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初めてのスキー入門!曲がる・止まるなどやり方や上手く滑るコツを解説!

雪景色にお馴染みの「スキー」これからスキーを始めたい!ウィンタースポーツを始めてみたい!と言う方に読んでほしい、スキーを始めるうえで、覚えておくべきコツや、基本的な滑り方、スキーで上手く滑るコツ、更にスキーのテクニックなども紹介していきます。
更新: 2021年2月17日
咲良09
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ウインタースポーツの定番「スキー」

冬の風物詩と言うと様々な単語が浮かびますが、毎年この季節が楽しみだという方もいるでしょう。ウインタースポーツの定番中の定番として有名な「スキー」ですが、いざスキーはどう始めればいいのか?どんな道具を揃えるべきなのか?なのかはいきなりはわからないもの。

中には一度も滑ったことがないなんて方もいる事でしょう、ここではスキーは初めてという方向けの、スキーのやり方や基礎中の基礎となるポイントを解説していきます。

スキーを始める前に用意するもの

初めてスキーを滑るという初心者の方は、まずはやり方の前に「スキーには何が必要なのか」覚えるのが重要です。何が必要で、どんな道具が役立つか覚えることで、滑り方や姿勢などに気が向くようになり、自然とやり方に意識が向き、上達にもつながる事でしょう。

スキーは何となく「足に板を付け、雪の上をすべるスポーツ」とやり方は知っていても、いざ始めようとなると、まずは何を揃えればいいのか?やり方は?どんな滑り方をすればいいのか?という問題が出てきます、基本の滑り方を覚えても道具がなければ始まりません、まずはスキーに必要な道具を覚えましょう。

スキーに必要な道具たち

・スキー板
・ストック
・ブーツ、ウェア等のスキー用の服
・帽子
・手袋
・ゴーグル

スキーはウインタースポーツだけにしっかり着込むのが基本です、普通の格好でも滑ることは出来なくもありませんが、雪で汚れ、変色したりする心配があるため、やはり滑る際はスキー用の服を着た方が無難です。特にスキー板などは選び方にコツが要るため、レンタルするのが無難と言えるでしょう。

スキーを滑る前に必要なグッズ

・自動車免許などの、身分が証明できるもの
・日焼け止め
・おやつ
・スマホケース
・お小遣い

持ち込むとスキーがもっと楽しくなるグッズの数々も紹介します。スキー場におやつを持ち込む場合は型崩れするものは避け、アメなどを持ち込むようにしましょう。

初めての方にはレンタルがおすすめ

とはいえ、初めての方にいきなりスキー用具一式を揃えろというのは敷居が高く感じるでしょう。スキー場の中には、手ごろな価格でスキーセットをレンタルしている場所もあり、そこを選べば手ぶらで、初心者でもより敷居が低くスキーのやり方や基本を学ぶことが出来ます。

スキーセットを購入するのは何度かレンタルし、基本の滑り方や曲がり方を習得し、ある程度滑り方に自信がついてからでも遅くありません。と言っても中にはレンタルを行っていない場所もあるため、まずは手ぶらで行ける、お手頃なスキー場から選んでいきましょう。

スキーのコツ①・まず道具の確認

スキーは初めてという方や、そもそもウインタースポーツ自体が初めてと言う方は、まず道具のチェックを始めましょう。スキーを始める際に覚えるべき、様々なチェックポイントに比べると些細なことですが、この入念な「事前準備」がウインタースポーツと言う非日常の中で発生しかねない、様々なトラブルの可能性から身を守ってくれます。

スキーのコツ②・「八の字」とは

よく初めてスキーを選ぶときに耳にするのが「八の字」の姿勢を意識して滑ると、上手く滑る事が出来るいうもの、この「八の字」徒は何のことかと言いますと、スキー板をちょうど足元から見て「八の字」を描くように動かし滑る事。

と言ってもいきなり「八の字」にするのは少々難しいので、八の字のやり方の前に、もっと簡単なことから始めましょう。


スキーのコツは「垂直飛び」

スキーで最初にやるべき姿勢は「垂直飛び」をする時のような姿勢を取る事、雪上でジャンプはしなくていいので、背筋をピンと伸ばし、膝と足首をしっかり地につけた姿勢を取りましょう。

背筋を伸ばし、地に足を付けることで身体の安定性が増し、曲がり方や止まり方と言った基本的テクニックへ移ることが出来ます。スキーの基本姿勢は「真上にジャンプする時のような姿勢」と覚えておきましょう。

