シマノ スピニングリール 19 ストラディック 4000
アブガルシア シーバス スピニング ロッド
シーガー ライン PEライン シーガーR18
ピックアップ サイドプレス 160F
ランカーシーバスを釣るためには工夫が必要
釣れる確率は5〜10%のランカーシーバス
ランカーシーバスとは、80cm以上の大型サイズのスズキのことです。警戒心が強い上級者向けの魚として知られており、釣れたスズキのうち5〜10%ほどの確率しかヒットしないと言われています。そのため、ランカーを釣る確率を少しでも上げるためには事前にしっかりとした準備を整えることが大切です。
ランカーシーバスの釣り方をチェックしよう
本記事では、ランカーシーバスを釣る時にチェックしておきたい攻略ガイドを紹介します。ポイントの選び方やおすすめタックル、釣り方のコツまで、ランカーを釣り上げるために必要な情報を集めました。攻略方法を確認した上で、シーバス釣りを楽しんでみませんか。
釣れる確率を上げるポイントの選び方
河川は河口から中流域を狙う
河川は、最もランカーと出会う可能性が高いと言われているフィールドで、主に河口から中流域に狙いを定めるのが基本です。大型のスズキは深い場所を好んでじっとしていることが多いため、瀬尻などの深部でランカーのポイントに当たることがあります。
また、河川によっては渓流魚が泳いでいるような場所にもランカーがいる場合があるでしょう。なお、河川はランカーを狙う釣り人が多く集まるため、早めに到着して場所の確保を行うのがおすすめです。
サーフは離岸流、磯は沖に張り出した場所がおすすめ
サーフは河川と比べて難易度が高い場所ではありますが、離岸流を見極めることで釣れる確率を上げられます。離岸流とは、岸に向かう波が1点に集まり、沖に向かって流れを変える潮の流れのことです。
離岸流は潮の流れと地形の変化の両方がある場所に起きやすく、海底が少し深くなっていることが多いため、ランカーが釣れる可能性も高まります。なお、磯の場合は沖に張り出した岬のような場所にランカーが集まる傾向があるとされているため、チェックしてみてください。
港湾部やボート釣りでは大型のベイトを意識する
港湾部でランカー狙いの釣りをする場合は、大きめのベイトフィッシュがいる場所を中心にするとよいでしょう。ただし、港湾部は基本的に小型サイズのシーバスが多いと言われているため、本格的にランカーを釣るなら河川へ行った方が確率が上がります。
ボートで海釣りをする場合は、ランカーが好むコノシロが集まる場所をポイントとするのが基本です。また、釣り船の船長さんの指示に従うのも1つの方法として挙げられます。
大型を狙うためのおすすめタックル4選
①:アブガルシア シーバスロッド ベイト
アブガルシア シーバス スピニング ロッド
大型のシーバスを狙うためには、タックルにもこだわることが重要です。アブガルシアのシーバスロッドは、小口径ガイドによって重量が約50%軽量化し、しっかりとした感度を伝えられるのが特徴です。繊細な当たりも敏感に感じ取れるため、タイミングを逃すのを防げるでしょう。
ロッドのパワーロスを抑えつつ正確性とフッキングパワーを向上させているため、ライントラブルが起きにくいのも魅力です。ストレスなく釣りを楽しみたい方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
②:シマノ スピニングリール 19 ストラディック
シマノ スピニングリール 19 ストラディック 4000
スピニングリールの基本性能である耐久性と飛び、巻きの機能を磨き、誰もが使いやすいリールに仕上げています。シマノの独自製造技術によって進化したマイクロモジュールギアIIを搭載し、ガタつきの少ない滑らかな巻き心地を実現しているのも嬉しいポイントです。
水圧がかかった際も内部まで海水が到達しないラビリンス構造を採用し、高い防水性能を備えています。さらに、重心をロッド近くに配置しているため、同じ重さのリールでもより軽く感じられるでしょう。
③:シーガー PEライン シーガーR18
シーガー ライン PEライン シーガーR18
強度・対摩耗性に優れたシーガーリミテッドPEを使用したラインです。ランカーのようなビッグフィッシュにも対応した1.5号で、大物を当てた時もファイト中にラインブレイクを気にする心配はないでしょう。また、遠投性能を重視した8本組で仕上げているのもポイントです。
カラーは、光を反射しにくいステルスグレーのほかに天候・時間帯を問わず見えやすいグリーン系も揃っており、好みに合わせて選べます。
④:ピックアップ サイドプレス 160F
ピックアップ サイドプレス 160F
ランカーサイズを狙うために作られた、特化型のルアーです。大きめのサイズに作られているため、大型のベイトフィッシュがいる場合にマッチザベイトしやすいでしょう。
シンプルな操作性で、ただ巻きだけでも十分にランカーを狙えるため、初めて大型のシーバス釣りに挑戦する場合にもおすすめです。また、ボーン素材ならではの高い浮力を発揮し、強い水押しも発生させます。
