ピルツ15 T/C
フィールドア ワンポールテントTC 400
オールウェザーブランケット ハイマウント
キャンパーモック
冬でもキャンプは楽しめる
冬季だけの魅力が豊富
秋から冬にかけてのキャンプはシーズンオフの時期です。しかし、寒い時期のキャンプは夏場にはない魅力が豊富。例えば汗ばむことがなくなるため不快感が減ります。また、気温が低くなることで長時間焚き火をしても暑くありません。
さらに、温かい料理も汗ばむことがなく味わえるなどシーズンオフの時期だからこその楽しみ方が豊富です。他にも気温低下したことにより蜂やアブなどの害虫が少なく虫が苦手な人にも向いています。
装備も大切に
冬キャンプは冬用のテントを使用したからといってテント内が大幅に暖かく、快適になるというわけではりません。大切なのは寒さに対する装備や過ごし方です。そのため、今回はワンポールテントでも取り入れられる寒さ対策などを紹介します。
ワンポールテントは冬にもおすすめ
設営が簡単
ワンポールテントはメインフレームを1本しか使わず、ペグダウンしたあと中から押し上げるだけで設営できる組み立て方が分かりやすいテントです。
ワンポールテントは、ドームテントのようにスリーブにポールを通していく必要がないため、手袋をした状態でも組み立てしやすい構造です。また、短時間で設営できるため、寒い中での長時間の作業が避けられます。このように設営のしやすい部分は冬キャンプでは特に非常に大きな魅力となるでしょう。
使い方が豊富
ワンポールテントは種類が豊富なところも魅力です。例えばフライシートとインナーの大きさがあまり変わらず大人数で使えるモデルやインナーがフライシートの半分程度の大きさしかなく、広い前室があるタイプもあります。前室にストーブを置いたり、シェルターとして使ったりと使い方が豊富なため冬に向いています。
特にワンポールテントの一種のベルテントは、壁が立ち上がっており、室内が広いためより快適な冬キャンプができます。
寒い時期にワンポールテントを使うには
高さや広さを活かしカンガルースタイルを取り入れる
使用するワンポールテントがスカート付きの冬用モデルの場合は、カンガルースタイルという方法もあります。カンガルースタイルとはシェルターや大きなテントの中に小さなテントを設営する方法のことです。
ワンポールテントのインナーを使わずシェルターにしてから、ワンポールテントの中に小型のドームテントを設営することで暖かい空間が作れます。近年はカンガルースタイルをするためのテントも多数発売されおり寒い時期におすすめです。
通気性を活かしストーブを導入する
ワンポールテントは出入り口が大きく開く構造になっているものも多く、通気性の高いモデルが豊富です。通気性が高いと石油ストーブや薪ストーブの導入がしやすくなります。また、ワンポールテントの種類によっては薪ストーブの煙突を通す煙突ポートがある便利なモデルもあります。
ストーブを導入すると、冬キャンプでもTシャツだけで過ごるほどテント内の温度が上昇するため非常に快適です。
暖かいフロアを作る
冬は地面からの冷え込みが強いため、暖かい床を作ることで快適な冬キャンプが可能になります。厚手の銀マットにラグ、さらにキャンプマットを敷くようにして何重にもマットを敷いていきましょう。少なくとも冷えを緩和するためには2枚以上のマットが必要です。
寒さを意識したテントの選び方
インナーサイズが重要
ワンポールテントはソロ用でもファミリー用でもインナーサイズを確認しましょう。ハーフインナーの場合は半分が寝室、もう半分が前室となるため大きなストーブやコットが導入できない可能があります。
反対にテント全体を占めるインナーの場合はコットを複数入れられますが、前室が広くありません。このように差があるため、使い方に応じた構造か確認しましょう。
薪ストーブを使う場合は煙突ポートの確認
ファミリー向きの大型ワンポールテントには煙突ポートがある場合があります。国内のメーカーでは煙突ポートを設けているテントは少ないですが、海外のブランドは煙突ポート付きのテントも豊富です。そのため、薪ストーブを使うことを前提にワンポールテントを選ぶ場合は煙突ポートの有無を確認しましょう。
TC素材は寒い時期にもおすすめ
冬はTC素材のワンポールテントを選ぶことも大切。TC素材は保温性や通気性があり夏に涼しく冬に暖かいとされています。また、熱に強く火の粉が一瞬触れただけでは穴が開くことはないため、テントの近くで焚き火ができます。