スキーのコツ③・基本的な滑り方

基本姿勢が把握できれば、自然と滑り方や止まり方と言った基本部分もおのずと身に着き、上手く滑る事が出来、スキーの上達に繋がります。スキー自体は「雪の上を滑る」という極めてシンプル、かつ奥の深いスポーツ、まずは初めての方でも滑りやすい、基本の滑り方を覚えましょう。

板にしっかり乗るのがコツ

スキーはまず、スキー板に乗る事から始まります。そんなところから始めなくても…と思いますが、スキー板に乗らないと、歩くことすらおぼつかなくなるため、ちゃんと乗りましょう。滑る際は足側に体重をかけ、体を傾け、雪をなめらかに滑っていきます。

斜面に沿う形となるため、前傾姿勢が基本となりますが、怖がって体をそらすとコントロールが効かなくなる場合があります、滑る際は必ず「斜面に合わせた姿勢」を心がけましょう。

軽くジャンプし、角度を確認

スキーの滑り方の基本は「板にしっかり乗り、斜面に合わせた姿勢になるよう滑る」と意識すれば問題ありません。斜面に対しどの程度体を傾ければよいのか?今の自分はちゃんとバランスがとれているか?等を確認したい際は、ゆるい斜面を軽くジャンプし、前後が同時に着地する場所を探しましょう。

ジャンプした後、スキー板の先端が持ち上がっている場合は後傾姿勢、端っこが持ち上がった場合は前傾姿勢と覚えましょう。

スキーのコツ④・曲がり方

スキーの曲がり方は少々癖があり、初心者の方がつまづきやすい要注意ポイントです。スキーは体を曲げた方向には曲がってくれず、自分の曲がりたい方向と反対の方向に体を傾けないと曲がれないという、なんともひねくれた曲がり方をするスポーツです。

例えばスキーで左に曲がりたい場合は、体を右に傾けないといけません。上達の為にも、しっかりスキーの特性や曲がり方のやり方を覚えましょう。

スキーのコツ⑤・曲がり方のポイント

スキーの曲がり方は自転車と同じ!

スキーの曲がり方は「右に曲がろうとしても、右に傾けると逆方向に行ってしまう」と最初は混乱するもの。と言っても「逆方向に曲がる」という事さえ覚えれば慣れる為、何度も挑戦し「どちらへ曲がりたいか」直感的に判断できるようになるまで練習を繰り返しましょう。

もっと言えば、スキーの曲がり方は自転車の曲がり方とほとんど同じです、雪の上と言う違いはありますが、自転車の曲がり方を意識すればスキー特有の癖のある曲がり方にも、すぐ順応できるでしょう。

上達のコツはフラットに曲がること

まずスキーで曲がるときは、スキー板を曲がりたい方向に向け、外側にずらす必要があります。スキー板のずらし方は、板を雪面に対しフラットにし、なめらかに動かせる状態にしたあと、外側にずらすことで「ずらした板に雪が溜まり、抵抗のない方に板が向かおうとする」為、曲がることが出来ます。

何故逆向きに動かすことで曲がれるのか?と言うのには、このような理由があるのです。

基本の曲がり方は「逆向き」が基本


基本的にスキーの曲がり方は「曲がりたい方と逆向きの板を外側にずらす」のが基本ですが、左右のスキー板を同時に同じようにずらすことで、自由落下する方へ板が向き、上手く滑る事が出来ます。

このテクニックは「プルークボーゲン」と呼ばれ、自由にできるようになれば脱初心者と言ってもいい、スキーが上達したら試したいテクニック。どんな滑り方かは、後のスキーテクニックの項で詳しく解説していきます。

スキーのコツ⑥・止まり方

スキーである意味最も大事なテクニックが曲がり方を把握しておくこと、スキーは適度に速度を抑えないとどんどんスピードが出てしまい、思わぬケガにつながる場合もあります。曲がり方の次は止まり方を覚え、安全に、楽しくスキーを滑れるようになりましょう。

スキーの止まり方は「ハの字」

スキーは八の字で滑るのが基本、では止まるにはどうすればいいのか?と言うと、八の字の逆向き…ちょうどカタカナの「ハ」の字になるようスキー板を広げることで、ぐんと抵抗を駆けられ、ブレーキをかけることが出来ます。ハの字の他にも、板を落下方向と垂直にし「ニ」の字にするのも効果的です。

ハの字の止まり方とニの字の止まり方は「使い分け」が大事、急ブレーキが必要な場合は「二」ちょっと止まりたいなと言う時や、速度の微調整をしたい時は「ハ」になるよう、スキー板を動かしてあげましょう。

