BUNDOK(バンドック) LED ランタン BD-275
DOD LED ソーラー ポップアップ ランタン
エッグシェルランタン FIELDOOR
リチャージャブルハンギングランタン
キャンプには明かりが必須
夜は真っ暗になる
キャンプ場なら野営と比べると明るい場所がありそうですが、テントサイトに常夜灯があるキャンプ場はほとんどありません。そのため、明かりがないと日没後は真っ暗になり食事を作ったり、不要なものを片付けるなどの作業が難しくなります。特に近隣に他のキャンパーがいない場合は真っ暗になると心がけておきましょう。
このように野営と比べ設備が整っているキャンプ場でも明かりは必須です。
懐中電灯での代用は可能?
ランタンを買わなくてもハンディライト(懐中電灯)で代用できないか考えている方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと代用は難しいでしょう。というのもハンディーライトは一定の方向を強く照らせる明かりです。一方ランタンは一定の方向だけ強く照らすことはできませんが、周囲を照らしてくれます。
また、ハンディライトは吊り下げることも難しく、作業中に片手が塞がるためランタンの代用品として使うのは難しいと言えるでしょう。
テント内で使用できる照明とは?
安全性が重要
ランタンにはガスやガソリンなどの燃料を使用するモデルと電池や充電池を使用するモデルあります。どのランタンも明るくキャンプで使いやすいモデルですが、テント内と限定すると使用できるランタンはLED式がおすすめです。
燃料を使用しているランタンは酸素が必要になり、通気性の悪い場所で使用すると一酸化炭素中毒になる可能性があり閉所には向きません。一方、LEDは電気で発光するため閉所でも問題なく使用できます。
可燃物の近くでも安心
一般的なタープやテントに使用されている生地は燃えやすい化繊です。そのため、実際に燃えている燃料ランタンを使用するとテントに引火した際に一気にテントが燃え上がる可能性があります。
一方、電池式のLEDランタンは燃焼しているわけありません。そのため可燃物の中や近くでも使用できます。また、ランタン本体も熱くならないため不意に触っても火傷せず、小さな子供がいる家庭でも安心です。
照明器具の選び方をご紹介
明るさ(ルーメン)を確認
一言でLEDランタンと言っても暗いものから明るいものまでさまざまなものがあります。例えば家庭のトイレで使用される40W白熱電球に相当するLEDの明るさはおよそ480ルーメン程度です。ソロキャンプ用の小型テントならトイレよりも空間が狭いため、半分程度の200ルーメンほどあれば過ごせるとされています。
広いファミリーキャンプでは300ルーメン前後のランタンを複数使うと対応できるでしょう。
多機能なものが多い
電池や充電池(バッテリー)方式のLEDランタンは燃料式のランタンにはない機能性の高いモデルもあるため購入前に確認しましょう。例えばソーラーパネルで充電できたり、モバイルバッテリー機能を兼ね備えスマホに給電できるものなどがあります。
また、多機能なものはボタン操作などのUI(ユーザーインターフェース)を一緒に確認しておかないと、メーカーにより操作方法が変わります。
持ち運びやすさやデザインも大切
テント内で使うランタンは明るさも大切ですが、サイト全体を照らすメインランタンと異なり雰囲気のよさ、持ち運びやすさ(サイズ感)なども大切です。一般的に白色の明かりよりも暖色の明かりのほうが、キャンプの特別感や非日常感が楽しめます。
電池式のテント内で使用できるランタン2選
1:シンプルなモデル
BUNDOK(バンドック) LED ランタン BD-275
本品はBUNDOKが発売する非常にシンプルな電池式のランタンです。ガスランタンのようなデザインに加え暖色のLEDを採用しているモデルとなっており、アウトドア特有の雰囲気を演出してくれるでしょう。
本品はダイヤルを回すだけで簡単に調光できるシンプルなUIを採用しており、子供でも扱いやすいことからキャンプだけではなく防災用グッズとしてもおすすめです。
軽量で低価格なランタン
明るさは最大で220ルーメン。そのためファミリーキャンプ用のの大きなテントを1灯で照らすのは難しいでしょう。その分コンパクトで使用する電池も細い単4電池のため、電池を含んだ重量は約534g程度と軽いところも大きな魅力です。
また、本品は低価格なランタンとなっており安い場合は1500円程度で購入できるところもポイントです。このように低価格なため、キャンプデビューで予算を抑えたい方にもおすすめです。
2:2WAY仕様のランタン
DOD LED ソーラー ポップアップ ランタン
本品は、DODが発売するコンパクトなランタンです。最大の特徴は、アルカリ電池にもエネループやインパルスなどの充電池にも対応した2WAY仕様になっている点です。
燃料式のランタンと比較すると高さを抑えたデザインを採用しています。また、ホヤ部分が柔らかい素材でできているため小さく収納して持ち運びできます。そのため公共交通機関を使用した徒歩でのキャンプや、自転車でのキャンプなどさまざまなスタイルでおすすめです。
ソーラー発電機能付き
ポップアップランタンの上部にはソーラーパネルがあるため、充電池に入れ替えることでソーラー発電ができます。通常の電池だと長時間すると暗くなっていきますが、日中にソーラー発電をしておくと前日の夜に消耗した電力を賄えるため再び明るい状態で使用できます。
このように日中に充電できる機能は、連泊などでランタンを長く使用したときに非常に便利な機能です。ただし、日光が届き辛いテント内では十分に充電できない点に注意してください。
携帯性の高さが好評