さらに吸水性があるため、結露が発生しても一定量は吸い上げてくれます。そのため、雨のようにテント内に結露が降り注ぐことはありません。このようにTCテントは冬でも快適に過ごせるためおすすめです。
寒い時期におすすめのワンポールテント3選
1:DOD ムシャテント
ムシャテント
ムシャテントはDODが発売するソロ向きのワンポールテントです。TC素材を採用しておりテントの近くで焚き火ができます。また、キャノピードアはサイドウォールのようにして使用できるため、風の吹込みを防ぎながら前室でくつろげます。
さらに、本品は290×290×高さ183cmもの大きさがあり、対応人数は1人ですがゆとりのある大きさです。
2:ワンポールテントTC 400
フィールドア ワンポールテントTC 400
昔ながらの前室が小さいシンプルなFIELDOORのワンポールテントです。コスパが高くTC素材のため通気性や保温性により冬キャンプでも快適に過ごせるでしょう。
また、TC素材のためテントの近くで焚き火もしやすいモデルです。大きさは400cm×350cm×高さ215cm、対応人数は4人となっておりファミリーキャンプおすすめです。
3:キャンパルジャパン ピルツ15 T/C
ピルツ15 T/C
本品はキャンパルジャパンが発売するファミリーキャンプにおすすめのTC素材のワンポールテントです。対応人数は8人となっており430×430×高さ310cmの非常に大きいモデルでなおかつ、天井には煙突ポートがあるため薪ストーブの導入もできます。
ベンチレーションは全部で5所あり、さらにメッシュパネルがあるため通気性が高くテント内の温度が管理しやすいでしょう。
おすすめの便利アイテム3選
1:湯たんぽ
ロゴス 湯たんぽ
テントで寒さに備えるのではなく防寒対策グッズで寒さに備えると快適な冬キャンプが可能になります。例えば湯たんぽを事前に寝袋の中に入れておくと、暖かい寝袋になり寝付きやすくなります。また、足元からの冷えを防いでくれるため非常に便利です。
湯たんぽにはさまざまな種類がありますが、例えばロゴスが発売する湯たんぽは柔らかい素材でできているため、肌触りがいいため足元に入れても違和感をあまり感じないでしょう。
2:オールウェザーブランケット
オールウェザーブランケット ハイマウント
オールウェザーブランケットはNASAが開発した多目的に使える非常に便利なシートです。銀マットの下に敷いたり、グランドシートとして使ったりとキャンプでも多彩な使い方ができます。断熱効果がレジャーシートよりも高く、コンパクトで軽量になるためおすすめです。
また、エマージェンシーシートやタープとしても活用できるため、荷物をできるだけ減らしたい徒歩でのキャンプにも向きます。
3:キャンパーモック
キャンパーモック
地面からの冷えを防ぐためにも暖かい靴は重要になります。例えばワークマンのキャンパーモックは暖かく防炎加工素材を使用をシヨしているため、焚き火をしているときでも使いやすい靴です。ブーツタイプよりも脱ぎ履きしやすい靴です。
テントよりも備えが重要に!
スカートが付いていたり、TC素材だったりと冬キャンプに向くテント、反対にスカートがなかったりフルメッシュインナーだったりと冬にはあまり向かないテントもあります。しかし、冬用のテントを使ってもテント内を暖かくする工夫が必須になるためテントよりもアイテムが重要です。
カンガルースタイルをしたり、コットを利用したりと暖かく過ごせるような工夫しながらワンポールテントで楽しい冬キャンプをしてください。
冬キャンプが気になる方はこちらもチェック!
冬キャンプは気温が夏のキャンプとは大幅に異なることから、過ごし方や楽しみ方も大きく変わります。当サイトには、冬キャンプの過ごし方や楽しみ方に関するさまざまな記事があるのでよかったらチェックしてください。
冬キャンプで大切な10つの注意点!準備で必要な道具や寒さ対策をご紹介!
最近冬キャンプですが、冬キャンプには夏キャンプには無い楽しみがあるとともに危険な注意点もたくさんあります。当然のことですが冬のキャンプは寒さ...
冬キャンプ《初心者向け》徹底ガイド!必須の装備・道具8選&過ごし方をご紹介
初心者の人が冬キャンプに出かける際に気になる、過ごし方や装備や道具について紹介して行きます。冬キャンプ初心者も冬キャンプの醍醐味を知れば、出...