キャプテンスタッグ モンテ UA-1076
EARTH TRIPPER SC
フォックスファイヤー SCシャンブレーシャツ
アース サラテクト ミスト コールマン
アース製薬 虫よけパッチα 24枚入
アース渦巻香プロプレミアム 30巻
フマキラー ヤブ蚊バリア
ロゴス アロマタブキャンドル
LEDバグランタン UK-4051
虫コナーズ アミ戸用スプレー 300mL
どこでもつかえるアースノーマット コールマン
ハイシーズンのキャンプを楽しむコツを解説
夏は虫が多い季節
夏は山歩きや川遊びといったアウトドアを楽しめるキャンプに適したシーズンです。自然と親しむことができる一方で蚊やブヨといった人に害を及ぼす虫も多い時期となります。快適にキャンプを行うためには虫を近寄せない工夫をしましょう。
複数の対策を組み合わせるのがおすすめ
虫を避けるためにはキャンプ場の選び方やテントの設置場所から、効果的な対策アイテムの活用まで多彩な方法があります。また、対象とする害虫の種類やキャンプスタイルによっても対策が異なることにも注意しましょう。
以下ではキャンプの場所や服装、シーン別などにして虫除け対策を解説していきます(本記事は2023年5月2日の情報をもとに作成しました)。
キャンプで注意すべき虫の種類
1.蚊は代表的な害虫
街中でも多く見かける蚊はキャンプ場でも代表的な害虫です。小さな水たまりからも発生し山・川を問わず生息しますが、温暖な気候を好むため高度が上がるほど個体数が減る傾向にあります。
人から吸血することで栄養分を補給し、刺されるとかゆいだけでなく媒介により感染症にかかる危険性もあるので注意が必要です。また、蚊は汗のにおいに反応し、体温が高い人や濃い色の服装に寄ってきやすい性質があります。
2.アブやブヨに噛まれた傷は治りが遅い
アブやブヨは街中ではあまり見かけないキャンプ場特有の害虫でどちらもハエの仲間です。アブは一般的なイエバエよりも体長が大きく、ブヨはコバエほどのサイズで丸みを帯びています。
蚊と同様に吸血しますが刺すのではなく噛むのが特徴です。そのため皮膚の炎症を起こして治りが遅いこともあります。主な生息地は川や沼といった湿地で、黒い色の服や汗のにおいに反応するのは蚊と同様です。
3.スズメバチは危険性の高い要注意な害虫
キャンプ場で最も危険性が高い虫の一つがスズメバチです。刺されるとアナフィラキシーショックにより死にいたることもあるので注意しましょう。風や雨をしのぎやすい幹が太く枝葉の多い木などに巣を作ります。巣に近づくと周辺を旋回するなどの威嚇行動をするため、その場合は振り払うようなことをせず静かに立ち去りましょう。
場所の選び方&注意点
1.虫が発生しやすい場所は避けよう
蚊やブヨ、アブなどの害虫は水辺に発生しやすい傾向にあります。また、管理されていない森の中はスズメバチの巣が作られる場合があるため避けた方が無難です。テントの設置には小川や森などから少し離れた開けた場所がおすすめ。具体的にはキャンプサイトの端よりは中央部の方が被害を抑えられるでしょう。
また、虫の多くは温暖な気候を好むため、標高の高い山にある涼しいキャンプ場を選ぶことも対策となります。
2.キャンプ場の口コミも参考にしよう
アブなどの一部の害虫は例年、決まった場所で活動する傾向があります。そのため、口コミサイトなどでキャンプ場の虫の被害状況をチェックしておくとよいでしょう。
また、雑草が処理され野焼きによる害虫駆除がされている衛生的なキャンプ場は虫の発生も少なめに抑えられています。各キャンプ場の取り組みについては公式サイトやTwitterをチェックしてみましょう。
3.食べ物はしっかりと管理しよう
キャンプサイトの食べ物や飲み物のにおいも虫が集まる要因となります。例えばハエは美味しそうなにおいを嗅ぎ分け、アリやハチといった虫は甘いにおいが好みです。食事の後は早めに後片付けしてにおいを残さないようにしましょう。
テントやタープの虫対策
1.虫が入らないメッシュタープが定番
キャプテンスタッグ モンテ UA-1076
