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【初心者必見】冬キャンプの寝床作り・4つのポイント。寒さ対策をして快眠をゲット!

冬キャンプを快適に過ごすには服装だけでの寒さ対策では寝る時に地面からの冷気を強く感じて寝られないこともあります。そのため、冬キャンプでは暖かい快適な寝床を作ることも重要です。今回はどのように寝床や快適寝られるコツを紹介します。
更新: 2022年11月4日
揚げ餅
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冬キャンプは底冷えに注意

下からの冷えが意外と手強い

Photo byPexels

冬は気温が低くても、防寒着で厚着をしたりストーブでテント内を温めたりするため快適に過ごせます。しかし、いざ寝ようと思うと地面からの冷気を感じてしまい満足に睡眠を取ることができない場合も少なくありません。

また、地面からの冷えはテント内を温めても地面が冷えているため暖房の効果が薄くなります。そのため、快適に冬キャンプを楽しむには暖房や厚着だけでは対処しづらい地面からの冷えにきちんと対応する必要があります。

装備も大切

底冷えしないように地面からの冷えだけを対策すれば冬キャンプが快適になるというわけではありません。冬キャンプは冬用のアイテムが必要になります。例えば4シーズン向きの寝袋よりも寒さに強い厳冬期用寝袋があると快適に過ごせるようになるでしょう。

テントもスカートがあるモデルのほうが風がフライシートの中に吹き込まなくなるため、過ごしやすくなります。このように気温と地面からの対策が必須になることを覚えておきましょう。

底冷えしない寝床の作り方

服と同じように重ねる

地面からの寒さが伝わりにくい寝床を作る方法は、重ね着をして暖かく過ごすようにマットなどを重ねていくだけです。重ねるだけとだと簡単そう聞こえるかもしれませんが、マットを幾重にも重ねる必要があるため夏のキャンプよりも装備が必要になります。

ラグや毛布(ブランケット)が必須

Photo byPublicDomainPictures

夏のキャンプではテントのボトム(床面)に直接マットを敷いて寝るパターンが多いですが、冬キャンプではそれだけだと寒さが伝わってきて寒く感じる原因になります。そのため、ボトムの上にラグや毛布などを敷いたりマットを二重にするなどして断熱性を高くする工夫が必須です。

例えば下から順に厚手の銀マット、ラグそしてインフレータブルマットの3層構造にしてから冬用の寝袋を使うことでより暖かい寝床が作れます。

コットの利用もおすすめ

コールマン コット

出典:楽天
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コットとはアウトドアで使える簡易的なベットです。コットを利用すると地面と体が離れるため床からの冷えを軽減できます。そのため、予算や荷物に余裕があればコットの利用もおすすめです。

ただし、コットだけ冷えを完全に軽減できるわけではありません。そのためコットで寝るときも保温性が高いインフレータブルマット使用することでより寒さを感じにくい寝床が作れるようになります。

快適な寝床を作る2つのポイント

1:断熱性能の高いマットを使う

キャンプで使うマットにはクローズドセルマットやエアーマット、インフレータブルマットの3種類があります。冬キャンプでは、保温性や断熱性の高いマットを必須です。クローズドセルマットは発泡樹脂で価格も安く携帯しやすいですが、保温性に関してはエアーマットやインフレータブルマットに軍配が上がります。

そのため、冬キャンプで快適な寝床を作るにはクローズドセルマットではなくエアーマットかインフレータブルを使いましょう。

R値を参考に

初心者の方は冬キャンプの寝床を作る時に参考にしてほしいのがR値です。R値は全てのマットに記載されているわけではありませんが、断熱性を示す値となっており5以上のマットだと快適な寝床が作れる寒さに強いモデルです。

2:マットを複数使う

マットを複数使うというのも暖かい寝床を作るコツ。ただし、上記の例に習って二枚のマット全てがR値が高いものを用意する必要はありません。薄い銀マットを2枚用意しても寒いためマットを複数使うときは保温性の高いマットが1枚、もう1枚はクローズドセルマットでも大丈夫です。

銀マットを使うときはクローズドセルマットよりも薄いものが多いため、できるだけ厚手の銀マットを使うようにしましょう。

寝袋の保温性を高める2つのコツ

1:厚着した状態で眠らない

Photo byirhap

冬キャンプは寝るときの服装にも注意しましょう。厚着をしたまま寝袋に入ると寝袋に体温が伝わらずいつまでも寝袋が冷たいままになりやすく逆効果になります。重ね着をせずパーカーやフリースなどの適度に保温性のある服装で寝るようにしましょう。

寝袋の快適温度と気温が合う状態でなおかつきちんと寝床が作れていたら厚手の防寒着を着て寝なくても過ごせるようになるでしょう。寒さに弱い方は後述するインナーシュラフを追加してください。


