SHIMANO RP4 SH-RP400
SHIMANO RC7
FIZIK X5 TERRA
Lintaman ADJUST ROAD COMP
SANTICビンディングシューズ
ロードバイクを楽しむなら靴にもこだわろう
ビンディングシューズを用意しよう
ロードバイクに乗る場合は、自転車を効率よく漕げるビンディングシューズを履くのがおすすめです。留め具で自転車のペダルと靴を固定できるため、走行中に足がずれることなく運転できます。また、ペダルを引っ張り上げやすくなり、普通のシューズよりも力を消耗しにくいのが特徴です。
今回は、そんなロードバイク向けのビンディングシューズをいくつかピックアップしてみました。選び方についても言及しているので、ぜひ参考にしてみてください。
穴の個数に注目
ロードバイクに使用するビンディングシューズは、穴の個数に注目してください。SPDと呼ばれている2穴タイプは、固定力が低い分簡単に着脱できるので、短距離や街乗りに適しています。また、留め具が靴底に隠れるので、ビンディングシューズを履いたままでも歩きやすいでしょう。
一方SPD-SLは3穴タイプで、主にロードバイクではこの種類を使用するユーザが多いと思われます。スピーディーな運転でもしっかりシューズとペダルを固定して、快適な運転を実現させやすいです。
4穴・5穴はレース向け
SPDとSPD-SLはビンディングシューズの中でもオーソドックスな種類ですが、上級者やレーサーから支持されやすいのが4穴・5穴タイプです。留め具が多くなる分固定力がアップし、ハードな運転にも対応できます。
また、5穴タイプはSPDとSPD-SLの両方に対応できるのが特徴です。その日のシーンや自転車の種類に合わせて、ビンディングの留め具を変更したい方は、ぜひチェックしてみてください。
ビンディングシューズの選び方
①留め具の種類で選ぶ
ビンディングシューズの留め具は、さまざまな種類があるので自分に適したものを選んでください。マジックテープの要領で使えるベルクロは、手軽に着脱できるので初心者向けです。一方バックルタイプは固定力が高く、ホールド感を味わいたい方に向いています。
BOAシステムやシューレースタイプは自分好みの締付けに調整しやすいため、主に中級者から上級者から人気です。特にBOAシステムはダイヤル式なので、走行中にも調整したいユーザーに向いています。
併用タイプもおすすめ
留め具の種類は、併用タイプも販売されています。例えばベルクロとバックル式を併用しているモデルであれば、足首をしっかり固定して、つま先は自分好みの締め付けに調整しやすいです。
また、シューレースも他の留め具と併用されやすく、甲の部分は紐で自分好みな調整をしたい人に向いています。シューレースは普通の靴のような見た目に見せやすいので、自転車を降りてからもビンディングシューズを履いていたい方から人気です。
②レベルに合わせた素材選びが重要
ビンディングシューズの素材は、樹脂製・カーボン+樹脂・フルカーボンの3種類に分かれます。使用している素材によって適するレベルが異なるので、自分に合わせた選び方が必要です。初心者には樹脂を使ったビンディングシューズがおすすめで、適度なフィット感と柔軟性で履きやすさを感じられます。
一方上級者は、的確にペダリングの力を操作できるフルカーボンがおすすめです。カーボンは軽量性にも長けているため、レースなどで長時間自転車を運転する時にも使いやすいでしょう。
インソールの素材もチェック
ビンディングシューズのメイン素材だけでなく、インソールに使われている材質にもこだわった選び方がおすすめです。例えばメッシュ素材であれば通気性を確保しやすく、夏場でも快適に運転できます。
また、クッション性の高い素材であれば、土踏まずをサポートして疲れにくい運転が実現できるでしょう。特に初心者はビンディングシューズにまだ慣れていないので、快適さを追求したインソールを選ぶのがポイントです。
③重さは快適さを左右する
ビンディングシューズはモデルによって重さが異なるので、選び方のポイントとして意識する必要があります。基本的に片足の重さが250〜300gを目安に選ぶのがよいとされているので、基準にしてみてください。
レースへの出場を考えている方や、長時間運転する場合は、片足100gの軽量モデルがおすすめです。ビンディングシューズの重さは快適さに直結するので、こだわった選び方をしてみるとよいでしょう。
初心者向けのビンディングシューズ3選
①SHIMANO RP4 SH-RP400
SHIMANO RP4 SH-RP400
BOAダイヤルとストラップの併用で、細かな締め付けを調整できるのが『SHIMANO RP4 SH-RP400』です。簡単な操作で締め付けられるため、初心者でも自分の足に合わせたサイズ調整を可能とします。
また。ヒールパッドが幅広なので日本人の足に合いやすく、比較的歩きやすいでしょう。自転車から適度に降りる方や、普通に歩けるビンディングシューズをお探しの方は、一度チェックしてみてください。
蒸れにくいので長時間の運転向け