釣果アップ!釣り方の3つのコツ
①:潮の流れや強さを読む
大物のシーバスに狙いを定める際には、専用の釣り方をする必要があります。まずは、潮の流れや強さを読むようにするのがポイントです。シーバスは、大型サイズになるほど潮に流れてくるベイトフィッシュを待ち構えて食べることが多くなると言われています。
そのため、潮の流れに合わせてポイントを決めれば、ベイトフィッシュ狙いのランカーを釣り上げられる確率が高まるでしょう。
②:遊泳層を見極める
魚が仕掛けに食いつく確率を上げるためには、遊泳層を見極めるのも重要なポイントです。海底や中層、水面直下など、ランカーが潜む遊泳層はその日の天候や潮の流れなどによって変わります。さまざまな遊泳層を少しずつ試しながら当たりが出る場所を探ることが大切です。
また、たとえセイゴやフッコのような子供のシーバスが釣れたとしても、ランカーがいるとは限らないことも忘れないようにしてください。あくまでも大型のスズキのいる遊泳層を見つける必要があります。
③:釣れない時はポイントを移動
過去に実績があったポイントを中心に狙いを定めるのも有効な方法ですが、同じポイントにこだわり過ぎると失敗する確率が高まります。警戒心の強いランカーは、一投目でルアーを見切って逃げてしまうこともありますので、実績のあるポイントでも全く釣れないのであれば移動するのがおすすめです。
地形や潮の流れを読みつつ、臨機応変に移動すれば釣果アップの可能性は上がります。
釣りにおすすめの時期と時間帯
秋や早春がおすすめの時期
秋は産卵時期を迎えたシーバスが栄養を取るために岸へ寄って来ることが多くなるため、釣りをするのにぴったりな時期だと言われています。特に11月から12月にかけてはベイトフィッシュを追いかけることが増えるため、警戒心の強いランカーでも仕掛けにかかる確率がアップするでしょう。
また、早春の時期も産卵を終えたシーバスがエネルギーを蓄えるために積極的にベイトフィッシュを追うようになります。秋と早春を意識して、釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。
早朝や夕方前後、夜間の時間外が釣れやすい
早朝や夕方の前後は、ベイトフィッシュが好んで食べるプランクトンが活性化するため、餌を求めるシーバスが集まりやすくなります。また、夜間も捕食のためにアクティブになっていることが多いため、ランカーを狙うなら早朝・夕方前後と夜間を意識してみてください。
なお、日中は小型のシーバスが釣れることが多いため、ランカー狙いの方にとっては物足りない釣果になるでしょう。時間帯によって釣れるサイズが大きく変わることもありますので、注意が必要です。
安全を確保するための注意点
立ち入り禁止エリアをチェックする
大物を釣りたいという気持ちが強いと、ついつい安全面への意識が希薄になってしまうことがあります。しかし、釣りをする上での安全確保は必要不可欠です。まずは、立ち入り禁止エリアを確認しておくとよいでしょう。
港湾部などでは、立ち入ってはいけない場所が細かく設定されている場合が多いため、事前にチェックすることが大切です。たとえ釣れそうな場所があったとしても、禁止エリアであれば立ち入らないでください。
荒れた天候での釣りは避ける
ランカーは小雨や曇りの日に釣れやすい傾向がありますが、荒れた天候の日は避けてください。波が高くなったり、風が強くなったりしている時に磯場や外洋に面した堤防で釣りをするのはとても危険な行為です。あらかじめ天気予報をチェックし、問題なく釣りができるか確認してから出かけるようにしてください。
ウェーディングは波や毒を持つ魚に注意
ウェーディングとは、ウェーダーという専用のウェアを着用し、河川やサーフなどのフィールドに入水して釣りをすることを指します。
ランカー狙いでもウェーディングをすることがありますが、足場が整っているか、周囲に毒を持った魚はいないか確認することがポイントです。特に、足場の悪いところは転倒の危険性あるため避けるようにしてください。
シーバス釣りでランカーを狙ってみよう
ランカーのように大きな魚の当たりがあった時の感動は、釣り人だからこそ味わえるものです。しかし、大物であればあるほど警戒心が強くなるため、事前に釣り方のコツや機能的なタックルを取り入れて対策を立てておく必要があります。
ランカーは主に河川で釣れることが多いため、まずは河川で釣りに挑戦し、慣れてきたらボート釣りなどにも挑戦してみるとよいかもしれません。いろいろな工夫をしながら、大型サイズのシーバスを釣り上げられるよう頑張ってみてはいかがでしょうか。
ランカーシーバスが気になる方はこちらもチェック!
ランカーであるか否かを問わず、シーバスを吊り上げるためには必要なタックルを揃えておくことが大切です。関連記事ではシーバス釣りにおすすめのラインやルアー、リールを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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