グランピングは料理にこだわることが大切!
初心者も気軽に楽しめるグランピング
グランピングとは「グラマラス」と「キャンプ」を組み合わせた造語で、テント設営などの手間をかけず初心者でも気軽にキャンプを楽しめるスタイルのことを指します。近年はグランピング系の宿泊施設も増え、自由に食材を持ち込みできる場合もあるため、料理にこだわるのがおすすめです。
人気料理でグランピングを満喫しよう
本記事では、初心者でも簡単に調理できるグランピング向きの料理を紹介します。バリエーション豊かなキャンプ飯の中でも、特にグランピングにぴったりな料理を厳選しました。レシピ選びにこだわって、グランピングを満喫してみませんか。
意識したい!キャンプ飯の3つのポイント
①:参加メンバーを考慮に入れて食材を決める
食材選びの際に意識しておきたいのが参加メンバーです。例えば、食べ盛りの子どもが参加する場合は、ボリューム感のある肉に加えてご飯ものやパスタなどの主食系も揃えておくと、しっかりと満足できます。
子どもは参加せず、大人中心のグランピングならお酒のお供になるおつまみや、最後のシメとして食べられる主食系を用意しておくとよいでしょう。このように、参加者の好みに合わせて食材選びをすると満足度の高いグランピングメニューになります。
②:ダッチオーブンやスキレットを活用
グランピングの料理は、美味しいだけでなくおしゃれであることも大切です。ダッチオーブンやスキレットといった調理器具は、機能性が高いだけでなく見た目もおしゃれなため、そのままテーブルに出しても素敵でしょう。施設によってはデザイン性の高い調理器具や食器類を貸し出していることもあるため、事前に確認するのがおすすめです。
③:現地での調理は簡単に
現地で1から調理を始めようとすると想像以上に手間や時間がかかることがあるため、自宅で下準備を済ませられるレシピを選ぶのもポイントです。現地では焼いたり煮たりするだけで完成する料理であれば、初心者でもスムーズに調理を済ませられるでしょう。調理工程も意識してレシピ選びをしてみてください。
豪華に仕上がる!メイン系のレシピ2選
①:ダッチオーブンのローストチキン
ローストチキンはオーブンがなければ作れないイメージがありますが、実はダッチオーブンを使えば簡単にジューシーなチキンに仕上げられます。ダッチオーブンでじっくりと加熱することで旨味が濃縮され、ワンランク上の味わいになるでしょう。
丸鶏の下準備を事前に済ませておけば、現地ではダッチオーブンで焼くだけでよいため、初心者でも簡単に調理できるのも嬉しいポイントです。豪華な見た目で、誰もが喜ぶグランピング料理になります。
芋類を一緒に焼くのがおすすめ
丸鶏を全体的に水洗いし、クッキングペーパーで水気を拭き取ります。クレイジーソルトの1/3を丸鶏の内部に、残りを外側にすり込んで下味をつけ、30分以上置いてください。玉ねぎと芋は皮を剥き、網を敷いたダッチオーブンに並べておきます。
玉ねぎと芋もチキンと一緒に焼くことで、副菜も同時に作るのがポイントです。丸鶏もダッチオーブンに入れたら下火7:上火3の割合で5分ほど加熱します。時間が経過したら、下火2:上火8にして焼き目をつけたら完成です。
丸鶏(1キロ) 1匹
塩 片手1にぎり
クレイジーソルト 大2
オリーブ油 大4
いも 小5こ
玉ねぎ 小2こ
ソースを作る場合
トマト 大1個かトマト缶
ニンニク 1片
さらに詳しいレシピはこちら
②:ジューシーなBBQスペアリブ
大人から子どもまで人気の高い料理を取り入れたい時は、スペアリブがおすすめです。醤油やみりん、はちみつなどで甘辛く味付けすることで、子どもはご飯のお供として、大人はお酒のおつまみとして楽しめます。
事前にスペアリブに下味をつけておけば、現地では焼くだけでメイン料理が完成するため、手間をかけずに豪華な料理を作りたい時にもぴったりです。ジューシーで食べ応えのあるスペアリブなら、誰もが美味しいと喜んでくれるでしょう。
フォークで穴を刺して味を染み込ませるのがコツ
まずはフォークを使い、スペアリブ全体に穴を空けていきます。穴を空けることで調味料が染み込みやすくなるのがレシピのコツです。フォークで下処理をしたスペアリブに塩胡椒をふりかけ、置いておきます。
ニンニクと生姜のすり下ろし、醤油、白ワイン、みりん、砂糖、ハチミツをジッパー付き保存袋に入れたら、スペアリブも加えて揉み込みんでください。袋を密閉し、冷蔵庫で一晩寝かせます。当日、バーベキューグリルでスペアリブを焼いたら完成です。
スペアリブ 500g
塩・胡椒 適量
◉醤油 大さじ2
◉白ワイン 又は 酒 大さじ3