高密度のシンセティックレザーを採用しており、通気性の高いビンディングシューズに仕上がっています。真夏のライディングや、長時間の運転でも蒸れずに快適に過ごせるのがポイントです。また、ソールには軽量グラスファイバーコンポジットナイロンを使っており、耐久性も比較的高めになっています。
②Lintaman ADJUST ROAD COMP
Lintaman ADJUST ROAD COMP
2穴と3穴どちらが自分に適しているのかまだ分からない初心者さんには、『Lintaman ADJUST ROAD COMP』がおすすめです。5穴タイプなので、2穴と3穴の両方に対応しており、両者の特徴や運転のしやすさを比較しながら使えます。
留め具はダイヤル式になっており、横方向と縦方向の両方から調整できるので、いろいろな足の形に柔軟に対応できるでしょう。
ラバーソールのおかげで滑りにくい
かかととつま先にはグリップ力の高いラバーソールを採用しているので、靴の中で足がずれにくいです。また、自転車から降りて歩行する場合でも、ラバーソールのおかげで歩きやすさを感じられます。このソールにはしなりを持たせているので、足の動きにフィットして初心者でも履きやすいでしょう。
③SANTIC ビンディングシューズ
SANTICビンディングシューズ
なるべくビンディングシューズに予算を掛けたくない初心者に最適なのが、『SANTIC ビンディングシューズ』です。他のビンディングシューズと比較すると安価なので、とりあえず使ってみたいという初心者のニーズに応えられます。
価格は安めですが、アッパー部分に通気口をいくつか備えているので、通気性を確保しています。また、ソールには軽量性の高いグラスファイバー・コンポジットナイロンを用いり、軽量性と耐久性を実現している高性能シューズです。
人間工学を採用したインソールで疲れにくい
インソールは人間工学を採用した構造になっており、長時間履いていても疲れにくい仕組みです。ビンディングシューズに履き慣れていない初心者でも、こちらのモデルであればロングサイクルを気軽に楽しめるでしょう。
上級者向けのビンディングシューズ2選
①SHIMANO RC7
SHIMANO RC7
カーボン素材をソールに採用することで、軽量性を実感できるのが『SHIMANO RC7』です。また、パワーゾーンワイヤーガードという構造により、他のモデルと比較しても前足部分をしっかりペダルに固定できます。そのため自分の力をペダルに伝えやすく、正確なペダリングを可能にするのが魅力です。
なおかつ3穴タイプなのでペダルと靴をしっかり固定することができ、ハードなサイクルやロングサイクルを行う上級者でも満足しやすい一品です。
足を包むようなビンディングシューズ
アッパー素材には柔軟性の高い高密度剛性レザーを用いており、足をシューズ全体が包み込むようなフィット感が得られます。なおかつこのレザー素材には穿孔換気機能がついており、適度に空気を出し入れしてシューズの中を蒸れさせません。
光沢感溢れる材質と、無駄を省いたスタイリッシュなデザイン、全体的にスリムな形状がデザイン性を求めるユーザーからも人気で、おしゃれなサイクルライフを実現します。
②FIZIK X5 TERRA
FIZIK X5 TERRA
オフロードレースへ出場する方は、『FIZIK X5 TERRA』をチェックしてみてください。耐久性や防水性の高い人工皮革を採用しているため、汚れやすくハードなサイクルにも対応できます。また、オフロードだけでなく、トレイルライドやクロスカントリーと幅広い用途にも対応させられます。
さらにこちらは、上級者向けのモデルですが2穴タイプです。そのため、簡単に着脱できるビンディングシューズを探している方は購入してみてください。
さまざまな足の形にフィットする
BOAダイヤルとベルクロの2種類の留め具を併用しているビンディングシューズなので、自分の足に合わせて調整できます。先端付近には特に細かく調整できるベルクロを採用しており、幅広な方でも窮屈さを感じにくいサイクルをできるのが魅力です。
ロードバイクを安全かつ快適に運転しよう
ロードバイクを運転する際に、ビンディングシューズを履けば足がペダルに固定されて、安全かつ快適に運転できます。まずはビンディングシューズの種類や選び方のポイントを抑えて、自分に合ったモデルを探してみてください。
いろいろなビンディングシューズの機能性や、デザインを比較することによって、自分に合ったモデルが見つかるでしょう。今回の記事を参考にして、サイクルライフをぜひ充実させてみてください。
初心者向けのビンディングシューズが気になる方はこちらをチェック
今回は初心者と上級者に分けておすすめのビンディングシューズを紹介しましたが、以下の記事ではビギナーモデルに特化しています。10個のビンディングシューズを紹介しているので、お気に入りが見つかるでしょう。
また、ついつい履きたくなるようなおしゃれなデザインのモデルばかりを集めているので、見た目にこだわりたいかたはぜひ参考にしてみてください。
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