釣りに活躍する小型アイテムをご紹介
小型クーラーボックスのメリット
クーラーボックスは釣った魚の鮮度を保つために必須のアイテムです。特にアジングやメバリングといった小型の魚をターゲットにする場合は15L程度までのコンパクトなクーラーボックスが適しています。また、比較的軽量のため移動しながらの釣りでもさほど苦にはなりません。
種類が豊富
クーラーボックスは有名な釣りブランドや人気のアウトドアブランドが扱っていて多彩なラインナップがあります。キャンプや買い物にも使えるおしゃれなデザインの商品や、耐久性の高い座れるタイプなど魅力的なアイテムが満載です。
以下では小型クーラーボックスをハードとソフトのタイプ別にしてコスパの高いおすすめ品を紹介します（本記事は2023年3月29日の情報をもとに作成しました）。
クーラーボックスの選び方
1．用途に合ったサイズを
小型のクーラーにも5Lから15Lまでの種類があるので入れる魚に応じてサイズを選びましょう。ワカサギや小型の鮎をターゲットにするなら10L程度の容量でも十分ですが、体長が20cmほどになるアジやメバルを狙うなら15L程度のクーラーボックスが必要となります。
また、フルでドリンク類を入れる場合は5Lなら500mlペットボトルが4本、15Lなら12本程度というのを目安にしてください。
2．保冷力も重要なポイント
釣りをする時間によっても求められるクーラーボックスの性能が違います。使用されている素材にもよりますが、保冷時間の目安はソフトタイプなら半日から1日、ハードタイプは1日から数日というのが一般的です。また、魚を活かしておきたい場合はバケツを併用しておく方法もあります。ご自分の釣りスタイルに合った商品を探してみてください。
3．耐久性もチェック
ハードタイプのなかには耐久性の高い座れる商品もあります。イスの替わりにもなって便利ですが、座ることを前提としたアイテムではないため耐荷重の表示はありません。また、ハード型でも耐久性が低いものもあるので、どの程度まで座れるかどうか商品の口コミなどで確認しましょう。
保冷力の高いハードクーラーボックス2選
1．ダイワ・クールラインα3（GU1000X）
クールラインα3は大手釣り具メーカーのダイワが2022年にリリースしたクーラーボックスです。10L・15L・20L・25Lの4種類があり対象に応じたサイズを選べます。GU1000Xは10Lと最もコンパクトで小型の獲物を狙う初心者にも扱いやすいでしょう。
保冷力が高く耐久性も最強
白のベース色にロゴなどの差し色が入ったシンプルなデザインでカラーはレッドとグリーンから選べます。断熱材にウレタンを採用することにより氷を36時間保つ性能を確保（ダイワの独自指標）。価格は13,900円ほどとコスパも抜群です。また、補強されたボディはシリーズ最強の耐久性があり安心して座れます。
扱いやすい工夫が満載
クーラーボックスは500mlボトルなら8本も収納できる余裕があります。ふたは両開き構造で左右から開閉ができるのも便利なところです。小窓が付いているため内部の気温を保ったまま物の出し入れができます。また、ふた全体を取り外せる構造のためメンテナンスも楽にできるでしょう。
2．シマノ・フィクセルライト（12L）
人気釣り具メーカー・シマノのフィクセルシリーズのクーラーです。「ライト」タイプは断熱材に発泡ポリスチレンを採用したエントリーモデルで小型（9L）から中型（30L）までを展開。12L品はシマノ独自の指標で70時間保冷力を持続し、価格も15000円前後と高コスパです。
飽きのこないシンプルなデザインでピュアホワイトかライムグリーンの2色から選べます。
保冷力の高い開閉システム
発泡ポリスチレンを素材としているためハードタイプとしては軽量で手軽に持ち運びができるでしょう。また、ハンドルとショルダーベルトが同時に装着できるので付け替えが不要なのも便利です。ふたは手を放すだけでロックがかかる仕組みで、別に魚を投入できる小さな天窓も備えているなど冷気を逃しにくい工夫がされています。
たっぷり入って初心者にも扱いやすい
最大31cmと大型の魚も入る長さがあり、500mlボトルなら10本入れられます。また、大人が座れる対荷重設計がされていて耐久性も抜群。下部に装備された水抜きはダイヤル式のロックを解除するだけで簡単に開閉ができるなど扱いやすいのも魅力です。
軽量なソフトクーラーボックス2選
1．ロゴス・ハイパー氷点下クーラーM
アウトドアブランドのロゴスが扱うクーラーです。Mサイズは最も小型の12Lサイズで価格も9,800円ほどとハード型に比べリーズナブルな価格設定になっています。ほかにもL（20L）やSL（30L）、XL（40L）とサイズの種類が豊富です。
保冷力最強で手軽に使える
こちらのクーラーの魅力はアイスクリームが最大13時間も保存できるという最強の保冷力です。なお保冷力を発揮するには「氷点下パックGT-16℃」との併用が前提となっているため一緒に購入しておきましょう。
折りたためば縦横30cm・厚さ10cm程度になるため手軽に持ち運びができます。組み立てはファスナーを広げ、中からふたを取り出すだけなので初心者にも扱いやすいでしょう。
衝撃に強くデザイン性も抜群
本体は1kg以下と軽量でショルダーベルトも備えています。長手方向の内寸は26cmで500mlボトルが12本入るため、釣果が多い場合にも対応できるでしょう。表面は硬めの素材のためビン類を衝撃から守ってくれるのも魅力です。また、特徴的なメタルカラーは太陽光を反射し温度が上がるのを防いでくれます。
2．コールマン・エクストリームアイスクーラー/15L
コールマンのソフトクーラーで紹介する小型（15L）タイプ以外にも25L・35Lのラインナップがあります。約1日の保温力を確保していますが価格は4,950円ほどとピックアップする中で最も安くコスパは抜群です。
収納が多く釣りでの使い勝手が抜群
1kg以下と軽量で折りたたむと厚さ12cmになるので移動の負担にもなりません。フタの裏側にはメッシュの収納があり保冷剤入れとして活用できます。また、両サイドにはメッシュポケット、フロントにも大きめのポケットを備えているので、釣りの小物入れとしても重宝するでしょう。
ハード型のような小窓が付いた便利な商品
クーラーのふたはジッパーで開閉するスタイルですが、ふたの上にはベルクロ式の小窓が設けられているのが特徴です。そのため一般的なソフトタイプより物の出し入れがスムーズにできて暖気の侵入を防ぎます。また、ハンドルと肩掛けベルトの2WAY仕様のため持ち運びもしやすいでしょう。
小型クーラーを活用して快適な釣りを
クーラーボックスには多様なサイズがありますが、初心者の方は軽量で扱いやすい小型商品を試してみるのがおすすめです。保冷力が高く座れるハードタイプや折りたためて手軽に持ち運びができるソフトタイプ、他のアウトドアにも活用できるデザイン性の高いものもあります。
実際に釣り具店やアウトドアショップを巡ってお好みの商品を探してみてはいかがでしょうか。
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下には人気クーラーボックスの特集をリンクしました。座れるハードタイプはもちろん小型から折りたたみができるソフトタイプも多数ピックアップしていますのでご参考にしてください。
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出典：unsplash.com