本品は暖色のランタンとして使用できる所やグローブ分がジャバラ式になっており小さく折り畳める持ち運びやすさが高く評価されています。電池を含めた総重量でも233g程度と非常に軽く徒歩や自転車などさまざまなキャンプスタイルで持ち運べるでしょう。そのため車を使わずにアウトドアを楽しむ方にもおすすめです。
暖色系は落ち着いていてよいです。
蛇腹をたたむと小さくなるし良いです。
繰り返し使用できる充電式ランタン2選
1:おしゃれなデザインで明るいランタン
エッグシェルランタン FIELDOOR
本品はFIELDOORが発売するどんぐりのような丸い形やスチールパーツが目を惹くデザインの充電式のLEDランタンです。テント内で使用する照明としては明るめの最大で380ルーメンとなります。そのため、小型テント内では眩しくないように適切に調光しましょう。
見た目はレトロなランタンですが、LED式のため白色と暖色の切り替えにも対応しているため、はっきりと照らしたいときは白色を使用し、雰囲気を重視したいときは暖色を使用するといいでしょう。
使いやすいUSB充電式
本品はUSBから給電できるため、充電池用の充電器は不要となりスマホ感覚で充電できます。また、連泊などではモバイルバッテリーからの給電に対応しているため、非常に使い勝手のいいモデルです。
機能面も充実しており、雨により呼称しないようにIPX4の防水性能を持ちます。さらに、バッテリー残量が分かるインジケータや便利なカラビナフックが付属するためテーブルに置いてもスタンドやフックに吊り下げても使用できます。
テント内をおしゃれにしてくれるアイテム
本品はデザイン性が高いだけではなく、機能性の高さもきちんと評価されているおすすめランタンです。バッテリー式にのため電池式よりも長時間使用でき、光量もあるためテントが大きいファミリーキャンプや連泊でも活躍できる点が大きな魅力になります。
クラシックな雰囲気もあるシンプルなLEDです。
形がすっきりしているので、ケースにしまいやすい。
明かりの種類は必要最低限ですが、十分。明るさもバッチリ。
2:携帯しやすいコンパクトモデル
リチャージャブルハンギングランタン
コールマンの新型充電式ランタンとなっており、一般的なフックと異なり開いているオープンタイプフックを採用しています。そのため気軽に引っ掛けたり、吊り下げたりしやすいモデルです。
また、本品は直径12×13cmと小型ですが、専用のバッテリーを使用しています。そのため、最大で約400ルーメンと非常に明るいところも大きな特徴です。このように明るいためファミリーキャンプでのサブランタンとしても活躍します。
明るく見える
本品はウォームライトのように強い暖色ではなく、白い色味が強いライトです。同じ明るさだと暖色よりも白色のほうが明るく見えるためウォームライトの400ルーメンに慣れている方が見ると非常に明るく見えるでしょう。そのためテント内で作業する時にもおすすめです。
また、明るさの変更にも対応しておりテントの大きさに応じて簡単に照度を変えられるところも大きな魅力です。
さまざまなシーンで活躍
本品はフックがオープンタイプのためさまざまな場所で活躍してくれるランタンとして高く評価されています。また、重量が270gしかないため枝などにも簡単に吊り下げられるようになっており、アウトドアだけではなく庭やベランダの照明としても人気です。
明るさは調整できてフックがついているので主人が作ってくれたランタンフックに掛けたり、木の枝に掛けてみたりして使用しています。
LEDランタンの注意点
電池を入れたままで長期保存しない
電池を使うモデルは電池を入れたまま長期間保管しないように注意しましょう。乾電池は長期保管すると自然と放電されていき使いたい時に使用できなくなる可能性があります。また、使わないまま長期保管すると液漏れする可能性があります。
電池に使われている電解液は毒性が強いため、液漏れしている場合は素手で触らないようにしてください。また、口や目に入らないように保護メガネやマスクを着用して掃除するように心がけましょう。
液漏れの対象方法とは
液漏れをした場合は電池ボックスから電池と液漏れにより生じた汚れを取り除く必要があります。前述したようにゴム手袋で保護したあとはティッシュで汚れを拭いていきましょう。また、汚れがひどい場合は濡らしたティッシュや不要なタオル濡らしてを使うと電解液を分解してくれるため、きれいに拭き取れます。
充電式は定期的な充電を
充電式ランタンで使用されているリチウム電池は、過放電してしまうとバッテリー性能が一気に低下し連続使用時間が短くなる可能性があります。そのため、充電式ランタンは半年に一度は充電するようにしましょう。また、フル充電での長期保管もバッテリーを痛める原因になります。そのため、4割程度の残量で保管するとバッテリーの寿命も長持ちします。
安全性を重視するならLEDランタンにしよう!
テント内でランタンを使用するには安全性が非常に重要です。LEDランタンは燃料を使用せず熱くなることも酸欠になることもないため、さまざまなアウトドアで活躍できます。
例えば防災グッズとして災害へ備えたり、庭やベランダの照明として利用きます。また、ウッドテーブルに置いても問題なく使用できるため非常に便利です。燃料式ランタンとは特性が大きく異なるため、燃料式ランタンを持っている方にもおすすめです。
ランタンが気になる方はこちらもチェック!
LEDランタンも進化してきて明るくなっていますが、燃料式ランタンは明るく揺らめく趣のある明かりになるため人気があります。そのため、当サイトには燃料式ランタンに関するさまざまな記事が豊富にあります。よかったらチェックしてください。
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出典:unsplash.com