チェアリングからデイキャンプへ楽しみ方を広げる3つのコツ
1:装備を増やす
チェアリングからデイキャンプを増やすには、チェアだけでなく焚き火をするアイテムが欠かせません。以下のアイテムをそろえましょう。
焚き火台:直火で焚き火できる場所は少ない。安価でも構わないのでステンレス製のものを選ぶ
ライター:着火するのに欠かせない。100円ライターでも可能
火バサミ:燃えている薪を動かすのに必要。こちらも100均で購入できる
スパッタシート:焚き火台の下に敷く難燃性シート。地面の保護に役立つ
シースナイフかハンドアックス:薪を燃えやすい太さにするために必要。折りたたみ式ナイフはNG
いずれのアイテムも小さくて持ち運びやすいものを選ぶとよいでしょう。
焚き火に必要なアイテムの詳しい情報はこちらから
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2:ルールを確認する
焚き火やバーベキューなど、火を扱える場所は限られます。そのため、事前に焚き火をしても問題ない場所を探すことは重要です。
以下のような探し方をおすすめします。
・なっぷなどでキャンプ場を検索
・ネットにて「焚き火 〇〇(訪れたい地方) 無料」
チェアリングは公園や河原でも楽しめます。しかし、火を扱うとなると訪れる場所のルール確認が重要です。インターネット上の情報でわかりにくければ、事前に電話やメールで問い合わせてから訪れるようにしてみてください。
3:色々試してみる
実際にフィールドへ訪れたら、安全を第一にいろいろと試してみましょう。事前にYouTubeなどで勉強しても、知識を得ていることと実践では違う場合がほとんどです。
私自身も昨年は、太い薪が燃えにくいことを理解できずに苦労しました。失敗も楽しみと考えて思いついたことにチャレンジしてみてください。
この3点を注意しよう
1:場所選びが一番大切!
ルールの項目でも解説しましたが、場所選びはとても重要です。焚き火NGのスポットで火器を使用すると、マナー違反だけでなく、警察に注意されることもありえます。
また、火器を使用できる場所でもエリアが区切られていたり、直火が禁止されていたりと詳細なルールが決められていることがほとんどです。
もしも、火を使ってもよいか不安な場合は、施設管理者に問い合わせてから訪れるようにすると安心です。
2:火の粉に気をつけよう
焚き火をしていると、薪が爆ぜたり風で火の粉が舞ったりすることが当たり前です。基本的な注意をしていれば影響はありませんが、ちょっとした不注意でギアにダメージを与える可能性も考えられます。
たとえば、ダウンジャケットやチェア、タープなどに火の粉が付着すると熱で穴が空いてしまうおそれも考えられるでしょう。ライター自身も多くのギアに穴を開けています。
ギア・衣服にダメージを与えないためには
このような事態を予防する対策としては、コットン素材のギアを使用したり風下に立たないようにしたりすることなどが挙げられるでしょう。折角購入したギアに穴を開けてしまうと、悲しい思いをしてしまうため、注意が必要です。
3:後始末は確実に
焚き火は、着火してから消し終わるまで気を抜かないようにしましょう。よくある失敗としては「消えているように見えても、実際には燃えている」ことが挙げられます。ライター自身も見た目では「完全に消火している」と思い、後片付けをしていると危ない目に遭ったことが数回ありました。
完全消火するには、以下の2つの方法があります。
真空状態にする
水に浸ける
具体的な消火手順
真空状態にする場合は、火消し壺を利用しましょう。消火後の薪がまだ燃やせる状態であれば、保存しておくと火付きがよい「消し炭」として再利用できます。
また、水に浸ける場合はバケツやペットボトル、ビニール袋に水を張って炭を入れて完全消火しましょう。消火後は、温度が下がったことを確認して、しっかりとゴミ袋に密閉して適切に処分してください。
チェアリングに焚き火の楽しみを加えてみよう!
チェアリングに焚き火を加えると、デイキャンプの楽しみを簡単に加えられます。そのため、チェアに座っているだけでは物足りなくなった人におすすめしたい楽しみ方です。
しかし、好きな場所に座ってアウトドアを楽しむチェアリングと異なり、気をつけたいポイントが複数あります。チェアリングに焚き火台を加えて楽しみの幅を広げたい人は、ぜひこの記事で紹介した、コツや注意点を参考にしてみてください。
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出典:ライター撮影