エリッゼ ペグ
コールマン ペグテーブル
ペグテーブルはどんなアイテム?
ペグが脚部になるテーブル
ペグテーブルはアウトドアに使うテーブルの一種で、テントを固定するために使う「ペグ」を脚部に使うアイテムです。脚部となるペグと天板の板を組み立てる形式のため、普通のテーブルと比べて持ち運びやすくなっています。
天板が小さく高さも30cmほどのため、補助的なテーブルとして使われるのが特徴です。この記事では、ペグテーブルの使い方やDIYの方法を中心に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
コールマン社製のペグテーブルが有名
市販の製品としてはコールマン社から販売されているものが有名です。30cmのスチールペグ1本で板を支える形で、天板は15cm×20cm、重量が300gと小型で軽量なため持ち運びに便利な製品になります。
販売されているのは天板となる板の部分で、ペグは付属していないことに注意してください。コールマン社の製品のようにペグが付属していない製品を使用するときは、設営用以外のペグを別に用意しましょう。
コールマン ペグテーブル
屋内やテントの中では使えない
「地面にペグを刺して使う」という構造上、屋外での使用が前提となっていることに注意が必要です。テントの中はシートが敷かれているため、刺す場所がなく使用できません。
地面のあるテントの前室部分のほか、焚き火や料理など屋外での作業で使うことが想定さへているので、ペグテーブルを購入または自作する場合はどんな場面で使用したいのか考えておきましょう。
テーブルの自作に必要な道具は?
①テントの設営に使用するペグ
「ペグテーブル」という名前のとおり、テントを設営するときに使うペグが必要です。ペグには金属製のものとプラスチック製のものがあり、持っているテントに対応する製品を使っている人も多いでしょう。
プラスチック製のペグは軽くて持ち運びに便利ですが、脚部として使うときは耐久性に優れた金属製のものを使うことをおすすめします。おしゃれを重視したカラーバリエーションが豊富な製品もあるので、ぜひ検討してみてください。
エリッゼ ペグ
②天板となる板
天板にする板は、ニトリやダイソーなどの100均で売っているまな板を使用するのがおすすめです。紐を通すための穴が空いているものは、1本脚のテーブルを作成するときは穴をあける工程が省けるためドリルを使えない人でも自作が容易になります。
4本脚のテーブルを作成する場合は四隅に穴をあけてペグを通すため、穴のあいていない板を使用します。4箇所に穴をあけるため板の厚みが薄いと割れてしまうことに注意してください。
③ヤスリやドリルなどの工具
DIYで作る場合は、ペグを通す穴を開けるドリルや形を整えるためのヤスリ、天板を塗装するための塗料やニスなどの道具が必要です。これらの工具や道具はダイソーなどの100均やニトリでも売っていますので探して見てください。
1本脚のテーブルを自作する際に穴があいている板を使う場合は穴をあける作業が省略できますが、調整は必要になってくるので一通りの道具を揃えておくことをおすすめします。
自作テーブルの作り方
①1本脚か4本脚かをまず決めよう
ペグテーブルを自作するにあたって、脚の本数を決める必要があります。よく見る1本のペグを斜めに引っ掛けることによって均衡を保つものと、普通のテーブルのように4本のペグを引っ掛けて脚部にするものです。
補助用の小さいものとするか、安定性を重視した4本脚のものにするか、自分のアウトドアスタイルに合わせて決めておきましょう。すぐに使いたい場合は持っているペグの本数が足りるかどうかも確認してください。
②天板となる板に穴をあけて加工しよう
天板となる板に穴があいていない場合は、脚部を取り付ける穴をあけます。1本脚の場合は最初から紐通しなどで穴があいている天板を使うことでドリルでの作業を省略できるので、特に初心者におすすめです。
4本脚のテーブルを作成する場合はペグの先端部分を角に引っ掛けて脚部とするので、引っ掛ける位置をマーキングしてから穴をあけます。板材の端に近い場所に穴をあけると割れてしまうので注意しましょう。
耐荷重や安定性に注意
物を載せる製品はどんなものでも耐荷重が設定されています。市販されている一本のペグを使用したテーブルの耐荷重が3kgほどなので、自作のアイテムも同じくらいの強度と考えて良いでしょう。
また、刺した地面が不安定だとテーブルもぐらついてしまいますので、ペグを刺す前に踏み固めるなどして地面を整えておくことをおすすめします。
ペグテーブルで快適なキャンプを過ごそう
ペグテーブルについての説明やDIYの方法を中心に解説してきました。自分で作ってみると、脚部の色をおしゃれにしたり天板の色を好みの色に塗り替えたりして、おしゃれで便利なテーブルにすることが可能です。
材料もニトリや100均という身近な場所でそろえられるので、安めの価格で作成できます。作り方が簡単なため、焚き火で座るときやちょっとした物を置くサイドテーブルとして自作してみてはいかがでしょうか。
ペグテーブルが気になる方はこちらもチェック
キャンプ用のテーブルが気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。キャンプの便利グッズやDIYの方法、100均で揃えられる材料など、多くの記事が掲載されています。
テーブル以外のアイテムでもDIYでおしゃれなアイテムを自作することが可能なので、ぜひ参考にしてみてください。自作アイテムの耐荷重や安定性については、使用する前に必ず自宅で検証してからアウトドアで使用しましょう。
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