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【スキー講座】基本の転び方をマスターしよう。起き上がり方についても解説!

スキー初心者は滑っている途中に転倒することが多いため、正しい転び方を学んでおくことが大切です。そこで、本記事ではスキーの転び方について解説いたします。起き上がり方や歩行移動、ターンのポイントも紹介しますので、スキーを楽しむための参考にしてみてください。
2023年2月3日
kon_w
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目次

スキー初心者は転び方を学ぶことが大切!

転び方や起き上がり方が重要視されるスキー

斜面を下る人
Photo byPexels

スキー初心者は、本格的に滑り始める前に安全な転び方を覚えておく必要があります。転び方を意識しないで転ぶと、転倒した時に怪我をする危険性が高まるため十分に気をつけてください。上手な転び方を習得して、安全にスキーを楽しみませんか。

スキーの安全な転び方をチェックしよう

本記事では、スキーの基本的な転び方について詳しく解説します。どのように転べば安全を確保できるのか、押さえておきたいポイントをまとめました。また、簡単な起き上がり方や歩行移動、ターン方法も紹介しますので、スキーを楽しむために役立ててみてください。

転ぶ時と起き上がる時のポイント

お尻から転ぶのが基本

黒いウェアを着たスキーヤー
Photo bywoodypino

スキーで転ぶ時は、お尻から着地するのが基本です。滑っている最中に転びそうになったら、できるだけ身体をかがめてお尻を地面に近づけ、そのまま転ぶようにすると転倒時の痛みを抑えられます。

この時に重要なのが、お尻を斜面の上の方に向けて転ぶことです。このようにして転ぶことで、後から立ち上がりやすくなります。最初はお尻の位置まで気にする余裕がないかもしれませんが、できる限り斜面の上に向けることを意識して転ぶ練習を行うようにしてください。

板の上に座ると滑り続けてしまう

赤いスキー板
Photo by12019

転んだ時にお尻を板の上や板の間に乗せると、そのまま滑り続けてしまうのも注意しておきたいポイントです。止まりたくても自分で止められなくなってしまう可能性があり、怪我のリスクも高まります。しっかりと安全を確保するため、転ぶ時は必ず板から外れた場所にお尻を乗せるようにしてください。

手をつくと骨折のリスクがある

転倒時にお尻より先に手をつくと、手首を骨折したり、指を脱臼したりする危険性があります。転ぶ時は、決して手を先に出さないようにしてください。しかし、初心者のうちは無意識に手をついてしまうことも少なくありません。そのため、本格的に滑り始める前から上手く転べるように反復練習をしておくのがおすすめです。

起き上がる時は板を平行にする

オレンジのウェアを着た人
Photo bychrisaram2

起き上がる際は左右の板を平行に揃えて、なるべく身体に近づけましょう。平行にせず八の字に開いたままだと、起き上がった時に板が滑って転倒しやすくなります。安全に起き上がるためにも、平行を意識した上で板の位置を揃えてください。


板のトップを斜面の下に向けないよう注意

平行に揃えた板は、斜面に対して横向きにするのもポイントです。板のトップが斜面の下を向いていると、立ち上がった時にそのまま滑り出してしまいます。あらかじめ横向きにしておけば、急に滑り出す心配はありません。板の位置を確認したら、斜面の上にある手で体を起こして立ち上がります。

これが基本の起き上がり方です。転び方とセットで覚えておけば、転倒した際も上手に対処できるようになるでしょう。

歩行移動とターンの方法も併せてチェック

まずは平らな場所での歩行移動を練習

スキー板の足元
Photo byNoName_13

転び方と起き上がり方を覚えたら、簡単な歩行方法を確認しておくとスムーズです。スキー板をつけた状態で問題なく歩けるようになれば、スキー場内の移動も簡単にできるようになります。

まずは、平坦な場所で歩く練習をするのがおすすめです。身体のやや後側にストックを構え、足を前に踏み出します。あとは通常の歩行と同じように歩けば、問題なく移動できるでしょう。

斜面でカニ歩きに挑戦

平坦な場所で歩けるようになったら、斜面でも歩けるように練習しておきます。斜面を上手に歩く方法を覚えておけば、滑り続けるのが難しくなった時も安心でしょう。まずは斜面に対して板を横に向け、エッジ部分を立てながらカニ歩きをしてください。横向きのまま少しずつ足を踏み出すことで、簡単に斜面を移動できるようになります。

身体の重心を斜面の下に向けてターン

斜面を滑るスキーヤー
Photo byStockSnap

続いては、ターンの基本動作を紹介します。まずは板を八の字の形にして、斜面を滑ってください。続いて身体を斜面の上側に傾けて斜め方向に滑り、次に身体を斜面の下側に向けるとターンができます。斜面の上側と下側へ交互に身体の重心を変えていくことで簡単にターンを続けられるようになりますので、ぜひ練習してみてはいかがでしょうか。

転び方に注意してスキーを楽しもう!

一人でスキーをする人
Photo bySimon

上手に転ぶためにはお尻の位置を意識し、手をつかないようにするのがポイントです。常にお尻から転ぶように注意していれば、手首の骨折や指の脱臼のリスクを下げられるでしょう。また、お尻を板の上や板の間に乗せないことも重要です。

安全に転んだ後は、起き上がり方にもこだわるようにしてください。板同士を平行に揃え、斜面に対して横に向けた状態にしておけば安全に起き上がれるようになります。基本の動作を習得して、スキーを満喫してみてはいかがでしょうか。

スキーの転び方が気になる方はこちらもチェック!

スキーは、転び方や起き上がり方、曲がり方など、さまざまな基本動作を覚えておく必要があります。関連記事では基礎的なスキーテクニックを紹介していますので、併せて参考にしてみてください。