2021年11月に焚き火デビュー!
焚き火台を持っていたものの、当時はバーベキューコンロとして使うことが多かったように思います。しかし、冬キャンプ企画を機に焚き火を頻繁に行うようになりました。
デイキャンプで焚き火デビューしましたが、具体的なやり方を調べずに雰囲気で行ったため、上手く燃えずに失敗しました。失敗した原因は、太い薪をそのまま使ったことです。
ガスバーナーで何度も直接炎を当てても、着火できませんでした。
失敗したポイント
・薪は太いままじゃ燃えないことを知らなかった
・焚き火に適したハンドアックスやナイフがなかった
・着火剤を使わなくても燃えると思っていた
12月のソロキャンプでリベンジ
翌月には、ハンドアックスを始めとした焚き火の道具をそろえてリベンジ。小さな薪をたくさん作って少しずつ火を大きくしていく工夫を覚えました。
しかし、まだこのときは焚き火の美しさに見惚れるばかりで、思うようにコントロールできなかったのが正直なところです。
また、冬の寒さに焚き火の温もりが心地よかったこともよく覚えています。
上手くいったポイント
・薪の太さを調節できるようになった
ファイアーディスクソロを導入
2021年の大晦日にコールマンの「ファイアーディスクソロ」を購入しました。ソロキャンプの機会が増えることや、携行性が高いアイテムを探していたことなどが購入するきっかけとなりました。年が明けて2022年のキャンプ始めで使用。
薪の長さを上手に調整する方法を理解していなかったため、サイズが大きい薪をそのままくべていたことが思い出されます。
失敗したポイント
・薪の長さの調整法を知らなかった
・ファイアーディスクソロを使いこなせなかった
ユニフレーム「ファイアグリル」に回帰
薪の長さ調節が上手くできなかったことから、再び「ファイアグリル」を頻繁に使用するように。今なら薪を割って、手で折ればいいとわかりますが、そのときには思いつくこともありませんでした。
また、大型の焚き火台は火力を簡単に高められるため、調理にも使いやすいことや暖を取るのに適していたことも「ファイアグリル」を使っていた理由です。
しかし、湿った薪を使い、雨降りの中で焚き火をしたため、煙がたくさん出てしまった失敗もしました。
上手くいったポイント
・大きい焚き火台を使うことで薪の長さを考えなかった
失費したポイント
・薪を湿気らせてしまった
2台使いで便利で快適に
息子とデュオキャンプに出かけた際、焚き火台を2つ同時に使用してみました。1台は焚き火用に、もう1台はバーベキュー用と使い方を分けると非常に快適なキャンプが楽しめます。この頃から、薪の種類や太さを上手に使い分けられるようになったと思います。
上手く行ったポイント
・状況に応じて焚き火台を使い分ける工夫を理解した
・薪の種類・長さの使い方がわかった
ファイアーディスクソロを頻繁に使うように
火力の調整方法、薪の使い分けを覚えたら「ファイアーディスクソロ」を頻繁に使うようになりました。コンパクトな焚き火台は携行性が高く、持ち運びやすいのは大きなメリットです。
2023年2月には、ファイアースターターや火吹き棒を使って焚き火をできるようになりました。
上手く行ったポイント
・火種の扱い方や着火方法への理解が深まった
失敗も楽しみとして
焚き火だけではなく、キャンプに関連するテントの設営やシチュエーションに合わせた対応など、経験しなければわからないことがたくさんあります。
事前に知識を頭に入れて出かけたとしても、手を動かさなければ身につきません。私のことを例に挙げると、焚き火台の大きさに合わせた薪がなければ、折ればいいという当たり前のことさえ思い浮かびませんでした。
知っておくだけでいい
焚き火を楽しむ前に動画や本、Webサイトで情報収集することが多いと思います。たくさん知識をインプットして臨むことは大切なことです。
しかし、知識ばかりが先行しないように注意しましょう。楽しむ前に疲れてしまいます。上手くやることばかりに意識が向いてしまうと、キャンプの目的を見失ってしまいがちです。
知識を事前収集する場合は、頭の片隅に置くくらいを目処にしてトライ&エラーを繰り返すと、いつのまにかできるようになっていることがたくさんあります。
焚き火を失敗しない3つのポイント
1.薪割り
薪は太いままだと乾燥していても上手に燃えません。そのため、適した太さに割る作業が必要です。一般的には、それなりの太さに整えられた薪の束が販売されています。この薪を適した太さに割るときには、道具を使い分けることがおすすめです。
太い薪は、斧を使うと力を入れなくても割れます。しかし、焚き付けに使う細い薪は安定して立てられないため、難しいかもしれません。
そんなときはナイフを使用するとよいでしょう。割り方はどちらも同じです。大きく振りかぶるのではなく、薪にブレードを食い込ませます。食い込んだら薪を地面に打ちつける/ナイフの背を薪で叩くようにしましょう。
2.薪の種類
薪は針葉樹と広葉樹の2種類に分けられます。それぞれの木を細かく見ると以下の通りです。
針葉樹:スギ・マツ・ヒノキ
広葉樹:カシ・ケヤキ・ブナ
また、特徴についても理解しておくと状況に合わせて使い分けられるようになります。
針葉樹:燃えやすいが、すぐに燃え尽きてしまう。簡単に薪割りできる
広葉樹:火力・火持ちがよい。密度が高いため割れにくい
使い分けの例を挙げると、火付けの段階では針葉樹を細く割ったものを使うとよいでしょう。火が安定したら広葉樹の太い薪をくべると、継ぎ足す回数を減らせます。
3.炎は少しずつ大きくする
焚き火は、少しずつ大きくするような意識で行うと失敗しません。薪をくべる順番には、以下のようなものが挙げられます。
種火→焚き付け用の細薪(直径2cmくらい)→中くらいの薪(直径5cmくらい)→太い薪(直径10cmくらい)
焚き火台に中くらいの薪を空気が通るように組み、中央部分に細薪を何本か置きます。さらに、種火となる着火剤や麻縄をほぐしたもの・薄く削った木屑などを底の部分に置きましょう。
このときに燃えにくい太さの薪をくべてしまうと、不完全燃焼を起こしてしまったり焚き火自体が消えてしまったりする原因です。
ポイントを知って焚き火を楽しんでみよう!
ライターの焚き火遍歴から、失敗しないためのポイントについて解説しました。私は、誰もが最初にやってしまいがちな失敗をすべてしてきたような気がします。そんな私が思う焚き火を失敗しないポイントは以下の3つです。
・ハンドアックスなどで薪を適した太さにする
・薪の種類で燃え方が異なることを知る
・火は少しずつ大きくするように意識する
この3つを理解できれば、どんな状況でも火力を自分の思うままにコントロールできるようになります。ポイントを知って焚き火を楽しみましょう!
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出典:ライター撮影