バーベキューには箸休めが必要
お肉ばかりだと飽きてきてしまう
食材をグリルの上で調理するバーベキューは、どうしてもお肉が主役になりがちです。ただずっとお肉を食べていると飽きてしまったり、胸焼けしてしまったりするので、箸休めを用意するのがおすすめ。野菜や果物など、さっぱり食べられる食材で箸休めを作ってみてください。
今回は、バーベキューにおすすめな箸休めレシピを4つピックアップしてみました。大人向けにおつまみになるようなレシピと、子供も喜ぶレシピに分けて紹介しているので、ニーズに合わせてチェックしてみてください。
保存しやすい食材を使って作ろう
箸休めだけに限った話ではありませんが、バーベキューに持っていく食材は、保存しやすいものを選んでください。バーベキューは自然の中で行なうため、冷蔵庫や冷凍庫のような管理された環境下で食材を管理することは難しいです。
そのため、クーラーボックスの中に入れておけるような食材を選んでください。また、缶詰は常温保管で管理できるので、バーベキューのような環境下にはおすすめです。
簡単・おいしい・おしゃれの三拍子を揃えよう
バーベキューでのレシピは、簡単・おいしい・おしゃれの三拍子が揃っているとよいでしょう。簡単にできるレシピであれば、なにかと忙しいバーベキューにも気軽に取り入れられます。また、バーベキューでは調理器具や調味料も家庭のように豊富ではないので、材料や作り方が簡単なレシピの方が便利です。
ただし、簡単につくれるからと言って、味がまずいとバーベキューのテンションも落ちてしまいます。きちんとおいしいレシピで、周りの人も満足させてください。
SNS映えにこだわろう
見た目がおしゃれなレシピは、SNS映えにぴったりです。バーベキューの思い出をSNSに投稿するのであれば、おしゃれな箸休め料理を作ってみてください。基本的に彩りのよいレシピは、おしゃれに見えやすいので、なるべくはっきりした色の食材を使うのがおすすめ。
また、ディルやパセリなど、完成後の料理にアクセントを加えられるようなものがあると、華やかでおしゃれな料理にグレードアップしやすいです。
おつまみにも最適なレシピ2選
①オイルサーディンのレモンマリネ
缶詰のオイルサーディンと、トマトでできるさっぱりな箸休めレシピを、ぜひバーベキューに取り入れてみてください。食材は薄くスライスした玉ねぎとざく切りのトマト、オイルサーディンだけなので簡単です。
油を切ったオイルサーディンを適度なサイズにカットし、調味料と合わせたら、トマトと玉ねぎの上に乗せます。オイルサーディン自体に油があるため、調味料は塩・醤油・レモン汁だけのシンプルな構成です。スパイス類などをプラスして、自分好みの調味料を考えるのもよいでしょう。
ちょっとした手間暇で美味しいレシピにグレードアップ
シンプルな箸休めレシピですが、野菜にちょっとした手間暇をかけることによって美味しいレシピにグレードアップします。例えば玉ねぎはスライスした後、水にさらすと辛味が消えて食べやすくなるので、5分程度その行程を挟むのがおすすめです。
トマトも皮を剥くことによって味が馴染みやすくなり、舌触りもよくなります。バーベキュー中に湯剥きをするのが面倒な場合は、自宅で終わらせておくとスムーズに調理できるでしょう。
材料 (4人分)
オイルサーディン
1缶
玉ねぎ
1/2個
トマト
1個
☆レモン汁(ポッカレモン100)
大さじ1
☆醤油
小さじ1
☆イタリアンソルト
少々
②野菜のディップ
新鮮な野菜のうまみを感じられる『野菜のディップ』は、箸休めにもおつまみにもぴったりなレシピです。マヨネーズ・梅はちみつ・にんにく・アンチョビソース・塩を混ぜ合わせればディップソースの完成なので、あとは適当なサイズにカットした野菜と一緒に並べましょう。
にんにくが食欲をそそり、アンチョビの風味がお酒にも合います。ソースはあらかじめ自宅で作っておいた方が楽なので、完成させてから持参してみてください。
普段食べない野菜をピックアップするのがおすすめ
生の野菜をおいしく食べられるレシピなので、普段食べないような食材をピックアップしてみてはいかがでしょうか。例えば赤大根やラディッシュ、カリフラワーなどなかなか家庭料理には馴染みのない野菜を、積極的に食べるきっかけになります。
また、彩りのいい野菜を選ぶことで見た目にもおしゃれになるので、SNS映えを気にする方は華やかな食材を選ぶのがおすすめです。
材料
マヨネーズ
大さじ2
梅はちみつ
小さじ1
アンチョビソース
小さじ1
にんにく(すりおろし)
1片
塩
少々
子供も喜ぶレシピ2選
①ツナにんじんシリシリ
沖縄の家庭料理でもある『ツナにんじんシリシリ』は、バーベキューの箸休めに最適です。たっぷりのにんじんが入っていますが、ツナが効いているので、お子さんでもパクパク食べられます。作り方も簡単で、まずは千切りにしたにんじんと、ツナ缶をフライパンでしっかり炒めてください。
その後塩コショウを加えたら、溶き卵とめんつゆを合わせたものをフライパンに投入します。卵がしっかり固くなるまで炒めたら完成なので、すぐに作れる手軽さも魅力です。
にんじんはあらかじめ準備してくと楽
簡単に作れるレシピですが、にんじんの千切りを準備するのは面倒です。そのため、あらかじめ千切りにしておいたにんじんを、バーベキューに持参するのがおすすめ。後は具材を炒めるだけなので、ササッと簡単に作れるでしょう。
本場の沖縄では、にんじんを専用の調理器具で千切りにします。適度なサイズ感と厚みにカットできるため、気になる方はぜひ使ってみてください。
材料 (2人分)
ツナ缶
1缶
にんじん
1本
卵
1個
塩コショウ
適宜
②焼きリンゴ
子供も喜ぶバーベキューの箸休めレシピが、『焼きリンゴ』です。自宅でもフライパンを使って作れますが、バーベキューの炭火で作るとより一層旨味が引き立ちます。まずはりんごを16等分に皮付きでカットし、バターが溶けたスキレットの上に並べてください。
その後サトウキビをりんごの上にかけて、アルミホイルで蓋を作ったらしばらく放置です。サトウキビが溶け、りんごが柔らかくなっていたら食べ頃なので、シナモンやはちみつをかけて食べてください。
アイスやパンと合わせるのもおすすめ
焼きリンゴをそのままで食べるのもおすすめですが、他の食材と組み合わせると、デザート感覚でも楽しめます。例えば完成した焼きリンゴとアイスを同じ器に入れると、子供から大人まで喜ぶスイーツになるでしょう。
また、バターを塗って焼いたパンの上に焼きリンゴを乗せるのも美味しいので、ぜひ試してみてください。
材料 (2-3人分)
りんご
1個
バター
20g
サトウキビ
大さじ1
ハチミツ
適当
シナモン
適当
バーベキューには箸休めを用意しよう!
お肉をたくさん食べるバーベキューでは、箸休めになるようなレシピを用意するのがおすすめです。箸休めを挟むことによって気分が変わり、主役のお肉もたくさん食べられるようになるでしょう。
ただし、箸休めレシピは、その時のシーンやニーズに合わせてチョイスしてみてください。お酒を飲む場合は、おつまみにもなるようなレシピを選ぶと場が盛り上がります。一方子連れの場合は、お子さんも食べやすいレシピを選ぶとよいでしょう。ぜひ、その時に最適な箸休めレシピを見つけてみてください。
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