2:寝袋に一工夫を

インナーシュラフ コールマン

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真冬は厳冬期用の寝袋を使うのがおすすめですが、4シーズン向きの寝袋でも冬キャンプが楽しめるようになる方法もあります。例えば4シーズン向きのシュラフにインナーシュラフを追加すると保温性が高くなり快適に睡眠が取れます。

インナーシュラフにも寝袋同様に薄手や厚手などの種類があるため保温性の違いに注意して選びましょう。特に寒さに弱い方や冬キャンプ初心者の方は暖かいフリース素材のインナーシュラフがおすすめです。

夏用の寝袋を使うのもおすすめ

封筒型の寝袋は二枚重ねて使えるものもあります。キャンプ初心者でまだ厳冬期用の寝袋がない場合は夏用の封筒型寝袋と4シーズン向きの寝袋を重ねてみるのもおすすめです。保温性が高くなり寒さに強くなります。

暖房器具の利用もおすすめ

電気毛布とホットカーペットが便利

Photo byPexels

冬キャンプは寒さ対策を兼ねて電源付きサイトの利用もおすすめです。電源付きサイトを借りると暖房器具が使えるようになるため、初心者でも過ごしやすい暖かい寝床が作れます。

例えばホットカーペットを利用して銀マット、ラグ、ホットカーペットと重ねていくと暖かい寝床が作れます。特に電気毛布は寝袋の下に敷いたり寝袋中に入れたりと多彩な使い方ができるためホットカーペットよりも汎用性が高く冬キャンプの寒さ対策におすすめです。

ポータブル電源でも利用できる

電気ストーブの消費電力は800W~1200Wとなるためポータブル電源で長時間使用しづらいアイテムです。一方、電気毛布の消費電力60W程度、ホットカーペットでも2畳(176×176cm)でも500W程度と消費電力が低めのため、ポータブル電源でも長時間駆動できる暖房器具です。

ポータブル発電機は音が出るため使えないキャンプ場が多いですが、ポータブル電源は静音性が高くキャンプ場でも問題なく使えます。

低温やけどに注意

電気毛布やカーペットを使用した場合は低温やけどに注意しましょう。低温やけどは高温のやけどよりも気づきにくいため重症化しやすい火傷です。熱めのお風呂と変わらない40度程度でも長時間肌に直接触れていると火傷します。

身近にあるものでも寝床が作れる


ダンボールは断熱性が高い

夏のキャンプと比べるとどうしても保温性の高い厚みのあるマットや複数のマットが必要なるため予算がかかります。しかし、身近にあるもので快適な寝床を作ることも可能です。

例えばダンボールを使用すると薄手のマットやクローズドセルマットを使用していても快適な寝床が作れると好評です。ただしR値が5や6などの断熱効果が高いマットと比べると寒さに弱いため注意しましょう。そのためある程度寒さに強い方に向いている方法となります。

ダンボールは使い勝手いい

ダンボールは非常に使い勝手のいいアイテム。ドラッグストアやスーパーで無料でもらえる点や薄くなるため保管に困らないところもポイントです。また、燃えるゴミとして廃棄できるため使わなくなったら捨てやすいなどの魅力が豊富です。

ただし濡れてしまうとマットの代用としては使えません。そのため、吸水性がある点に注意し結露などの水分を吸わないように壁から少し離して利用するなどの工夫が必要です。

冬キャンプはマットを複数使うと快適

Photo byPexels

冬キャンプで眠れない原因となる床からの冷えは、冷気と異なり服装だけでは防げません。そのため、マットを複数枚使用して重ねて断熱性能を高くしていきましょう。使用するマットは冬キャンプに対応した断熱性能の高いものがおすすめです。

また、今回は寝床の作り方のコツということで寝床の作り方や快適に眠るためのポイントを紹介しましたが、気温に応じた装備を選ぶことも冬キャンプでは重要です。きちんと準備して行いましょう。

冬キャンプの装備が気になる方はこちらもチェック!

冬キャンプは夏のキャンプと異なり厳しい寒さに対応できる装備が必須です。当サイトには冬キャンプの装備や過ごし方に関するさまざまな記事があるため冬キャンプに興味がある方はよかったらチェックしてくださいね。

【冬キャンプデビューしたい!】やっぱり冬もキャンプを楽しみたいんです!のイメージ
【冬キャンプデビューしたい!】やっぱり冬もキャンプを楽しみたいんです!
冬キャンプの魅力を伝える企画として、11月より寄稿させていただく「ソウカワヨウスケ」です。アウトドア経験はあるものの、冬キャンプは初心者。そんな私が道具を買い集めるところから冬キャンプを楽しむ魅力をお伝えします。