SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
スノーピーク ギガパワー BFランタン
コールマン ワンマントルランタン
コールマン パワーハウス ツーマントルランタン
燃料式のランタンはどんなランタン?
オレンジの灯りが大きな魅力
ランタンには電池式と燃料式の2つの種類があります。電池式のランタンは主にLEDにより発光しており、燃料式のランタンと比べると白っぽい光のものもあります。一方、燃料式のランタンは仕組みが大きく異なりマントルと呼ばれる発光体を使用し実際に内部で燃焼していることから白色の光ではなく、温かみのある暖色になります。
そのため、室内で使用する照明とは雰囲気が大きく異なり、自然の中でも違和感のない灯りとして人気です。
製品寿命が長い
マントルランタンは寿命の長いところもポイントです。ランタン自体はメンテナンスや交換修理により末長く使用できます。そのため30年ほど前のビンテージランタンも人気です。ただし、マントル自体の寿命は保管状況や運搬状況により異なり数回の使用で交換が必要になる場合もあります。
使い方のポイントをご紹介
マントルの下準備について
ガス式とガソリン式では少し灯りの付け方が異なります。そのため、まずは共通するマントルの付け方のポイントを紹介します。マントルの上下に注意しつつ所定の箇所に取り付け、ライターなどを使いマントルを燃やしていきましょう。
燃やした後のマントルはもろくなるため、ライターがマントルに触れないように注意してください。また、空焼きしないとランタンとして機能しないため、マントル全体が燃えるようにまんべんなく燃やすことも大切です。
ガス式ランタンは手間がかからない
ガス式のマントルランタンの使い方はガス缶を取り付け、ガス調節用のつまみを回してガスを出した後に点火スイッチを押すだけです。これは一例で、製品によりガス缶の取り付けは方は多少異なりますが、基本的な使い方に大きな差はなくマントルランタンの中でも簡単に使用できる種類になります。
ガソリン式ランタンはポンピングが必要
ガソリン式ランタンの使い方はホワイトガソリンをタンクに入れて、ポンピングしてからマントルを空焼きしていきます。また、マントルを空焼きした後は、点灯時にもう一度ポンピングをして光を安定させましょう。こちらも一例なので、詳しい使い方は商品の取り扱い説明書を必ず確認して使用してください。
おすすめのガス式マントルランタン2選
1:カセットボンベが使用できるモデル
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
本品はガス器具会社のアウトドアブランドのSOTOから発売されている少し特殊なガス式のマントルランタンです。一般的なランタンのホヤ(ガラスグローブ)は透明のものを採用していますが、本品はクリアガラスとオレンジ色のツートンカラーになっている特徴的なデザインをしています。
ホヤのオレンジの面は、クリア部分と比べると虫が寄りつきにくい波長の光になるため虫が多い時期でも使いやすいランタンです。
虫が寄りつきにくくなる仕組みが豊富
本品は光を反射するリフレクターにも虫が寄りつきにくくなる工夫が施されているのが特徴。例えばリフレクターで光の方向を制限することで、虫が飛来してくる森や川側への照射を制限できます。森や川などの虫の生息地への光を制限することで、虫の飛来を軽減する効果が期待できるでしょう。
また、リフレクターにはベープマットなどの蚊取りマットが挟めます。そのためランタンを点灯した際に自動的に成分を拡散して虫を寄り付きにくくしてくれます。
2:コンパクトで携帯しやすいモデル
スノーピーク ギガパワー BFランタン
本品はOD缶を使用するマントルランタンです。本品は自立するOD缶を土台に直結するため本体サイズがコンパクトになるところが大きな魅力です。
また、サイズ小さいですが光量は170W相当と明るく、本品は持ち運びに便利な専用ケースが付属する点もポイントです。マントルランタンはガラス製のホヤ、マントルなどの壊れやすい部品が多いためケースの有無は非常に重要な要素になります。
点灯しやすいモデル
本品はスノーピークの小型マントルランタンの中でも点灯しやすいモデルの一つです。スノーピークの小型ランタンには点火装置が付いていないモデルもありましたが、本品は最初から点火装置がついているため簡単に点灯できます。また、標高の高い場所など点火装置が使えない場合はライターなどでも点火できる点も便利です。
おすすめのガソリン式マントルランタン2選
1:定番の人気ランタン
コールマン ワンマントルランタン
コールマンはランタンから始まったブランドです。そのため、同社のランタンはガソリン式でもガス式でも定評があり人気があります。
その中でも本品は、コールマンの定番のガソリン式ランタンの比較的小型のモデルです。ガソリン式なのでポンピングによる加圧の手間はかかりますが、寒い時期や場所でも安定して点灯し、130W相当もの明るさがあるため冬のソロキャンプや、少人数のグループキャンプにもおすすめです。
長時間使用できる
本品はガス式とは燃料の種類が異なるため長時間使用できるところもポイントです。また、燃料タンクは最大で590ccまで入り燃焼時間は7.5~15時間にもなるため明るさを調整して使用すると連泊も楽します。そのため続けて何日もキャンプをする方にも向いています。
さらに本品は持ち運びに便利なケースも付属しており、別途ケースを購入しなくても運搬しやすい点も大きな魅力です。
2:明るいツーマントルモデル
コールマン パワーハウス ツーマントルランタン
前述したモデルと似ていますが、仕組みが異なりマントルが2つあるランタンです。そんのためマントルの交換作業などは単純に考えると倍になりますが、光量が非常に高くより明るくなったモデルになります。
前述したモデルよりも大きく燃料タンクの容量が940ccと増えています。しかしマントルの数も増えているため、連続使用時間は7~14時間とあまり差がない点には注意しましょう。
ファミリーキャンプでも使いやすい
本品は紹介してきたランタンの中でも最も明るいモデルです。そのためファミリーキャンプでも使いやすいランタンなります。メインランタンとして十分活用できるランタンとなるためソロキャンプには少し明るすぎる場合もあります。そのため、状況に応じて適度に光量を調整するといいでしょう。
燃料式ランタンの注意点をご紹介
純正マントルを使う
さまざまなブランドから数種類のマントルが発売されていますが、基本的に互換性はなく代用して使うことはできません。また、代用できても炎上などの事故を引き起こす原因になる場合もあるため純正マントルを使用するようにしましょう。
ランタンを使用する前にマントルに穴が開いていないかよく確認して、異常がある場合はきちんと交換して使いましょう。
付け方は製品により異なる
マントルは同じように見えて形状や大きさが異なります。そのため製品ごとにマントルの付け方が変わります。誤った付け方では暗かったりマントルの破損に繋がるため、取り扱い説明書を必ず参考にしてマントルを正しく付けましょう。
燃料も純正品がおすすめ
ガス缶や燃料はマントル以上にさまざまな種類が発売されています。ガス缶や燃料はメーカーが異なる場合でも代用ができます。しかし、一般的はメーカー純正品が推奨されており他社のガス缶を使用した場合は保証などが受けられない場合があります。どうしても他社の製品で代用する場合は自己責任のもとで運用しましょう。
燃料式の照明器具だからこその魅力が豊富
初心者の方がいきなり燃料式のランタンを使うのは難しいとされていますが、マントルの取り扱い方や仕組みなどを理解すると、メンテナンスや交換修理もしやすく末長く使える便利なランタンになります。
また、点灯している最中に鳴る燃料式ランタンの独特な音や、炎とマントルによる暖色の光はキャンプライフを豊かにしてくれます。このように魅力が多いためキャンプ初心者からステップアップするための道具としてもおすすめです。
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