夏のキャンプを快適に過ごすためには風通しのよさも必要です。メッシュタープ(スクリーンタープ)はタープのように天井が覆われ日射や雨から守ってくれるだけでなく、前後左右が1mm以下のメッシュで覆われているため虫除けにも効果を発揮します。
上にリンクしたキャプテンスタッグの「モンテメッシュタープ(UA-1076)」など数多くの商品が販売されていますのでお好みを探してみてください。
2.モスキートネットも効果的
既に手持ちのテントがあり、追加で虫対策をしたい方におすすめなのがモスキートネット(蚊帳)です。テントに取り付けるタイプやワンタッチタイプ、ハンモックタイプなど種類が豊富にあるので、キャンプスタイルに応じて選ぶことができます。
3.防虫処理されたテントもおすすめ
EARTH TRIPPER SC
生地に防虫処理を施したテントも虫除けに効果的です。アウトドアブランド・ホールアースのテント「アーストリッパーSC」にはアース製薬とテイジンが共同開発した「スコーロン」という防虫素材が使用されています。
虫の侵入口となる出入り口やベンチレーションに「スコーロン」の生地が配置されているため、虫が侵入するリスクも少ないでしょう。
服装による虫対策&留意点
1.肌の露出を減らすのが基本
虫刺されなどの被害を防ぐためには肌の露出の少ない服を着用するのが基本です。なお、蚊やアブ、ハチなどは黒や茶といった濃い色の対象を狙う特性があるとされます。そのためキャンプ場では淡い色の服を着用し、頭にも同様のカラーの帽子をかぶるのがおすすめです。
なお、首元は汗がたまりやすく虫に狙われやすい場所です。タオルを巻くなどして防御しましょう。
2.虫対策を施した服も人気
フォックスファイヤー SCシャンブレーシャツ
素材に防虫加工を施した服の着用も効果的な対策です。テントの箇所でも紹介した「スコーロン」素材を用いた多彩なタイプの服がアウトドアブランドのフォックスファイヤーから販売されています。リンクを張った「SCシャンブレーシャツ」はUVカット機能も備えているので夏キャンプの虫対策にもぴったりです。
3.香水や整髪料は控えよう
香水は種類によっては花や果物の甘い匂いを発します。そのようなにおいはハチなどの害虫も好むため、キャンプ場での利用は避けた方がよいでしょう。ほかにも柑橘系の香りのする整髪料も虫が寄ってくる要因となるので注意が必要です。
照明の使い方による虫対策
1.照明の配置に注意しよう
キャンプ場の照明として用いられるガスやオイルランタンの光は虫が好む紫外線を含んでいます。そのため、ランタンの周辺には虫が集まりやすいのが特徴です。テントの近くや食事スペースのすぐ近くににランタンを設置するのは避けた方がよいでしょう。
2.LEDランタンとの併用がおすすめ
一方でLEDランタンの光には紫外線が含まれていないため、比較的虫が集まりにくいのが特徴です。食卓や団らん場所にはLEDランタンを設置し、メイン照明のガス(オイル)ランタンは少し離れた場所に配置することにより、虫の少ない快適な環境をつくれるでしょう。
移動時にも効果的な虫除け対策
1.スプレータイプは種類が豊富
アース サラテクト ミスト コールマン
肌に直接吹きかけるスプレータイプは虫除けの定番です。キャンプサイトやテント内はもちろん、道具搬入のための山道の移動時にも効果を発揮するでしょう。虫除けスプレーに配合される薬剤成分は効き目順に「ディート」、「イカリジン」、「天然成分」の3種類があります。
ディートを成分とするアース製薬「サラテクト・ミスト・コールマン」はで朝にスプレーを吹きかければ夜まで長時間効果が持続するのが魅力です。
年齢制限にも注意して活用しよう
なお、「ディート」を使用したスプレーは肌への影響により年齢制限が設けられていることが多いので注意しましょう。「イカリジン」や「天然成分」を使用したスプレーは「ディート」商品に比べて効き目はやや劣りますが、年齢や使用回数の制限がないのがメリットです。
2.子供にはシールタイプがおすすめ
アース製薬 虫よけパッチα 24枚入
スプレーを吹き付けるのに抵抗を覚える子供にもおすすめなのがシールタイプの虫除けアイテムです。シールタイプの多くは「シトロネラール」なる虫が嫌う成分を主素材にしています。これは上着やズボンの服の上に貼るスタイルのため肌が荒れる心配もありません。
