ソフティーエリート4
マリナースクエア センタージップ
トロピカルマミー ライトジップ
ノーチラス マミー ライトジップ
快適に眠れるスナグパックのギアをご紹介
軍隊にも採用される本格的なシュラフ
イギリスに本社を置くスナグパックは、シュラフやテント、バックパックなどのアウトドア用品を扱うブランドです。なかでもシュラフは軍隊にも採用されるメイン商品で、過酷な環境下でも耐えることができます。また、中綿に化学繊維を採用することにより、ダウン製シュラフと比較して水濡れに強くリーズナブルなのも魅力です。
種類が豊富で幅広いレベルに対応
スナグパックのシュラフは種類が豊富で価格帯もさまざまです。「タクティカル」や「ソフティー」などのハイエンドシリーズや、「ソフティーエリート」なるミドルレンジ、初心者でも気軽に購入できる「ベースキャンプ」というローエンドシリーズもあります。
以下ではシーズンごとにおすすめのモデルを厳選して紹介します(本記事は2023年1月12日の情報をもとに作成しました)。
シュラフの選び方
1.シーズンに対応する寝袋を選ぼう
スナグパックのシュラフには快適温度と下限温度の2つが記載されていますが、選ぶ際に注目するのは快適温度です。利用するキャンプ場の最低気温から5℃引いた値を快適温度の目安にして商品を選びましょう。一般には快適温度が-5℃以下が冬用、5℃以上が夏用、その間が3シーズン用とされています。
2.サイズ感もチェックしよう
スナグパックのシュラフは中綿が化学繊維のため、ダウン素材の寝袋と比較するとサイズや重量が少し大きめです。移動距離の多い登山のような用途の場合はできるだけコンパクトなモデルを選びましょう。
ちなみにスナグパックのラインナップでは、軽量素材を使用する上位モデルや中綿の量が少ない3シーズン用・夏用モデルは軽くて小型になる傾向があります。
3.形状も寝心地を決めるポイント
スナグパックのシュラフ形状は人の体にフィットして暖かい「マミー型」と、布団のような感覚で利用できる「スクエア型」の2種類から選べます。
また、スクエア型には一般的なサイドジッパータイプ以外に、中央が開くセンタージップタイプがあるのも特徴です。このタイプはジャケットのような感覚で着脱ができるので初心者にも扱いやすいでしょう。
3シーズン用シュラフ2選
1.ノーチラス・マミー・ライトジップ
ノーチラス マミー ライトジップ
サイズ | 長さ220cm×幅160cm |
---|---|
重量 | 1,400g |
ノーチラスはベースキャンプシリーズの快適温度が3℃のシュラフです。形状はマミー型と封筒型から選べますが春先や晩秋にも使用するなら足元までしっかりと暖気をためてくれるマミー型をおすすめします。キャンプ場によくなじむオリーブ色で価格は7,590円ほどです。
保温性や快適性にこだわった素材を採用
寝袋の中綿素材「ISOFIBRE」は繊維中の空洞に暖気をためる機能がありダウンのような温かさが魅力です。表面は撥水性の高い「AQUA Light」、裏綿には透湿性や吸湿性に優れた「SUPER SOFT」なるポリエステル素材を採用しているので、内部をドライな状態に保ってくれるでしょう。
機能が豊富でコンパクトな寝袋
フードにはドローコードを備え首元から冷気が入るのを防いでくれます。また、上下から開閉できるダブルジップ構造なので細かな温度調整が可能です。重量は1.4kgほどで直径20cm・長さ40cmのコンパクトサイズに収納できるのでキャンプ場内での持ち運びも苦になりません。
2.マリナースクエア・センタージップ
マリナースクエア センタージップ
サイズ | 長さ220cm×横160cm |
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重量 | 1,750g |
スナグパックのベースキャンプシリーズ・マリナーのスクエアモデルで価格は9,460円ほどです。上で取り上げたノーチラスと使用する素材は同じですが、中綿の量を増やすことにより-2℃でも快適に過ごせます。
春や秋はもちろん、毛布やカイロなどを併用すれば冬まで対応可能です。イギリス陸軍にも採用されるカモフラージュ柄がプリントされキャンプ場でも注目のアイテムとなるでしょう。
着脱しやすく初心者にもおすすめ
中央にジッパーを備えているため、ジャケットのような感覚でスムーズに温度調整ができるのが魅力です。横幅が75cmほどのゆったりとした構造で布団のように寝返りも打てるため、初めてでもストレスを感じにくいでしょう。
機能が豊富で多様な環境に対応
スクエア型ですがフードも備えドローコードで首元を密閉すれば抜群の保温性能があります。また、ボトムとサイドには独立したジッパーを備えているので体温調整もしやすいでしょう。なお、足元から横までを全開すれば大きな布団としても活用できます。
シーズン特化型のシュラフ2選
1.【夏用】トロピカルマミー・ライトジップ
トロピカルマミー ライトジップ
サイズ | 長さ220cm×横160cm |
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重量 | 760g |
「TRAVELSOFT」なる超軽量の中綿を使用した夏専用のシュラフで。6160円ほどとご紹介するなかで最もリーズナブルです。重量は760gとスナグパックとしては最も軽く、直径14cm・長さ29cmとコンパクトに収納できるため、登山やバイクツーリングなどにも活躍するでしょう。
夏キャンプに適した保温性能
トロピカルマミー・ライトジップは薄手ですが、他のスナグパックのシュラフと同じくフードやドローコードを備えています。快適温度は7℃で高原のような涼しい環境での夏キャンプにも対応するでしょう。また、貴重品を収納できるポケットが付いているのも夏モデルの特徴です。
汗を効率的に放出してくれる
体への密着性が高いマミー型ですが、寝袋の開閉はダブルジップ式なので足を出して開放感を味わえます。表裏の素材は3シーズン向けと同じく吸湿・透湿性に優れているため、多少の汗をかいてもサラサラな状態を保ってくれるでしょう。
2.【冬用】ソフティーエリート4
ソフティーエリート4
サイズ | 長さ220ⅽm×横160ⅽm |
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重量 | 1,950g |
スナグパックのミドルレンジのシュラフで24,200円ほどと取り上げた中で最も高価です。中綿にはダウンのように保温性の高い「ソフティー」なる素材を採用。表面と裏生地は「パラテックスマイクロ」という耐久性に優れた素材を使用しています。
1,950gとやや重量はありますが折りたためば直径24cm・長さ28cmのコンパクトサイズとなり、持ち運びやすいでしょう。
高い技術で保温性を確保
ソフティーエリートには宇宙服にも採用される「リフレクタサーム(Reflectatherm)」を内蔵しているのも特徴です。効率的に体熱を反射するハイテク素材で、中綿(ソフティー)との相乗効果により-10℃の快適温度を実現しています。
透湿性が高く快適に眠れる
体への密着性の高いマミー型で首元にはネックウォーマーを備えています。ふかふかの生地感は心地がよく零下の環境でも快適に眠れるでしょう。また、湿気を放出しやすい生地を使用することにより汗冷えのリスクも低減されています。
スナグパックの寝袋で快適なキャンプを
軍隊にも使用されるスナグパックのシュラフは耐久性が高く過酷な環境にも対応します。独自開発した化学繊維の中綿を採用することにより、ダウンに近い保温性と水濡れへの耐性を兼ね備えているのも魅力です。
種類が豊富で1万円以下の初心者向け商品も数多くあります。気になる商品がありましたらアウトドアショップなどで手に取ってみてはいかがでしょう。
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