スキーのコツ⑦・こんな止まり方も

ハの字やニの字では止まり切れない!と言う場合は、思い切って転んでしまうのもアリです。

スキー中に転ぶと書くと失敗したようにしか見えませんが、これも「止まり方」という観点で見れば立派な止まり方の1つ、ただし、雪上で転ぶと服が汚れてしまう上、見栄えも悪くなるので、出来る限り使用しないようにしましょう。

また、滑り降りるという性質上、壁などに衝突しても止まりますが、これも余りいい止まり方とは言えません。ケガの心配もあるため、できる限り避けた方がいい止まり方です。

スキーのコツ⑧・失敗を怖がらない

スキーを上達したいなら、まずは「怖がらない」ことが大切です。

雪上を滑るという性質上、ほんの少しのミスがケガにつながる場合もあり、さらに斜面に対し体を傾けるという性質から、正直な話をすると初めてスキーを行う方からすれば「怖い」と言ってもいいスポーツです。無理に恐怖心に打ち勝つ必要はない為、失敗や転倒を恐れず、何度も挑戦しましょう。

誰でも最初は初心者、やり方は同じ

スキーに限らず、ウインタースポーツは「大ケガ」と隣り合わせなことも少なくないスポーツが多いため「万が一」を意識して滑る事が大事、また、どうしてもちゃんと滑ることが出来るか不安と言う場合は他の方が滑っている姿を見て、参考にしながら滑ってみるのもよいでしょう。

様々なスキーテクニックを扱いこなす方も、プロの方も最初は初心者。基本的なやり方はすべて同じです、自分だけがそうだと思わず、恐れず何度も挑戦しましょう。

スキーのコツ⑨・上手く滑る為のテクニック集

基本姿勢、曲がり方、止まり方と基礎中の基礎である3つのポイントを把握したところで、もっと上手く滑る、身に着ければもっとスキーが上達し、雪上を綺麗に滑れる代表的なテクニックを紹介します。

この2つの他にもスキーには様々なテクニックが存在するため、もっと上手く滑る方法を知りたい方や、スキーがもっと上達したいという方は、これら2つのテクニック以外にも、様々な上達法に手を出してみましょう。

スキーテクニック「プルークボーゲン」

曲がり方の項でちょっと触れたスキーテクニックの1つ「プルークボーゲン」は初めての方にも習得しやすく、かつスキーテクニックに必要な要素が全てつまった、初心者の方や、スキー上達には欠かせないテクニックの1つです。

プルークボーゲンはスキーの基本的な滑り方である「八の字」を基本とし、通常は片側だけ動かすスキー板を同時に外側に押し出し、交互に重心を移動させることで左右に曲がりながら滑ることが出来ます。

真の上達には不可欠なテクニック


プルークボーゲンはスキーテクニックにおける「基礎中の基礎」ゆえに、初心者がやるものという印象があり、上達したさからおざなりにされることも多く「パラレルターン」のほうが有名になりがちです。

ただ、何処までも上達できる滑り方の1つで、何よりプル-クボーゲンにはスキー上達に必要なポイントが凝縮されているため、真の上達をしたければ、まずはプルークボーゲンのやり方を覚え、極めることから始めましょう。

スキーテクニック「パラレルターン」

続いて紹介するのが、雪の上を綺麗に滑るテクニックとして有名な「パラレルターン」です。スキーの数ある曲がり方、この項では「ターン」と表現する曲がりの方の1つで、ターン前半から両足を同調させるようにし、板を平行にしたまま曲がることで綺麗な曲がり方をすることが出来ます。

美しいパラレルターンが出来るようになれば自然とスキーの上達を実感できる、初心者のみでなく、スキープレイヤーなら誰もが憧れる、定番テクニックの1つです。

基本は「プルークボーゲン」と同じ

パラレルターンは雪の上での動きや、曲がり方こそ差異があるもの、基本的な姿勢はプルークボーゲンで行う姿勢とほぼ同じです。よって、パラレルターンを上手く滑るには「コツ」を把握するよりも先に、プルークボーゲンの習得から行うべきと言えるでしょう。

スキーを始めたばかりという方にはかなり敷居の高い滑り方の為、プルークボーゲンが安定して滑れるようになったら、パラレルターンに挑戦し、技量の「レベルアップ」に挑んでみましょう。

スキーを始め、楽しい冬を♪

スキーは「雪の上を滑る」と極めてシンプル故に「上手く滑る/美しく滑る」ことを意識し始めると何処までも追及することができる「求道者」のスポーツと言ってもいいものです。

まずは曲がり方や止まり方を始めとする基礎部分から始め、基礎が身に着いたら、まず基本テクニックの1つ「プルークボーゲン」から挑戦してみて、雪の上を「失敗せず、転ばずに滑る」から「上手く滑る」ことに切り替えてみましょう。

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