例えば「アース製薬・虫よけパッチα」はディズニーキャラクターのラインナップがそろっていて子供にも親しみやすいでしょう。
広い屋外スペースでの虫除け方法
1.忌避効果の高い線香が効果的
アース渦巻香プロプレミアム 30巻
広いキャンプサイト内で虫を避けるためには殺虫や忌避効果の高い「メトフルトリン」を主成分とした線香がおすすめです。風により煙が広がるため周囲の広い範囲を虫の侵入から防いでくれるのが特徴となります。上にリンクした「アース渦巻香プロプレミアム」は周囲6mの範囲を虫から約7時間守ってくれる能力があります。
2.空間に放出する虫除けスプレーもおすすめ
フマキラー ヤブ蚊バリア
虫対策スプレーには肌に直接吹きかけるタイプだけでなく空間に噴霧するタイプもあります。キャンプサイトの地面や草木に噴霧しておけば、塗布した薬剤が蒸散して虫を撃退してくれる仕組みです。
例としてフマキラーの「ヤブ蚊バリア(480ml)」は1缶で5m×5mのBBQエリアに4回分の使用が可能となっており、一回の噴霧で最大24時間効果が持続します。
実用を兼ねたアイテムによる屋外での虫除け
1.キャンドルタイプで雰囲気もアップ
ロゴス アロマタブキャンドル
キャンドルは食事や団らん用のやさしい光を提供してくれる、キャンプでも人気のアイテムです。なかには「シトロネラ」や「レモンユーカリ」などを素材とした虫対策用のキャンドルもあります。
どちらも気化の際ににおいを発し虫を撃退するのが特徴です。上にリンクしたロゴスの「アロマタブキャンドル」は「シトロネラ」を素材としたキャンドルで5時間ほどの持続時間があります。
携帯しやすく子供にも安全
虫除けキャンドルの多くは化学成分を含まないため子供も安心して使えるのもメリットです。また、柔らかい香りやゆらめく炎がリラックスした雰囲気をつくってくれます。軽量で持ち運びやすく電源も不要なので、気軽に活用できるでしょう。
2.モスキートランタンも活用しよう
LEDバグランタン UK-4051
虫が紫外線に集まる習性を利用して害虫を駆除するのがモスキートランタンです。モスキートランタンの多くはLED照明と紫外線ライトを備えていて、紫外線で虫をおびき寄せて電気で退治する仕組みです。
なかにはキャンプテンスタッグの「LEDバグランタン」のようにメイン照明としても使用できる輝度の高い商品もあります。ほかにも多数のメーカーから類似商品が提供されていますので対策品の候補にしてみてください。
テント内の虫除け方法
1.室内入口でシャットアウトしよう
虫コナーズ アミ戸用スプレー 300mL
テント内は就寝場所となるため1匹たりとも虫を入れたくない空間です。テントの入口には虫の入る隙間をつくらず、開閉の際に入ってこないように入口付近に虫を近寄せないようにしましょう。
入口がメッシュタイプの場合は、蚊に対する忌避効果のある網戸用防虫スプレーを周辺に吹き付けるのもおすすめ。例えば金鳥の「虫コナーズ網戸用スプレー」は長時間の効果が持続し快適な睡眠がとれるでしょう。
2.テント内では多彩な対策が可能
どこでもつかえるアースノーマット コールマン
それでもテント内に虫が入ってしまった場合は蚊取り線香や殺虫スプレーなど室内用の虫対策アイテムを活用しましょう。また、蚊取り線香やスプレーのにおいが気になる方には、電池式蚊取り器がおすすめです。火や熱を使用しないためテント内でも安心して使えます。
上に掲載したようなアースとコールマンがコラボした「どこでもつかえるアースノーマット」も人気商品の一つです。
快適な環境でキャンプを満喫しよう
山や川での夏キャンプでは設置場所を選び、服装やテントなどの虫対策をした上で虫除けアイテムも併用しましょう。特に虫対策用のスプレーの種類が豊富にあるので用途に応じた商品を選ぶことが重要です。
LEDランタンのようにキャンプ場を明るく照らす実用性のある虫対策アイテムもあります。虫の種類やキャンプ場のスペックに合った対策を施して快適なキャンプを堪能してください。
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出典:unsplash.com