◉みりん 大さじ1
◉砂糖 小さじ1
◉はちみつ 大さじ1
◉生姜 (チューブ可) 1片
◉にんにく(チューブ可) 1片
さらに詳しいレシピはこちら
満足感バッチリ!主食系のレシピ2選
①:旨味たっぷりなシーフードパエリア
見栄えのする主食を作りたい時は、パエリアがぴったりです。パプリカなどの野菜を並べることでカラフルな見た目に仕上がり、グランピングにふさわしい華やかな料理になります。
パエリアと言えば専用の鍋を使うイメージがありますが、普段使っているフライパンやスキレットでも十分に美味しく作れるのも嬉しいポイントです。身近な調理道具を使って豪華な主食を作りたい時は、ぜひパエリアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
シーフードミックスで手間を減らそう
フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りのニンニク、玉ねぎ、シーフードミックスの順に炒めます。シーフードミックスを使えば魚介類の下処理の手間が減るため、初心者でも気軽にパエリアを作れるでしょう。
シーフードに火が通ったら別皿に取り分けておき、フライパンで米を炒めます。調味料類を入れて軽く混ぜ、アルミホイルの蓋をしたら沸騰後10分ほど炊飯してください。炊飯後、シーフードとパプリカを乗せて再び10分加熱し、蒸らしたら完成です。
生米 1合
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2かけ
シーフードミックス(冷凍) 150g程
パプリカ 適量
(お好みで)パセリorイタリアンパセリ 適量
(お好みで)レモン 適量
オリーブオイル 大さじ2
☆白ワインor酒 大さじ2
☆塩・胡椒 適量(しっかりめ)
☆水 300cc
☆トマトソース 50cc
(あれば)サフラン 適量
(お好みで)アウトドアスパイス 適量
さらに詳しいレシピはこちら
②:濃厚トマトミルクパスタ
おしゃれなキャンプ飯を作りたい時は、パスタもおすすめです。フライパン1つで作れるレシピであれば、パスタを茹でるためにお湯を沸かす手間がなくなるため、グランピングでも簡単に取り入れられます。
トマトソースに牛乳を加えてまろやかな味わいに仕上げたトマトミルクパスタは、大人から子どもまで好きな味を楽しめるのが魅力です。ベーコンやしめじも入れることでボリュームアップし、満足感の高い主食になるでしょう。
パスタに焦げ目をつけて風味を出す
ベーコンは1cm幅に切り、しめじは石づきを取って小房に分け、ニンニクは芯を取って潰します。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火で熱し、輪切り唐辛子を加えて軽く火を通したら両方とも取り出してください。
フライパンにケチャップとトマト缶のピューレを入れて加熱したら、パスタを平らに広げて焼き目がつくまで熱を入れます。お湯と潰したトマトの果肉を入れて加熱した後に、牛乳、しめじ、ベーコンを加えて水分を飛ばし、塩胡椒で味を整えたら完成です。
スパゲッティ 160g
しめじ 100g
ベーコン 2枚(40g)
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
輪切り唐辛子 適量
トマトケチャップ 大さじ3
ホールトマト缶(ピューレ漬け) 1缶
牛乳 100ml
塩・胡椒 適量
さらに詳しいレシピはこちら
料理を工夫してグランピングを楽しもう
簡単に作れる豪華なグランピングレシピを覚えておけば、みんなでアウトドアを楽しみたい時に役立ちます。料理を決める時は参加メンバーを確認し、好みの食材を使うように意識すると満足感のあるメニューに仕上がるでしょう。
また、自宅で事前に用意を済ませ、現地での調理工程を減らすための工夫も必要です。さらに、おしゃれな調理器具や食器にこだわれば、写真映えもバッチリな料理になります。ぜひ、グランピングでリッチなアウトドア料理を堪能してみてください。
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近年の人気を受けて、全国では宿泊可能なグランピング施設が続々とオープンしています。関連記事では食材の持ち込みOKや手ぶらBBQなど、利便性の高いグランピング施設を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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