とメーカーや種類、使われている素材によって大きく幅があります。

リーズナブルなものについては、変形や損傷してしまいやすいものがあるため、長く使いたい場合は1万円程度を目安にしっかりとしたものを選ぶとよいでしょう。また、焚き火台の種類と価格帯の目安については、以下の通りです。


・浅型:7,000円〜
・深型:1万円〜
・ストーブ型:3,000円〜

ブランド

キャンプを楽しむ人が増えていることから、各アウトドアブランドからさまざまな焚き火台が販売されています。好みのデザインを選んだり、今使用しているブランドと同じものから探してみてもいいかもしれません。

しかし、焚き火は火を扱う道具となっているため、安全性が期待できるブランドから選ぶようにしてみてください。有名アウトドアブランドの価格やデザインの傾向は、以下の通りです。

ブランド 特徴
スノーピーク 高額だが、機能性・耐久性に優れている
ロゴス やや高額な部類に属する。デザイン性に優れたものが多い
コールマン コストパフォーマンスに優れ、機能性とデザイン性のバランスが取れている
キャプテンスタッグ リーズナブル。機能性に優れたものが多い

快適に過ごせるレイアウト例

1.囲炉裏テーブルを使う

出典:www.amazon.co.jp

囲炉裏テーブルとは、焚き火台などの火元を中心に置いてバーベキューなどを楽しめるアイテムです。ファミリーキャンプやグループキャンプに取り入れると、暖を取りながら調理や食事ができます。

焚き火台の高さに合わせたものが多いため、ロースタイルキャンプに最適です。また、全員で焚き火に当たることができ、火元から一定の距離を取れるため、火傷のリスクを下げる効果もあります。

2.お座敷スタイル

出典:www.amazon.co.jp

お座敷スタイルは、テントの中やタープ下にグランドシートやラグを敷いて、そのうえにギアをレイアウトする方法です。和室でのくつろぎをアウトドアシーンで再現するようなイメージとなり、居心地がよい空間を演出できます。

チェアを取り入れる場合、脚がないグランドチェアや座椅子タイプのものを選ぶようにするとよいでしょう。また、このスタイルは食事をしたらゴロンと寝そべることもできるため、疲れることがありません。

ロースタイルキャンプを楽しんでみよう!

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ロースタイルキャンプは、ゆったりとくつろげることが魅力です。楽しむために中心となるアイテムは、チェア・テーブル・焚き火台の3つが挙げられます。それぞれの高さを合わせるようにギアを選ぶと、快適な空間を作りやすいでしょう。

また、今回紹介したロースタイルキャンプのレイアウト例も、設営する場合の参考にしてみてください。

キャンプスタイルが気になる方はこちらもチェック!

キャンプは、ロースタイル以外にもあらゆる楽しみ方があります。記事では、ご紹介しきれなかったことは以下のリンクで詳しく解説しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。